介護費用の問題と、親族間での金銭的な対立…どうすれば良い?
介護費用の問題と、親族間での金銭的な対立…どうすれば良い?
この記事では、介護費用の問題に直面し、親族間の金銭的な対立に悩むあなたに向けて、具体的な解決策と、将来を見据えた賢明な選択をするためのヒントを提供します。介護は、経済的、精神的な負担が大きく、一人で抱え込むには限界があります。この記事を通じて、あなたの心が少しでも軽くなり、より良い未来を描けるよう、具体的なアドバイスをお届けします。
主人の祖母の介護費用の件で相談です。
一昨年の11月から義理の祖母は施設で生活をしています。それまでは2年ほど義理の叔母(祖母からすると長女)の団地にいました。祖母は98歳、叔母は60代半ばです。叔母の御主人が病気になり入院し両方の面倒はとても見れないとの事で相談を持ち掛けられ叔母のご主人(義理の叔父)が入院している暫くの間と言う事で月35000円振り込む事になりました。私の主人(孫にあたります)、叔父2人(三男と四男)の三名が月35000円を祖母の口座に振り込んでいます。叔母の話よると祖母の年金は月当たりにすると8万円ほどです。
現在入所しているのは老人ホームではなく介護老人保健施設で月12万ほどらしいです。初めはとりあえずと言う事でショートステイを利用していましたが12月には義理の叔父が亡くなってしまい、その後祖母は叔母の家に戻るのかと思っていましたが叔母はもう面倒が見れないとの一点張りで自分で施設を探し今の老健に入所させました。老健よりも特別養護老人ホームの方が良いのでは?と一年前に主人が提案し資料をそろえ持って行きました。それ以来毎月振込をするだけで祖母からは特に連絡はなく6月で一か月半が過ぎました。初めの話し合いで一人35000円と言うのは多めに見た金額で残りはゆくゆく掛かる葬儀代として取っておこうとの話でした。
私は介護の経験もなく介護費用(施設だけはなくその他もろもろ)どれ位かかるか分かりませんが、あれから一年半以上経っているので予備費も増え一人当たりの援助金を減らせないと思い先日電話しました。未だ減らせないのであれば(どうしても一人35000円必要なら)ほかに親族、孫たちは何人かいるので声をかけ(この現状を知らないと思うので)人数を増やし一人当たりの負担を減らせないかと相談しました。
祖母は私が金銭的な話を始めると「私はもっとお金を使っている」「お金が無いと何もできないのよ!」「私は亡き主人とどれだけ母の為に頑張ってきたか!」「私はどれだけ辛いか、苦労して来たか」などなど感情的に怒り出し泣いて話されとても相談にはなりませんでした。
具体的に金銭計画の説明はなく他の孫たちの話も「(うちの主人は)孫だけど兄妹と同じように婆ちゃんが育てた」「(他の孫=自分の子供)は今までお婆ちゃんにお小遣いをあげたり色んな所に連れてっている」などと怒り全く取り合って貰えませんでした。
主人にこの話をしたところ怒って「もう一切払わなくて良い」と言われました。私が電話したのは主人は短気で冷静に話せない性格でもし言い合いになったら一生縁を切る事になる事をおそれました。一度主人が金銭的質問をしたとき顔色が変わり何かを隠してる様だったとの事。それ以来主人は叔母に対して不信感を抱き静かに怒っている状態。なので冷静に私から話した方が良いとの判断でした。
電話した次の日に手紙が届きましたが「大変でしょうがもう少しの間援助をお願いします」との内容でした。
とても複雑なので分かっていることを箇条書きにします。
- 祖母の長男は生活保護者で病人の為面倒は見れない
- 祖母の長男は私の主人の父である
- 主人が子供のころ両親の離婚の為、祖母に育てられた(9歳ごろまで)
- 他の兄妹(次男・次女)は亡くなっている
- 私の計算だと月の収入は公的収入8万+3.5+3.5+3.5=18.5万円
- 祖母が生命保険に入っているかどうかは不明
- 祖母の貯金は100万は溜まった。(病気などしたらもっとお金がかかるからもっと必要らしい)
- 我が家の家計は今のところ貯金も毎月でき(目的はあります)35000円払っても生活は出来る
- 叔母はご主人が亡くなってから落ち込み別人のように変わってしまった(もしかすると病気かもしれません)
- 「特別養護老人ホーム」への申し込みは叔母がだしたが未だ空きがない様子
長文ですいません。相談ですが、介護費用はこんなにもかかるのでしょうか?(経験のある方、施設代以外にどの位かかるか教えてください)あと亡くなったとの葬儀代などなどの位蓄えが必要でしょうか?
一番悩んでいるのは主人は「もう払わなくて良い」と言いますが私に遠慮もあると思います。大好きな祖母の為なので理不尽でも払い続けた方が、今後良いのでは?と悩んでいます。辞めてしまうのは簡単ですが後で後悔はしないかと・・・親戚との仲たがいはしたくありません。私たちは子供二人(もう成人しています)おりますし人生生きていく上で子供たちのお手本になる様な生き方がしたいと日々思っています。
どうかご意見をお聞かせください。宜しくお願い致します。補足ベストアンサーに選ぼうと思っていた回答がなぜか消えてしまいました。この3件の回答以外にもメールでいくつか回答が届きましたがこちらには反映されてないのはなぜでしょうか?
介護費用の現実と、親族間の問題解決への道
介護問題は、多くの方々にとって避けて通れない課題です。特に、金銭的な問題は、感情的な対立を引き起こしやすく、解決を困難にする要因となります。この問題は、あなたの家庭だけでなく、多くの家庭で起こりうる普遍的な悩みです。この記事では、介護費用の内訳、親族間のコミュニケーションの取り方、そして将来を見据えた賢明な選択をするための具体的なステップを解説します。
1. 介護費用の内訳を知る
介護費用は、施設の種類や個々の状況によって大きく異なります。まずは、具体的な費用の内訳を把握し、現状を客観的に分析することが重要です。
1.1 施設費
介護施設には、特別養護老人ホーム、介護老人保健施設、有料老人ホームなど、さまざまな種類があります。それぞれの施設で、費用やサービス内容が異なります。
- 特別養護老人ホーム(特養):比較的費用が安く、終身利用が可能です。ただし、入居待機期間が長い場合があります。
- 介護老人保健施設(老健):リハビリテーションに重点を置いており、在宅復帰を目指す施設です。利用期間に制限がある場合があります。
- 有料老人ホーム:サービス内容が充実しており、費用も高めです。自立した高齢者向けの施設もあります。
今回のケースでは、祖母が入所しているのは介護老人保健施設であり、月額12万円の費用がかかっています。これは、施設の種類、部屋のタイプ、提供されるサービスによって変動します。
1.2 その他の費用
施設費以外にも、様々な費用が発生します。
- 食費:施設での食事代です。
- 居住費:部屋代や光熱費などです。
- 医療費:定期的な診察や薬代、急な病気や怪我の治療費です。
- 日用品費:オムツ、シャンプー、石鹸などの日用品代です。
- レクリエーション費:施設でのイベントや外出にかかる費用です。
- お小遣い:個人的な買い物や嗜好品にかかる費用です。
- 交通費:面会に行く際の交通費です。
- 介護用品費:車椅子や歩行器などの購入費用、またはレンタル費用です。
これらの費用は、個々の状況によって大きく変動します。例えば、持病がある場合は医療費が高くなる可能性がありますし、頻繁に面会に行く場合は交通費がかさみます。
1.3 葬儀費用
葬儀費用は、故人の意向や宗派、規模によって大きく異なります。
- 葬儀費用:葬儀の形式(家族葬、一般葬など)、規模、場所によって費用が異なります。
- 戒名料:お寺にお願いする場合の費用です。
- 香典返し:香典に対するお返しです。
- その他:遺影写真、供花、会葬御礼品などです。
葬儀費用は、事前に見積もりを取っておくことが重要です。また、生前に本人の希望を聞いておくことで、スムーズな準備ができます。
2. 祖母の経済状況を把握する
介護費用を考える上で、祖母の経済状況を正確に把握することが不可欠です。
- 年金:月8万円の年金収入があるとのことです。
- その他の収入:生命保険の有無や、その他の収入源を確認しましょう。
- 預貯金:100万円の貯蓄があるとのことですが、今後のために十分かどうかを検討する必要があります。
祖母の収入と支出を比較し、不足分をどのように補うかを検討する必要があります。場合によっては、資産の活用や、生活保護などの公的支援も視野に入れることも重要です。
3. 親族間のコミュニケーションを円滑にする
金銭的な問題は、感情的な対立を引き起こしやすいため、親族間のコミュニケーションが非常に重要です。
- 率直な話し合い:まずは、現状について、親族間で率直に話し合う場を設けましょう。それぞれの考えや思いを共有し、理解を深めることが大切です。
- 役割分担:介護費用や、介護に関する役割分担を明確にしましょう。誰がどの費用を負担するのか、誰が介護に協力するのかなどを話し合い、合意形成を図ることが重要です。
- 専門家の活用:必要に応じて、介護に関する専門家(ケアマネージャー、社会福祉士など)に相談し、アドバイスを求めることも有効です。
今回のケースでは、祖母とのコミュニケーションが難航しているようです。感情的にならず、冷静に話し合うためには、第三者の協力を得ることも検討しましょう。例えば、ケアマネージャーに相談し、間に入ってもらうことで、円滑なコミュニケーションを図ることができます。
4. 感情的な対立を避けるための具体的なステップ
親族間で感情的な対立を避けるためには、以下のステップを参考にしてください。
4.1 事実の確認と整理
まずは、現状を客観的に把握し、事実を整理することから始めましょう。
- 費用の内訳:介護費用の内訳を明確にし、どの費用がどれくらいかかっているのかを把握します。
- 収入と支出:祖母の収入と支出を比較し、不足分を算出します。
- 関係者の状況:それぞれの親族の経済状況や、介護への関わり方を把握します。
4.2 コミュニケーションの準備
話し合いの前に、準備をしっかりと行いましょう。
- 目的の明確化:話し合いの目的を明確にし、何を目指すのかを整理します。
- 情報収集:必要な情報を事前に収集し、根拠に基づいた話し合いができるようにします。
- 感情コントロール:感情的にならないように、冷静さを保つための準備をします。
4.3 話し合いの実施
話し合いでは、以下の点に注意しましょう。
- 客観的な説明:事実に基づいて、客観的に状況を説明します。
- 相手の意見の傾聴:相手の意見をよく聞き、理解しようと努めます。
- 建設的な提案:問題解決に向けた具体的な提案を行います。
- 合意形成:最終的な合意を目指し、落としどころを探ります。
4.4 専門家の活用
必要に応じて、専門家の協力を得ましょう。
- ケアマネージャー:介護に関する相談や、施設の情報提供、手続きのサポートなどを行います。
- 弁護士:相続や財産管理に関する相談ができます。
- ファイナンシャルプランナー:家計の見直しや、資産運用に関するアドバイスが受けられます。
5. 今後の選択肢と、それぞれのメリット・デメリット
介護費用に関する問題解決のためには、いくつかの選択肢があります。それぞれのメリットとデメリットを理解し、最適な選択をしましょう。
5.1 援助を続ける
メリット:
- 祖母の経済的な安定に貢献できる。
- 親族間の関係を良好に保てる可能性がある。
- 子供たちに、困っている人を助ける姿を見せられる。
デメリット:
- 経済的な負担が続く。
- 他の親族との間で不公平感が生じる可能性がある。
- 祖母との関係が悪化するリスクがある。
5.2 援助額を減らす
メリット:
- 経済的な負担を軽減できる。
- 他の親族に、負担を分担してもらうきっかけになる可能性がある。
デメリット:
- 祖母との関係が悪化するリスクがある。
- 他の親族との間で、対立が生じる可能性がある。
5.3 援助を中止する
メリット:
- 経済的な負担を完全に解消できる。
デメリット:
- 祖母との関係が悪化する可能性が非常に高い。
- 親族間の関係が破綻する可能性がある。
- 後悔する可能性が高い。
5.4 祖母の資産を活用する
メリット:
- 祖母の貯蓄を有効活用できる。
- 他の親族の負担を軽減できる。
デメリット:
- 祖母の同意を得る必要がある。
- 資産管理に関する問題が発生する可能性がある。
5.5 専門家への相談
メリット:
- 客観的なアドバイスを得られる。
- 問題解決の糸口が見つかる可能性がある。
- 感情的な対立を避けることができる。
デメリット:
- 費用がかかる。
- 専門家との相性がある。
6. 最終的な決断に向けて
最終的な決断を下す前に、以下の点を考慮しましょう。
6.1 家族の価値観
家族として、どのような価値観を大切にしたいのかを考えましょう。
- 困っている人を助ける:祖母を大切にしたいという気持ちを優先するのか。
- 経済的な安定:自分たちの生活を守ることを優先するのか。
- 親族との関係:良好な関係を維持することを優先するのか。
6.2 長期的な視点
目先の状況だけでなく、長期的な視点を持って、将来を見据えた選択をしましょう。
- 将来の介護費用:今後、介護費用がどれくらいかかるのかを予測する。
- 相続:相続に関する問題を考慮する。
- 自分たちの老後:自分たちの老後の生活資金を確保する。
6.3 後悔しない選択
最終的な決断は、後悔しないように慎重に行いましょう。
- 感情的な判断を避ける:冷静に、客観的に状況を判断する。
- 情報収集:必要な情報を集め、十分な検討を行う。
- 家族との相談:家族とよく話し合い、合意形成を図る。
今回のケースでは、主人は「もう払わなくて良い」と言っていますが、あなたは大好きな祖母のために、理不尽でも払い続けたいと考えています。これは、非常に大切な気持ちです。しかし、無理をしすぎると、あなた自身の心身に負担がかかり、最終的には良い結果に繋がらない可能性もあります。
まずは、現状を客観的に分析し、祖母の経済状況を把握することから始めましょう。そして、親族間で率直に話し合い、それぞれの考えや思いを共有することが重要です。必要であれば、専門家の協力を得て、円滑なコミュニケーションを図りましょう。
最終的な決断は、家族の価値観、長期的な視点、そして後悔しない選択という観点から、慎重に行う必要があります。
介護費用に関する問題は、簡単には解決できない複雑な問題です。しかし、諦めずに、一つ一つ問題を解決していくことで、必ず良い方向に進むことができます。
この記事が、あなたの問題解決の一助となり、より良い未来を切り開くための一歩となることを願っています。
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