精神障害者が作業療法士を目指すのは「変」? 37歳からのキャリアチェンジを徹底解説
精神障害者が作業療法士を目指すのは「変」? 37歳からのキャリアチェンジを徹底解説
この記事では、精神障害をお持ちの方が作業療法士を目指すことについて、様々な角度から掘り下げていきます。ご自身の経験やスキルを活かし、新たなキャリアを築きたいと考えるあなたへ、具体的なアドバイスをお届けします。
私は、某私大の文学部・心理学科を統合失調症発症の為、2年で中退した者です。病歴かれこれ14、5年。現在、36歳(今年37歳)です。
私は、外見からでは、障害者には見えません。施設では、患者さんに、「お姉さん、職員の人?」と間違われた程、普通です。健常者と何ら変わりなく、精神科に通院し、薬を服用(主に、不眠改善の睡眠導入剤)していることが違うくらいです。障害年金ももらってないし、手帳もありません。
約10年間くらいいたデイケアで、作業療法士という職業に興味を持ちました。最近の気持ちは、就職のことを考えると、心理学より、もっと実務的なものかな? と思い始めました。
福祉関係の仕事は多々ありますね。ケアマネジャーと社会福祉士は、精神疾患者がなるのは、本末転倒なので、除外して、介護福祉士か作業療法士ですね。他に、レクリエーション介護士とか、福祉住環境コーディネーターとかありますが、親が、「国家試験じゃないと意味ない」と言うので・・精神疾患者が、精神保健福祉士というのも変ですよね(精神保健福祉士は、求人が少ないと聞きました)。
主治医にも相談してみますが、精神障害者が、作業療法士って変かな? 出来れば、専門学校ではなく、どこかの大学に編入したいです。せっかく、心理学を学んだのですから。
ご質問ありがとうございます。精神障害をお持ちの方が作業療法士を目指すことについて、多くの疑問や不安をお持ちのことと思います。 結論から申し上げると、精神障害があるからといって、作業療法士になることが「変」ということは決してありません。むしろ、あなたのこれまでの経験は、作業療法士として患者さんの気持ちに寄り添い、共感できる、大きな強みとなるでしょう。
1. 作業療法士という職業の魅力と、あなたに合う理由
作業療法士は、病気や障害を持つ人々の「作業」を通して、その人らしい生活を送れるように支援する専門職です。「作業」とは、食事、着替え、入浴などの日常生活動作から、仕事、家事、遊び、社会参加など、人が行うすべての活動を指します。作業療法士は、これらの作業を通して、心身機能の回復や維持、生活の質の向上を目指します。
あなたにとって、作業療法士という職業が魅力的に映る理由はいくつか考えられます。
- 心理学の知識の活用: 大学で心理学を学んだ経験は、患者さんの心理状態を理解し、適切な支援を行う上で非常に役立ちます。精神疾患を持つ患者さんの気持ちに寄り添い、共感することで、信頼関係を築きやすくなります。
- 実務的な仕事への興味: 心理学だけでなく、より実践的な仕事に就きたいという思いは、作業療法士の仕事内容と合致します。患者さんのリハビリを直接サポートし、その回復を間近で感じられることは、大きなやりがいにつながります。
- デイケアでの経験: 約10年間デイケアに通っていた経験は、精神疾患を持つ人々の気持ちや、彼らが抱える困難を深く理解する上で、かけがえのないものとなります。患者さんの立場に立って考え、寄り添うことができるのは、あなたの大きな強みです。
2. 精神障害を持つ人が作業療法士として活躍するためのステップ
作業療法士になるためには、国家試験に合格する必要があります。そのために、以下のステップを踏むことになります。
2-1. 進学先の選択
作業療法士の養成校には、大きく分けて大学と専門学校があります。ご自身の状況や希望に合わせて、最適な進学先を選択しましょう。
- 大学: 心理学科での学びを活かしたい、より高度な専門知識を身につけたい、研究にも興味がある、という方には、大学への編入がおすすめです。編入試験の準備は大変ですが、これまでの学習経験を活かせる可能性があります。
- 専門学校: より実践的なスキルを早期に身につけたい、卒業後の就職を優先したい、という方には、専門学校が適しています。3年間で作業療法士の資格取得を目指します。
どちらの進学先を選ぶにしても、オープンキャンパスに参加したり、学校説明会で情報を収集したりして、自分に合った学校を見つけることが大切です。
2-2. 編入試験・入学試験の対策
大学への編入を希望する場合は、編入試験の対策が必要です。試験内容は、小論文、面接、学科試験(心理学、解剖生理学など)が一般的です。過去問を解いたり、予備校に通ったりして、試験対策を行いましょう。専門学校の場合は、入学試験の対策を行います。
試験対策と並行して、作業療法士の仕事について理解を深めることも重要です。病院やリハビリ施設でボランティアをしたり、作業療法士の方に話を聞いたりして、仕事のイメージを具体的にしましょう。
2-3. 在学中の学習と実習
学校に入学したら、作業療法士になるための専門知識や技術を学びます。解剖生理学、運動学、精神医学、臨床心理学、作業療法評価学、治療学など、幅広い科目を履修します。実習では、実際の患者さんと接し、作業療法の実践を学びます。
精神障害がある場合、学習や実習中に困難を感じることもあるかもしれません。その場合は、学校の先生やカウンセラーに相談したり、必要なサポートを受けたりすることが大切です。自分のペースで学び、着実にスキルを身につけていきましょう。
2-4. 国家試験対策
国家試験に合格するためには、計画的な学習と対策が必要です。過去問を繰り返し解き、自分の弱点を克服しましょう。模擬試験を受け、本番の試験に慣れておくことも重要です。
国家試験対策講座に参加したり、仲間と勉強会を開いたりして、モチベーションを維持することも大切です。諦めずに努力を続ければ、必ず合格できます。
3. 精神障害を抱えながら作業療法士として働くこと
精神障害があるからといって、作業療法士として働くことが不可能ということはありません。しかし、仕事をする上で、いくつかの課題に直面する可能性はあります。それらの課題をどのように乗り越え、活躍していくか、具体的な方法を考えていきましょう。
3-1. 精神的な健康管理
精神障害を持つ人が、作業療法士として働く上で最も重要なのは、自分の精神的な健康を維持することです。以下の点に注意しましょう。
- 定期的な通院と服薬: 医師の指示に従い、定期的に通院し、薬をきちんと服用しましょう。
- ストレス管理: ストレスを溜め込まないように、自分なりのストレス解消法を見つけましょう。趣味に没頭したり、リラックスできる時間を作ったり、誰かに相談したりするのも良いでしょう。
- 休息: 十分な睡眠を取り、休息をしっかりとるようにしましょう。疲れていると感じたら、無理せず休むことが大切です。
- 自己理解: 自分の病気について深く理解し、自分の状態を客観的に把握しましょう。自分の限界を知り、無理のない範囲で働くことが重要です。
3-2. 職場でのサポート
職場でのサポート体制も、精神障害を持つ人が働き続ける上で重要です。以下の点に注意しましょう。
- オープンにするか、クローズにするか: 自分の障害について、職場にオープンにするか、クローズにするかは、個人の判断によります。オープンにする場合は、上司や同僚に理解を求め、必要なサポートを得やすくなります。クローズにする場合は、自分のプライバシーを守ることができますが、周囲の理解を得にくくなる可能性があります。
- 相談しやすい環境: 困ったことがあれば、気軽に相談できる上司や同僚がいると、安心して働くことができます。
- 合理的配慮: 職場には、障害を持つ人が働きやすいように、合理的配慮を提供する義務があります。例えば、勤務時間の調整、休憩時間の確保、作業環境の改善など、必要なサポートを求めましょう。
3-3. キャリアアップと自己成長
作業療法士として経験を積む中で、キャリアアップを目指したり、自己成長を追求したりすることも可能です。以下の方法があります。
- 専門分野の知識・技術の習得: 認知症、脳卒中、精神疾患など、自分の興味のある分野について、専門的な知識や技術を習得しましょう。
- 資格取得: 認定作業療法士、専門作業療法士などの資格を取得することで、専門性を高めることができます。
- 学会発表・論文執筆: 学会で発表したり、論文を執筆したりすることで、研究能力を高め、専門家としての地位を確立することができます。
- 管理職への挑戦: 経験を積んだ後、管理職に挑戦し、チームを率いる立場になることも可能です。
4. 成功事例から学ぶ
実際に、精神障害を持ちながら作業療法士として活躍している方もいます。彼らの成功事例から、私たちが学べることはたくさんあります。
- Aさんの場合: 統合失調症を抱えながら、大学で作業療法を学び、現在は精神科病院で作業療法士として勤務しています。自身の経験を活かし、患者さんの気持ちに寄り添ったリハビリを提供しています。Aさんは、定期的な通院と服薬を続け、ストレス管理を徹底することで、安定した精神状態を保っています。また、職場では、上司や同僚に自分の障害についてオープンにし、理解とサポートを得ています。
- Bさんの場合: うつ病を経験し、その後、作業療法士の資格を取得。現在は、地域包括支援センターで、高齢者のリハビリテーションに携わっています。Bさんは、自分の経験を活かし、患者さんの気持ちに寄り添い、共感することで、信頼関係を築いています。また、自己肯定感を高め、積極的に自己研鑽を続けることで、専門性を高めています。
これらの成功事例から、精神障害があっても、適切なサポートと努力があれば、作業療法士として活躍できることがわかります。自分の強みを活かし、積極的に行動することで、夢を実現できるのです。
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5. まとめ:あなたのキャリアを応援します
精神障害をお持ちの方が、作業療法士を目指すことは、決して「変」ではありません。あなたのこれまでの経験は、患者さんの気持ちに寄り添い、共感できる、大きな強みとなります。大学での心理学の知識、デイケアでの経験を活かし、作業療法士として活躍できる可能性は十分にあります。
進学先の選択、国家試験対策、精神的な健康管理、職場でのサポート、キャリアアップなど、様々な課題がありますが、一つずつ乗り越えていくことで、あなたの夢を実現することができます。諦めずに、自分のペースで、一歩ずつ進んでいきましょう。あなたのキャリアを心から応援しています。
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