退去費用が高すぎる！障害年金受給中でもできる、賢い交渉術と生活を守るための対策
退去費用が高すぎる！障害年金受給中でもできる、賢い交渉術と生活を守るための対策
この記事では、退去費用が高額で困っているあなたに向けて、具体的な解決策を提示します。特に、障害年金を受給しながら生活している方々が直面する経済的な困難を理解し、現実的なアドバイスを提供します。高額な退去費用を分割払いにしてもらうための交渉術、費用の妥当性を見極める方法、そして生活を守りながら問題を解決するための専門家選びについて、詳しく解説します。
今回引っ越すことになりましたが、退去費用が総額18万8805円になると見積もり書が届きました。
契約時には敷金は払って居らず、2年3ヶ月入居していました。夫婦揃ってタバコを吸って居たのですが、決まった部屋しかタバコを吸っていなく、子供がいて、子供がリビングの壁紙を剥がしたりした所もあります。後旦那がトイレの扉を穴あけたところもあり、クッションフロアーにも、ボールペンで落書きされたりもありますが、高額すぎてビックリしています。
こちらは、全く分かってない素人なのでこの金額が妥当なのか、お知恵をお願い致します。
ちなみに築年数は32年です。
内訳は以下の通りです。
- クロス張替え70m 9万8000円
- クッションフロア張替え8m 2万8000円
- 襖張替え2枚 8000円
- ボード張替え2枚 2万円
- トイレ扉補修1式 1万5000円
- 水道代 6285円
合計税込 18万8805円
恥ずかしい話しですが、今も生活がかつかつでこの金額を一括払いは正直きついですし、今回も引っ越しは市役所から出してもらいましたので自分たちが壊した所は払うのは当たり前だし払いますが金額が大きいだけに、分割払いしか出来ません。
管理会社は一括か分割にしても、二回で払って欲しいと言いますが、二回で払っても約9万は１ヶ月の生活費の金額より多く、出場所がありません。今１ヶ月6万満たないくらいで日用品とか食費諸々全て4人で生活してるので１ヶ月の生活費より多く9万も払えなくて困ってます。
そして、私自身重度の障害を負っており、働いて返す事も出来ません。
なんとか１ヶ月1万〜2万くらいでしたら、私達大人は米だけ食べていたら生きていけるのですが子供達は食べさせないと行けないので１ヶ月で4万で食費日用品諸々全てやるとしても、きついです。
管理会社がダメだと言ったら分割で１ヶ月1万〜2万で返済は無理なのでしょうか？
またクロスの張替えの9万8000円は妥当なのでしょうか？
また分割じゃないと生活費としてもらってるお金全て渡しても足りないから分割をもっと払える金額で交渉したいのですが、弁護士と司法書士どちらが相談はいいと思いますか？
退去費用に詳しい方のご意見をお聞かせ下さいませ。もちろんそれ以外の人も、お叱りご意見なんでもいいのでお知恵をお貸し下さいませ。
ちなみに重度の障害なので障害年金のみで生活しており、旦那は私の介護で仕事出来なく24時間側にいてもらったり、行政のサービスを使ったりして生活して居ます。今回の引っ越しの頭金及び引っ越し代諸々全て市が出して頂きました。
補足
サラ金から借りるとの事は要りません。金額が妥当か、後は分割対応してもらえるにはどうしたらいいかの助言をお願い致します。
1. 退去費用の内訳を徹底的に分析する
まず、冷静に退去費用の内訳を詳細に分析することから始めましょう。見積書に記載されている各項目の費用が、本当に必要なのか、妥当な金額なのかを見極めることが重要です。特に、築年数が32年という点を考慮すると、経年劣化による修繕費用と、入居者の過失による修繕費用を区別する必要があります。
- クロスの張替え（9万8000円）： 70mという広さに対して、この金額が妥当かどうかを検討します。一般的なクロスの張替え費用は、1mあたり1,000円～1,500円程度が相場です。タバコのヤニ汚れや、子供による落書きなど、具体的な原因を考慮し、必要な範囲での張替えなのかを確認しましょう。築年数が古い物件では、クロスの劣化は避けられないため、全張り替えではなく部分的な補修で済む可能性もあります。
- クッションフロアの張替え（2万8000円）： 落書きの程度や範囲によって費用が変動します。こちらも、部分的な補修で対応できるか、見積もり内容を詳しく確認しましょう。
- 襖の張替え（8000円）： 襖の枚数と、張替えが必要な理由を確認します。
- ボードの張替え（2万円）： トイレの扉の補修と合わせて、具体的な損傷状況と、なぜ張替えが必要なのかを確認します。
- トイレ扉の補修（1万5000円）： 旦那様が穴をあけてしまったとのことなので、これは入居者の過失による修繕費用として、支払い義務が発生する可能性が高いです。
- 水道代（6285円）： これは、未払い分があれば支払う必要があります。
各項目の費用について、インターネットで相場を調べたり、近隣の工務店に見積もりを依頼して比較検討することも有効です。複数の見積もりを比較することで、見積もりの妥当性を客観的に判断できます。
2. 管理会社との交渉術：分割払いを実現させるために
高額な退去費用を一括で支払うことが難しい場合、管理会社との交渉は必須です。ここでは、分割払いを実現するための具体的な交渉術を解説します。
- 誠実な態度で交渉する： まずは、現在の経済状況と、分割払いを希望する理由を正直に伝えましょう。障害年金のみで生活しており、生活費が厳しい状況であることを具体的に説明します。感情的にならず、冷静に、誠意を持って交渉することが重要です。
- 支払可能な金額を提示する： 毎月支払える金額を具体的に提示しましょう。1ヶ月1万円～2万円であれば、生活への影響を最小限に抑えられます。この金額で支払う意思があることを明確に伝え、管理会社に検討を促します。
- 分割回数を提案する： 支払総額と、毎月の支払額から、分割回数を提案します。例えば、総額18万円を1万円で支払う場合、18ヶ月かけて支払うことになります。
- 書面での合意を求める： 口頭での合意だけでなく、必ず書面で合意書を作成してもらいましょう。分割払いの金額、支払期日、遅延した場合の対応などを明確に記載することで、後々のトラブルを回避できます。
- 連帯保証人を用意する： 親族や友人など、連帯保証人を立てることで、管理会社からの信頼を得やすくなる場合があります。
- 弁護士や司法書士に相談する： 交渉が難航する場合は、弁護士や司法書士に相談することも検討しましょう。専門家のアドバイスを受けることで、より有利な条件で交渉を進めることができます。
管理会社との交渉では、相手の立場を理解し、互いに納得できる落としどころを見つけることが重要です。強硬な態度ではなく、誠意を持って対応することで、相手も柔軟に対応してくれる可能性があります。
3. 専門家への相談：弁護士 vs 司法書士、どちらを選ぶ？
退去費用に関する問題は、法律的な知識が必要となる場合があります。弁護士と司法書士、どちらに相談すべきか迷うかもしれません。それぞれの専門性と、相談するメリットを比較してみましょう。
- 弁護士： 弁護士は、法律に関する幅広い知識と、訴訟代理権を持っています。退去費用に関するトラブルが深刻化し、訴訟に発展する可能性がある場合は、弁護士に相談するのが適切です。弁護士は、法的な観点から問題点を分析し、交渉や訴訟を通じて、あなたの権利を守るためのサポートをしてくれます。費用は高額になる傾向がありますが、問題解決の可能性を高めることができます。
- 司法書士： 司法書士は、書類作成や、簡易裁判所での訴訟代理を行うことができます。退去費用に関する問題が、訴訟に発展する可能性が低い場合は、司法書士に相談することも有効です。司法書士は、契約書のチェックや、管理会社との交渉のサポートをしてくれます。弁護士よりも費用を抑えることができます。
どちらの専門家に相談するかは、問題の深刻度や、今後の展開を予測して決定しましょう。まずは、無料相談などを利用して、専門家のアドバイスを聞いてみるのも良いでしょう。
相談のポイント
- 相談内容の整理： 事前に、退去費用の内訳、これまでの経緯、管理会社とのやり取りなどを整理しておきましょう。
- 証拠の準備： 契約書、見積書、写真など、関連する証拠を準備しておきましょう。
- 費用の確認： 相談料、着手金、報酬金など、費用の詳細を確認しておきましょう。
専門家への相談は、問題解決への第一歩となります。一人で悩まず、専門家の力を借りることで、より良い解決策を見つけることができるでしょう。
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4. 障害年金受給者の生活を守るための対策
障害年金を受給しながら生活している場合、経済的な余裕は限られています。退去費用だけでなく、今後の生活を守るためにも、様々な対策を講じる必要があります。
- 生活保護の検討： 経済的に困窮している場合は、生活保護の申請を検討しましょう。生活保護は、生活費や医療費などを支援する制度です。
- 家賃補助制度の活用： 地方自治体によっては、低所得者向けの家賃補助制度があります。引っ越し先を探す際に、家賃補助制度を利用できる物件を探しましょう。
- 障害者向けのサービス利用： 障害者向けの様々なサービスを利用することで、生活の負担を軽減できます。ヘルパーサービス、デイサービス、訪問看護など、利用できるサービスを積極的に活用しましょう。
- 食費の見直し： 食費を節約するために、自炊を心がけたり、食材のまとめ買いをしたり、工夫しましょう。自治体によっては、食料支援を行っている場合もあります。
- 節約術の実践： 光熱費、通信費、日用品など、生活費全体を見直し、節約できる部分を探しましょう。
- 副業の検討： 障害の状態によっては、在宅でできる副業など、収入を増やす方法を検討することもできます。
これらの対策を組み合わせることで、経済的な負担を軽減し、安定した生活を送ることができます。一人で抱え込まず、地域の相談窓口や、専門家などに相談しながら、最適な解決策を見つけましょう。
5. 引っ越し費用の負担を軽減する方法
今回の引っ越し費用を市役所が負担してくれたとのことですが、今後の引っ越しに備えて、費用の負担を軽減する方法を知っておくことも重要です。
- 引っ越し業者の比較検討： 複数の引っ越し業者に見積もりを依頼し、料金やサービス内容を比較検討しましょう。
- 不用品の処分： 引っ越し前に、不用品を処分することで、運搬費用を抑えることができます。リサイクルショップや、不用品回収業者を利用しましょう。
- 自分でできることは自分で行う： 荷造りや、荷解きなど、自分でできることは自分で行うことで、費用を節約できます。
- 引っ越し時期の調整： 引っ越し料金は、時期によって変動します。繁忙期を避けて、閑散期に引っ越しを行うことで、費用を抑えることができます。
- 補助金の活用： 地方自治体によっては、低所得者向けの引っ越し費用補助制度があります。利用できる制度がないか、確認してみましょう。
引っ越し費用を抑えるためには、事前の準備と、情報収集が重要です。様々な方法を検討し、自分に合った方法で、費用を抑えましょう。
6. まとめ：諦めずに、解決策を探しましょう
高額な退去費用に直面し、経済的な不安を抱えているかもしれませんが、諦めずに、解決策を探しましょう。まずは、費用の内訳を詳細に分析し、管理会社との交渉を試みましょう。分割払いを実現するために、誠意を持って、具体的な支払いプランを提示することが重要です。弁護士や司法書士などの専門家に相談することも、有効な手段です。障害年金受給者の生活を守るために、生活保護や、家賃補助制度、障害者向けのサービスなどを活用しましょう。今回の経験を活かし、今後の生活を守るための対策を講じましょう。困難な状況でも、諦めずに、一歩ずつ前に進んでいくことが大切です。
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