介護と仕事の両立で疲弊…義家族との関係改善と別居後の働き方を見つけるためのヒント
介護と仕事の両立で疲弊…義家族との関係改善と別居後の働き方を見つけるためのヒント
この記事では、介護と仕事の両立に苦しみ、義家族との関係に悩むあなたに向けて、具体的な解決策と、別居後の働き方を見つけるためのヒントを提供します。介護士としての経験を活かしながら、心身ともに健康な生活を送るための第一歩を踏み出しましょう。
いつもお世話になっております。今回は同居している主人の父についてです。家族構成は主人の両親、そして82歳の祖母、小一と幼稚園の子供がいます。同居してから数年、同居に関して何度か相談させて頂き、今年は市営住宅に何度か申し込んでみて、ダメだったら年明けに出れるように年末から部屋を探し始めると話がまとまっています。
そんな中、義父の認知症が始まり、数ヶ月前より介護が始まりました。状態としては、介護度3がつき、食事やトイレは自立なものの、認知症がゆえのトイレ頻回(ひどいと数分に一回)、普段は温厚ですが時々人がかわったように怒ることもあります。最近は益々進み、説明したことを覚えていられない、泌尿器科の医師よりトイレは30分は我慢するようにと言われたことも忘れ頻回にいくため、その都度注意はするのですが「分かった」と言って、その場で行くほどです。
私は現役で四年ほど介護士をしておりますが、仕事と自宅介護は全く別で、正直参ってます。義母はホテルの仕事をしており、昼間に仕事に出ると翌日の昼間まで帰ってきません。なおかつ正社員で人手不足の会社とのことで、義母が無理なときは私が病院へ連れて行きます。私が休んでまで行ったことがあります。
現在、デイサービスへは４日行ってますが、義母がいるいない関係なく、子ども達を送り出しながら、私が朝ご飯の支度をして服薬までやってます…
主人は何かあれば義父にも義母にも言ってくれますが、疲れたと口にすれば「分かってるから言うな」と愚痴を言うことを拒まれるときがあります。
義父に訳分からないことで強く言われると、私もダメなのは分かっては言っても言い返してしまうときもしばしば…義母には「親なのにっ」と怒られ、もう私自身、義父といることに疲れて嫌なのに悲しくなってきました…
市営住宅がだめでも年明けには必ず出て行くからと、主人が言ってくれてるのがせめてもの救いです。来月からは週末はショートステイ行く予定なので、少しは楽になりますが、気の強い義母との付き合い方にも困っています。
介護度3あるので、特養を主人にすすめてもらっても経済的な理由で断られました。私達も余裕がなく援助出来ないので、それ以上何も言えません。
出て行った後、しばらくは朝早くこの家に来て、ここから学校・幼稚園に通わせたいから義父の介護を少しやってくれと言われています。学校に入ったばかりで通学班にもようやく慣れてきたためです。私は出勤自体遅めなので、集合場所まで送り迎え出来ますし、正直出て行ったあとまでやりたくないです…
義父に言い返すのはダメなのは分かってますが、私以上に義母や主人が言い返し、二人ともあざは出来ない程度ですが、手も軽く出るときがあります。義母は息子である主人には言わず、私ばかり強く言われてしまいます…
本当に疲れました…。せめて別居後は、あまり関わらず生活したいです…
日々、介護と仕事の両立に奮闘されているのですね。心身ともに疲労困憊されている状況、お察しいたします。介護士としての専門知識をお持ちでありながら、ご自身の置かれた状況とのギャップに苦しんでいらっしゃることも、大変共感できます。この状況を乗り越え、心穏やかな生活を取り戻すために、一緒に考えていきましょう。
1. 現状の整理：抱えている問題の明確化
まずは、あなたが抱えている問題を具体的に整理し、現状を客観的に把握することから始めましょう。
- 介護と仕事の両立の困難さ: 介護度3の義父の介護に加え、義母の不在時の対応、子どもの送り迎え、家事など、多岐にわたるタスクをこなすことによる疲労。
- 義家族との関係性の悪化: 義父の認知症による言動、義母からの強い言葉、夫とのコミュニケーション不足による孤立感。
- 将来への不安: 別居後の義父の介護への協力要請、経済的な問題による特養への入所困難など、今後の生活に対する不安。
これらの問題を一つずつ紐解き、具体的な対策を立てていくことが重要です。
2. 介護負担の軽減策：具体的な行動プラン
介護負担を軽減するための具体的な行動プランを立てましょう。現状を変えるためには、積極的に行動することが不可欠です。
2-1. 介護サービスの活用
すでにデイサービスを利用されているとのことですが、さらなる介護サービスの活用を検討しましょう。
介護保険制度を最大限に活用し、負担を軽減することが重要です。
- ショートステイの活用: 週末のショートステイは、あなたにとって貴重な休息時間となります。積極的に利用し、心身を休めましょう。
- 訪問介護サービスの検討: 入浴介助や食事の準備など、訪問介護サービスを利用することで、日々の介護負担を軽減できます。
- 訪問看護サービスの検討: 認知症の症状に対する専門的なアドバイスや、健康管理をサポートしてもらえます。
- ケアマネージャーとの連携強化: ケアマネージャーに、あなたの状況を詳しく伝え、利用できるサービスや制度について相談しましょう。
2-2. 家族とのコミュニケーション
家族とのコミュニケーションを密にし、協力体制を築くことが重要です。
一人で抱え込まず、積極的に話し合いの場を設けましょう。
- 夫との話し合い: 夫にあなたの気持ちを伝え、現状の負担を理解してもらいましょう。具体的な問題点や、改善してほしい点を明確に伝えることが大切です。
- 義母との話し合い: 義母にもあなたの気持ちを伝え、協力体制を築けるよう努力しましょう。感情的にならず、冷静に話し合うことが重要です。
- 家族会議の開催: 家族全員で集まり、今後の介護について話し合う機会を設けましょう。それぞれの役割分担や、具体的な問題解決策を話し合うことができます。
2-3. 経済的な問題への対策
経済的な問題は、介護に関する大きな悩みの一つです。
利用できる制度や、専門家への相談などを検討しましょう。
- 介護保険制度の理解: 介護保険サービスの利用料や、自己負担額について詳しく理解しましょう。
- 自治体の補助金制度の確認: 介護に関する補助金制度や、経済的な支援制度について、自治体に問い合わせてみましょう。
- 専門家への相談: 社会福祉士やファイナンシャルプランナーなど、専門家への相談を検討しましょう。経済的な問題に対するアドバイスや、具体的な解決策を提案してもらえます。
3. 義家族との関係改善：円滑なコミュニケーションのために
義家族との関係を改善するためには、円滑なコミュニケーションと、適切な距離感を保つことが重要です。
3-1. 感情的な反応を避ける
義父の言動に対して、感情的に反応することは避けましょう。
認知症の症状であることを理解し、冷静に対応することが大切です。
- 深呼吸をする: 感情的になりそうになったら、深呼吸をして落ち着きましょう。
- 距離を置く: 状況によっては、一時的に距離を置くことも有効です。
- 専門家への相談: 認知症に関する専門家（医師、看護師、介護士など）に相談し、適切な対応方法を学びましょう。
3-2. 境界線を明確にする
あなた自身の心身を守るために、境界線を明確にすることが重要です。
無理な要求は断り、自分の時間や空間を確保しましょう。
- 断る勇気を持つ: 義父や義母からの無理な要求は、断る勇気を持ちましょう。
- 自分の時間を確保する: 自分のための時間を確保し、リフレッシュする時間を作りましょう。
- 夫に協力を求める: 夫に、義家族との関係における問題点を伝え、協力を求めましょう。
3-3. 感謝の気持ちを伝える
感謝の気持ちを伝えることで、良好な関係を築くことができます。
小さなことでも、感謝の気持ちを言葉で伝えましょう。
- 感謝の言葉を伝える: 義父や義母に対して、感謝の言葉を伝えましょう。
- 感謝の気持ちを行動で示す: 困っていることがあれば、積極的に手助けしましょう。
- 感謝の気持ちを忘れずに: 介護をすることへの感謝の気持ちを忘れずに、前向きな気持ちで接しましょう。
4. 別居後の働き方：新しい一歩を踏み出すために
別居後の働き方について、今のうちに考えておくことで、スムーズに新しい生活をスタートできます。
4-1. 義父の介護への協力について
別居後、義父の介護への協力を求められる可能性があります。
あなたの気持ちを正直に伝え、無理のない範囲で協力することを検討しましょう。
- 自分の気持ちを伝える: 義父の介護に協力することについて、あなたの気持ちを正直に伝えましょう。
- 協力できる範囲を明確にする: 協力できる範囲を明確にし、無理のない範囲で協力しましょう。
- 代替案を提案する: 介護サービスや、他の家族への協力を提案するなど、代替案を検討しましょう。
4-2. キャリアプランの検討
介護士としての経験を活かし、新しいキャリアプランを検討しましょう。
あなたのスキルや経験を活かせる働き方を見つけましょう。
- 正社員としての転職: 介護施設や、訪問介護ステーションなど、正社員としての転職を検討しましょう。
- パート・アルバイトとしての働き方: 自分のペースで働ける、パートやアルバイトとしての働き方を検討しましょう。
- フリーランスとしての働き方: 介護に関する知識や経験を活かし、フリーランスとして活動することも可能です。
- 副業の検討: 介護以外の分野で、副業を始めることも可能です。
4-3. スキルアップ
キャリアアップのために、スキルアップを目指しましょう。
あなたのスキルや知識を向上させ、より良い働き方を見つけましょう。
- 資格取得: 介護福祉士や、ケアマネージャーなどの資格取得を目指しましょう。
- 研修への参加: 介護に関する研修や、セミナーに参加し、知識やスキルを向上させましょう。
- 情報収集: 介護に関する最新の情報や、求人情報を収集しましょう。
5. ストレス軽減とメンタルヘルスケア
介護と仕事の両立は、心身ともに大きな負担がかかります。
ストレスを軽減し、メンタルヘルスを良好に保つための対策を行いましょう。
5-1. ストレス解消法
自分に合ったストレス解消法を見つけ、実践しましょう。
心身のバランスを保つことが重要です。
- 休息: 十分な睡眠を取り、心身を休ませましょう。
- 趣味: 自分の好きなことや、趣味に時間を使いましょう。
- 運動: 適度な運動を行い、心身をリフレッシュしましょう。
- リラックス法: 瞑想や、アロマテラピーなど、リラックスできる方法を取り入れましょう。
5-2. 専門家への相談
一人で抱え込まず、専門家に相談しましょう。
専門家のアドバイスを受けることで、問題解決の糸口が見つかることがあります。
- カウンセリング: 専門のカウンセラーに相談し、心のケアを受けましょう。
- 精神科医への受診: 精神的な不調を感じたら、精神科医に相談しましょう。
- 地域の相談窓口の利用: 地域の相談窓口を利用し、様々な問題について相談しましょう。
5-3. サポートシステムの構築
頼れる人たちとの関係を築き、サポートシステムを構築しましょう。
一人で悩まず、周りの人に頼ることが大切です。
- 友人との交流: 友人との交流を通じて、気分転換を図りましょう。
- 家族との協力: 家族と協力し、互いに支え合いましょう。
- 地域のコミュニティへの参加: 地域のコミュニティに参加し、交流を深めましょう。
あなたは一人ではありません。多くの人が、あなたと同じように介護と仕事の両立に悩み、苦しんでいます。
この記事で紹介した対策を参考に、少しずつでも現状を改善し、心穏やかな生活を取り戻してください。
介護と仕事の両立は、本当に大変な道のりです。しかし、あなたは決して一人ではありません。
あなたの経験や知識を活かし、自分らしい働き方を見つけることは可能です。
そして、あなたの努力は必ず報われます。
諦めずに、一歩ずつ前進していきましょう。
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