ADHDとパニック持ち、32歳女性が抱える「親との関係」と「自立」への葛藤：専門家が教える、あなたらしい働き方と暮らし方
ADHDとパニック持ち、32歳女性が抱える「親との関係」と「自立」への葛藤：専門家が教える、あなたらしい働き方と暮らし方
この記事では、32歳、ADHDとパニック障害を抱え、親との関係に悩むあなたが、どのように自立への道を歩み始めるか、具体的なステップと心の持ち方について解説します。あなたは、これまでの経験から、親からの過干渉や経済的なプレッシャーを感じ、自立への決意を固めつつも、様々な不安や迷いがあることでしょう。この記事が、あなたの未来を切り開くための一助となることを願っています。
私は現在32歳。ADHDとパニック持ちで自宅にひきこもり気味になっています。去年の夏にデイやB型の作業所に行ってましたが作業所が閉鎖になってからは全く行ってません。
今かかりつけの病院内に障害者の自立支援施設があり、そこをショート(1泊〜)と住居型どちらかで使わないかと相談員さんの方からお話が来ています。うちの両親の声が大きく落ち着かない事や病気に対して理解がなく、早く働くことを強要されたり、理解のない言葉を浴びせられたり、干渉されたりして落ち着かないから離れた方がいいと言う判断の元でした。
こないだそこを見学して仮契約してきたのですが、精神的に落ち着いて生活するためにそこに入居することを進められました。
今日そこを見学して仮契約してきたんですが、帰ってから親にその事を言ったら、そこでする事(家事、炊事、自分の身の回りの事など自立の基礎)は家でもしようと思ったら出来ることだし、わざわざそんなところに行かなくてもできる。そんなの出来ない人のレベルの話しだ。嫌なことから逃げてるだけだろ、と言われました。
。親の声が大きいし家にいるとうるさいし落ち着かないし干渉されるのが嫌だから家を出る！と言ったら、干渉した覚えもうるさく言った覚えもないしどうせそこも嫌になって逃げて帰ってくるだろうと言われました。
私は2年前まで、7年近く大阪で一人暮らしをしてましたが、まだそこ時は発達障害だとは知らなくて、仕事や周りの人と上手くいかず辞めたり解雇になったりを繰り返し精神的にも経済的にも生活がままならなくなったので地元に帰って来ました。帰ってきてから地元でかかった精神科で発達障害が分かりました。親は大阪で上手く行かず仕事を転々としてた事や地元にかえってきた事を言ってるんだと思います。
大阪から帰ってきて2年経つけど生活の基礎なんか2年前に出来てるもんだと…。でも帰ったきた当時はうつでしんどかったので、家の事は何も出来なかったけど、退院してしばらく休養して落ち着いた今から頑張ってまたしようと思ったのに…。大阪から帰ってきてぐーたらしてたこの2年間が勿体無いと言われました。確かにこの2年間私は家のことをろくに何もしてませんでした。
心配なのはわかりますが、親は私を側に置いときたいだけの様に思うし、いつも口癖は『家が大変だからお前も頑張って働いて』『借金があるからお前も頑張って働いて』『いずれお父さんも働けるか分からないからお前が頑張って働いて』『いずれ車の運転が出来なくなるからお前が車の免許を取って』と、お前が！お前が！と私に頼るような事を言うので私の体調よりお金の方が大事なんだなぁと思います。
今お母さんは仕事をしてません。探してはいますが、仕事探さないの？と聞いたら『年齢的に働けない』とか『車が無いから』と言ってるので働く気や家の危機感はそんなに無いんだと思います。お母さんは介護の資格も経験もあるし、他にも清掃とか探せばあると思うんですが。だから私が家に居てなんとかしろと…。
親には、全ておんぶに抱っこは困るし、銀行の借金のことまで私が知った事じゃないし、私は何も助ける気は無いと言いました。まだ動けるなら自分たちでなんとかして欲しいからです。本当に動けなくなって困ったなら私もなんとかしますが。
それでこの機会に家を出た方がいいとは思うのですが、やはり家を出る決心がなかなかつきません。ここまで話を聞いたらさっさと出れば？と言うかもしれませんが…。兄弟は兄がいますが県外に出てて、仕事の関係でほぼ海外に行ってる状態です。
施設の利用は最大2年間で利用料は年金の範囲内で出来きます。2年経って施設を出たら他のグループホームに入るか、病院運営のアパートがあるのでそこで一人暮らしをするかになります。私は身の回りのことも今は親に頼りきりであまりしてませんが、一人暮らしをしてた時はそれでもなんとか出来ていました。家賃の振込なども。
❶週に２回(土日など)ショート利用で２泊離れて距離を取りつつ平日の午前中は作業所など仕事に繋がることをするか…(午前中だけでも家にいなければ顔も見ず楽なので)
❷完全に親と離れて一人暮らししながらそこから仕事をして自立をするか(絶縁する訳では無いのでたまには実家に帰ります)
この二択で迷っています。わからないことがあれば聞いて頂いていいのでみなさんのご意見をお願いします。
補足
年金は障害年金が決定しています。あと大阪で働いてた時の失業保険も来月で切れますが貰っているので贅沢をしなければ親に金銭面で頼る事は無いとは思います。
親にお金を家に入れろと言われますが、年金や失業保険のお金を生活費として入れるのは違う気がするので入れてませんが、今の家の経済状態もあるし入れた方がいいのかどうなのかもよくわかりません。家の生活の為の買い物やたまの外食費、自分自身の生活に必要なもの、携帯代、病院費、薬代、たまの美容院代、服代、遊び代などは自分で払っています。
彼氏や結婚、出産は正直諦めている方向です。いい人が現れればまた変わるかもしれませんが。なので私がいずれは親の介護をする事にはなると思います。
色々補足しましたがわかりにくくて申し訳ありません。
1. 現状の整理：あなたの置かれている状況を理解する
まず、あなたの置かれている状況を客観的に整理しましょう。あなたは、ADHDとパニック障害を抱え、親との関係に悩みながらも、自立を目指して一歩を踏み出そうとしています。過去には、仕事での挫折や一人暮らしの経験があり、現在は親元で生活していますが、親からの過干渉や経済的なプレッシャーを感じています。自立支援施設への入居を検討していますが、親の理解が得られず、迷いが生じている状況です。
- 心身の健康状態: ADHDとパニック障害を抱え、精神的な安定を求めている。
- 経済状況: 障害年金と失業保険があり、金銭的には自立できる見込みがある。
- 親との関係: 過干渉、経済的なプレッシャー、理解不足により、精神的な負担を感じている。
- 自立への意欲: 自立支援施設への入居を検討するなど、自立への意欲は高い。
この状況を理解した上で、あなたにとって最善の選択肢を見つけるために、具体的なステップを考えていきましょう。
2. 選択肢の比較検討：ショートステイ vs. 一人暮らし
あなたは現在、週2回のショートステイと、一人暮らしの二つの選択肢で迷っています。それぞれの選択肢について、メリットとデメリットを比較検討してみましょう。
2-1. 週2回のショートステイ
メリット:
- 親との距離を保ちつつ、精神的な安定を図ることができる。
- 平日の午前中に作業所など、仕事に繋がる活動に取り組む時間を作ることができる。
- 一人暮らしへの準備期間として、徐々に自立へのステップを踏むことができる。
デメリット:
- 親との関係が根本的に解決しないため、継続的な葛藤が生じる可能性がある。
- 自立への意識が薄れてしまう可能性がある。
- ショートステイの利用期間が限られているため、将来的な住居の確保を検討する必要がある。
2-2. 一人暮らし
メリット:
- 親からの干渉から解放され、自分のペースで生活できる。
- 自立への意識が高まり、自己肯定感を高めることができる。
- 仕事に集中しやすくなり、キャリア形成に繋がる可能性がある。
デメリット:
- 生活全般を一人で管理する必要があり、負担が大きいと感じる可能性がある。
- 経済的な不安を感じる可能性がある。
- 孤独感を感じる可能性がある。
どちらの選択肢を選ぶかは、あなたの性格、現在の心身の状態、そして将来的な目標によって異なります。それぞれの選択肢が、あなたの抱える課題に対して、どのように影響を与えるかを慎重に検討しましょう。
3. 具体的なステップ：自立への道筋を描く
自立への道は、決して平坦ではありません。しかし、具体的なステップを踏むことで、着実に目標に近づくことができます。ここでは、それぞれの選択肢を選んだ場合の具体的なステップを提案します。
3-1. 週2回のショートステイを選択した場合
- 目標設定: ショートステイを利用する期間中に達成したい目標を設定します。例えば、「作業所で安定して就労できるようになる」「生活リズムを整える」「自己管理能力を高める」など、具体的な目標を設定しましょう。
- 作業所の選定: あなたの興味や能力に合った作業所を選びましょう。事前に見学に行き、雰囲気やプログラム内容を確認することが重要です。
- 生活リズムの確立: 規則正しい生活リズムを確立し、心身の健康を維持しましょう。睡眠時間、食事時間、作業時間などを固定し、生活習慣を整えることが大切です。
- 親とのコミュニケーション: 親との関係を改善するために、コミュニケーションの取り方を工夫しましょう。感情的にならず、冷静に自分の気持ちを伝えるように心がけましょう。必要であれば、専門家のアドバイスを受けることも有効です。
- 将来の計画: ショートステイの期間が終了した後、どのように生活していくかを具体的に計画しましょう。グループホームへの入居、一人暮らし、就労継続支援B型事業所の利用など、様々な選択肢を検討し、自分に合った道を選びましょう。
3-2. 一人暮らしを選択した場合
- 住居の確保: まずは、あなたの経済状況や希望に合った住居を探しましょう。障害者向けの賃貸物件や、UR賃貸住宅なども検討してみましょう。
- 生活基盤の整備: 一人暮らしに必要な家具や家電、生活用品を揃えましょう。初期費用を抑えるために、リサイクルショップやフリマアプリなどを活用するのも良いでしょう。
- 金銭管理: 収入と支出を把握し、計画的に金銭管理を行いましょう。家計簿をつけたり、予算を立てたりすることで、無駄遣いを防ぎ、安定した生活を送ることができます。
- 就労支援: 就職活動を始める前に、ハローワークや就労移行支援事業所などに相談し、就労に関するサポートを受けましょう。あなたの障害特性に合った仕事を見つけるために、専門家のアドバイスを受けることが重要です。
- 健康管理: 精神的な健康を維持するために、定期的に通院し、服薬を継続しましょう。また、適度な運動や休息を取り、心身のバランスを保つように心がけましょう。
- 親との関係: 親との関係を良好に保つために、定期的に連絡を取り、感謝の気持ちを伝えるようにしましょう。必要に応じて、専門家を交えて話し合うことも有効です。
4. 親との関係：理解と協力を得るために
親との関係は、あなたの自立を左右する重要な要素です。親との関係を改善するために、以下の点に注意しましょう。
- コミュニケーション: 自分の気持ちを率直に伝え、親の意見にも耳を傾けましょう。感情的にならず、冷静に話し合うことが大切です。
- 境界線の設定: 親からの過干渉を防ぐために、明確な境界線を設定しましょう。例えば、「金銭的な援助は受けない」「生活のことは自分で決める」など、具体的なルールを決め、親に伝えましょう。
- 理解を求める: あなたの障害や、自立への思いを親に理解してもらうように努めましょう。必要であれば、専門家やカウンセラーを交えて話し合うことも有効です。
- 感謝の気持ち: 親への感謝の気持ちを忘れずに伝えましょう。感謝の言葉は、親子の関係を良好にするだけでなく、あなたの自己肯定感を高めることにも繋がります。
親との関係を改善するためには、時間と努力が必要です。焦らず、一歩ずつ関係を築いていくことが大切です。
5. 専門家の活用：サポート体制を築く
自立への道のりでは、様々な困難に直面する可能性があります。一人で抱え込まず、専門家のサポートを受けることが重要です。以下のような専門家を活用しましょう。
- 精神科医: 精神的な健康状態を管理し、適切な治療を提供してくれます。定期的な通院と服薬は、あなたの心身の安定に不可欠です。
- カウンセラー: 心理的な悩みや不安を相談し、心のケアを受けることができます。認知行動療法などの心理療法は、あなたの問題解決能力を高め、自己肯定感を高めるのに役立ちます。
- 就労支援員: 就職活動に関するアドバイスや、就労支援サービスを提供してくれます。あなたの障害特性に合った仕事を見つけるために、専門的なサポートを受けることができます。
- 自立支援施設: 生活に関する相談や、自立に向けた訓練を受けることができます。ショートステイやグループホームの利用も検討してみましょう。
専門家のサポートを受けることで、あなたはより安心して自立への道を歩むことができます。
6. 金銭管理：経済的な自立を目指す
経済的な自立は、自立生活を送る上で非常に重要です。以下の点に注意して、金銭管理を行いましょう。
- 収入と支出の把握: 毎月の収入と支出を把握し、収支のバランスを管理しましょう。家計簿をつけたり、家計管理アプリを活用したりするのも良いでしょう。
- 予算の設定: 毎月の予算を立て、無駄遣いを防ぎましょう。食費、光熱費、通信費など、生活に必要な費用を把握し、予算内で生活できるように工夫しましょう。
- 貯蓄: 将来のために、計画的に貯蓄を行いましょう。緊急時のための資金や、将来的な目標達成のための資金を貯めておくことが大切です。
- 資産運用: 余裕資金がある場合は、資産運用を検討するのも良いでしょう。ただし、リスクを理解した上で、自分に合った運用方法を選ぶようにしましょう。
経済的な自立は、あなたの生活の安定に繋がります。計画的な金銭管理を心がけましょう。
7. 仕事選び：あなたらしい働き方を見つける
仕事選びは、あなたの自立を左右する重要な要素です。あなたの障害特性や興味、能力に合った仕事を見つけることが大切です。以下のような点を考慮して、仕事を探しましょう。
- 自己分析: 自分の強みや弱み、興味のあることなどを把握しましょう。自己分析ツールや、キャリアカウンセリングなどを活用するのも良いでしょう。
- 情報収集: 様々な職種や企業について、情報を収集しましょう。インターネットや求人情報サイト、ハローワークなどを活用し、自分に合った仕事を探しましょう。
- 障害者雇用: 障害者雇用枠での就職も検討しましょう。障害者雇用枠では、あなたの障害特性に配慮した職場環境や、サポート体制が整っている場合があります。
- 就労支援: 就労移行支援事業所や、就労継続支援B型事業所などの就労支援サービスを活用しましょう。専門家のアドバイスを受けながら、あなたの障害特性に合った仕事を見つけることができます。
- 柔軟な働き方: 在宅ワークや、時短勤務など、柔軟な働き方も検討しましょう。あなたのライフスタイルに合った働き方を選ぶことで、無理なく仕事を続けることができます。
仕事選びは、あなたの人生を豊かにする重要な選択です。焦らず、じっくりと自分に合った仕事を探しましょう。
8. まとめ：あなたらしい自立への一歩を
32歳、ADHDとパニック障害を抱え、親との関係に悩むあなたが、自立への道を歩むためには、現状の整理、選択肢の比較検討、具体的なステップ、親との関係の改善、専門家の活用、金銭管理、仕事選びなど、様々な要素を考慮する必要があります。それぞれのステップを丁寧に踏み、あなたらしい自立への道を切り開きましょう。
今回のケースでは、親との関係性が自立の大きな障壁となっているため、まずは、ショートステイや一人暮らしといった選択肢を検討する前に、親とのコミュニケーションを改善し、あなたの思いを理解してもらう努力をすることが重要です。その上で、専門家のアドバイスを受けながら、あなたに合った自立への道を選びましょう。
自立への道は、決して一人ではありません。あなたの周りには、あなたを支え、応援してくれる人がいます。積極的に周囲の人々に頼り、サポートを受けながら、あなたらしい自立への一歩を踏み出してください。
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