高次脳機能障害の母と、介護・離婚問題…36歳娘が抱えるキャリアと家族の悩み
高次脳機能障害の母と、介護・離婚問題…36歳娘が抱えるキャリアと家族の悩み
今回の記事では、高次脳機能障害を患うお母様の介護と、それに伴うご家族の問題、そして36歳であるあなた自身のキャリアや将来への不安について、具体的な解決策を提示していきます。介護と仕事の両立、家族関係の悩み、そしてご自身の将来への不安…多くの課題を抱えながらも、前向きに解決策を探しているあなたを全力でサポートします。
高次脳機能障害の母の介護(要介護2)についての相談です。
母は2年前に脳炎で倒れました。
医師からは脳の炎症が酷く危篤状態と言われ自発呼吸も困難な状態でした。
もし助かってもどこまで脳が回復するのか、壊死していないか、で全く先が見えない状態でした。
奇跡的に脳の炎症も治まり、徐々に回復しました。
意識が曖昧な状態でしたが2ヶ月後にはリハビリ病院に転移させ、4ヶ月後には自宅に戻りました。
母:62歳、父:61歳→2人で暮らしています。
私:36歳→結婚し、子供一人+妊娠中。実家とは車で20分。バス+徒歩で40分のところに住んでいます。
母は要介護2です。
週に1度、2時間程の病院のリハビリ。週2で体を動かすデイサービスに半日行っています。
元々は仕事をし、休みの日は友達に会ったりジムに行ったり・・娘の私よりも体力がある人でした。
今の生活は、上記以外は自宅でテレビを見続け昼寝。お腹が空けば目の前のコンビニに買い出しは行くようです。そんな生活で35Kg太りました。
1人で家にいれますが、生活の意欲が無く何をするにも億劫になっています。
それなのに、人と会うと「私、頑張る!痩せる!」と前向きな発言を連発。
父は、人の世話をするタイプでは無く好き勝手生きている人でした。
母が倒れて変わった部分多いです。父はキレやすいところもありますがよくやっていると思います。
仕事も帰りが遅い職業でしたが、母中心の生活になりクビに。
再就職しましたが上手くいっていません。辞めるのも時間の問題かと。
元々思いやりのある夫婦というよりは、喧嘩が絶えない夫婦でした。
お互い謝りもしませんが、いつの間にか普通に戻ってる夫婦でした。
父も最低限これだけはやって欲しいと思う事を母がやっていないと、口うるさく言ってしまう事があります。
それほど母は父が家にいると、「あれ取って、あれやって」自分は動かず指示ばかり。
父が強く言うと「離婚する!」こればかりです。
記憶も自分の都合の良いように捉えているようで、1度父がイライラして「だったら一人で暮らせ!」これのみインプットされるようです。
私が母に話を聞いても「パパに離婚してと言われた。だから離婚する」こればかり。
父も限界です。母に何しても文句ばかり。前向きな人ですが、介護うつになってきています。
父が仕事辞め家計が厳しくなった時や今回の離婚問題。
母が原因で途方に暮れていて、ケアマネージャさんに相談しても家庭の事情は関係ないと言った感じ。母に対しては良い方ですが、母と家族が円満に暮らせる提案はして貰えていないと思います。
実家は金銭的に余裕が無いので、施設に入れるのも難しいです。どちらにしても母が拒むでしょう。
仮に、離婚し生活保護を受けさせたとして、更に私の家の近くに住まわせる。それでもヘルパーさんに来て貰って生活出来るかどうか?だと思います。
一番良いのはお互い離れる時間を作るため、母にショートステイに行かせる。
父も母との生活から離れ気が紛れると思いますが、母が完全にNGです。「行く意味が分からない!」と怒ります。
幸い私が産休に入ったので、最近は数日家に泊まりに来たりして父に一人の時間を与える事が出来るようになっています。
現在途方に暮れている状態で、来週にでも地域包括センターに父と私で相談に行く予定です。
その前に皆様からのアドバイス等ありましたらぜひ教えて頂きたいです。
ご相談ありがとうございます。高次脳機能障害を抱えるお母様の介護、そしてご両親の関係、ご自身の出産・育児と、本当に多くの問題を抱え、心身ともに大変な状況だと思います。まずは、あなたが一人で抱え込まず、こうして相談してくれたことを心から応援しています。この状況を乗り越えるために、具体的なアドバイスをさせていただきます。
1. 現状の整理と問題点の明確化
まずは、現状を整理し、問題点を明確にすることから始めましょう。状況を客観的に把握することで、具体的な対策を立てやすくなります。
- お母様の状況: 脳炎による高次脳機能障害、要介護2。生活意欲の低下、体重増加、父への依存、離婚願望。
- お父様の状況: 介護疲れ、仕事の悩み、介護うつ気味。
- あなた(相談者)の状況: 妊娠中、実家との距離、介護への関わり方、将来への不安。
- 経済状況: 金銭的な余裕がない。
- 利用可能なサービス: デイサービス、リハビリ、地域包括支援センターへの相談予定。
問題点は多岐にわたりますが、大きく分けると以下の3つに集約できます。
- 介護負担の偏り: お父様への負担が大きく、精神的な疲労が深刻化している。
- コミュニケーションの悪化: ご両親間のコミュニケーションがうまくいかず、対立が深まっている。
- 将来への不安: 経済的な問題、介護の継続、ご自身のキャリアや育児との両立への不安。
2. 介護保険サービスの活用と、家族の負担軽減
介護保険サービスを最大限に活用し、ご家族の負担を軽減することが重要です。すでに利用しているサービスもありますが、さらに利用できるサービスがないか、見直してみましょう。
- ショートステイの検討: お母様が拒否しているとのことですが、まずは地域包括支援センターやケアマネージャーと相談し、ショートステイの必要性を改めて説明し、理解を求める努力をしましょう。ショートステイは、ご家族が休息を取るための貴重な時間を提供し、介護疲れを軽減します。
- 訪問介護(ヘルパー)の利用: お母様の自宅での生活をサポートするために、訪問介護の利用を検討しましょう。食事の準備、入浴介助、掃除など、様々なサービスを受けることができます。
- 訪問看護の利用: 健康管理や服薬管理など、専門的な看護が必要な場合は、訪問看護を利用しましょう。
- デイサービスの活用: 現在利用しているデイサービスに加え、他のデイサービスや、より専門的なリハビリテーションを提供する施設も検討しましょう。
- ケアマネージャーとの連携強化: ケアマネージャーは、介護に関する専門家です。現在のケアプランを見直し、必要なサービスを追加したり、変更したりすることで、より適切な介護体制を構築できます。定期的に面談を行い、現状の課題や今後の見通しについて相談しましょう。
3. ご両親の関係改善のための具体的なアプローチ
ご両親の関係改善は、介護生活を円滑に進めるために不可欠です。以下の方法を試してみましょう。
- コミュニケーションの改善: ご両親が互いに感謝の気持ちを伝えられるような機会を作りましょう。例えば、感謝の手紙を書いたり、一緒に食事をしたりするのも良いでしょう。また、第三者であるあなたが間に入り、お互いの気持ちを伝え合う場を設けることも有効です。
- 役割分担の見直し: お父様と協力し、家事や介護の役割分担を見直しましょう。お互いの負担を軽減し、協力し合うことで、関係性が改善する可能性があります。
- 専門家のサポート: 夫婦カウンセリングや家族療法など、専門家のサポートを受けることも検討しましょう。専門家は、客観的な視点から問題点を見つけ出し、解決策を提案してくれます。
- 趣味や楽しみの共有: お互いが楽しめる趣味や活動を見つけ、一緒に取り組むことで、関係性が深まる可能性があります。例えば、一緒に散歩に出かけたり、共通の趣味の教室に通ったりするのも良いでしょう。
4. あなた自身の心のケアと、将来への準備
介護は、心身ともに大きな負担を伴います。あなた自身の心のケアも非常に重要です。そして、将来を見据えた準備も必要です。
- 休息時間の確保: 妊娠中であり、さらに介護もされている状況ですので、十分な休息時間を確保することが大切です。ご自身の体調を第一に考え、無理のない範囲で介護を行いましょう。
- 相談できる相手を見つける: 家族、友人、専門家など、誰でも構いませんので、悩みを打ち明けられる相手を見つけましょう。一人で抱え込まず、積極的に相談することが大切です。
- 地域包括支援センターの活用: 地域包括支援センターは、介護に関する様々な相談に乗ってくれます。困ったことがあれば、気軽に相談しましょう。
- キャリアプランの検討: 出産後のキャリアプランについて、具体的に検討を始めましょう。育児と仕事を両立するための情報収集や、スキルアップのための準備も大切です。
- 経済的な準備: 介護費用や将来の生活費について、具体的な計画を立てましょう。専門家(ファイナンシャルプランナーなど)に相談し、アドバイスを受けるのも良いでしょう。
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5. 具体的な行動計画の作成
具体的な行動計画を立て、一つずつ実行していくことが重要です。以下は、行動計画の一例です。
- 今週中に: 地域包括支援センターに父と相談に行く。
- 来週中に: ケアマネージャーと面談し、ショートステイや訪問介護について相談する。
- 1ヶ月以内に: 夫婦カウンセリングや家族療法について、情報収集し、検討する。
- 3ヶ月以内に: 出産後のキャリアプランについて、情報収集し、具体的な計画を立て始める。
6. 成功事例と専門家の視点
多くの人が、あなたと同じような状況を経験し、乗り越えてきました。成功事例や専門家の視点を知ることで、希望を見出し、具体的な対策を立てることができます。
- 成功事例: 脳卒中後のリハビリテーションを積極的に行い、社会復帰を果たした方の事例。家族の支えと、本人の努力、そして専門家のサポートが重要です。
- 専門家の視点: 介護福祉士の方の話によると、「介護は一人で抱え込まず、周囲のサポートを積極的に活用することが大切です。専門家や地域のサービスを頼り、ご自身の心身の健康を第一に考えてください。」
7. まとめ
高次脳機能障害を抱えるお母様の介護、ご両親の関係、そしてあなた自身の将来への不安…多くの課題がありますが、決して一人ではありません。介護保険サービスを最大限に活用し、ご両親の関係改善に取り組み、あなた自身の心のケアと将来への準備を進めていくことで、必ず状況は改善します。焦らず、一つずつ、できることから取り組んでいきましょう。応援しています。
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