精神疾患を抱えながらの就労と生活：障害年金、自立支援、そして多様な働き方
精神疾患を抱えながらの就労と生活：障害年金、自立支援、そして多様な働き方
この記事では、精神疾患を抱えながら就労を目指す方々が直面する課題と、それらを乗り越えるための具体的な方法について解説します。特に、障害年金や自立支援制度の活用、多様な働き方の選択肢、そして精神的な健康を維持するためのセルフケアについて焦点を当てます。あなたの抱える不安を理解し、一歩を踏み出すためのサポートをさせていただきます。
統合失調感情障害、双極型、解離性障害と現在の病院では診断されました。私は18の時にてんかん発作を発症。当時就職したてでしたが、厚生年金に入っていました。しばらく通院をしましたが、仕事を休みがちになり、なんとなく、会社の人の悪口が聞こえるようになり、退社せざるおえなくなりましたので、金銭的な面もあり、治療をする事が困難になりました。その後はてんかん発作を何度か起こした事がある様で、彼氏に病院を薦められたりしていましたが、やはり再就職しても悪口（今となっては、幻聴かも）や、不眠、妄想がひどく、2〜3度正社員再就職するも、幻聴、幻覚、妄想、不眠、脱力感、無気力、死にたい気持ちが、食欲不振などか続き辛いですが、病院にはいけず、かと思えば、急に借金してまで、無理な買い物、異常な爽快感？神様への絶対の執着（ごく一般的な神様です）がありました。その後は結婚もしましたが、旦那が仕事をしなくなり、収入もなく、また症状が悪化していく一方で、病院に行くお金はなく、親の援助を恥ずかしながら受けておりましたが、耐えかねて、離婚。今度、は6年前に再婚をし、それでも症状があったものの、我慢をしていましたが、2年前についに耐えきれず、病院へいきました。それはてんかん発作で入院したクリニックでなく、個人医です。そこへは何とか体を振り絞り、行きましたが、神経衰弱といわれ、抗鬱薬などを貰い2回ほど通いましたが、全く薬が効かなあい為、やっぱり薬では治らないんだ…私が悪いんだとせめて、塞ぎ込みました。それからも症状に苦しみながらも、我慢をし、今年5月末に急な激痛の腹痛があら、救急搬送され、原因が、左卵管破裂によるもので、一刻を争うとの事で、緊急オペとなりました。腹部は出血多量で危ない状態だったと後から主治医に聞きました。ですが、オペ3日から、上記の症状他、痙攣を伴う発作、動悸、めまい、息苦しさ、立ち上がる事や、出かける事の出来はい発作が退院しても起こり、藁にもすがる気持ちで、2年前の個人医へ行くと、やはり神経衰弱と…リフレックスなどの薬は増えるがしが更にし深刻し、同じ県のなるべく近い病院で、検査をして貰おうとしたら、2〜3件とも個人医と横繋がりで、まともに診察はなかく、あの先生は先輩だから大丈夫〜とかあの人は同期だから〜君は鬱だから信用出来ないだけだとお金取られて終了…絶望の淵に立たされた私を見かねて家族で相談しつ、てんかんで入院した総合病院にいきました。そこはちゃんと診察してくれました。それで、付いたのは、統合失調感情障害、双極型、解離性障害です。子供二人小さい子がいますので、働かないとマズイですが、自分の事すら出来ないので、障害年金申請、自立支援、障害手帳を取ろうと思っています。自立支援と障害手帳は今日書類を揃えて持って行きました。障害年金は私の場合でるか心配です。貴方の症状なら二級以上主治医通るでしょう とは言って頂けましたが。どうぞお知恵をお願いします。ちなみに、コードはF25でした。補足すいません>_<書き方が悪かったのですが、個人医から現在は総合病院へ行きました>_< 個人医では神経衰弱とばかり書かれ、薬も一向に聞くどころか悪化したため、てんかんで入院していた事のある、総合病院へ転院したら、統合失調感情障害と、双極型、解離性障害、と言われました。だから薬も逆効果であったとも。でも現在の主治医は大丈夫だといいましたが、統合失調感情障害、双極型と記載があり、内容には解離性障害も認めるとなっておりコードはF25だったので、通るかなと心配で（；＿；）
1. 障害年金と自立支援制度について
まず、障害年金と自立支援制度について詳しく見ていきましょう。これらの制度は、精神疾患を抱えながら生活を送る上で、経済的な安定と社会参加を支える重要な基盤となります。
1-1. 障害年金とは
障害年金は、病気やケガによって日常生活や仕事に支障が生じた場合に、国から支給される年金です。障害年金には、国民年金から支給される「障害基礎年金」と、厚生年金または共済年金から支給される「障害厚生年金」があります。どちらの年金を受け取れるかは、加入していた年金の種類によって異なります。
今回の相談者様の場合、統合失調感情障害、双極型、解離性障害という診断を受けており、日常生活や就労に困難を抱えているとのことですので、障害年金の受給対象となる可能性があります。特に、主治医から「二級以上は通るだろう」という言葉があったことは、非常に心強い材料となります。
障害年金の申請には、以下の書類が必要となります。
- 年金請求書：年金事務所または市区町村役場で入手できます。
- 診断書：主治医に作成を依頼します。病状や日常生活の支障について詳細に記載されます。
- 受診状況等証明書：初診の医療機関で作成してもらう必要があります。
- 戸籍謄本または戸籍抄本：本人の身分を証明する書類です。
- その他、必要に応じて提出する書類：年金の種類や状況によって異なります。
申請手続きは複雑に感じるかもしれませんが、年金事務所や社会保険労務士に相談することで、スムーズに進めることができます。専門家のアドバイスを受けることで、適切な書類を揃え、受給の可能性を高めることができます。
1-2. 自立支援医療（精神通院医療）とは
自立支援医療（精神通院医療）は、精神疾患の治療にかかる医療費の自己負担を軽減する制度です。この制度を利用することで、医療費の自己負担額が原則1割になります。また、所得に応じて自己負担上限額が設定されるため、高額な医療費がかかる場合でも安心です。
自立支援医療の申請には、以下の書類が必要となります。
- 自立支援医療（精神通院医療）申請書：お住まいの市区町村の窓口で入手できます。
- 診断書：精神科医に作成を依頼します。
- 医療保険証：加入している医療保険の保険証が必要です。
- その他、必要に応じて提出する書類：所得を証明する書類など。
自立支援医療を利用することで、通院費や薬代の負担が軽減され、治療を継続しやすくなります。経済的な不安を軽減し、治療に専念できる環境を整えることは、回復への第一歩です。
2. 障害者手帳の取得と活用
障害者手帳は、障害のある方が様々な支援を受けられるようにするためのものです。障害者手帳には、身体障害者手帳、療育手帳、精神障害者保健福祉手帳の3種類があります。今回の相談者様は、精神障害者保健福祉手帳の取得を検討されているとのことです。
2-1. 精神障害者保健福祉手帳とは
精神障害者保健福祉手帳は、精神疾患のある方が、様々な福祉サービスや支援を受けられるようにするための手帳です。手帳の等級は、障害の程度に応じて1級から3級に区分されます。等級によって受けられるサービスの内容が異なります。
精神障害者保健福祉手帳を取得することで、以下のようなメリットがあります。
- 税金の減免：所得税や住民税の減免が受けられます。
- 公共料金の割引：公共交通機関の運賃割引、携帯電話料金の割引などがあります。
- 医療費の助成：自立支援医療と併用することで、医療費の負担をさらに軽減できます。
- 就労支援：障害者雇用枠での就職が可能になり、企業からのサポートを受けやすくなります。
- その他：様々な福祉サービスや施設の利用、障害者向けのイベントへの参加など。
精神障害者保健福祉手帳の申請には、以下の書類が必要となります。
- 精神障害者保健福祉手帳申請書：お住まいの市区町村の窓口で入手できます。
- 診断書：精神科医に作成を依頼します。または、精神疾患に関する医療機関での6か月以上の受診歴を証明する書類（自立支援医療受給者証など）でも申請できます。
- 写真：申請書に貼付します。
障害者手帳の取得は、経済的な支援だけでなく、社会参加を促すための重要な一歩となります。手帳を活用することで、様々な支援を受け、より豊かな生活を送ることが可能になります。
3. 多様な働き方の選択肢
精神疾患を抱えながら就労を目指す場合、従来の正社員としての働き方だけでなく、多様な働き方を検討することも重要です。自身の症状や体調に合わせて、無理なく働ける環境を選ぶことが大切です。
3-1. 障害者雇用枠での就職
障害者雇用枠は、障害のある方が働きやすいように、企業が配慮した雇用形態です。労働時間や業務内容、職場環境など、個々の状況に合わせて調整されることが多く、精神疾患のある方にとって、働きやすい環境が整っている場合があります。
障害者雇用枠での就職を目指すには、ハローワークや障害者専門の就職支援機関に相談することが有効です。これらの機関では、求人情報の紹介だけでなく、履歴書の書き方や面接対策、職場定着支援など、様々なサポートを受けることができます。
3-2. 在宅ワーク
在宅ワークは、自宅で仕事をする働き方です。通勤の負担がなく、自分のペースで仕事を進めることができるため、精神疾患のある方にとって、非常に働きやすい選択肢の一つです。
在宅ワークには、以下のような職種があります。
- Webライター：記事作成やコラム執筆など。
- データ入力：企業のデータ入力業務など。
- カスタマーサポート：電話やチャットでの顧客対応など。
- プログラマー：Webサイトやシステムの開発など。
- Webデザイナー：Webサイトのデザイン制作など。
在宅ワークの求人は、クラウドソーシングサイトや求人サイトで探すことができます。未経験でも始められる仕事も多く、スキルアップのための研修やサポートも充実しています。
3-3. 短時間勤務、パート、アルバイト
短時間勤務、パート、アルバイトは、比較的柔軟な働き方です。労働時間や勤務日数を調整しやすいため、体調に合わせて働くことができます。また、様々な職種があり、自分のスキルや興味に合わせて仕事を選ぶことができます。
短時間勤務、パート、アルバイトの求人は、ハローワークや求人サイトで探すことができます。障害者雇用枠だけでなく、一般の求人でも、短時間勤務やパートの募集があります。
3-4. 副業、フリーランス
副業やフリーランスは、自分のスキルや経験を活かして、自由に仕事をする働き方です。自分のペースで仕事を進めることができ、収入を増やすことも可能です。
副業やフリーランスには、以下のような職種があります。
- Webデザイン：Webサイトのデザイン制作など。
- ライティング：記事作成やコラム執筆など。
- プログラミング：Webサイトやシステムの開発など。
- 翻訳：語学力を活かした翻訳業務など。
- コンサルティング：専門知識を活かしたコンサルティング業務など。
副業やフリーランスの仕事は、クラウドソーシングサイトや個人のウェブサイト、SNSなどで探すことができます。自分のスキルや経験を活かして、自由に仕事を選ぶことができます。
4. 就労支援機関の活用
就労支援機関は、障害のある方の就労をサポートする専門機関です。これらの機関を利用することで、就職活動から職場定着まで、様々なサポートを受けることができます。
4-1. ハローワーク
ハローワークは、国が運営する公共職業安定所です。求人情報の提供だけでなく、職業相談や職業訓練、就職支援セミナーなど、様々なサービスを提供しています。障害者専門の窓口があり、障害のある方の就労をサポートしています。
4-2. 地域障害者職業センター
地域障害者職業センターは、障害のある方の職業リハビリテーションを専門に行う機関です。職業評価や職業訓練、職場定着支援など、専門的なサポートを提供しています。また、企業との連携も行っており、就職の機会を広げるための活動も行っています。
4-3. 就労移行支援事業所
就労移行支援事業所は、障害のある方が就労に必要な知識やスキルを習得するための訓練を行う事業所です。プログラムを通して、就職活動の準備や職場でのコミュニケーションスキルなどを学ぶことができます。また、就職後の職場定着支援も行っています。
4-4. 就労継続支援事業所
就労継続支援事業所は、障害のある方が、働く場を提供し、就労の機会を創出する事業所です。A型とB型があり、それぞれの特徴に合わせて、就労支援を受けることができます。
- 就労継続支援A型：雇用契約を結び、事業所で働く。
- 就労継続支援B型：雇用契約を結ばずに、自分のペースで働く。
就労支援機関を利用することで、専門的なサポートを受け、就職活動をスムーズに進めることができます。自分に合った機関を選び、積極的に活用しましょう。
5. 精神的な健康を維持するためのセルフケア
精神疾患を抱えながら就労を続けるためには、精神的な健康を維持するためのセルフケアが不可欠です。日々の生活の中で、意識的にセルフケアを取り入れることが重要です。
5-1. 規則正しい生活習慣
規則正しい生活習慣は、精神的な健康を維持するための基本です。睡眠、食事、運動のバランスを整え、生活リズムを安定させることが大切です。
- 睡眠：毎日同じ時間に寝起きし、十分な睡眠時間を確保する。
- 食事：バランスの取れた食事を3食きちんと摂る。
- 運動：適度な運動を習慣にする。ウォーキングや軽いストレッチなど、無理のない範囲で始める。
5-2. ストレス管理
ストレスは、精神疾患の症状を悪化させる原因の一つです。ストレスを適切に管理し、溜め込まないようにすることが大切です。
- リラックスできる時間を作る：趣味や好きなことに時間を使い、心身をリラックスさせる。
- ストレスの原因を特定し、対策を立てる：ストレスの原因を把握し、具体的な対策を立てる。
- 人に相談する：家族や友人、専門家など、信頼できる人に悩みを打ち明ける。
5-3. 服薬管理
医師の指示に従い、薬を正しく服用することが重要です。自己判断で服薬を中断したり、量を調整したりすることは避けましょう。気になることがあれば、医師や薬剤師に相談しましょう。
5-4. 認知行動療法などの治療
認知行動療法などの治療は、精神的な健康を改善するための有効な手段です。専門家の指導を受けながら、自分の考え方や行動パターンを見つめ直し、より健康的で効果的な方法を学ぶことができます。
5-5. 周囲のサポート
家族や友人、職場の同僚など、周囲のサポートも重要です。自分の病状を理解してもらい、困ったときに助けを求めることができる関係性を築きましょう。また、必要に応じて、専門家のサポートを受けることも大切です。
セルフケアは、精神的な健康を維持するための重要な手段です。自分に合った方法を見つけ、継続的に実践することで、より安定した生活を送ることができます。
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6. まとめ：一歩ずつ、未来へ
精神疾患を抱えながら就労を目指す道のりは、決して平坦ではありません。しかし、障害年金や自立支援制度の活用、障害者手帳の取得、多様な働き方の選択、就労支援機関のサポート、そしてセルフケアの実践を通じて、必ず道は開けます。
今回の相談者様は、障害年金や自立支援制度の申請、障害者手帳の取得を検討されており、非常に前向きな姿勢を持っています。主治医からも「二級以上は通るだろう」という言葉があり、希望を持って進んでいくことができます。焦らず、一歩ずつ、自分のペースで進んでいきましょう。
もし、一人で悩みを抱え込まず、専門家や周囲の人々に相談することも大切です。あなたの努力が、必ず実を結び、より豊かな未来へと繋がることを心から願っています。
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