「行きたくない」祖母を施設に入所させるには?介護と本人の意思、家族の苦悩を乗り越えるための徹底解説
「行きたくない」祖母を施設に入所させるには?介護と本人の意思、家族の苦悩を乗り越えるための徹底解説
この記事では、パーキンソン病を患うお祖母様の介護に直面し、施設入所を巡って様々な困難に立ち向かっているご家族の悩みに対し、具体的な解決策を提示します。本人の意思と介護の必要性の間で揺れ動き、心身ともに疲弊しているご家族が、どのようにすればより良い選択ができるのか、一緒に考えていきましょう。
私の家に、パーキンソン病を患っている祖母がいるのですが、薬の効かない時間帯に自由に動くことができないので、介護を要し、ディサービス等を利用しています。ですが、最近は症状が悪化し、薬の効きも悪くなってきているようで、小学校に通う私の妹と、高校に通う私と、フルタイム労働の母親の3人ではうちに帰ってからも面倒が見きれず、老人ホームに行ってくれないかと祖母に頼んだのですが、「行きたくない」の一点張りで、なかなか折れてくれません。
なかなか昔から頑固な性格で、何をするにも我を通そうとする祖母で、嫌と決めたら絶対にしない人だったので、この先も折れないのではないかと思っています。
ここで問題になったのが、「本人の意見の尊重」というもので、本人の意見が最優先だというので、家で介護しているこちらの意見は全く通りません。
これってどうにかならないものでしょうか。
ディサービスのマネージャさんも、本人がボケて完全に何が何かわからなくなってしまえば早いというのですが、なかなか・・・。施設の人も、ディの人も、家の周りに住んでいる方も、「もううちに入れる状況でない」というのですが、本人が折れないので結局なにも進まない状況で・・。
「自分でトイレにも行けず、ごはんを食べると他に充てる時間が足りない、這って動くことしかできず、足の筋肉が衰えて細くなっている、こちらが忙しく、介抱にいけない状態で、『ちょっと待ってて』といってるにも関わらず、周りに住んでいる人や、消防に電話をして来させようとする」などと言った感じで、とにかくやってることが周りに迷惑をかけてばっかりなのです。
消防や警察に電話をされてこっちはもう手に負えず、大変なんです・・・。とにかく周りの人の意見を全く聞いてくれないので、説得を始めて3年位になるのですが、何も進まずに・・・。とてもつらいんです。
ここで本題なのですが、本人の意見を通さずになんとかして施設に居れることはできないのでしょうか。
できないならできないで何かほかに手立てはあるのでしょうか。
回答よろしくお願いします。補足回答ありがとうございます。2年がかりで、昨年末にショ-トスティの利用までは折れてくれました。ですが、その特別養護老人ホームの順番待ちを家族が申し込んだというのは、やはり本人が折れてくれたということでいいのでしょうか。介護認定も「要介護5」なのですが「施設」と聞くとかたくなに拒否されてしまうので・・・。施設を姥捨て山、地獄、と言っているのでその方と同じような状態なのかな、と思いましたが・・。
1. 状況の整理:なぜ施設入所が難しいのか
まず、現状を整理し、なぜ施設入所が難しいのかを具体的に見ていきましょう。今回のケースでは、主に以下の3つの要因が複雑に絡み合っています。
- 本人の強い拒否感: 祖母様は施設入所を強く拒否しており、「行きたくない」という意思を明確に示しています。これは、過去の経験や施設に対するイメージ、あるいは単に現状からの変化を恐れる気持ちなど、様々な要因が考えられます。
- 介護の限界: ご家族だけで介護を行うには、時間的、体力的に限界がきています。特に、妹さんの学校、あなたの高校、お母様のフルタイム勤務という状況下では、24時間体制での介護は現実的ではありません。祖母様の症状が悪化していることも、この負担をさらに大きくしています。
- 周囲の意見との対立: 介護サービスの関係者や近隣住民は、祖母様の状態が在宅介護の限界を超えていると判断しています。しかし、本人の意思が最優先されるため、具体的な行動に移せないジレンマに陥っています。
これらの要因が複雑に絡み合い、ご家族は精神的にも肉体的にも大きな負担を抱えていることでしょう。この状況を打開するためには、多角的な視点から解決策を検討する必要があります。
2. 本人の意思を尊重しながら、より良い選択をするために
本人の意思を尊重することは非常に重要ですが、同時に、本人の安全と健康を守ることも大切です。ここでは、本人の意思を尊重しつつ、より良い選択をするための具体的なステップを解説します。
2-1. コミュニケーションの再構築
まずは、祖母様とのコミュニケーションを再構築することから始めましょう。一方的に施設入所を迫るのではなく、祖母様の気持ちに寄り添い、なぜ施設に行きたくないのか、その理由を深く理解しようと努めることが重要です。
- 傾聴: 祖母様の言葉に耳を傾け、感情を理解しようと努めましょう。話を聞く際には、批判や否定をせず、共感の姿勢を示すことが大切です。「それはつらいね」「大変だったね」といった言葉で、祖母様の気持ちを受け止めることができます。
- 質問: なぜ施設に行きたくないのか、具体的に尋ねてみましょう。「施設に対してどんなイメージを持っているの?」「何が不安なの?」といった質問を通して、祖母様の不安や恐れを具体的に把握することができます。
- 情報提供: 施設に関する正しい情報を伝え、誤解を解くことも重要です。例えば、「施設は姥捨て山ではない」「あなたのプライバシーは守られる」「好きなことができる時間もある」といった情報を伝えることで、施設のイメージを変えることができるかもしれません。
2-2. 専門家との連携
一人で抱え込まず、専門家との連携を図ることも大切です。専門家の意見を聞くことで、客観的な視点を得ることができ、より適切な判断ができるようになります。
- 主治医: 祖母様の主治医に相談し、現在の病状や今後の見通しについて詳しく説明を受けましょう。医師は、医学的な観点から、施設入所の必要性や、本人の健康状態に合った介護プランについてアドバイスしてくれます。
- ケアマネージャー: ケアマネージャーは、介護に関する専門家であり、介護保険制度や介護サービスの利用について詳しい知識を持っています。祖母様の状況に合った介護プランを作成し、施設入所に関する相談にも乗ってくれます。
- ソーシャルワーカー: 病院や施設に所属するソーシャルワーカーは、家族の悩みを聞き、精神的なサポートをしてくれます。また、施設選びや入所手続きについてもアドバイスしてくれます。
専門家との連携を通じて、客観的な情報に基づいた判断を行い、より良い選択をすることができます。
2-3. 選択肢の提示と合意形成
施設入所が最終的な選択肢である場合でも、本人の意思を尊重し、納得して受け入れてもらうために、様々な選択肢を提示し、合意形成を図る必要があります。
- ショートステイの活用: 既にショートステイを利用しているとのことですが、これを継続的に利用することで、施設への慣れを促すことができます。また、ショートステイ中に施設の生活を体験してもらい、施設のイメージを変えることも可能です。
- 体験入居: 実際に施設で数日間生活する体験入居を検討してみましょう。施設の雰囲気や、他の入居者との交流を通じて、施設に対する不安を軽減することができます。
- 家族との面会頻度: 施設に入所した場合でも、頻繁に面会し、家族とのつながりを保つことが重要です。定期的な面会や、一緒に外出する機会を設けることで、孤独感を軽減し、施設での生活をより良いものにすることができます。
- 施設の選択: 施設を選ぶ際には、本人の希望や性格に合った施設を選ぶことが大切です。例えば、趣味活動が活発な施設や、自然豊かな環境にある施設など、本人が興味を持つような施設を選ぶことで、入所への抵抗感を減らすことができます。
これらの選択肢を提示し、祖母様とじっくり話し合い、納得できる結論を導き出すことが重要です。
3. 法律的な側面と、緊急時の対応
本人の意思が強く、どうしても施設入所を拒否する場合、法律的な側面から解決を図ることも検討する必要があります。また、緊急時の対応についても、事前に準備しておくことが大切です。
3-1. 成年後見制度の活用
祖母様の判断能力が低下している場合、成年後見制度を利用することも検討できます。成年後見制度とは、認知症などによって判断能力が低下した人のために、財産管理や身上監護をサポートする制度です。
- 後見人: 家庭裁判所が選任した成年後見人が、本人の代わりに、施設入所に関する契約や、医療行為の同意などを行います。
- 保佐人・補助人: 判断能力の程度に応じて、保佐人や補助人を選任することもできます。これらの制度を利用することで、本人の権利を守りながら、適切な介護サービスを利用することができます。
成年後見制度の利用には、家庭裁判所への申立てが必要となります。弁護士や司法書士などの専門家に相談し、手続きを進めることをお勧めします。
3-2. 緊急時の対応
祖母様の状態が悪化し、緊急的に施設入所が必要となる場合も考えられます。そのような事態に備えて、以下の準備をしておきましょう。
- 緊急連絡先の確認: 主治医やケアマネージャー、近隣の親族など、緊急時に連絡すべき相手の連絡先をまとめておきましょう。
- 緊急時の対応策の検討: 祖母様の状態が悪化した際の、具体的な対応策を事前に検討しておきましょう。例えば、救急車を呼ぶべきか、すぐに施設に連絡すべきかなど、具体的な行動計画を立てておくことで、冷静に対応することができます。
- 入院時の手続き: 万が一、祖母様が入院することになった場合、入院手続きや、必要な持ち物などを事前に確認しておきましょう。
緊急時の対応を事前に準備しておくことで、いざという時に慌てず、適切な対応をすることができます。
4. 家族の心のケア
介護は、本人だけでなく、家族にとっても大きな負担となります。特に、今回のケースのように、本人の意思と介護の必要性の間で板挟みになる状況では、精神的なストレスも大きくなります。
4-1. 家族間の協力
まずは、家族間で協力し合い、負担を分担することが重要です。お母様だけでなく、あなたや妹さんも、できる範囲で介護に参加し、お互いを支え合うことで、精神的な負担を軽減することができます。
- 役割分担: 介護の内容や、家事、金銭管理など、それぞれの役割を分担することで、負担を軽減することができます。
- 情報共有: 祖母様の状態や、介護に関する情報を共有し、連携を密にすることで、スムーズな介護を行うことができます。
- 感謝の気持ち: 互いに感謝の気持ちを伝え合い、励まし合うことで、モチベーションを維持することができます。
4-2. 休息とリフレッシュ
介護から一時的に離れ、休息をとることも大切です。心身ともにリフレッシュすることで、介護に対するモチベーションを維持し、より良い介護を提供することができます。
- レスパイトケア: 介護者の負担を軽減するために、一時的に介護を代行するサービスです。ショートステイや、訪問介護などを利用することができます。
- 趣味や休息の時間: 自分の趣味に時間を費やしたり、ゆっくりと休息をとることで、心身ともにリフレッシュすることができます。
- 相談窓口の利用: 家族や友人、専門家などに悩みを聞いてもらうことで、精神的な負担を軽減することができます。
4-3. 専門家への相談
家族だけで抱え込まず、専門家への相談も検討しましょう。カウンセリングや、家族教室などを利用することで、介護に関する知識やスキルを習得し、精神的なサポートを受けることができます。
介護は長期にわたる場合が多く、途中で投げ出してしまうことのないように、自分たちの心のケアも忘れずに行いましょう。
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5. まとめ:諦めずに、最善の選択を
今回のケースでは、本人の強い拒否感、介護の限界、周囲の意見との対立という、三重の困難が立ちはだかっています。しかし、諦めずに、様々な選択肢を検討し、一つ一つ問題を解決していくことで、必ず道は開けます。
まずは、祖母様とのコミュニケーションを再構築し、なぜ施設に行きたくないのか、その理由を深く理解することから始めましょう。専門家との連携を図り、客観的な情報に基づいた判断を行うことも重要です。成年後見制度の活用や、緊急時の対応についても、事前に準備しておきましょう。
そして、何よりも大切なのは、家族の心のケアです。家族間で協力し合い、休息をとり、専門家への相談も活用しながら、長期的な視点で介護に向き合っていくことが重要です。
今回の問題は、決して簡単なものではありません。しかし、諦めずに、最善の選択を模索し続けることで、必ずより良い未来を切り開くことができます。ご家族の皆様が、心身ともに健康で、穏やかな日々を送れることを心から願っています。
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