祖母の介護と仕事の両立で疲弊…打開策を見つけ、キャリアを諦めない方法
祖母の介護と仕事の両立で疲弊…打開策を見つけ、キャリアを諦めない方法
この記事では、介護と仕事の両立に苦しみ、将来への不安を感じているあなたに向けて、具体的な解決策と心の持ち方をお伝えします。介護と仕事のバランスが取れず、心身ともに疲弊しきっている状況から抜け出し、自分らしいキャリアを築くためのヒントを見つけましょう。
片道一時間かかる県外の老人ホームで暮らしている祖母がいるのですが、何かあるごとに私が駆り出されます。私の祖母は県内の老人ホームが兼並み入居者待ちで、仕方なく祖母の地元の田舎の老人ホームに住んでいますが車で片道一時間はかかります。その上駅やバスは完備されてないから交通費だけ1万近い料金が掛かります。だから必要な物は宅配やネット通販で送っているんですが、「今すぐいる。明日来てくれ」等と頻繁に連絡してきます。
祖母曰く老人ホームの食事は非常に味気なく、間食がないとやっていけないのでと頻繁に催促してきます。なので私達家族がちょくちょく祖母に会いに行き、ホームの近くの飲食店に連れて行ったり、宅急便やネット通販を使い食品を送ったりしています。ですが老人ホーム職員にお菓子を渡したり、老人ホームに友達を呼んで大量にお菓子を配る等という事をして不定期的なタイミングでよく突然食料品はなくなります。「買ってるのは私なんだからむやみやたらに人に渡すな」「こっちだって都合があるんだからなくなる3日前には連絡しろ」と何度も言っているにも関わらず祖母は聞き入れません。
一応月初めにお小遣いを渡すという事にもなっていますが、何しろ片道一時間もかかる辺境の所に老人ホームがあるので、家族にスケジュールが空いている人がいないと中々私にいけません。そういう時よく祖母は「お金がなくなった。明日すぐにいる。早く来てくれ」等と電話をしてきます。そこで急いでお金を渡しに行くと、財布にはまるまる先月渡したお小遣いが残っていて、本人は友達から借りた金だから使えない（ちゃんと確認したが友達からお金を借りてはいなかった）等と言ったりします。
他にも動き回るなと言っているのに勝手に歩き回って転んで怪我をしたり、祖母の自宅は非常に足場が悪く以前骨折したにも関わらず何度も家に行って荷物を取りたいとねだったり、大して悪くもないのに病院に行きたいと言ったりと、仕事中にもよく電話を掛けてきたり色々と我儘を言ってきて非常に困っています。
ここまではまあ年寄りだから仕方なく、きっと祖父に先立たれて寂しがっているのだろうし、上手くこっちで柔軟に対応すればで済みます。しかし問題は祖母の実の子に当たる私の父と叔母にあります。
ハッキリ言って、父と叔母は祖母に対してかなり過保護です。月に一度、誰かが一回づつ。一週間に誰かが祖母に面会するようにと強要してきます。ですが父も叔母も仕事が忙しく休日も殆ど休みはなく、母はペーパードライバーなので1万近い料金を払って祖母の所に行く事になります。加えて母は精神障害者で、人の世話…それも要介護の老人の世話をするとなると必然的に情緒が乱れます。以上の理由から、仕方なしに祖母に何かある度に比較的休日がとりやすい私が駆り出されます。
私だって父や叔母程忙しくないにせよ仕事がありますし、祖母が怪我をした等のしょうがない理由なら未だしも、事前に伝えるように何度も言ってるにも関わらずそれを忘れ、お菓子がなくなったので明日来てくれなんて勝手な理由で毎度毎度呼び出されたら私の身体が持ちません。お金だってそうです。どうせ老人ホームにいるだけなので基本的にお金なんか使う機会はないし、全然足りなくなってなんかいのに、どうしても明日いるからすぐに届けてくれなんて勝手な理由で毎日呼び出されるのは相当苦痛です。
介護の関係をしている知人に聞くと、生活物資が足りなくなってすぐに老人ホームに宅配するような家庭は珍しい。加えて県外に住んでいるにもかかわらず、些細な事でも何かある度に来るまで急行したり、お菓子や小づかいがなくなった程度の理由で片道一時間も掛けて家族が来るケースは稀だ。少し過保護すぎる。祖母も寂しいだろうが一人の生活に慣れさせるべき等と言われました。
ですがその辺の不満を言うと父は「祖母だってさびしいんだ」「俺には仕事がある」「いけるのはお前だけだ」等と私に言ってきます。そして私が強く拒否すると怒鳴ります。そりゃ実の子だから実の母に対して過保護になるのは仕方ないでしょうが、正直言うと過保護なら自分でやってくれ。息子の私を巻き込むなと言いたくなります。祖母の急な生活物資の要求は宅配で済ませればいいだろと言っても緊急だのすぐにいるだのいって全然聞き入れません、
昔は大好きな祖母ですが、最近は会うのが非常に憂鬱です。祖母に急に明日来て小遣いをくれと言われた日の晩は夜も眠れない状態になります。祖母に会うと気を使わないといけないし、少し目を話すだけで転んで怪我をするし、往復で二時間もかかるし、休日が丸一日潰れるし気が滅入ります。
今月末からは私と同じくらい祖母の面倒を見ていた叔母が上京し、私への負担が倍増します。今でさえノイローゼ気味なのにこれ以上負担が増えると思うと非常にやりきれなくなります。どなたかいい知恵をください
1. 現状の課題を整理する
まず、あなたが抱えている問題を具体的に整理しましょう。現状を把握することで、問題の本質を見抜き、適切な対策を立てることができます。
- 介護負担の増加: 祖母の要求に応えるために、頻繁に県外の老人ホームへ行く必要があり、時間的・金銭的負担が増加しています。特に、叔母の上京により、介護の負担が増大することが予想されます。
- 精神的ストレス: 祖母の過度な要求、家族からの過保護な対応、そして自身のキャリアとの両立の難しさから、精神的なストレスが蓄積しています。夜も眠れないほどの不安を感じている状況です。
- 家族間のコミュニケーションの課題: 祖母の要求を巡って家族と対立し、自分の意見がなかなか通らない状況です。特に、父親からの理解が得られず、孤立感を感じています。
- キャリアへの影響: 介護に時間を取られることで、仕事に集中できず、キャリア形成に悪影響が出ている可能性があります。
2. 介護負担を軽減するための具体的な対策
介護負担を軽減するための具体的な対策を講じましょう。これらの対策は、あなたの時間的・精神的な負担を軽減し、より余裕を持った生活を送るために役立ちます。
2-1. 祖母とのコミュニケーションと要求への対応
- 明確なルール設定: 祖母との間で、連絡の頻度や要求に応じるタイミングについて、具体的なルールを設けましょう。「緊急時以外は、〇日前までに連絡する」「お小遣いは月に〇回、〇日に渡す」など、明確なルールを定めることで、あなたの負担を軽減できます。
- 宅配サービスの活用: 食料品や日用品の購入は、宅配サービスやネット通販を利用しましょう。これにより、頻繁に老人ホームへ行く必要がなくなり、時間的負担を減らすことができます。定期的な注文を設定し、在庫管理の負担も軽減しましょう。
- 祖母の気持ちに寄り添う: 祖母の寂しさや不安な気持ちを理解し、共感する姿勢を示しましょう。その上で、現実的な対応策を提案することで、祖母との良好な関係を築きながら、あなたの負担を減らすことができます。例えば、「寂しい気持ちはわかるけど、頻繁に来るのは難しいから、代わりに電話で話そう」など、具体的な代替案を提示しましょう。
- 専門家への相談: 介護に関する専門家（ケアマネージャー、ソーシャルワーカーなど）に相談し、適切なアドバイスを受けましょう。専門家は、祖母の状況に合わせた具体的なサポートプランを提案し、あなたの負担を軽減するための支援をしてくれます。
2-2. 家族との協力体制の構築
- 家族会議の開催: 家族全員で集まり、介護に関する現状と課題を共有し、今後の対応について話し合いましょう。それぞれの役割分担を明確にし、協力体制を築くことが重要です。
- 役割分担の見直し: 家族それぞれの状況（仕事、健康状態など）を考慮し、無理のない役割分担を検討しましょう。例えば、父親や叔母が週末に面会に行く、母親が電話で話をするなど、柔軟な対応を模索しましょう。
- ヘルパーや訪問介護サービスの利用: 専門のヘルパーや訪問介護サービスを利用することで、身体的な介護負担を軽減できます。これにより、あなたは自分の時間を確保し、仕事や休息に集中できるようになります。
- 情報共有と連携: 家族間で、祖母の状況や対応について、常に情報共有を行いましょう。連絡ツール（LINEグループなど）を活用し、スムーズな連携を図りましょう。
2-3. 経済的な負担の軽減
- 介護保険サービスの活用: 介護保険サービスを最大限に活用し、費用負担を軽減しましょう。訪問介護、デイサービス、ショートステイなど、様々なサービスを組み合わせることで、あなたの負担を軽減できます。
- 補助金の活用: 介護に関する補助金や助成金制度を調べて、積極的に活用しましょう。自治体によっては、介護用品の購入費用や、介護サービスの利用料を補助する制度があります。
- 家族間の費用負担の明確化: 介護にかかる費用について、家族間で話し合い、それぞれの負担割合を明確にしましょう。公平な負担分担は、家族間の不満を減らし、協力体制を強化します。
3. 仕事との両立を成功させるための戦略
介護と仕事を両立させるためには、戦略的なアプローチが必要です。ここでは、仕事のパフォーマンスを維持し、キャリアを諦めないための具体的な方法を紹介します。
3-1. 柔軟な働き方の模索
- テレワークの活用: 可能な限り、テレワークを活用しましょう。これにより、移動時間を削減し、自宅で介護と仕事を両立することができます。
- 時短勤務やフレックスタイム制度の利用: 会社の制度を利用し、勤務時間を調整しましょう。これにより、介護に必要な時間を確保しやすくなります。
- 上司や同僚への相談: 介護の状況を上司や同僚に伝え、理解と協力を求めましょう。困ったことがあれば、積極的に相談し、サポートを得ることが重要です。
3-2. スキルアップとキャリアプランの構築
- 自己投資: 自分のスキルアップのために、積極的に自己投資を行いましょう。オンライン講座やセミナーを受講し、専門知識やスキルを向上させることで、キャリアアップを目指しましょう。
- キャリアプランの策定: 長期的なキャリアプランを立て、将来の目標を設定しましょう。介護と仕事の両立を考慮し、実現可能なキャリアプランを立てることが重要です。
- 転職活動の準備: 介護と仕事の両立が難しいと感じた場合は、転職も視野に入れましょう。自分のスキルや経験を活かせる企業を探し、キャリアチェンジを図ることも可能です。
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3-3. ストレス管理とメンタルヘルスケア
- 休息時間の確保: 睡眠時間を確保し、心身を休ませる時間を必ず取りましょう。十分な休息は、ストレスを軽減し、集中力を高めるために不可欠です。
- 趣味やリフレッシュ方法の見つけ: 自分の好きなことや、リフレッシュできる方法を見つけましょう。趣味に没頭したり、自然の中で過ごしたりすることで、ストレスを解消し、心のバランスを保つことができます。
- 専門家への相談: 精神的な負担が大きい場合は、専門家（カウンセラー、精神科医など）に相談しましょう。専門家は、あなたの心のケアを行い、適切なアドバイスをしてくれます。
- ポジティブな思考: ポジティブな思考を心がけ、困難な状況でも希望を見失わないようにしましょう。感謝の気持ちを持つことや、目標を明確にすることで、前向きな気持ちを保つことができます。
4. 家族との関係改善のためのコミュニケーション術
家族との関係を改善するためには、効果的なコミュニケーションが不可欠です。ここでは、円滑なコミュニケーションを図るための具体的な方法を紹介します。
4-1. 相手の立場を理解する
- 共感: 相手の気持ちに寄り添い、共感する姿勢を示しましょう。例えば、祖母の寂しさや不安な気持ちを理解し、共感することで、関係性が改善します。
- 傾聴: 相手の話を注意深く聞き、理解しようと努めましょう。相手が何を伝えたいのかを理解することで、誤解を防ぎ、良好な関係を築くことができます。
- 客観的な視点: 相手の行動や言動を客観的に見つめ、感情的にならないように心がけましょう。冷静な視点を持つことで、建設的な対話が可能になります。
4-2. 自分の気持ちを伝える
- 率直な表現: 自分の気持ちを率直に伝えましょう。ただし、相手を非難するのではなく、自分の感情を「Iメッセージ」で伝えることが重要です。例えば、「あなたが頻繁に連絡してくることで、私はとても困っています」ではなく、「私は〇〇のことで、〇〇と感じています」と表現しましょう。
- 具体的な提案: 自分の希望や提案を具体的に伝えましょう。例えば、「今後は、〇〇の件については、〇日前までに連絡してください」など、具体的な行動を提案することで、相手に理解を促しやすくなります。
- 感謝の言葉: 相手への感謝の気持ちを伝えましょう。感謝の言葉は、良好な人間関係を築くための潤滑油となります。
4-3. コミュニケーションの場を設ける
- 定期的な話し合い: 定期的に家族で集まり、介護に関する情報交換や課題解決のための話し合いの場を設けましょう。
- 第三者の介入: 家族だけでの話し合いが難しい場合は、専門家（ケアマネージャー、カウンセラーなど）に相談し、第三者の介入を検討しましょう。
- 共通の目標設定: 家族全員で、介護に関する共通の目標を設定し、その達成に向けて協力しましょう。
5. 長期的な視点でのキャリアプランの構築
介護と仕事の両立は、長期的な視点でのキャリアプランの構築が重要です。将来を見据え、自分らしい働き方を見つけましょう。
5-1. キャリアの棚卸しと自己分析
- スキルと経験の整理: これまでの仕事で培ってきたスキルや経験を整理し、自分の強みと弱みを把握しましょう。
- 興味関心の明確化: 自分がどのような仕事に興味を持っているのか、どのような働き方をしたいのかを明確にしましょう。
- 価値観の明確化: 仕事を通じて何を成し遂げたいのか、どのような価値観を大切にしたいのかを明確にしましょう。
5-2. キャリアプランの選択肢
- 現職でのキャリアアップ: 現職で、介護と両立しながらキャリアアップを目指す方法を検討しましょう。例えば、昇進を目指したり、新しいプロジェクトに挑戦したりすることで、やりがいを見つけ、キャリアを継続することができます。
- 転職: 介護と仕事の両立が難しい場合は、転職も視野に入れましょう。自分のスキルや経験を活かせる企業を探し、より働きやすい環境を見つけることができます。
- フリーランスや副業: フリーランスや副業という働き方を選択肢として検討しましょう。自分のペースで仕事を進めることができ、介護との両立がしやすい場合があります。
- 起業: 自分の強みを活かして起業するという選択肢も考えられます。介護に関するサービスを提供するなど、社会貢献をしながら、自分のキャリアを築くことができます。
5-3. キャリアプランの実行と評価
- 目標設定: キャリアプランに基づき、具体的な目標を設定しましょう。
- 行動計画の策定: 目標達成のための具体的な行動計画を立てましょう。
- 定期的な評価と見直し: 定期的に自分の進捗状況を評価し、必要に応じてキャリアプランを見直しましょう。
6. まとめ：未来への一歩を踏み出すために
介護と仕事の両立は、困難な道のりですが、適切な対策と心の持ち方によって、必ず乗り越えることができます。現状の課題を整理し、具体的な対策を講じることで、介護負担を軽減し、精神的なストレスを軽減することができます。家族との協力体制を築き、コミュニケーションを円滑にすることで、より良い関係を築くことができます。そして、長期的な視点でのキャリアプランを構築し、自分らしい働き方を見つけることで、未来への希望を抱き、充実した人生を送ることができます。
あなたは決して一人ではありません。困難に立ち向かい、未来への一歩を踏み出しましょう。そして、自分自身のキャリアを諦めずに、輝かしい未来を切り開いてください。
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