仕事を辞めて叔母の介護に専念すべき？経済的な不安と介護の両立の悩みを解決
仕事を辞めて叔母の介護に専念すべき？経済的な不安と介護の両立の悩みを解決
この記事では、介護と仕事の両立という難しい問題に直面しているあなたへ、具体的な解決策を提示します。特に、経済的な不安を抱えながら、介護に専念すべきか、仕事を続けるべきか迷っている方に焦点を当て、それぞれの選択肢のメリットとデメリットを比較検討します。あなたの状況を整理し、最適な選択をするためのヒントを提供します。
長文で失礼します。
ここ一年くらい、仕事をしながら週に一、二度叔母の面倒を見ています。面倒といっても、リウマチがひどいので1人での外出に無理があり、病院の付き添いや買い物、家の片付けなどを手伝っています。
叔母の家までは、自宅から車で1時間弱。1日がかりです。
もともとは叔父が面倒を見ていたのですが、去年亡くなりました。
叔母は一人暮らしではありません。二世帯住宅で、息子夫婦(子供なし)と一緒に住んでいます。
息子の嫁は正社員で働いており、叔父か叔母が病気になったら会社を辞めて面倒を見るという約束もいつのまにか反古にされたようです。
叔母が元気なときは、家事は叔母がしていました。叔母がリウマチになってからも、ほとんど叔父がやっていました。(さすがに自分たちの分だけですが)
叔父が亡くなってからの叔母は哀れなもので、必要最低限のことしかしてもらっていません。朝食を作ってもらうだけです。夕食は宅食です。洗濯も動かない手でやっています。
嫁の口癖は「自分のことが出来なくなったら、施設にはいってもらいます」だそうです。
一緒に住んでいても会話もなく、1日顔を見ない日も多いようです。
何かを頼みたくても、忙しいの一言でまともにしゃべってくれないようです。
いくらタクシーを使っても、身体の不自由な年寄りが1人で出かけるのは大変です。
この叔母にはとてもお世話になり、娘のように可愛がってもらっていたので、ほっておけず面倒を見るようになりました。
実は、私自身去年乳がんの手術をしており、ホルモン剤の副作用、また更年期障害もあり、体調があまりよくない状態でした。
仕事も接客業なのですが、客が増え、人手不足という状態になり、ますます体調が悪くなってきました。
がんの主治医や心療内科の先生に相談したところ、「今のあなたには両立は無理。完全にオーバーワークしてる。どちらかにしぼりなさい。」と言われました。病気にとっても身体的にも精神的にも余裕のある生活をした方がよいと…
叔母も私の体調の事を気にしており、出来れば仕事をやめて自分の面倒を見てほしいと母に言っていました。ただ、自分から言うことではないから…と。
叔母は私が手伝いに行った日は必ず謝礼をくれます。私としては今までの恩があるので申し訳ないとおもったのですが、その方が頼みやすいからと言われて頂く事にしました。
それがあるので、パートの仕事を辞めても大丈夫だろうと思い、仕事を辞めて叔母のお世話に専念する事にしました。叔母は大変喜んで、仕事を辞めさせたのだからその分も出させてくれと言われました。ただ、ずっとは無理なので、その分は私の娘が大学を卒業するあと一年半の期限付きで。
私はそこまでしてもらうのは申し訳ないので断わろうと思っていたのですが、母にはそのつもりだと言っていたようです。
問題は今日起こりました。叔母に電話した時に、援助をするのはきびしくなったと言われました。私は辞めるパート代までもらうつもりもなかったので、「そんなものはいらないし、今までのお礼でやってるんだから、おばさんの気持ちだけでいいよ」と答えました。いつもの叔母なら、お礼はちゃんとするから…と言ってくれるのが今回は「甘えてもいいのかな？」と今まで聞いた事のない言葉が返ってきました。
気になって、実家の母に電話したら、どうも叔母が息子夫婦に私が仕事を辞めて、自分の世話をしてもらう事を話したらしいんです。相応のお礼もするけど、自分のお金で出す事だからと…
それが嫁の逆鱗にふれたらしく、「お母さんのお金をどう使おうと勝手ですが、ちゃんと書面で月いくらと書いて契約を交わして、いついくら払ったか報告してください」と言われたみたいです。
自分たちがもらう財産が少しでも減るのが嫌なんでしょうか？
叔母はどうして、息子夫婦にわざわざ報告したんでしょう？
その話を聞いて、今日の電話での内容だと「甘えてもいいか？」というのは、今までもらっていた謝礼もなくなってしまうのかと不安になってきました。
我が家は夫が借金癖がひどかったので、ろくに蓄えもありません。そのためずっと働いてきました。まだあと５年働けます。
叔母には申し訳ないけれど、まったく自分に収入がないのは痛いです。
職場には辞めることは言ってしまいましたが、間に合うなら撤回しようかとも考えてます。でも両立は出来ないので、叔母のところに行く事をセーブする事になります。
状況はまだはっきりしませんが、皆さんならどうしますか？
補足
本来ならお世話になった叔母なのでお礼が発生しなくてもお世話すべきなんですが、今でもギリギリの生活なので、働くのを辞めてまでは出来ないです。情けないですが…
お互いの家がもう少し近かったら、気軽にお世話出来るんですが、丸一日つぶれてしまうのが大きいです。
はじめに：介護と仕事の両立の難しさ
介護と仕事の両立は、多くの人が直面する困難な問題です。特に、経済的な不安を抱えながら、介護に時間と労力を割かなければならない状況は、心身ともに大きな負担となります。今回の相談者様のように、自身の健康問題も抱えながら、介護と仕事の板挟みになるケースは少なくありません。この状況を打開するためには、現状を正確に把握し、様々な選択肢を比較検討し、自分にとって最善の道を見つける必要があります。
1. 現状の整理：抱えている問題の明確化
まず、現状を整理し、抱えている問題を具体的に把握しましょう。相談者様の状況を整理すると、以下の点が問題として挙げられます。
- 健康問題： 乳がんの手術後のホルモン剤の副作用、更年期障害、過労による体調不良。
- 経済的な不安： 夫の借金癖による蓄えの少なさ、パート収入への依存。
- 介護の負担： 週に1～2日の介護、移動時間を含めた1日がかりの負担、叔母の息子夫婦との関係性。
- 仕事の状況： 接客業での人手不足、体調不良による業務への影響。
- 人間関係： 叔母との良好な関係、息子夫婦とのコミュニケーション不足。
これらの問題を整理することで、どのような選択肢があるのか、それぞれの選択肢がどのような影響を与えるのかを具体的に考えることができます。
2. 選択肢の比較検討：仕事継続 vs 介護専念
大きく分けて、以下の2つの選択肢が考えられます。それぞれのメリットとデメリットを比較検討し、あなたにとって最適な選択肢を見つけましょう。
2-1. 仕事を継続し、介護の負担を減らす
メリット：
- 経済的な安定： 安定した収入を確保でき、経済的な不安を軽減できます。
- 社会とのつながり： 仕事を通じて社会とのつながりを保ち、孤立感を防ぐことができます。
- 自己実現： 仕事を通じて自己成長を実感し、やりがいを見出すことができます。
デメリット：
- 介護の負担： 介護の負担が軽減されない場合、体調不良が悪化する可能性があります。
- 時間の制約： 仕事と介護の両立により、自由な時間が制限されます。
- 精神的な負担： 仕事と介護の板挟みになり、精神的なストレスが増加する可能性があります。
具体的な対策：
- 介護サービスの利用： 訪問介護、デイサービスなどの介護サービスを利用し、介護の負担を軽減します。
- 家族との協力： 息子夫婦とのコミュニケーションを改善し、介護への協力を求めます。
- 仕事の調整： 勤務時間や業務内容を調整し、体調に合わせた働き方を模索します。
2-2. 仕事を辞めて、介護に専念する
メリット：
- 介護への集中： 叔母の介護に専念し、より質の高い介護を提供できます。
- 時間の確保： 介護に費やす時間を確保し、体調を優先できます。
- 精神的な安定： 介護と仕事の両立によるストレスから解放されます。
デメリット：
- 経済的な不安： 収入が減少し、経済的な不安が増大します。
- 将来への不安： 将来の生活費や介護費用への不安が生じます。
- 社会とのつながりの減少： 仕事を辞めることで、社会とのつながりが薄れる可能性があります。
具体的な対策：
- 経済的な計画： 介護保険制度の利用、預貯金の活用、親族からの援助などを検討し、経済的な計画を立てます。
- 就労支援： 介護の合間にできる仕事を探したり、在宅ワークなどを検討します。
- 地域とのつながり： 地域包括支援センターなどを利用し、社会とのつながりを保ちます。
3. 経済的な問題への対策
経済的な不安は、介護と仕事の両立において大きな障壁となります。以下の対策を検討し、経済的な問題を解決するための具体的な計画を立てましょう。
3-1. 介護保険制度の活用
介護保険制度は、介護が必要な高齢者の生活を支えるための重要な制度です。以下のサービスを利用することで、介護にかかる費用を軽減できます。
- 訪問介護： ホームヘルパーが自宅を訪問し、食事、入浴、排泄などの介護を行います。
- デイサービス： 日中に介護施設に通い、食事、入浴、レクリエーションなどのサービスを受けます。
- ショートステイ： 短期間、介護施設に入所し、介護を受けます。
- 福祉用具のレンタル・購入： 車椅子や介護ベッドなどの福祉用具をレンタルしたり、購入したりできます。
これらのサービスを利用することで、介護者の負担を軽減し、経済的な負担を軽減できます。
3-2. 預貯金や資産の活用
預貯金や資産を有効活用することも、経済的な不安を軽減するための有効な手段です。以下の方法を検討しましょう。
- 預貯金の取り崩し： 介護費用や生活費として、預貯金を取り崩します。
- 資産の売却： 不動産や株式などの資産を売却し、資金を確保します。
- 生命保険の活用： 生命保険の解約返戻金や、死亡保険金などを活用します。
ただし、資産の活用には、税金や手数料などがかかる場合がありますので、専門家（税理士、ファイナンシャルプランナーなど）に相談することをお勧めします。
3-3. 親族からの援助
親族からの援助も、経済的な問題を解決するための選択肢の一つです。以下の方法を検討しましょう。
- 金銭的な援助： 親族から金銭的な援助を受けます。
- 介護費用の負担： 親族が介護費用の一部を負担します。
- 相続に関する話し合い： 将来の相続について、親族と話し合い、円滑な相続を目指します。
親族からの援助を受ける際には、感謝の気持ちを忘れずに、良好な関係を維持することが大切です。また、援助の内容や条件について、事前にしっかりと話し合っておきましょう。
4. 介護と仕事の両立を支援する制度
介護と仕事の両立を支援する制度も、積極的に活用しましょう。これらの制度を利用することで、介護と仕事の両立がよりスムーズになります。
4-1. 介護休業制度
介護休業制度は、家族の介護のために、一定期間休業できる制度です。この制度を利用することで、介護に専念する時間を確保できます。
- 対象者： 介護を必要とする家族がいる労働者。
- 休業期間： 対象家族1人につき、通算93日まで。
- 給付金： 介護休業給付金（休業前の賃金の67%）が支給されます。
介護休業制度を利用する際には、事前に会社に相談し、手続きを行う必要があります。
4-2. 介護休暇制度
介護休暇制度は、家族の介護のために、年に5日（対象家族が2人以上の場合は10日）まで休暇を取得できる制度です。この制度を利用することで、急な介護が必要になった場合にも対応できます。
- 対象者： 介護を必要とする家族がいる労働者。
- 休暇日数： 年に5日（対象家族が2人以上の場合は10日）。
- 給与： 有給休暇または無給休暇として取得できます。
介護休暇制度を利用する際には、事前に会社に相談し、手続きを行う必要があります。
4-3. 勤務時間の短縮や変更
多くの企業では、介護と仕事の両立を支援するために、勤務時間の短縮や変更を認めています。例えば、
- 短時間勤務： 1日の労働時間を短縮する。
- 時差出勤： 出勤時間を遅らせる。
- テレワーク： 在宅勤務を許可する。
これらの制度を利用することで、介護と仕事の両立がしやすくなります。会社に相談し、利用できる制度を確認しましょう。
5. 精神的なサポートと健康管理
介護と仕事の両立は、心身ともに大きな負担がかかります。精神的なサポートと健康管理も、非常に重要です。
5-1. 専門家への相談
精神的な負担を感じた場合は、専門家（医師、カウンセラー、ソーシャルワーカーなど）に相談しましょう。専門家は、あなたの悩みを聞き、適切なアドバイスやサポートを提供してくれます。
- 医師： 体調不良や精神的な不調について相談します。
- カウンセラー： 悩みやストレスについて相談し、心のケアを受けます。
- ソーシャルワーカー： 介護に関する相談や、利用できる制度について相談します。
専門家への相談は、あなたの心身の健康を守るために不可欠です。
5-2. 休息とリフレッシュ
十分な休息とリフレッシュも、心身の健康を保つために重要です。以下の方法を試してみましょう。
- 睡眠： 質の高い睡眠を確保する。
- 休息： 定期的に休息を取り、心身を休ませる。
- 趣味： 自分の好きなことに時間を使い、気分転換をする。
- 運動： 適度な運動を行い、心身の健康を保つ。
意識的に休息とリフレッシュの時間を確保し、心身のバランスを整えましょう。
5-3. 家族や友人とのコミュニケーション
家族や友人とのコミュニケーションも、精神的なサポートとして重要です。悩みを打ち明けたり、話を聞いてもらうことで、気持ちが楽になります。
- 家族： 介護や仕事について、家族と話し合い、協力体制を築く。
- 友人： 悩みを打ち明けたり、愚痴を聞いてもらう。
- 交流： 積極的に交流の機会を持ち、気分転換をする。
家族や友人とのコミュニケーションを通じて、孤独感を解消し、心の支えを得ましょう。
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6. 最終的な判断と決断
最終的な判断は、あなた自身の価値観と状況に基づいて行う必要があります。以下の点を考慮し、自分にとって最善の選択をしましょう。
- 優先順位： 自分の健康、経済的な安定、介護への貢献、どれを優先したいのかを明確にする。
- 長期的な視点： 短期的な視点だけでなく、長期的な視点から見た影響を考える。
- 情報収集： 介護に関する情報や、利用できる制度について、積極的に情報収集する。
- 専門家への相談： 医師、カウンセラー、ソーシャルワーカーなど、専門家のアドバイスを参考に、決断する。
決断を下す際には、後悔のないように、じっくりと時間をかけて検討しましょう。
7. まとめ：あなたにとって最善の道を見つけるために
介護と仕事の両立は、非常に難しい問題ですが、決して解決不可能ではありません。現状を正確に把握し、様々な選択肢を比較検討し、経済的な対策を講じ、利用できる制度を最大限に活用することで、あなたにとって最善の道を見つけることができます。精神的なサポートと健康管理も忘れずに行い、心身ともに健康な状態で、介護と仕事の両立を目指しましょう。
今回の相談者様が、ご自身の健康状態と経済状況を考慮し、叔母様との関係性、そして将来の生活を見据えた上で、最適な選択をされることを心から願っています。
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