「介護疲れ殺人」から考える、60代からのキャリアと老後資金：絶望を希望に変える働き方とは
「介護疲れ殺人」から考える、60代からのキャリアと老後資金：絶望を希望に変える働き方とは
この記事では、介護問題と将来への不安を抱える60代主婦の方の視点から、これからの働き方、キャリアプラン、そして老後資金について考察します。特に、介護と仕事の両立、そして将来への希望を見出すための具体的なアドバイスを提供します。
NHKの介護疲れ殺人の番組（7月4日午後9時放送）を見て感じたことをお聞かせください。
当方 60代主婦です。
両親（80代）と夫の4人暮らし。子供は独立した生活をしています。
介護の末 殺人に至る過程を 同情と共感 涙 恐怖をもってみました。
殺人者も皆 責任感のある善良な方たちなのでした。
自分だってそうかもしれない、他人ごとではないのです。
たとえ両親の介護はどうにかできたとしても 自分自身がもっと高齢になった時 夫の介護ができるか？
もっと気になるのは 夫が私を介護できるか？？です。
夫は私より年長ですし 酒 若いころはタバコも吸い 当然 私に介護してもらうだろうと思っています。
男性は女性以上に介護に向いていないように思います。
そんな夫に世話を焼いてもらうのは たまらなく切なく悲しく申し訳ないような気持ちになるでしょう。
一緒に番組を見ていた夫に
「もし あなたが私の介護をすることになって あなたが大変になったら殺してくれていいんだからね。
でも あなたが殺人者になり罰せられるのは辛いから 私が自殺したように装ってね。」
と 言いました。
夫は案の定、
「そんな心配いらないよ。だって僕のほうが体に悪いことしてるし 年上だから 先に死ぬと思うもん。よろしくね。」
私よりも 少しお気楽な反応でしたが 老老介護の事態の恐ろしさを涙しながら感じていたようです。。
これから要介護人口はどんどん増えても 施設は増えず 自宅介護の必要性が増えてゆくでしょう。
どうなってゆくのでしょうか？？？
話はそれますが 一昔前は 先進医療の進歩で 今まで自力で呼吸 または 栄養補給できず死亡していた人が死なずに済むようになった。。。。。
チューブだらけで寝たきりであっても命をながらえるようになった。。。。というようなテレビ番組が多かったような気がします。
で 最近は 人工的に機械で生かされている。。。という状態はどうなのだろうか？？？という趣旨の番組が多いように感じるのですが 私の気のせいでしょうか？？
どちらもご本人 ご家族のお辛い選択ですのでどちらが良いとも良くないとも意見するような気持ちはありません。
ですが なんとなく テレビ番組が人々をある方向に動かそうと意図して作られているように感じる時があります。
そうなると テレビ関係者 その奥の政府関係者？の方々は こういった介護の現場の悲劇を多く報道することで 世の中を意見をどういった方向に向けよういとしているのでしょうか？？？
世論誘導など そんなことはありえないのでしょうか？？？
その辺もお意見 お聞かせくださいますと助かります。
よろしくお願いいたします。補足要旨が曖昧ですみません。
テレビ番組をみた感想
今後の介護のありかた、
マスコミの一般人の思想コントロールしているのか、
その辺について、どれか一点でもお感じのことをお聞かせください。
宜しくお願いします。
はじめに：介護問題と将来への不安
NHKの介護疲れに関する番組をご覧になり、深い共感と将来への不安を感じられたとのこと、心中お察しいたします。60代という年齢で、ご自身の老後、そしてご主人の介護について考え始めるのは自然なことです。特に、介護の現実、老老介護の可能性、そして経済的な不安は、多くの人が抱える問題です。この記事では、介護問題に直面しながらも、前向きに人生を歩むためのヒントを提供します。
1. 介護問題の現状と将来予測
まず、介護を取り巻く現状を理解しましょう。高齢化が進む日本では、介護を必要とする人口は増加の一途を辿っています。しかし、介護施設の数は追いつかず、自宅介護の必要性が高まっています。この状況は、介護者の負担を増大させ、精神的なストレスや経済的な負担を引き起こす可能性があります。
政府は介護保険制度を運営していますが、制度だけではすべてのニーズに対応しきれていないのが現状です。
介護保険サービスの利用には、要介護認定を受ける必要があり、利用できるサービスにも限りがあります。
また、介護サービスの費用は高額になることもあり、経済的な負担も無視できません。
2. 60代からの働き方の選択肢：多様な働き方で未来を切り開く
介護問題と将来への不安を解消するためには、経済的な基盤を整えることが重要です。60代からでも、多様な働き方を通じて収入を増やすことができます。
2-1. パート・アルバイト
メリット:
- 比較的容易に始められる。
- 自分のペースで働ける。
- 短時間勤務が可能で、介護との両立がしやすい。
デメリット:
- 収入が限られる場合がある。
- 雇用が不安定な場合がある。
ポイント:
- これまでの経験を活かせる仕事を選ぶ（例：事務、接客、軽作業など）。
- 介護休暇制度のある企業を選ぶ。
- 無理のない範囲で働く時間を設定する。
2-2. 在宅ワーク・リモートワーク
メリット:
- 自宅で仕事ができるため、介護と両立しやすい。
- 自分のペースで働ける。
- 多様な職種がある（例：ライター、Webデザイナー、オンラインアシスタントなど）。
デメリット:
- 自己管理能力が必要。
- 収入が不安定な場合がある。
- 孤独感を感じやすい。
ポイント:
- パソコンスキルやインターネット環境を整える。
- クラウドソーシングサイトなどを活用して仕事を探す。
- 定期的な休憩を取り、気分転換を図る。
2-3. フリーランス・個人事業主
メリット:
- 自分のスキルや経験を活かせる。
- 収入を自分でコントロールできる。
- 自由な働き方ができる。
デメリット:
- 収入が不安定。
- 自己管理能力が不可欠。
- 税務処理など、事務作業が必要。
ポイント:
- 自分の得意な分野を見つける。
- 人脈を広げ、仕事の機会を増やす。
- 税理士や専門家のアドバイスを受ける。
2-4. 副業
メリット:
- 本業の収入にプラスして収入を得られる。
- 新しいスキルを習得できる。
- リスクを抑えながら、新しい働き方を試せる。
デメリット:
- 時間管理が難しい。
- 本業との両立が大変。
- 副業禁止の会社もある。
ポイント:
- 本業に支障がない範囲で始める。
- 自分の興味のある分野を選ぶ。
- 副業に関する会社の規定を確認する。
3. 介護と仕事の両立：具体的な方法
介護と仕事を両立するためには、以下の点を意識しましょう。
3-1. 介護サービスの活用
訪問介護:
- ヘルパーが自宅を訪問し、入浴、排泄、食事などの介護を行います。
デイサービス:
- 日中に施設に通い、食事、入浴、レクリエーションなどを受けます。
ショートステイ:
- 短期間、施設に入所し、介護を受けます。
ポイント:
- ケアマネージャーに相談し、適切なサービスを選びましょう。
- 複数のサービスを組み合わせることで、負担を軽減できます。
3-2. 家族との連携
- 家族間で介護の役割分担を決めましょう。
- 定期的に話し合い、状況を共有しましょう。
- 必要に応じて、親族や友人に協力を求めましょう。
3-3. 職場との連携
- 介護休暇制度や時短勤務制度を利用しましょう。
- 上司や同僚に、介護の状況を伝え、理解を求めましょう。
- 必要に応じて、テレワークなどの働き方を相談しましょう。
4. 老後資金の確保：具体的な対策
老後資金を確保するためには、以下の対策を検討しましょう。
4-1. 収入の確保
- 多様な働き方を通じて、収入を増やしましょう。
- 年金収入だけでなく、働くことで収入源を確保しましょう。
4-2. 資産形成
- iDeCo（個人型確定拠出年金）やNISA（少額投資非課税制度）などを活用して、資産を増やしましょう。
- 不動産投資なども選択肢の一つです。
4-3. 支出の見直し
- 固定費を見直し、無駄な出費を削減しましょう。
- 家計簿をつけて、お金の流れを把握しましょう。
5. 精神的なサポート：心の健康を保つために
介護は、心身ともに大きな負担を伴います。精神的な健康を保つために、以下の点を心がけましょう。
5-1. 休息とリフレッシュ
- 十分な睡眠を取りましょう。
- 趣味や好きなことに時間を使いましょう。
- 定期的に休息を取り、心身をリフレッシュしましょう。
5-2. 相談できる相手を持つ
- 家族、友人、専門家（ケアマネージャー、カウンセラーなど）に相談しましょう。
- 一人で抱え込まず、積極的に周りに頼りましょう。
5-3. 地域のコミュニティに参加する
- 地域の交流会やイベントに参加し、他の人と交流しましょう。
- 同じような悩みを抱える人とつながり、情報交換をしましょう。
6. テレビ番組と世論誘導について
テレビ番組が特定の方向に世論を誘導しようとしているのではないかという疑問についてですが、メディアが人々の考え方に影響を与える可能性は否定できません。番組制作においては、視聴者の感情に訴えかけるような演出や、特定の情報を強調することで、ある種の意見形成を促すことがあります。
しかし、視聴者は情報を鵜呑みにするのではなく、多角的に情報を収集し、自分自身の考えを持つことが重要です。
介護に関する番組を見る際には、様々な情報を比較検討し、自分自身の価値観に基づいて判断するようにしましょう。
7. まとめ：未来への希望を胸に、一歩を踏み出す
介護問題は、多くの人が直面する現実です。しかし、絶望することはありません。多様な働き方を通じて経済的な基盤を整え、介護サービスや家族との連携、そして心のケアを組み合わせることで、明るい未来を切り開くことができます。
60代からでも、新しいキャリアをスタートさせ、自分らしい働き方を見つけることは可能です。
老後資金の確保に向けて、早めに準備を始めましょう。
そして、何よりも大切なのは、自分自身の心の健康を大切にすることです。
この記事が、あなたの将来への不安を和らげ、希望を見出すための一助となれば幸いです。
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