介護職の転職、3日で辞めたい…未経験から特養で働くあなたの悩みを徹底解決！
介護職の転職、3日で辞めたい…未経験から特養で働くあなたの悩みを徹底解決！
まずは、ご相談内容を詳しく見ていきましょう。
先日、ハローワークの職業訓練で介護初任者研修を修了し、トライアル雇用枠で特別養護老人ホーム（特養）で働き始めました。現在3日です。
……が、面接即採用で、その二日後から勤務するように言われ、出勤するとまず、出勤簿に名前がない……現場の責任者は「今日から新人が来るとか聞いてない」ベテランの介護士は「勉強して資格取ったならわかるはず、できるんでしょ」当然オリエンテーションや研修はなく、一緒に働くスタッフの名前すら聞けないうちにいきなり食事介助から始まり、おっかなびっくり(だって初めてだし……)食べさせていたら「片付けの時間きまってるから考えながらやって」とにらまれ……。
何時に何をやる等の指示もなく(利用者が水分をどれくらい残した、手がかゆいと言っている等報告しようとすると「私は今忙しいんですけど」オーラ全開、次やる事を「自分で見て考えて」と言われてから聞きづらい)、放置状態で仕方なく、利用者の見守りや話し相手をして、時折、別なスタッフから指示を受け床掃除や洗濯などをしている感じです。
利用者の方々とは仲良くなり、うまく通じない話でも楽しいし、入浴の外介助でオムツを片付けたりするのも苦ではないのですが、新人の側から見て、仕事を教われない、指示がない、というのは苦痛です。
介護業界ではこの「やる気あるなら自分から見て聞いて仕事をする」のがスタンダードなのですか？利用者は生きている人間ですし、見よう見まねでやって利用者にケガをさせたり、迷惑をかけたくないです。責任者が聞きやすい人で色々教えてくれるなら排泄介助や入浴介助、バイタルチェックなど出来る仕事を増やして行きたいのですが、、フロアの責任者は仕事開始時の申し送り的なことや終了時のフォローもなく時間になればさっさと帰ってしまい、昼休憩時に向かい合わせで座っていても私とは全く会話もなく、ベテランの介護士や看護師さんとばかり話していて余計、話しかけづらいです。
しかし3日で辞めるような人間を次に雇ってくれるところがあるのか……と思うと悩みますが、長続きする気が全くしません。嫌々ながら良い事があるのを期待して我慢するか、嫌々やるのを組織・利用者に失礼と考え時間の無駄と捉えて早々に次の仕事を探すか……どうしたら良いでしょうか？
ちなみに実習中はグループホームも雰囲気が良くていいなと思ってましたが、特養を選んだのはきちんと介護技術のいろはを身につけてから将来グループホームで働きたいと考えたからです。
今回の相談は、介護業界で働き始めたばかりの方が、職場環境になじめず、早々に転職を考えているという内容ですね。未経験から介護職に就き、資格を取得して意気込んで入職したものの、現実とのギャップに戸惑い、将来への不安を感じている状況が伝わってきます。特に、OJT（On-the-Job Training：職場内訓練）が不十分で、具体的な指示や教育体制が整っていないことが、大きな悩みとなっているようです。3日で辞めることへの躊躇と、今後のキャリアプランへの迷いも感じられます。
この記事では、あなたの悩みを解決するために、以下の3つのステップで具体的なアドバイスをしていきます。
- 現状分析と問題点の整理: 介護業界の現状と、あなたが直面している問題点を客観的に分析します。
- 具体的な解決策の提示: 職場環境への適応策、キャリアプランの検討、転職を視野に入れた場合の具体的な行動について提案します。
- 将来への展望: あなたが理想とするキャリアを実現するための、長期的な視点でのアドバイスを行います。
1. 現状分析と問題点の整理
まずは、あなたが置かれている状況を詳しく見ていきましょう。介護業界は、人手不足が深刻化しており、未経験者でも採用されやすい傾向があります。しかし、その一方で、教育体制が整っていない施設も少なくありません。特に、以下のような問題点が考えられます。
- OJT不足: 新人に対する教育体制が整っていないため、具体的な業務内容や手順が十分に理解できない。
- コミュニケーション不足: 上司や同僚とのコミュニケーションが不足しており、相談しにくい環境である。
- 精神的な負担: 業務の指示が曖昧で、自己判断を求められる場面が多く、精神的な負担が大きい。
- キャリアプランの不明確さ: 将来的なキャリアパスが見えず、モチベーションが低下している。
これらの問題は、あなたのキャリア形成において大きな障壁となる可能性があります。しかし、問題点を明確にすることで、具体的な対策を立てることが可能になります。
2. 具体的な解決策の提示
次に、具体的な解決策を提示します。大きく分けて、職場環境への適応策、キャリアプランの検討、転職を視野に入れた場合の行動の3つに分けられます。
2-1. 職場環境への適応策
まずは、現在の職場でできることを考えてみましょう。すぐに転職を決断するのではなく、まずは状況を改善するための努力をしてみることが重要です。
- 積極的に質問する: 分からないことは、積極的に質問しましょう。最初は聞きづらいかもしれませんが、積極的に質問することで、周囲の理解を得やすくなります。質問する際には、具体的に何が分からないのかを明確に伝えることが大切です。例えば、「〇〇さんの介助方法について、具体的にどのような点に注意すれば良いですか？」のように質問すると、相手も答えやすくなります。
- メモを取る: 指示されたことや、教わったことは、必ずメモを取りましょう。メモを取ることで、記憶の定着を助け、後で見返すことができます。メモを取る際には、日付、時間、内容を整理して記録すると、後で役立ちます。
- 先輩介護士に相談する: 困ったことがあれば、積極的に先輩介護士に相談しましょう。特に、同じフロアで働いているベテランの介護士に相談することで、具体的なアドバイスをもらえる可能性があります。相談する際には、相手の時間を考慮し、忙しい時間帯を避けるようにしましょう。
- 記録をつける: 業務日誌や申し送りノートを活用し、日々の業務内容や気づいたことを記録しましょう。記録をつけることで、自分の成長を客観的に把握し、問題点を洗い出すことができます。また、記録は、上司や同僚との情報共有にも役立ちます。
- 周囲とのコミュニケーションを深める: 積極的に周囲のスタッフとコミュニケーションを取りましょう。休憩時間や業務の合間に、積極的に話しかけることで、人間関係を築きやすくなります。また、積極的に話しかけることで、職場の雰囲気に慣れ、不安を軽減することができます。
2-2. キャリアプランの検討
次に、あなたのキャリアプランを具体的に考えてみましょう。将来的にグループホームで働きたいという希望があるとのことですので、その目標を達成するための具体的なステップを検討する必要があります。
- 目標設定: まずは、具体的な目標を設定しましょう。例えば、「1年後には、排泄介助、入浴介助、バイタルチェックなど、一通りの業務を自力でできるようになる」といった目標を設定します。目標を設定することで、モチベーションを維持しやすくなります。
- スキルアップ: 介護技術のスキルアップを目指しましょう。職場でのOJTだけでなく、外部研修や資格取得も検討しましょう。例えば、喀痰吸引や経管栄養に関する研修を受けることで、専門性を高めることができます。
- 情報収集: グループホームに関する情報を収集しましょう。グループホームの運営方針、入居者の特徴、必要なスキルなどを調べて、自分に合ったグループホームを見つけましょう。
- キャリアパスの検討: 将来的なキャリアパスを検討しましょう。介護福祉士やケアマネージャーなどの資格取得を目指すことも可能です。資格を取得することで、キャリアアップにつながり、給与アップも期待できます。
2-3. 転職を視野に入れた場合の行動
もし、現在の職場環境がどうしても改善しない場合は、転職を検討することも選択肢の一つです。転職を検討する際には、以下の点に注意しましょう。
- 自己分析: 自分の強みや弱み、キャリアプランを明確にしましょう。自己分析を行うことで、自分に合った職場を見つけやすくなります。
- 情報収集: 転職サイトやハローワークなどを活用して、求人情報を収集しましょう。求人情報を比較検討し、自分に合った職場を探しましょう。
- 企業研究: 応募する企業の情報を収集しましょう。企業の理念、事業内容、労働条件などを調べて、自分に合った企業を選びましょう。
- 応募書類の作成: 履歴書や職務経歴書を作成しましょう。自分のスキルや経験をアピールし、採用担当者に好印象を与えられるように工夫しましょう。
- 面接対策: 面接対策を行いましょう。面接で聞かれる可能性のある質問を想定し、回答を準備しておきましょう。また、面接でのマナーや身だしなみにも気を配りましょう。
- 転職エージェントの活用: 転職エージェントに相談することも有効です。転職エージェントは、あなたのキャリアプランや希望条件に合った求人を紹介してくれます。また、応募書類の添削や面接対策も行ってくれます。
転職を検討する際には、焦らずに、じっくりと情報収集し、自分に合った職場を見つけることが大切です。3日で辞めることに後ろめたさを感じるかもしれませんが、あなたのキャリアにとってより良い選択をすることが重要です。
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3. 将来への展望
最後に、あなたの将来への展望について考えてみましょう。介護業界は、高齢化社会の進展に伴い、今後も需要が拡大していくことが予想されます。あなたのキャリアプランを実現するためには、長期的な視点での戦略が必要です。
- 継続的な学習: 介護に関する知識やスキルは、常に進化しています。継続的に学習し、最新の情報を習得することが重要です。
- 資格取得: 介護福祉士やケアマネージャーなどの資格を取得することで、キャリアアップにつながります。
- 経験の積み重ね: 様々な施設や職種で経験を積むことで、幅広い知識とスキルを習得できます。
- 自己分析の継続: 自分の強みや弱みを常に把握し、自己成長を促しましょう。
- ネットワークの構築: 介護業界のネットワークを構築し、情報交換や交流を行いましょう。
あなたの最終的な目標であるグループホームでの勤務を実現するためには、計画的なキャリアプランと、地道な努力が必要です。しかし、あなたの熱意と努力があれば、必ず目標を達成できるはずです。
今回の相談内容から、あなたは介護の仕事に対して真剣に向き合い、利用者のために良い介護を提供したいという強い思いを持っていることが伝わってきました。今の職場環境は大変かもしれませんが、諦めずに、できることから一つずつ取り組んでいくことで、必ず道は開けます。応援しています。
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