仕事に興味がわかない…障害者就労継続支援から抜け出したいあなたへ
仕事に興味がわかない…障害者就労継続支援から抜け出したいあなたへ
この記事では、現在障害者就労継続支援事業所に通所中で、仕事への意欲がわかないというあなたの悩みにお答えします。精神的な不調や、将来への不安を抱えながらも、自分らしい働き方を見つけたいと願うあなたへ、具体的なアドバイスと、一歩踏み出すためのヒントをお届けします。
現在、障害者就労継続支援事業所に通っています。
精神科には月に2回受診しています。
診断名は自閉症スペクトラム障害、うつ状態、適応障害、不安障害です。
飲んでいる薬は朝サインバルタ1カプセル寝る前リフレックス、ラミクタール、コントミン、ルネスタ、プルゼニド頓服ワイパックス、ルネスタです。
最近仕事に行きたくないです。というより仕事に興味がありません。テレビなど自分の好きなことには興味があります。
時間にルーズですし約束ごとを守れないこともあります。
最近は1時間も集中出来ないことが多いです。
雨が降ればそっちに興味が湧き人の態度が気にさわるとずっとイライラしてしまいます。
私なりのやり方があり生き方があるのでそれを崩されたり妨害されたりすると酷く落ち込みイライラしてしまいます。
仕事も一旦やり方を覚えてしまうと後がつまらなくなるのです。
だいたいやり方は3日あれば覚えてしまいます。
また、別のことに強い興味を抱くとそれ以外がどうでもよくなるのです。
一時期は介護福祉士の資格を生かした仕事に就くことが目標でしたが今ではそれすら興味がありません。
今は全部が面倒臭いです。
出来れば家でのんびりしたいです。
因みに精神障害者手帳2級年金2級です。
正直、体の不自由な89才の祖母と知的障害とてんかん持ちで病弱な母と3人で暮らすのは疲れました。
先に逝ってしまった父の元へいけたらどれだけ楽かと考えることもあります。
私はおかしくなったんでしょうか？
1. 状況の整理と現状の理解
まず、あなたの置かれている状況を整理し、現状を深く理解することから始めましょう。あなたは、障害者就労継続支援事業所に通所しながら、精神的な不調を抱え、仕事への興味を失っている状態です。同時に、家族の介護という大きな負担を抱え、将来への不安も感じています。このような状況下では、心身ともに疲労困憊し、仕事への意欲が湧かないのは当然のことと言えるでしょう。
あなたの抱える問題は、単に「仕事に行きたくない」というだけではありません。自閉症スペクトラム障害、うつ状態、適応障害、不安障害といった複数の診断名があり、服薬治療も行っています。これらの要因が複雑に絡み合い、集中力の低下、感情の不安定さ、興味の喪失といった症状を引き起こしている可能性があります。また、時間や約束を守ることが難しいという点も、仕事をする上でのハードルとなっているかもしれません。
さらに、あなたの「私なりのやり方」を尊重されないことへの強い不快感や、一度覚えた仕事への飽きやすさも、仕事へのモチベーションを低下させる要因となっています。これは、あなたの特性であり、決して悪いことではありません。しかし、現在の働き方や仕事内容が、あなたの特性と合致していない可能性も考えられます。
そして、家族の介護という重い負担は、あなたの心身に大きな影響を与えているでしょう。介護疲れ、将来への不安、そして「楽になりたい」という気持ちは、誰にでも起こりうる感情です。あなたは決して「おかしくなった」わけではありません。むしろ、自分の心と体の状態に正直に向き合い、助けを求めているのです。
2. メンタルヘルスケアの重要性
あなたの抱える問題は、メンタルヘルスと密接に関連しています。まずは、精神科医との連携を密にし、適切な治療を継続することが重要です。服薬治療だけでなく、カウンセリングや精神療法も検討し、心のケアを充実させましょう。
具体的には、以下の点を意識しましょう。
- 定期的な通院と服薬の継続: 医師の指示に従い、薬を正しく服用しましょう。自己判断で薬を中断することは避け、気になることがあれば医師に相談してください。
- カウンセリングの活用: 専門家との対話を通して、自分の感情や考えを整理し、問題解決の糸口を見つけましょう。認知行動療法や対人関係療法など、様々なカウンセリング手法があります。
- 休息と睡眠の確保: 十分な休息と質の高い睡眠は、精神的な健康を保つために不可欠です。睡眠環境を整え、睡眠導入剤の使用も検討しましょう。日中は適度な休息を取り、心身を休ませる時間を設けましょう。
- リラックスできる時間の確保: 好きなことや興味のあることに時間を使い、ストレスを解消しましょう。テレビを見る、音楽を聴く、散歩をするなど、自分なりのリラックス方法を見つけましょう。
- 家族とのコミュニケーション: 家族に自分の気持ちを伝え、理解を求めましょう。介護の負担を分担したり、サポート体制を築くことも重要です。
メンタルヘルスケアは、あなたの心身の健康を保ち、仕事への意欲を取り戻すための土台となります。焦らず、じっくりと取り組んでいきましょう。
3. 働き方の多様性：自分に合った仕事を探す
現在の障害者就労継続支援事業所での仕事が、あなたの特性や興味と合致していない可能性があります。そこで、働き方の多様性を理解し、自分に合った仕事を探すことを検討しましょう。以下に、いくつかの選択肢を提案します。
- 在宅ワーク: 自宅でできる仕事は、通勤の負担がなく、自分のペースで働くことができます。パソコンスキルや、専門知識を活かせる仕事を探してみましょう。例えば、データ入力、ライティング、Webデザイン、プログラミングなどがあります。クラウドソーシングサイトを活用し、様々な案件に挑戦してみるのも良いでしょう。
- アルバイト・パート: 短時間勤務や、自分の興味のある分野での仕事を探してみましょう。無理のない範囲で、社会とのつながりを持ち、経験を積むことができます。例えば、カフェ、書店、アパレルショップなど、好きなものに関わる仕事を探してみるのも良いでしょう。
- フリーランス: 自分のスキルや経験を活かして、自由に仕事をする働き方です。自分のペースで仕事を進めることができ、高収入を得ることも可能です。ただし、自己管理能力や、営業力が必要となります。
- 副業: 本業を持ちながら、自分の興味のある分野で副業をすることも可能です。収入を増やし、スキルアップにもつながります。例えば、ブログ運営、オンライン講座の開催、ハンドメイド作品の販売などがあります。
- 障害者雇用: 障害のある方を対象とした求人です。企業によっては、合理的配慮を受けながら働くことができます。障害者専門の転職エージェントや、ハローワークの障害者窓口に相談してみましょう。
これらの選択肢の中から、あなたの特性や希望に合った働き方を見つけましょう。焦らず、様々な情報を集め、自分に合った仕事を探求することが大切です。
4. 自己分析と強みの発見
自分に合った仕事を見つけるためには、自己分析が不可欠です。自分の強み、興味、価値観を理解し、それを活かせる仕事を探しましょう。
自己分析の方法としては、以下のものが挙げられます。
- 自己分析ツール: ストレングスファインダーや、MBTIなどの性格診断ツールを活用し、自分の強みや特性を客観的に把握しましょう。
- キャリアコンサルタントへの相談: 専門家のアドバイスを受けながら、自己分析を進めることができます。自分の強みや、適性を見つけるためのヒントを得られるでしょう。
- 過去の経験の振り返り: 過去の成功体験や、楽しかった経験を振り返り、自分の興味や得意なことを探しましょう。
- 周囲の人への質問: 家族や友人、同僚など、周囲の人に、あなたの強みや得意なことを尋ねてみましょう。自分では気づかない才能を発見できるかもしれません。
自己分析を通して、自分の強みを発見し、それを活かせる仕事を探しましょう。例えば、あなたは「やり方を覚えるのが早い」という強みを持っています。これは、新しい仕事に挑戦する上で大きなアドバンテージとなります。また、特定のことに強い興味を持つという特性は、専門性を高める上で役立つ可能性があります。
5. スキルアップとキャリア形成
自分に合った仕事を見つけたら、スキルアップを目指し、キャリア形成に取り組みましょう。スキルアップは、あなたの可能性を広げ、仕事の幅を広げるだけでなく、自己肯定感を高めることにもつながります。
スキルアップの方法としては、以下のものが挙げられます。
- オンライン講座の受講: Udemyや、Courseraなどのオンライン学習プラットフォームを利用し、自分の興味のある分野のスキルを学びましょう。
- 資格取得: 自分のキャリアに役立つ資格を取得しましょう。例えば、Webデザイン、プログラミング、マーケティング、簿記など、様々な資格があります。
- セミナーへの参加: 専門家から直接話を聞き、知識やスキルを深めましょう。
- 書籍や専門誌での学習: 自分の興味のある分野に関する書籍や専門誌を読み、知識を深めましょう。
- 実務経験の積み重ね: 仕事を通して、実践的なスキルを身につけましょう。
キャリア形成においては、長期的な視点を持ち、目標を設定することが重要です。自分の将来像を描き、それに向かって、計画的にスキルアップを図りましょう。
6. 周囲への相談とサポートの活用
一人で悩まず、周囲の人に相談し、サポートを活用することも重要です。家族、友人、専門家など、様々な人に相談し、アドバイスや支援を受けましょう。
相談できる相手としては、以下の人が挙げられます。
- 家族: 自分の気持ちを話し、理解を求めましょう。介護の負担について、相談することも大切です。
- 友人: 悩みを共有し、励まし合いましょう。
- 精神科医: 治療に関する相談や、今後のキャリアについてのアドバイスを受けましょう。
- カウンセラー: 専門的な視点から、問題解決をサポートしてもらえます。
- キャリアコンサルタント: 仕事に関する悩みや、キャリアプランについて相談できます。
- ハローワーク: 求人情報の提供や、職業相談、職業訓練などの支援を受けられます。
- 障害者就業・生活支援センター: 就職に関する相談や、職場定着のサポートを受けられます。
積極的に周囲の人に相談し、サポートを活用することで、あなたの悩みは軽減され、前向きな気持ちで、仕事探しに取り組むことができるでしょう。
7. 具体的な行動計画の作成
これまでのアドバイスを踏まえ、具体的な行動計画を作成しましょう。目標を設定し、それを達成するためのステップを明確にすることで、あなたのモチベーションを高め、着実に前進することができます。
行動計画の例:
- ステップ1: 精神科医との相談を密にし、現在の治療方針について確認する。
- ステップ2: カウンセリングを週に1回受ける。
- ステップ3: 自己分析ツールを利用し、自分の強みや興味を整理する。
- ステップ4: キャリアコンサルタントに相談し、具体的な仕事の選択肢についてアドバイスを受ける。
- ステップ5: 在宅ワークに関する情報を収集し、興味のある分野についてオンライン講座を受講する。
- ステップ6: 障害者雇用に関する情報を収集し、企業説明会に参加する。
- ステップ7: ハローワークの障害者窓口に相談し、求人情報を得る。
- ステップ8: 履歴書や職務経歴書を作成し、面接対策を行う。
- ステップ9: 求人に応募し、面接に臨む。
- ステップ10: 内定を得たら、就業に向けて準備をする。
この行動計画はあくまで一例です。あなたの状況や希望に合わせて、柔軟に計画を立て、実行していきましょう。
8. ポジティブな思考と自己肯定感の向上
仕事探しは、困難な道のりとなることもあります。そんな時、ポジティブな思考を持ち、自己肯定感を高めることが重要です。
ポジティブな思考を持つためには、以下の点を意識しましょう。
- 目標を細分化する: 大きな目標を小さな目標に分割し、達成感を積み重ねましょう。
- 成功体験を振り返る: 過去の成功体験を思い出し、自分の能力を再確認しましょう。
- 感謝の気持ちを持つ: 周囲の人々への感謝の気持ちを忘れずに、人間関係を良好に保ちましょう。
- 自分を褒める: 頑張った自分を褒め、自己肯定感を高めましょう。
- 失敗から学ぶ: 失敗を恐れず、そこから学び、成長の糧にしましょう。
自己肯定感を高めるためには、自分の良いところを認め、長所を伸ばす努力をしましょう。自己肯定感が高まれば、困難な状況にも立ち向かう勇気が湧き、仕事探しもスムーズに進むはずです。
9. まとめ：自分らしい働き方を見つけるために
この記事では、障害者就労継続支援事業所に通所中で、仕事への意欲がわかないというあなたの悩みに対し、様々な角度からアドバイスをしました。メンタルヘルスケアの重要性、働き方の多様性、自己分析、スキルアップ、周囲への相談、具体的な行動計画、ポジティブな思考、自己肯定感の向上など、様々な要素を考慮し、あなたに合った働き方を見つけるためのヒントを提供しました。
あなたの抱える問題は、決して珍しいものではありません。多くの人が、仕事や生活の中で、様々な困難に直面しています。しかし、諦めずに、自分自身と向き合い、努力を続けることで、必ず道は開けます。
自分らしい働き方を見つけるためには、焦らず、じっくりと、一歩ずつ進んでいくことが大切です。あなたのペースで、自分に合った働き方を見つけ、充実した人生を送れるよう、心から応援しています。
もし、あなたが一人で悩みを抱え込んでいるなら、ぜひ専門家にご相談ください。あなたの状況に合わせた具体的なアドバイスを受け、一歩踏み出す勇気をもらいましょう。
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