84歳認知症の母の脳梗塞と今後の選択肢…介護と医療の狭間で私たちができること
84歳認知症の母の脳梗塞と今後の選択肢…介護と医療の狭間で私たちができること
この記事では、84歳のお母様の介護と医療の選択肢について、深い悩みと不安を抱えるあなたへ、具体的なアドバイスと心の支えとなる情報をお届けします。認知症を患い、狭心症の治療中でありながら、脳梗塞を発症し、様々な選択を迫られている状況は、計り知れないご心痛のことと思います。この記事を通して、現状を整理し、より良い選択をするためのヒントを見つけ、少しでもあなたの心の負担を軽減できるよう、具体的な情報とサポートを提供します。
母は、84歳狭心症を患いワーファリンを服用中の認知症要介護3、食欲旺盛の元気者です。ショートステイ先で転倒し肘を骨折。早速手術治療の為ワーファリンの服用を止め数日後の手術を待ちましたが、入院2日後39度近い発熱が続き、原因究明の為血液検査や内視鏡検査を行いましたが1カ月たってもハッキリとした原因がわからず、膠原病の疑いや突発的な血糖値の上昇が起きたりしました。発熱は徐々に上がり下がりしながら落ち着き、ようやく手術可能ギリギリの骨折から3週間目にプレートをあてがう手術が済みました.微熱はつづき食は細りワーファリンの服用が始まりました。術後3日後(当日、日曜日)昼に突然食事を拒否し高いびきで寝込んでしまいました。数十分ご看護士が不審に思ったそうですが気にもせずそれから約6時間後私は見まいに行った時異常なほどの熟睡に不審に思い看護士に相談し脳神経外科医が不在の中、当直医や担当医が約1時間後CT、MRIの画像とり脳血管が詰まった状態と指摘され治療を願ったところワーファリン服用中の脳血管の詰まりを治療することはリスクが高すぎると言われ、そして翌朝脳神経外科の処置を待つと言われ1分1秒を争う処置が必要とされる症状を眺め泣く泣くその日は病院を後にしました。翌日病院に行くとおそらく適切な処置をされたと思うが、耳元で母を呼び掛けると小さく顔をうなずき、右手を握り返す。両足の裏を触ると反応する程度でした。それから2週間の間、食事代わりの点滴とおそらく脳血管に詰まった血液を溶かすべく点滴で少しづつ呼び掛けると反応が改善しました(両目瞼を少し開く位)視線が定まらず、話ができず(あくび以外は口を開けず)左手は全く動きなし。そして相変わらず原因不明の発熱が有ります。2日前担当医と脳神経外科医から4つの選択肢を突き付けられ1つは点滴による栄養でやがて衰弱死させる。2つめは口からチューブで食事を与える。3つめは腿の付け根あたりから高カロリーの点滴を打つ。4つめは胃ロウ。連休明けの24日に整形外科病棟から内科病棟に移され4つのうちの1つの選択を迫られます。転院も含めて何か良い方法、処置はないものでしょうか。日々辛く悲しい思いでいっぱいです。お勧めの病院などあるでしょうか。
1. 現状の整理と理解
まず、現状を整理し、抱えている問題点を明確にすることから始めましょう。お母様の状況は、以下の要素が複雑に絡み合っています。
- 認知症:認知機能の低下により、意思疎通が困難になる可能性があります。
- 狭心症:心臓の病気であり、適切な治療と管理が必要です。
- ワーファリン服用:血液をサラサラにする薬であり、脳梗塞の治療に影響を与える可能性があります。
- 骨折:手術後の合併症や、リハビリテーションの遅れにつながる可能性があります。
- 脳梗塞:脳への血流が途絶え、様々な後遺症を引き起こす可能性があります。
- 原因不明の発熱:感染症や他の病気の可能性があり、体力の消耗につながります。
- 4つの選択肢:医師から提示された治療の選択肢は、それぞれメリットとデメリットがあり、慎重な判断が必要です。
これらの要素を理解し、それぞれの問題点に対する対策を検討することが重要です。
2. 医療的な視点からのアドバイス
お母様の状況は非常に深刻であり、専門的な医療知識が必要です。以下に、医療的な視点からのアドバイスをまとめました。
2-1. 脳梗塞の治療とワーファリン
脳梗塞の治療は、発症からの時間経過によって異なります。発症早期であれば、血栓溶解療法や血栓回収療法が行われる可能性がありますが、ワーファリンを服用している場合は、出血のリスクが高まるため、治療が慎重に進められます。今回のケースでは、脳神経外科医が治療のリスクを考慮し、治療を見送った可能性があります。
しかし、脳梗塞の治療は、時間との戦いでもあります。適切な治療を受けられなかった場合、後遺症が残る可能性が高くなります。現在の状況を詳細に把握し、他の医療機関でのセカンドオピニオンを検討することも重要です。
2-2. 原因不明の発熱への対応
原因不明の発熱は、感染症や他の病気のサインである可能性があります。血液検査、尿検査、胸部X線検査など、様々な検査を行い、原因を特定する必要があります。膠原病の疑いがあるとのことですが、専門医による診断と治療が必要です。発熱が続くと、体力の消耗が進み、他の病状を悪化させる可能性があります。早期に原因を特定し、適切な治療を行うことが重要です。
2-3. 栄養管理と選択肢
医師から提示された4つの選択肢は、それぞれメリットとデメリットがあります。
- 点滴による栄養補給:一時的な栄養補給には有効ですが、長期的には栄養不足になる可能性があります。
- 経管栄養:栄養を確実に摂取できますが、誤嚥性肺炎のリスクがあります。
- 高カロリー輸液:栄養を効率的に摂取できますが、合併症のリスクがあります。
- 胃瘻:長期的な栄養管理に適していますが、手術が必要であり、合併症のリスクがあります。
これらの選択肢は、お母様の全身状態、認知機能、嚥下機能などを総合的に考慮して決定する必要があります。医師とよく相談し、それぞれの選択肢のメリットとデメリットを理解した上で、最適な方法を選択しましょう。
3. 介護的な視点からのアドバイス
お母様の介護においては、医療的なサポートだけでなく、生活の質を維持するための介護的なサポートも重要です。以下に、介護的な視点からのアドバイスをまとめました。
3-1. 意思疎通の工夫
認知症の方とのコミュニケーションは、難しい場合がありますが、諦めずに工夫することが大切です。
- 話すときは、ゆっくりと、分かりやすい言葉で話しましょう。
- 視線を合わせ、笑顔で接しましょう。
- 身振り手振りを交え、伝えたいことを分かりやすく表現しましょう。
- 好きなものや思い出話をして、安心感を与えましょう。
お母様の反応をよく観察し、どのような方法が有効か試行錯誤しながら、コミュニケーションを図りましょう。
3-2. 環境調整
安全で快適な環境を整えることも重要です。
- 転倒防止:床の段差をなくし、手すりを設置するなど、転倒のリスクを減らしましょう。
- 見守り:常に目を配り、異変に気づけるようにしましょう。
- 食事:食べやすいように、食事の形態を工夫しましょう。
- 排泄:排泄のタイミングを把握し、トイレへの誘導やオムツ交換を行いましょう。
お母様の状態に合わせて、環境を調整し、安全で快適な生活をサポートしましょう。
3-3. 介護サービスの活用
介護保険サービスやその他の介護サービスを積極的に活用しましょう。
- 訪問介護:食事、入浴、排泄などの介助を受けられます。
- デイサービス:日中の活動やレクリエーションに参加できます。
- ショートステイ:短期間の入所が可能で、介護者の負担を軽減できます。
- 訪問看護:医療的なケアやアドバイスを受けられます。
これらのサービスを組み合わせることで、お母様の生活の質を向上させ、介護者の負担を軽減することができます。ケアマネージャーに相談し、適切なサービスを検討しましょう。
4. 転院の検討
現在の病院での治療に不安を感じる場合は、転院を検討することも選択肢の一つです。転院を検討する際には、以下の点を考慮しましょう。
4-1. 転院先の選定
脳神経外科、内科、整形外科、リハビリテーション科など、複数の専門科を持つ総合病院を選ぶことが望ましいです。また、認知症の患者さんの受け入れに慣れている病院や、緩和ケア病棟がある病院も検討しましょう。インターネットや地域の医療機関の情報を参考に、いくつかの候補をリストアップし、それぞれの病院の評判や実績を調べてみましょう。
4-2. セカンドオピニオンの取得
現在の治療方針に疑問がある場合は、他の医師の意見を聞く(セカンドオピニオン)ことも重要です。セカンドオピニオンを受けることで、現在の治療方針の妥当性を確認し、他の治療法や選択肢について知ることができます。セカンドオピニオンを受ける際には、これまでの検査結果や診療情報提供書など、必要な資料を準備しましょう。
4-3. 転院の手続き
転院を希望する場合は、現在の病院の主治医に相談し、転院先の病院を紹介してもらいましょう。紹介状やこれまでの診療情報が必要になります。転院先の病院が決まったら、入院手続きを行い、必要な書類を提出しましょう。転院先での治療方針や、今後のケアについて、医師や看護師とよく相談しましょう。
5. 精神的なサポート
介護は、心身ともに負担の大きいものです。一人で抱え込まず、周囲の人々に相談し、サポートを受けましょう。
- 家族や親族:困ったことや悩みを打ち明け、協力してもらいましょう。
- 友人:話を聞いてもらい、心の支えにしてもらいましょう。
- 地域包括支援センター:介護に関する相談や、様々なサービスの情報提供を受けられます。
- 精神科医やカウンセラー:心のケアが必要な場合は、専門家のサポートを受けましょう。
自分の心と体を大切にし、休息を取り、気分転換をすることも重要です。無理をせず、自分なりの方法でストレスを解消しましょう。
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6. まとめ:最善の選択をするために
お母様の状況は非常に複雑であり、様々な困難に直面していることと思います。しかし、諦めずに、最善の選択をするために、以下の点を心がけましょう。
- 情報収集:医療情報、介護情報、利用できるサービスについて、積極的に情報収集しましょう。
- 専門家との連携:医師、看護師、ケアマネージャー、その他の専門家と連携し、相談しながら進めましょう。
- 意思決定:お母様の状態、ご自身の希望、家族の意見などを考慮し、納得のいく選択をしましょう。
- 心のケア:ご自身の心と体を大切にし、無理をせず、休息を取りましょう。
- 後悔しない:最善を尽くし、後悔のないように、一つ一つの選択をしましょう。
この困難な状況を乗り越え、お母様とあなたにとって、より良い未来が訪れることを心から願っています。
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