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老人ホームの親戚を「悪質な人物」から守るには?専門家が教える対策と注意点

老人ホームの親戚を「悪質な人物」から守るには?専門家が教える対策と注意点

この記事では、老人ホームに入居している親戚を守るために、不適切な人物との関わりを断ち切る方法について、具体的な対策と注意点をご紹介します。特に、認知症の初期症状がある高齢者の場合、外部からの影響を受けやすいため、家族や関係者がどのように対応すべきか、事例を交えて解説します。この記事を読むことで、あなたも大切な親族を詐欺やトラブルから守り、安心して生活できる環境を整えるための知識と具体的な行動を得ることができます。

老人施設に入居している親戚のことで、困っていることがあります。

こういったケースに詳しい方、どうすれば良いか教えてください。

89歳の叔父が1年半前から老人施設に入居しています。

施設に入る前も長いこと一人暮らしでしたが、地元で自営の仕事をしていた関係で近所の方、仕事関係の方がひんぱんに出入りしてくれていました。

ひんぱんというのは、1日に最低でも2人、だいたいは3~4人が、ちょこちょこと出入りする感じです。 それぞれ別々にです。

従姉(叔父の娘)は、電車で2時間のところに住んでいて、週1日の休みには、ほとんど叔父のところに来ていました。

私は、近くに住んでいたので、仕事の帰りにですが、ほぼ毎日、顔を出していました。

数年前から、「Sさん」という名前が、叔父の口から、たまに出るようになったのですが、従姉(叔父の娘)も、私もそれまでは聞いたことのない名前で、どういう知り合いかを叔父に聞いても、要領を得ない答えでした。それでも、老人の一人暮らしとは言え、前記のように仕事をしていたので、新しい知り合いも出来るだろうし、さほど気にしませんでしたが、ただ、あまりにも頻繁に来るのが、ちょっと引っかかりました。

叔父の古い友人の中には、奥さんからきっちりお金の管理をされてしまい、行きの電車賃しかないのに、叔父のところに来て、叔父と一緒に喫茶店に行き、コーヒーを飲み、もちろんコーヒー代も、帰りの電車賃も叔父が払う、それを週に2回はやる。という友人もいたのですが、叔父も呆れながらも楽しんでいましたし、従姉も私も、苦笑する程度の話でした。

「Sさん」のほうは、その古い友人とは違い、1円たりとも、叔父のお金を使うことは無かったのですが、
とにかく、なんとなく、ひっかかるというか、私としては違和感を覚える存在でした。

徐々に、叔父も記憶が飛ぶようなことが出てきて、仕事も思うようには進まず、と、いろいろと一人暮らしには支障が出、金銭的にも余裕がなくなってしまったあたりから、その「Sさん」が困ったことをするようになりました。

叔父は、人にお金を貸すことも多かったのですが、古くからの人間関係の中でのことで、困った時はお互い様的な、昔の同業者間ではよくあったことで、きちんと返してもらっていたのですが、叔父は、認知症の極々初期で、新しい出来事から忘れてまうので、
『○○さんにいくら貸しているのが帰ってくれば…』的なことを愚痴るわけです。

すると「Sさん」が○○さんに電話をしたり、呼び出したり、そして返済を強硬に迫る等、もう完済してもらっているのに失礼なことをしてしまっていたのです。

そういうことがいろいろとあり、全て発覚し、叔父が施設に入る時に「Sさん」にはもう関わらないでと従姉が言い渡しました。関わらないでとまで言うまでには、“茶飲み友達的なことは有難いと思っているが、お金に関わることはやめてほしい”と、ソフトにお願いすることを繰り返しましたが、駄目だったのです。

「Sさん」は、一人暮らしだから心配していろいろとやってあげているのに、と、激怒していました。

施設のほうにも、ことの経緯を話して、要注意人物としてお願いしてありました。

施設に入ってから、叔父は退屈が何より苦痛なようなので、最初は従姉や私が連れ出していましたが、叔父が、長年の行動圏と施設とのアクセスを覚えてからは、ひとりでも出かけるようになっていました。

でも、時々、帰って来られなくなってしまうこともあり、連絡先カードを首からかけての外出です。

ところが、「Sさん」が電話で叔父を呼び出して外で会っていることがわかりました。

施設の方が気付いてくれて、「Sさん」に注意をしてからは、別の人間を使って待ち合わせをしていたこともあったそうです。

もっとも困るのが、Suica(乗り物や買い物に使えるカード)を買って渡していたことです。

これで行きたいところへ行かれるでしょ、と、渡していたそうです。

◆「Sさん」は、叔父のお金は1円も使っていません。

◆叔父には財産は有りません。年金のみです。

◆「Sさん」は創価学会の方で、叔父は、講演などにも連れていかれているようです。

◆「Sさん」は、自分は叔父の為にやっている、と、心から思っているようです。

このような場合、「Sさん」を叔父に近づかせないためには、どういったことが出来るのでしょうか。

施設では、個室に各自の電話があり、叔父は電話をかけるのも、かかってくるのも楽しみにしているので、
電話を外すとか、番号を変えるということはしたくありません。

よろしくお願いいたします。

カテゴリがあっているかわからないので、別カテゴリにも同じ質問をしています。補足長文になってしまったのに、説明が上手くないようで、すみません。「Sさん」も年配の男性です。

今まで叔父が大切にしてきた人間関係を「Sさん」が壊すようなことをしていたのが、そもそもの発端です。

また、質問にも書いたように「時々、帰って来られなくなってしまうこともあり」というのが「Sさん」に呼び出されて出て行った時なのです。おかしいと思った施設の方が調べてくださり、最近わかりました。連れて行かれた先がわかっていないので、帰って来られなくなってしまうのです。そのたびに施設の方々があちこち探しまわってくれ、もちろん従姉や私にも連絡があり、もともと住んでいた地域の方まで探してくれたりと結構重大なことになってしまいます。「生娘じゃ無いんだから」・・・確かにそうですが、まだらボケで(言葉は悪いですが)どこに行ってしまうかわからないのです。事故にでも遭ったらどうしよう、さぞかし心細い思いでどこかを徘徊しているのだろう etc それこそ、幼い迷子を捜すように、叔父が見つかるまでは、心臓がバクバクします。「Sさん」の行動が非常識で危険というのは施設の方も同じ見解です。

はじめに:なぜ、高齢者の人間関係に注意が必要なのか

高齢者の生活は、身体機能の低下や認知症などにより、様々なリスクに直面しやすくなります。特に、人間関係においては、孤独感につけ込んだ悪質な人物による詐欺や、不適切な支援によるトラブルが発生しやすいため、注意が必要です。本記事では、具体的な事例を基に、高齢者を守るための対策を解説します。

1. 問題の核心:なぜ「Sさん」は危険なのか?

ご相談のケースでは、「Sさん」が叔父様の財産を直接的に奪っているわけではありません。しかし、その行動は、叔父様の認知機能の低下につけ込み、精神的な依存関係を築き、結果として叔父様の生活に悪影響を及ぼす可能性があります。具体的には、

  • 認知症の進行を早める可能性:「Sさん」との過度な交流は、叔父様の判断力を鈍らせ、詐欺や悪質な勧誘に引っかかりやすくする可能性があります。
  • 施設での生活への悪影響:「Sさん」との外出により、施設での生活リズムが乱れ、他の入居者との関係が悪化する可能性があります。
  • 精神的な負担:「Sさん」との関係が、叔父様の精神的な負担となり、不安やストレスを増大させる可能性があります。

これらのリスクを考慮すると、「Sさん」との関係を断ち切ることは、叔父様の安全と健康を守るために不可欠です。

2. 具体的な対策:どのように「Sさん」を遠ざけるか

「Sさん」を叔父様から遠ざけるためには、以下の具体的な対策を講じることが重要です。

2.1 施設との連携を強化する

まず、施設との連携を密にすることが重要です。施設には、叔父様の状況を詳しく説明し、「Sさん」が面会に来た際の対応について、相談しましょう。具体的には、

  • 面会制限:「Sさん」の面会を制限してもらう。
  • 電話対応の制限:「Sさん」からの電話を、施設側で対応し、叔父様に取り次がないようにする。
  • 外出時の注意喚起:「Sさん」との外出を避けるよう、叔父様に注意喚起してもらう。

施設側も、同様のケースへの対応経験がある場合が多く、具体的なアドバイスや協力を得られる可能性があります。

2.2 弁護士への相談を検討する

「Sさん」との関係を法的に断ち切るために、弁護士に相談することも有効です。弁護士は、

  • 成年後見制度の利用:叔父様の判断能力が低下している場合、成年後見制度を利用し、財産管理や身上監護を行うことができます。これにより、「Sさん」が叔父様の財産にアクセスすることを防ぐことができます。
  • 接近禁止命令:「Sさん」が叔父様に近づくことを禁止する命令を裁判所に申し立てることができます。
  • 法的助言:「Sさん」との関係を断ち切るための、法的なアドバイスを受けることができます。

弁護士に相談することで、法的手段を用いた、より確実な対策を講じることができます。

2.3 家族・親族間の連携を強化する

従姉妹の方だけでなく、他の親族とも連携し、情報共有と協力体制を築きましょう。具体的には、

  • 情報共有:「Sさん」に関する情報を共有し、それぞれの役割分担を明確にする。
  • 見守り体制の強化:定期的に叔父様の様子を確認し、異変に気づいたら、すぐに連絡を取り合う。
  • 感情的なサポート:叔父様の気持ちに寄り添い、精神的なサポートを提供する。

家族・親族間の連携を強化することで、より多角的な視点から問題に対処し、叔父様を支えることができます。

2.4 叔父様とのコミュニケーションを密にする

叔父様とのコミュニケーションを密にし、信頼関係を築くことも重要です。具体的には、

  • 定期的な面会:頻繁に面会し、叔父様の近況や悩みを聞き、共感する。
  • 趣味や興味を共有する:叔父様の好きなことや興味のあることについて話し、一緒に楽しむ。
  • 安心感を与える:叔父様の不安を取り除き、安心感を与えるような言葉がけをする。

叔父様との信頼関係を築くことで、「Sさん」の影響を受けにくくし、家族や親族の言葉に耳を傾けてもらいやすくなります。

3. 注意点:効果的な対策を講じるために

上記対策を講じる際には、以下の点に注意しましょう。

3.1 感情的にならないこと

「Sさん」に対する怒りや不信感は理解できますが、感情的になると、冷静な判断を失い、適切な対応ができなくなる可能性があります。冷静さを保ち、客観的な視点から問題に対処しましょう。

3.2 証拠を収集すること

「Sさん」の行動に関する証拠を収集しておくことは、後々の対応に役立ちます。具体的には、

  • 会話の記録:「Sさん」との会話の内容をメモしておく。
  • 写真や動画:「Sさん」が叔父様に近づいている様子を記録する。
  • 関係者の証言:施設職員や他の入居者など、関係者の証言を集めておく。

証拠を収集しておくことで、法的手段や施設との交渉を有利に進めることができます。

3.3 焦らないこと

問題解決には時間がかかる場合があります。焦らず、長期的な視点を持って、一つ一つ対策を講じていきましょう。焦りは、さらなるトラブルを招く可能性があります。

4. 成功事例:同様のケースからの学び

同様のケースでは、以下のような対策が効果的だったという事例があります。

  • 事例1: 施設の協力により、面会を制限し、電話の取り次ぎを拒否。叔父様は徐々に「Sさん」への関心を失い、関係が自然消滅した。
  • 事例2: 弁護士に相談し、成年後見制度を利用。財産管理を徹底し、「Sさん」が叔父様の財産にアクセスすることを防いだ。
  • 事例3: 家族・親族間の連携を強化し、定期的な見守り体制を構築。叔父様の異変にいち早く気づき、詐欺被害を未然に防いだ。

これらの事例から、早期の対応と、関係機関との連携が重要であることがわかります。

5. まとめ:大切な人を守るために

高齢者の人間関係におけるトラブルは、誰にでも起こりうる問題です。今回のケースでは、「Sさん」との関係を断ち切るために、施設との連携、弁護士への相談、家族・親族間の連携、そして叔父様とのコミュニケーションを密にすることが重要です。これらの対策を講じることで、叔父様を危険から守り、安心して生活できる環境を整えることができます。

大切な人を守るためには、早期の対応と、様々な関係機関との連携が不可欠です。この記事でご紹介した対策を参考に、ぜひ行動を起こしてください。

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