介護とキャリアの狭間で揺れるあなたへ：義両親の介護問題と、これからの働き方を考える
介護とキャリアの狭間で揺れるあなたへ：義両親の介護問題と、これからの働き方を考える
この記事では、将来の介護問題に直面し、キャリアと家庭の両立に悩むあなたへ、具体的なアドバイスと解決策を提示します。特に、義両親の介護について、ご自身の本音と向き合いながら、どのように主人とコミュニケーションを取り、今後のキャリアプランを立てていくか、一緒に考えていきましょう。
まず、今回の相談内容を整理しましょう。
結婚して1年、義実家から電車で30分のところにマンションを購入し夫婦二人暮らしです。夫婦共に30代前半で共働きです。子供はいません。
先日、老人介護施設での虐待の話を主人としていた時、主人が「うちの親も（義母の母親の）介護で苦労したから自分は人に迷惑かけずに施設に入るって今は言ってるけど、虐待とか心配だし本心は家で看てもらいたいはずだと思うんだよね～」と言いました。
なんて返していいのかわからず、私は「うちの母（実母）は本気で施設に入りたいって言ってるし、全ての施設で虐待があるわけじゃないと思うよ」と言ったのですが納得していない様子でした。
結婚前、義母本人から息子は長男だけど、私は将来海の見える施設に入りたいと思っているし、お互い気を遣っちゃうから同居はまったく希望してないから その辺は安心してね、お父さん（義父）は私より長生きはしなそうだしね～アハハ～ と言われています。
※義母は20年近く実母（主人の母の母）を介護をしており、実母は15年ほど義母（私の父の母）を介護しています。二人とも自宅介護でとても苦労しています。義祖母の介護の様子はあまりわかりませんが、私の祖母の介護は壮絶です。家中にもらしまくるおしっこうんちの掃除（おむつを嫌がり自分で取ってしまう）、暴力をふるう祖母をなだめ落ち着かせ時には力ずくで押さえる、祖母の為に作った料理を一口も食べずに床に（わざと）こぼす…等 週5回、デイケアに行っていますがそれでも大変な状況です。私の母は「お母さんの人生は15年前で終わったようなもの」と笑いながらですが言っています。何も手伝わないくせに父は祖母を施設に預けるなんてもってのほか と思っているようです。とても田舎なので施設に預けるのは子供に先立たれた人くらいで、自宅で看るのが当たりまえ。施設に預ける＝人でなし と指を差されるような時代錯誤な町です。
私は義母も義父も大好きです。とてもいい方たちで、こんなお家に嫁げて幸せ者だと常々思っています。
しかし、祖母の壮絶な介護を見てきましたので 大好きだから介護もできる！ とは思えないのです。私自身もちろん介護のプロではありませんし、面倒見のよい性格でもありません。自信もない、責任も取れないのに やってみようかな！ と気軽に言えるものじゃないことも知っている。 大好きな義両親の介護をすることで、少しでも嫌いになったりしたくない。
質問は下記に箇条書きさせていただきます。全てでなくても構いません。ご意見、アドバイス等 いただけますでしょうか。
- 上記のこと（私の本心）を主人に言った方がいいのでしょうか？言わない方がいいのでしょうか？
- 主人は家で看たいと思っているのでしょうか。その場合は誰が看る…？
- 実際施設は虐待が行われているところが多いのでしょうか？
- 義両親も実母も本心では家で看てほしいのでしょうか？
- 施設に預けることは（私の地元で行われているように）後ろ指刺されるようなことなのでしょうか？
- 主人がどうしても家で看たいというのであれば、主人⇒介護 私⇒大黒柱 を提案してもよいのでしょうか？プライドが傷つく？
- こんなに介護を拒否する私は冷たい嫁なのでしょうか？わがままでしょうか？
疑問点があれば補足させていただきますので、何でも聞いてください！真剣に悩んでいますので必要な情報であれば補足に書かせていただきます。
ちなみに、義両親は70代前半でまだまだ元気。ゴルフだ海外旅行だ習い事だと人生を謳歌しています。
主人は義両親の気持ちは本人に聞くしか（正解は）わからないことは重々承知しています。しかし話題が話題だけにストレートに聞けずにいます…補足私の地元では嫁ぐ＝将来の介護要員決定 みたいな感じなので悩んでしまいました。それが原因かわかりませんが30~50代の独身男性が本当に多い。女性はみんな町の外にお嫁に行くから…私もそんな閉鎖的で皆と少し違うことしただけで後ろ指刺される町に嫌気がさし18で地元を離れました。もしサポートしてほしい というのであれば喜んでさせていただきます。でも、責任を持ってメインでやってほしいと言われたらしたくないんです。介護が苦じゃない人、するのが当たり前だと思える人、仕方ないと割り切れる人…そういう人もいるんだからあなたもできるでしょ？って言う考えも信じられません…皆が皆、うちの祖母（うんちを投げる、おしっこ垂れ流し、おむつ拒否、暴力的）のようになるわけではないと頭では分かっているのですがそうなる可能性があることを気安く引き受けることも依頼する事も理解ができなくて。一度引き受けたことを途中で辞める方が傷つけるんじゃないかとも思ってしまうのです。介護施設に否定的な考えを持っている、今介護している人たちは 自分もゆくゆくは子供もしくは嫁に介護されたいのでしょうか…悩みやすい性格でなんかすみません…
1. 介護問題への第一歩：夫との率直な対話
まず、最も重要なのは、ご主人とのコミュニケーションです。あなたの本心を伝えることは、今後の関係性を良好に保つために不可欠です。しかし、どのように伝えれば良いのでしょうか？
- タイミングを選ぶ：ご主人がリラックスしている時間を選びましょう。食事中や、二人でくつろいでいる時など、落ち着いて話せる状況が理想的です。
- 感情を込めて伝える：あなたの不安や恐れ、そして義両親への愛情を正直に伝えましょう。「お義父さん、お義母さんのことは本当に大切だし、尊敬している。でも、おばあ様の介護を見て、自分には同じようにできる自信がないんだ」といったように、具体的に話すことで、ご主人の理解を得やすくなります。
- 一方的な意見を避ける：あなたの考えだけでなく、ご主人の意見も尊重する姿勢を見せましょう。「あなたはどう考えているの？」「何か不安なことはある？」など、相手の気持ちを尋ねることで、建設的な対話につながります。
- 具体的な提案をする：感情的な話だけでなく、具体的な解決策を提示することも重要です。例えば、「もしもの時は、プロの介護サービスを利用することも視野に入れたい」など、現実的な選択肢を提示することで、ご主人の不安を軽減し、共に未来を考える姿勢を示すことができます。
この対話を通じて、ご主人の本音や考えを理解し、お互いの希望や不安を共有することが、介護問題に対する最初のステップとなります。
2. ご主人の本心を探る：介護に対する意識の理解
ご主人が「家で看たい」と考えているのか、それとも他の選択肢を模索しているのか、その本心を探る必要があります。そのためには、以下のようなアプローチを試してみましょう。
- 過去の経験を振り返る：ご主人が義母の母親の介護で苦労した経験について、詳しく話を聞いてみましょう。何が大変だったのか、どんなサポートがあれば良かったのか、具体的なエピソードを聞くことで、ご主人の介護に対する考え方を理解することができます。
- 介護に対する理想を尋ねる：ご主人にとって、理想的な介護の形はどのようなものなのか、率直に尋ねてみましょう。「もし介護が必要になったら、どんな風に過ごしたい？」「どんなサポートがあれば安心できる？」など、具体的な質問をすることで、ご主人の本音を引き出すことができます。
- 介護に関する情報を提供する：介護保険制度や、介護サービスの現状について、情報を提供しましょう。例えば、介護施設の種類や、自宅介護をサポートするサービスなど、さまざまな選択肢があることを伝えることで、ご主人の視野を広げ、より現実的な判断を促すことができます。
- 専門家の意見を聞く：介護に関する専門家（ケアマネージャー、社会福祉士など）の意見を聞くことも有効です。専門家は、介護に関する知識や経験が豊富であり、客観的なアドバイスを提供してくれます。
ご主人の本心を探る過程で、お互いの考え方や価値観を共有し、将来の介護に対する共通認識を深めることが重要です。
3. 介護施設の現実：虐待の可能性と、その他の選択肢
介護施設での虐待は、決して無視できない問題です。しかし、すべての施設で虐待が行われているわけではありません。虐待のリスクを理解し、適切な施設を選ぶことが重要です。
- 施設の情報を収集する：施設の評判や、過去の事例について、情報を収集しましょう。インターネットの口コミサイトや、地域の情報誌などを参考に、客観的な情報を集めることが大切です。
- 施設の見学をする：実際に施設を見学し、施設の雰囲気や、スタッフの対応などを確認しましょう。入居者の表情や、施設内の清潔さなども、重要な判断材料となります。
- 虐待防止の取り組みを確認する：虐待防止のための具体的な取り組み（研修の実施、監視カメラの設置など）を行っている施設を選びましょう。
- 自宅介護の選択肢も検討する：自宅介護を選択する場合、介護保険サービスや、民間の介護サービスを利用することで、負担を軽減することができます。
介護施設だけでなく、自宅介護や、その他の選択肢についても検討し、ご自身とご主人の状況に合った最適な方法を見つけることが大切です。
4. 介護に対するあなたの本音：罪悪感を手放す
介護を拒否することに対する罪悪感は、多くの人が抱える感情です。しかし、無理をして介護を引き受けることが、必ずしも良い結果をもたらすとは限りません。あなたの本音を大切にし、無理のない選択をすることが重要です。
- 自分の気持ちを認める：介護に対する不安や、自信のなさを認めることから始めましょう。無理をして介護を引き受けることは、あなた自身の心身の健康を損なうだけでなく、介護を受ける側の負担にもなりかねません。
- 周囲の理解を求める：ご主人や、義両親に、あなたの本音を伝え、理解を求めましょう。あなたの気持ちを理解してもらうことで、罪悪感を軽減することができます。
- プロの力を借りる：介護に関する専門家（ケアマネージャー、社会福祉士など）に相談し、客観的なアドバイスを受けましょう。専門家は、あなたの状況に合った、適切なサポートを提供してくれます。
- 選択肢を広げる：介護施設、自宅介護、その他の選択肢を検討し、あなたの状況に合った最適な方法を見つけましょう。
あなたの本音を大切にし、無理のない選択をすることで、あなた自身の心身の健康を守り、介護問題に対するより良い解決策を見つけることができます。
5. 介護とキャリアの両立：あなたのキャリアプランを考える
介護問題は、あなたのキャリアにも大きな影響を与える可能性があります。介護とキャリアを両立させるためには、事前に計画を立て、必要な準備をしておくことが重要です。
- キャリアプランを明確にする：あなたのキャリア目標を明確にし、介護問題がキャリアに与える影響を予測しましょう。
- 会社の制度を確認する：介護休業や、時短勤務など、会社の介護に関する制度を確認しましょう。
- 周囲に相談する：上司や同僚に、介護問題について相談し、理解と協力を求めましょう。
- 情報収集をする：介護に関する情報（介護保険制度、介護サービスなど）を収集し、必要な知識を身につけましょう。
- 専門家への相談を検討する：キャリアコンサルタントや、介護に関する専門家（ケアマネージャー、社会福祉士など）に相談し、アドバイスを受けましょう。
介護とキャリアの両立は、容易なことではありません。しかし、事前に計画を立て、必要な準備をしておくことで、両立の可能性を高めることができます。
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6. 介護問題に対する地域の価値観：多様性を受け入れる
あなたの地元のように、介護に対する価値観が固定化されている地域では、周囲の意見に左右されがちです。しかし、多様な価値観を受け入れ、自分たちの選択を尊重することが重要です。
- 地域の価値観を理解する：地元の価値観を理解し、なぜそのような考え方があるのか、背景を探求しましょう。
- 情報発信する：介護に関する正しい情報や、多様な選択肢があることを、周囲に発信しましょう。
- 理解を求める：周囲の人々に、あなたの考えや、選択の理由を説明し、理解を求めましょう。
- 自分たちの選択を尊重する：周囲の意見に惑わされず、自分たちの選択を尊重しましょう。
地域の価値観に流されず、自分たちの価値観を大切にすることで、より自由な選択をすることができます。
7. まとめ：未来への一歩を踏み出すために
義両親の介護問題は、多くの人が直面する可能性のある問題です。しかし、恐れることなく、ご主人と協力し、あなたの本音と向き合いながら、未来への一歩を踏み出すことができます。
- 対話から始める：ご主人との率直な対話から始め、お互いの気持ちを共有しましょう。
- 情報収集をする：介護に関する情報を収集し、さまざまな選択肢を検討しましょう。
- 専門家の力を借りる：必要に応じて、専門家（ケアマネージャー、キャリアコンサルタントなど）に相談しましょう。
- 自分の気持ちを大切にする：あなたの本音を大切にし、無理のない選択をしましょう。
- 未来を創造する：介護とキャリアの両立を目指し、自分らしい未来を創造しましょう。
あなたの未来が、希望に満ちたものとなることを心から願っています。
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