群馬に住む親の介護問題:シングルマザーの私が抱える苦悩と解決策
群馬に住む親の介護問題:シングルマザーの私が抱える苦悩と解決策
この記事では、親の介護問題に直面しているシングルマザーの方々が抱える悩みと、その解決策について掘り下げていきます。特に、群馬県に住む親の介護問題に焦点を当て、具体的な状況と、それに対する現実的なアドバイスを提供します。仕事と介護の両立、親との関係性、そして自身の心のケアについて、具体的な事例を交えながら、読者の皆様が抱える不安を解消し、一歩踏み出すためのヒントをお届けします。
親戚ひとりいない群馬に住む両親の相談です。かなり長文ですみません。
母は私が3才の時に離婚し、3つ上の姉と私を引き取り、私が中2の時に再婚するまで独りで育てました。
事務員として働きながら愛人をやってお金をもらい、その時々のパトロンが家に来ていたので、歴代「おじちゃま」と呼ばされ常に行儀よくするように躾けられていました。そのストレスからか姉は母のいない時に私を虐待し、包丁を突きつけてベランダから飛び降りろと脅されたり、殴られる日々でしたが、母は私の言葉を信じずに放置され、姉が高校を中退して家を出るまで続きました。
私が中2の時に母は今の父と再婚し専業主婦になったのですが、愛人時代に憧れた生活を求めたのか贅沢放題でした。家を買い、犬を買い、東京の病院で整形し、夫婦で社交ダンスを習い・・・私の教育にお金をかけるより自分の楽しみを優先していました。
見栄っ張りで贅沢で、頭の良かった子供時代を鼻にかけて、塾に行きたいと言えば「私の娘なら塾なんか行かなくたって学年トップが当たり前!」どれだけ頑張っても褒めてくれず、看護師になりたいと言えば「看護師なんか!医者になりなさい!」と言う親でした。
そんな母親との生活がストレスで高2で高校を中退し、遊びまくった末に18で結婚して出産した直後、父が株で大損し家と職を失ないました。可哀想に思い夫に家を買ってもらい2世帯で暮らし始めたのですが母のワガママで夫婦仲は険悪になり、結果的に両親はある日突然マンションを借りて引っ越していき、私も夫と離婚しシングルマザーになりました。
最初は託児所に預けて水商売をしていましたが、お金をくれるなら子供を預かると母が言うので、月に10~15万円を渡して預け東京で働いていたのですが、育児に疲れるとヒステリーを起こして電話してきたり、週末くらいは子供のいない生活がしたいと言って週末に私が群馬に帰った時用のマンションを借りさせたり、社交ダンスやバレエを習ったりとやりたい放題でした。
東京での生活費、親に渡すお金、週末に群馬で過ごすための家、大変な出費の中で頑張り続け娘が中1になった時、娘が学校でいじめにあいました。警察や学校に届けて騒ぐ私に母は「いじめられる子に問題があるんだから恥ずかしいことするんじゃない」と言いました。自分の孫を守る気のない母に嫌気がさし娘を東京に引き取ってからは、私がして欲しくてしてもらえなかったことを全力で娘にし、困らないであろう学歴や仕事をもたせることができ、私自身も再婚し困らない職をもてたのですが・・・父の痴呆が始まりまして・・・
親戚ひとりいない群馬でワガママな母が独りで介護ができるとは思えず、東京に引っ越すことを何度も提案しているのですが、その話をするとヒステリーを起こして「東京なんて贅沢できるお金がなければ惨めになるだけ! バカ言わないで! 私は東京なんか行きたくないのよ! 誰にも迷惑かけないからほっといて!」と。
「あんたのせいで私の人生が崩れたんだ!」と父を叩いたりするので、父のために母には菜にも言えずにいたのですが、最近、病院でも母が父を突き飛ばしたらしく、このまま二人を群馬に放置していていいのか困っています。私は仕事が忙しいのと、そんな生い立ちのせいか2年前にパニック障害を発症し電車に乗れず、様子を見に群馬に帰ることもできない状態です。
母は財産を残してくれなかったという理由で自分の親を見捨て、施設に引き取られても見舞いすらせず死なせた人です。私の幸せより自分の幸せを優先しワガママ放題で苦しめられてきたので、匙を投げてもいいかなと思う時もあるのですが、そんなことしたら父が可哀想な目にあうだろうと思い我慢しています。
アドバイスをお願いします。
1. 現状の整理と問題点の明確化
ご相談ありがとうございます。まずは、置かれている状況を整理し、問題点を明確にすることから始めましょう。ご相談者様は、群馬県に住むご両親の介護問題に直面しており、特に以下のような課題を抱えています。
- 経済的な負担: 介護費用、東京での生活費、群馬のマンション費用など、経済的な負担が大きい。
- 精神的な負担: パニック障害を抱え、群馬に帰省できないこと、母親との関係性、父親の介護、仕事との両立など、精神的な負担が大きい。
- 介護体制の不安: 母親の介護能力への不安、親戚がおらず頼れる人がいないこと。
- 親との関係性: 母親との複雑な関係性、過去のトラウマ、父親への愛情と母親への葛藤。
これらの問題が複雑に絡み合い、ご相談者様の心身に大きな負担を与えていることがわかります。まずは、これらの問題を一つずつ整理し、具体的な解決策を検討していく必要があります。
2. 介護に関する選択肢と準備
群馬県で両親の介護をするにあたり、いくつかの選択肢があります。それぞれの選択肢について、メリットとデメリットを比較検討し、ご自身の状況に最適な方法を選択することが重要です。
2-1. 施設への入居
メリット:
- 専門的なケアを受けられる。
- 24時間体制でのサポートがある。
- ご自身の負担が軽減される。
デメリット:
- 費用が高額になる可能性がある。
- 親が施設での生活に抵抗がある場合がある。
- 面会や手続きに手間がかかる。
準備:
- 地域の介護施設に関する情報を収集する。
- 費用やサービス内容を比較検討する。
- 親との話し合いを行い、希望を聞き出す。
- 施設見学を行い、環境を確認する。
2-2. 訪問介護サービスの利用
メリット:
- 自宅で生活を続けられる。
- 必要な時に必要なサービスを受けられる。
- 費用を抑えられる場合がある。
デメリット:
- 24時間体制のサポートは難しい。
- 親の状況によっては、十分なケアができない場合がある。
- サービスの手配や調整が必要。
準備:
- 地域の訪問介護サービスに関する情報を収集する。
- ケアマネージャーに相談し、適切なサービスを検討する。
- 親との話し合いを行い、希望を聞き出す。
- サービス利用のための手続きを行う。
2-3. 家族による介護
メリット:
- 親との絆を深められる。
- 費用を抑えられる。
- 親の希望に沿ったケアができる。
デメリット:
- ご自身の負担が大きい。
- 仕事との両立が難しい場合がある。
- 専門的な知識や技術が必要になる場合がある。
準備:
- 介護に関する知識や技術を習得する。
- 周囲の協力を得る。
- 介護保険制度を利用する。
- 必要に応じて、一時的な介護サービスを利用する。
これらの選択肢を比較検討し、ご自身の状況や親の希望に合った方法を選択することが重要です。また、複数の選択肢を組み合わせることも可能です。
3. 母親との関係性の改善
母親との関係性は、介護問題の解決において非常に重要な要素です。過去の出来事から、母親に対して複雑な感情を抱いていることは理解できます。しかし、父親の介護を円滑に進めるためには、母親とのコミュニケーションを改善し、協力体制を築くことが不可欠です。
3-1. 過去の出来事への向き合い方
過去の出来事は、現在の関係性に大きな影響を与えています。まずは、ご自身の感情を整理し、母親との関係性を見つめ直す必要があります。専門家のカウンセリングやセラピーを受けることも有効です。過去のトラウマに向き合い、乗り越えることで、母親への感情も変化する可能性があります。
3-2. コミュニケーションの改善
母親とのコミュニケーションを改善するために、以下の点に注意しましょう。
- 感情的にならない: 母親の言動に感情的にならず、冷静に対応する。
- 相手の立場を理解する: 母親の置かれている状況や心情を理解しようと努める。
- 感謝の気持ちを伝える: 父親の介護をしてくれていることへの感謝の気持ちを伝える。
- 建設的な対話をする: 介護に関する具体的な問題について、建設的な対話をする。
- 小さなことでも褒める: 母親の行動を認め、褒めることで、関係性を改善する。
3-3. 境界線の設定
母親との関係性において、適切な境界線を設定することも重要です。ご自身の心身の健康を守りながら、介護に協力できる範囲を明確にしましょう。無理な要求には応じず、自分の意見をはっきりと伝えることも大切です。
4. 仕事と介護の両立支援
仕事と介護の両立は、多くのシングルマザーにとって大きな課題です。両立支援制度を活用し、周囲の協力を得ることで、負担を軽減することができます。
4-1. 介護に関する制度の活用
介護に関する制度を積極的に活用しましょう。
- 介護保険制度: 介護保険サービスを利用することで、介護の負担を軽減できます。
- 介護休業制度: 介護のために、一定期間休業することができます。
- 介護休暇制度: 介護のために、短時間勤務や休暇を取得することができます。
- 自治体の支援制度: 地域の自治体には、介護に関する様々な支援制度があります。
4-2. 職場の理解と協力
職場の上司や同僚に、介護の状況を伝え、理解と協力を求めましょう。介護休暇や時短勤務などの制度を利用し、仕事と介護の両立を図りましょう。
4-3. 周囲のサポート
親戚や友人、地域のコミュニティなど、周囲のサポートを得ることも重要です。困ったときは、遠慮なく頼りましょう。
5. メンタルヘルスのケア
介護は、心身ともに大きな負担がかかります。ご自身のメンタルヘルスをケアし、心身の健康を保つことが重要です。
5-1. ストレス管理
ストレスをため込まないように、自分なりのストレス解消法を見つけましょう。
- 休息: 十分な睡眠を取り、休息する。
- 趣味: 好きなことをして、気分転換する。
- 運動: 適度な運動をする。
- リラックス: 瞑想や深呼吸をする。
- 相談: 信頼できる人に相談する。
5-2. 専門家のサポート
必要に応じて、専門家のサポートを受けましょう。
- カウンセリング: 専門家によるカウンセリングを受けることで、心の負担を軽減できます。
- 精神科医: パニック障害の治療や、精神的なサポートを受けることができます。
5-3. 休息時間の確保
定期的に休息時間を確保し、心身をリフレッシュさせましょう。自分の時間を大切にし、心身のバランスを保つことが重要です。
6. 具体的な行動計画
これまでのアドバイスを踏まえ、具体的な行動計画を立てましょう。まずは、以下のステップを実行することをお勧めします。
- 情報収集: 介護に関する情報を収集し、理解を深める。
- 相談: ケアマネージャーや専門家に相談し、適切なアドバイスを受ける。
- 話し合い: 親との話し合いを行い、希望や意向を確認する。
- 準備: 介護保険の申請や、介護サービスの利用準備を進める。
- 調整: 仕事と介護の両立に向けた、職場との調整を行う。
- サポート: 周囲の協力を得て、サポート体制を構築する。
- セルフケア: メンタルヘルスのケアを行い、心身の健康を保つ。
これらのステップを一つずつ実行し、状況に合わせて柔軟に対応していくことが重要です。
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7. まとめ
群馬県に住むご両親の介護問題は、経済的、精神的、そして人間関係と、多岐にわたる困難を伴います。しかし、適切な情報収集、専門家への相談、そして周囲のサポートを得ることで、解決への道は必ず開けます。ご自身の心身の健康を第一に考え、無理のない範囲で、できることから一つずつ取り組んでいきましょう。過去の経験からくる感情と向き合い、母親との関係性を改善することも、介護を円滑に進めるために重要です。そして、決して一人で抱え込まず、積極的に周囲に頼り、支え合いながら、この困難な状況を乗り越えていくことを願っています。
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