横領事件の解決とキャリア再構築：あなたが今できること
横領事件の解決とキャリア再構築：あなたが今できること
この記事では、横領事件に巻き込まれ、その解決とキャリア再構築を目指すあなたへ、具体的なアドバイスを提供します。法的手段の難しさ、経済的な困窮、そして精神的な負担は計り知れません。しかし、諦めることなく、前向きに進むための道は必ずあります。この記事が、あなたの現状打開の一助となれば幸いです。
長文になりますがアドバイスください。前回の投稿の続きになります。前回もお話しましたが、先日民事裁判より横領が認められ、警察に再び行ったのですが、まったく動いてもらえません。今回は、今までの経過を聞いていただき、みなさんの意見を聴ければと思います。平成２１年から２４年５月までの間に起きた横領です。２１年に常駐している社員が２名から今回の横領をした彼女１名になりました。うちの会社はNPOで理事が４人おりますが、常駐はしておりません。この彼女が一人になってからお金の流れがまったく把握できなくなりました。総会のために決算報告はありましたが、決算は税理士に提出する期間がせまっているので、ハンコだけ押してくださいと、監査にも経理書類を見せず、それでも監査が書類を求めると理事長にはすべてみせてOKがでているので急いでるからハンコだけ押してくださいとせかしたようです。理事長からOKが出ているのであればと、ハンを押していたようです。もちろん理事長には一切見せていませんでした。あと、監査が不在のときは監査の奥さんにハンを押させていたようです。しまいには、歴代の監査のハンコを自分で購入し、勝手に押していました。理事のほうもこまめに経理書類の提出を求めましたが、忙しい、今整理中、今忙しすぎて家に持ち帰っていると理由をつけて、一切見せないとかを貫いてきたそうです。決算は、税理士、税務署、総会、それぞれ提出内容が違うことに彼女がやめてから判明しました。そして、理事たちが関係機関に、経理もいつまでも不透明だし、理事を離職したいと伝えに行ったところ、同席していた取引先から初めて７００万以上の未払い金があると判明しました。理事たちはこの会社を設立時にこの関係機関の人に絶対迷惑をかけないので名前だけ貸してほしいといわれてなっていただけでした。驚いた理事たちはすぐに本人のところへ行き、確認しに行ったそうです。そのとき確信した、理事たちは、ICレコーダーで音声を録音していました。その中には、未払い金はない、何かの間違いだ。と発言して、先方の請求書の提出をその時求めましたが、今整理中ですと提示しない録音ものこっています。ほかにも、自分が責任をとるという別な打ち合わせの録音ものこってます。理事が経理書類を見れなかったのには、経理用のパソコンがあり、その本人以外が見られないようにパスワードがかかっていました。退職前にも多額な銀行からの引きだしもありました。勝手に離職願いを郵送してきてばれ始めると、精神疾患を理由にまったく連絡が取れなくなりました。やっと旦那を通じてパスワードを教えてもらいやっと開けるようになりました。私の前に数か月入った事務員さんが最初なにもわからない状態で必要書類、領収書等を理事たちと探しましたが、あちらこちらにちらばってあり、現金出納帳もつけていませんでした。その事務員さんもかかわりたくないと退職し、私が頼まれてやり始めました。経理用ソフトでかんりしていたようで、その中に彼女の作成した帳簿がありました。が、素人が見てもなんだこれと思うような帳簿でした。領収書、なくても支払可能性が認められる支出。貯金通帳を参考に一個一個処理していくと、１０００万ぐらいの使途不明金がありました。警察に言うと、弁護士にと言われ、調停をし、和解できず民事裁判にしました。５年かけてやっと横領の民事の判決がでました。通常１人の裁判官らしいのですが３人の裁判官で裁判をしました。その判決をもって先日再び警察に行きましたが、まったく受けてもらえませんでした。会社の通帳、印鑑は彼女一人で管理し、自由に預金引き出しもできました。彼女は休日にも会社のキャッシュカードを持ち歩き、ATMで引出。警察に言わせるとおろした使途不明金が彼女の財布に入れた証拠がないとのことで一切受けてもらえません。どうしたら受けてもらえますか？彼女の家族の口座も警察で一度調べてもらいましたが、まったく同一の金額が入金されていないと証拠にはできないとのことです。彼女はうちの後に働いた介護の会社でも、彼女が入ってから入居者のお金が紛失していて、自分は疑われたくないとすぐ退職したそうです。今も別な介護の会社で働いています。本当に横領の判決が出た後も、悪びれるそぶりもなく、一緒に働いていた人の話では、みんながほしがるようなものすべてが家にあると自慢していて、うちの会社で使途不明を出し始めてからハイブリット車を現金購入したりと、これ以上被害を出さないためにもどうしても警察に動いてほしいです。皆様のお知恵を貸してください。
ご相談ありがとうございます。横領事件は、金銭的な損失だけでなく、精神的な苦痛も伴う非常に深刻な問題です。民事裁判での勝訴は大きな一歩ですが、警察が動いてくれないという状況は、更なる困難を予感させます。しかし、諦める必要はありません。この状況を打開するために、具体的なステップと、あなたのキャリア再構築に向けたアドバイスをさせていただきます。
1. 現状分析と法的アプローチの見直し
まずは、現状を客観的に分析し、法的アプローチを見直す必要があります。警察が動かない理由を具体的に把握し、それに対する対策を講じましょう。
1-1. 警察が動かない理由の明確化
警察が捜査に消極的な理由は、主に以下の点が考えられます。
- 証拠の不十分さ: 警察は、犯行を立証するための物的証拠（現金の流れ、使途不明金が犯人の手に渡った証拠など）を重視します。民事裁判の判決だけでは、直接的な証拠として不十分と判断される場合があります。
- 捜査リソースの制約: 警察は、人手や時間などのリソースに限りがあります。他の重大犯罪に比べて、横領事件の優先順位が低いと判断されることもあります。
- 事件の複雑さ: 横領事件は、経理処理や資金の流れが複雑で、捜査に時間がかかる場合があります。
1-2. 証拠の再検証と追加証拠の収集
警察が求める証拠を改めて精査し、追加で収集できる証拠がないか検討しましょう。
- 民事裁判の判決文の精読: 判決文には、横領が認められた根拠となる事実が詳細に記載されています。この内容を改めて確認し、警察に提示できる部分がないか探しましょう。
- 物的証拠の再確認: 会社の通帳、領収書、会計ソフトの記録など、横領の事実を裏付ける証拠を再確認しましょう。特に、犯人が個人的な用途に資金を使用したことを示す証拠（高額商品の購入履歴、不自然な送金記録など）は重要です。
- 関係者の証言: 会社の関係者（理事、監査、元従業員など）から、横領の事実を知っている証言を得ることができれば、証拠として有効です。
- 専門家の意見: 会計士や税理士などの専門家に相談し、集めた証拠の有効性や、追加で収集すべき証拠についてアドバイスを求めるのも有効です。
1-3. 警察への再度の働きかけと弁護士との連携
集めた証拠を整理し、警察に再度相談に行きましょう。その際、以下の点を意識しましょう。
- 証拠の提示: 収集した証拠を分かりやすくまとめ、警察に提示しましょう。
- 説明の明確化: 横領の事実と、それが犯罪であることを明確に説明しましょう。
- 捜査への協力: 警察の捜査に協力する姿勢を示し、捜査を円滑に進めるための協力を惜しまないことを伝えましょう。
弁護士に相談し、警察への対応についてアドバイスを受けることも重要です。弁護士は、法的観点から事件を分析し、警察との交渉をサポートしてくれます。
2. 横領事件解決に向けた具体的な行動計画
警察の捜査が進まない場合でも、諦めずにできることはたくさんあります。事件解決に向けて、具体的な行動計画を立て、実行に移しましょう。
2-1. 刑事告訴の検討
警察が動かない場合でも、刑事告訴を検討することができます。刑事告訴は、警察に捜査を求めるための手続きであり、証拠が十分であれば、警察は捜査を開始する可能性があります。弁護士に相談し、刑事告訴の手続きについてアドバイスを受けましょう。
2-2. 告訴状の作成と提出
刑事告訴を行う場合、告訴状を作成し、警察署に提出する必要があります。告訴状には、以下の内容を記載します。
- 告訴人の氏名、住所、連絡先: あなた自身の情報です。
- 被告訴人の氏名、住所、連絡先: 横領を行った人物の情報です。
- 告訴事実: 横領の事実を具体的に記載します。いつ、どこで、どのような方法で、いくらの金銭が横領されたのかを詳細に説明します。
- 証拠: 横領の事実を裏付ける証拠を具体的に記載します。
- 告訴理由: なぜ刑事告訴を行うのかを説明します。
告訴状の作成は、弁護士に依頼することをお勧めします。弁護士は、法的観点から告訴状を作成し、証拠の収集や提出をサポートしてくれます。
2-3. 情報公開と世論への訴え
事件の解決に向けて、情報公開や世論への訴えも有効な手段となる場合があります。ただし、情報公開を行う際には、名誉毀損やプライバシー侵害などのリスクを考慮し、慎重に行う必要があります。弁護士に相談し、適切な方法で情報公開を行いましょう。
- 関係者への情報共有: 会社の関係者（理事、監査、取引先など）に、事件の状況を共有し、協力を求めましょう。
- メディアへの情報提供: 弁護士と相談の上、メディアに情報提供することも検討できます。ただし、情報提供の際には、事実に基づいた正確な情報を提供し、名誉毀損などのリスクを回避する必要があります。
- SNSでの発信: 弁護士と相談の上、SNSで事件の状況を発信することも検討できます。ただし、SNSでの発信は、情報が拡散しやすく、誤った情報が広まる可能性もあるため、注意が必要です。
3. キャリア再構築への道
横領事件は、あなたのキャリアに大きな影響を与える可能性があります。しかし、この困難な状況を乗り越え、キャリアを再構築することは可能です。以下に、具体的なステップと、キャリア再構築に向けたアドバイスを提示します。
3-1. 自己分析と強みの再確認
まずは、自己分析を行い、あなたの強みやスキルを再確認しましょう。横領事件は、あなたのキャリアに傷をつける可能性がありますが、あなたの人間性や能力を否定するものではありません。自己分析を通じて、あなたの強みやスキルを再確認し、自信を取り戻しましょう。
- これまでの経験の棚卸し: これまでの職務経験を振り返り、どのような業務を経験し、どのようなスキルを身につけたのかを整理しましょう。
- 強みと弱みの分析: あなたの強みと弱みを客観的に分析しましょう。強みを活かせる仕事を探し、弱みを克服するための努力をしましょう。
- 興味関心の明確化: あなたがどのような仕事に興味を持っているのか、どのような働き方をしたいのかを明確にしましょう。
3-2. スキルアップと資格取得
自己分析の結果を踏まえ、スキルアップや資格取得を目指しましょう。新たなスキルを身につけることで、あなたのキャリアの幅を広げ、就職活動を有利に進めることができます。
- 必要なスキルの特定: 興味のある職種や、これまでの経験を活かせる職種に必要なスキルを特定しましょう。
- スキルアップの方法: 研修、セミナー、オンライン講座、書籍など、様々な方法でスキルアップを図りましょう。
- 資格取得の検討: 興味のある職種や、これまでの経験を活かせる職種に関連する資格を取得することも有効です。
3-3. 転職活動の準備
スキルアップと並行して、転職活動の準備を進めましょう。横領事件の影響を最小限に抑え、あなたの能力を最大限にアピールできるように、準備を整えましょう。
- 履歴書と職務経歴書の作成: あなたの経験やスキルを分かりやすく伝えられるように、履歴書と職務経歴書を作成しましょう。横領事件については、正直に伝える必要はありませんが、嘘をつくことも避けるべきです。面接で聞かれた場合に、誠実に対応できるように準備しておきましょう。
- 自己PRの準備: あなたの強みや、これまでの経験を通じて得た学びをアピールできるように、自己PRの準備をしましょう。
- 面接対策: 面接で、あなたの能力や意欲を最大限にアピールできるように、面接対策を行いましょう。想定される質問に対する回答を準備し、模擬面接で練習することも有効です。
3-4. 転職先の選定と情報収集
転職活動を行う際には、あなたの希望や条件に合った転職先を選びましょう。企業の情報を収集し、あなたのキャリアプランに合致する企業を探しましょう。
- 求人情報の収集: 転職サイト、転職エージェント、企業のホームページなど、様々な方法で求人情報を収集しましょう。
- 企業の調査: 企業のホームページ、IR情報、口コミサイトなど、様々な情報を収集し、企業の事業内容、企業文化、労働条件などを調査しましょう。
- 転職エージェントの活用: 転職エージェントは、あなたのキャリアプランに合った求人を紹介し、転職活動をサポートしてくれます。転職エージェントに相談し、あなたの希望や条件を伝えましょう。
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4. 精神的なサポートとセルフケア
横領事件は、あなたの精神的な健康に大きな影響を与える可能性があります。精神的なサポートを受け、セルフケアを行い、心身ともに健康な状態を保ちましょう。
4-1. 専門家への相談
精神的な負担を感じている場合は、専門家（カウンセラー、精神科医など）に相談しましょう。専門家は、あなたの心のケアを行い、問題解決をサポートしてくれます。
- カウンセリング: カウンセリングは、あなたの悩みや不安を話す場を提供し、問題解決に向けたアドバイスをしてくれます。
- 精神科医の診察: 精神科医は、あなたの精神的な状態を診断し、必要に応じて薬物療法を行います。
4-2. 家族や友人とのコミュニケーション
家族や友人に、あなたの悩みや不安を打ち明け、サポートを求めましょう。信頼できる人とのコミュニケーションは、あなたの心の支えとなります。
- 話を聞いてもらう: 家族や友人に、あなたの悩みや不安を話を聞いてもらいましょう。
- 共感を得る: 家族や友人に、あなたの気持ちを理解してもらい、共感を得ましょう。
- 助けを求める: 困ったことがあれば、家族や友人に助けを求めましょう。
4-3. ストレス解消法の実践
ストレスを解消するために、自分に合った方法を見つけ、実践しましょう。趣味に没頭したり、運動をしたり、リラックスできる時間を過ごしたりするなど、様々な方法があります。
- 趣味に没頭する: 好きなことに没頭することで、ストレスを解消することができます。
- 運動をする: 運動は、ストレス解消に効果的です。ウォーキング、ジョギング、水泳など、自分に合った運動を行いましょう。
- リラックスできる時間を過ごす: 好きな音楽を聴いたり、アロマを焚いたり、入浴したりするなど、リラックスできる時間を過ごしましょう。
5. 横領事件の教訓を活かす
横領事件は、あなたにとって非常に辛い経験だったかもしれませんが、この経験から学ぶことはたくさんあります。この教訓を活かし、今後の人生に役立てましょう。
5-1. 倫理観の再確認
横領事件を経験したことで、あなたの倫理観について改めて考える機会になったはずです。倫理観を再確認し、今後の行動に活かしましょう。
- 倫理的な問題について学ぶ: 倫理的な問題について学び、知識を深めましょう。
- 自分の価値観を明確にする: 自分の価値観を明確にし、倫理的な行動を心がけましょう。
- 周囲とのコミュニケーション: 周囲の人々と倫理的な問題について話し合い、意見交換をしましょう。
5-2. 組織のガバナンスへの意識向上
横領事件は、組織のガバナンスの脆弱性を示しています。組織のガバナンスについて学び、今後の行動に活かしましょう。
- 組織のガバナンスについて学ぶ: 組織のガバナンスについて学び、知識を深めましょう。
- 組織のガバナンスの重要性を理解する: 組織のガバナンスの重要性を理解し、組織の健全な運営に貢献しましょう。
- 問題提起と改善提案: 組織のガバナンスに関する問題点を発見し、改善提案を行いましょう。
5-3. 再発防止への貢献
横領事件の再発防止に貢献するために、できることを行いましょう。あなたの経験は、他の人々の役に立つはずです。
- 情報発信: あなたの経験を、他の人々に伝えることで、横領事件の防止に貢献できます。
- 啓発活動: 横領事件に関する啓発活動に参加し、知識を広めましょう。
- ボランティア活動: 横領事件の被害者を支援するボランティア活動に参加しましょう。
まとめ
横領事件は、非常に困難な状況ですが、諦めずに、一つ一つ問題を解決していくことで、必ず未来を切り開くことができます。法的手段の検討、証拠の収集、キャリア再構築、精神的なサポート、そしてこの経験から学ぶこと。これらのステップを踏むことで、あなたは必ず、より良い未来を掴むことができるでしょう。困難な状況に直面しているあなたを、心から応援しています。
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