離婚と親権、養育費…シングルマザーとしてキャリアを築くためのチェックリスト
離婚と親権、養育費…シングルマザーとしてキャリアを築くためのチェックリスト
この度は、大変な状況の中、ご相談いただきありがとうございます。離婚という大きな決断を迫られ、親権や養育費、そして今後のキャリアについて不安を抱えていらっしゃるかと思います。今回の記事では、あなたの置かれている状況を詳細に分析し、親権獲得の可能性や、養育費を確実に受け取る方法、そしてシングルマザーとして自立し、キャリアを築いていくための具体的なステップを、チェックリスト形式で分かりやすく解説していきます。
まずは、あなたの置かれている状況を改めて確認しましょう。
旦那に離婚を突きつけられました。
以前からよく離婚しろと言われていたので相談していたのですが、アドバイスにセックスを拒否すると不利になるとあったので、決してセックスレスまではいっ
てませんでしたが、喧嘩をしていたため二週間くらい拒否していたのですが、
一週間前くらいに行為を受け入れ、その後話し合いをしました。
その話し合いの内容は、一年前に旦那が職場の人に誘われて風俗に行っていた事が判明したので不安だからやめて欲しいと言う事と、飲みで朝帰りになるのが耐えられない…どうしてもの時はちゃんと連絡を入れて欲しいと言う事を伝えました。
その時は受け入れてくれました。
その後は、お互い割と気遣いながらいい流れで生活出来ていました。
しかし、今週の月曜、またしても連絡無しで朝帰りをしたのです、電話をかけても出ず、LINEで朝帰りしないで欲しいと再度伝えました。
すると明け方、「今満喫から帰っている」とLINEに連絡後帰宅してきました。
今までの経験上攻めると逆ギレをするので何も言わないでおいていました。
次の日は、子供の学校の用事の為、未子をみていてもらう約束を前からしていたのですが、二日酔いで起きて来ず、結局、私は学校の用事を断りました。
その後もダラダラが続いていて、もう放っておいていたのですが、翌日はスッキリした様子で、未子を買い物に連れて行き、夕飯を作ったりしていました。
そして、今日、12時過ぎても帰って来ないので、電話をしたりLINEで帰ってくるのか聞いたりしましたが、返事はなく…その後、少ししたら帰宅してきました。
一応、深夜に帰ってきたのですが、帰ってきてから酔いながら離婚をしろと迫ってきました。
旦那曰く、自分は離婚して子供達の親権をとって自分の母親に預けながら暮らすのだそうです。
向こうの母親は、シングルで旦那の兄家族と暮らしています。義兄家族には小学生の子供が3人居るのと寝たきりの義祖母が暮らしています。義兄嫁は、家事をほとんどせず、育児も義母に任せていて昼間少しだけパートをしています。介護も義母がやっているのですが、義理兄に生活費を入れろと言われたので夜中にパチンコの清掃の仕事を始めました。
そんな過酷な義母にうちの子供を4人預けると言うので、現実的じゃないと思います。
しかも、前に私が、義祖母が亡くなったら義母と同居して、私が働きに出て家に居てもらうのはどうかと提案しました。家事と育児は極力やるけど、働きに行ってる間だけ義母に子守をお願いするのはどうかと聞いたら、義母はもう年寄りだから子供達を任せられないと言っていたのにです。
ちなみに、私が親権をとったら、実家には共働きの両親（義母より10歳くらい若い）が居て、仕事も2人とも自営で時間の融通もききます。近所には子育て中の妹と未婚の弟がいて、里帰りをした際などにみんなうちの子供達を可愛がってくれています。
うちの家族はみんな、私達が実家のそばに引っ越してくる事を望んでいますが、旦那がうちの実家の近くは嫌だと聞かず、都内ですが車で2時間くらいかかる距離に住んでいます。
旦那の実家はもっと遠い愛知県です。
離婚になったら、しばらく実家に居させて貰って落ち着いたら実家の近所に家を借りて周りのサポートを受けながら働きに行きつつ子育てをしようと考えています。
実家の近所に母子寮などもあります。
この状況で親権はどちらにいくと思いますか？
あと親権を勝ち取った際の養育費を確実にもらう方法も知りたいです。
長文乱文になってしまい申し訳ありませんが、回答をよろしくお願いします。
1. 親権獲得に向けた準備：チェックリスト
まずは、親権獲得に向けて、今からできることを整理しましょう。裁判所は、子供の福祉を最優先に考え、親権者を決定します。あなたの現在の状況と、今後の準備が、親権獲得の可能性を大きく左右します。
- 証拠収集：
- 夫の行動に関する証拠： 夫の不貞行為（風俗、朝帰り、連絡の不徹底など）を証明できる証拠を集めましょう。LINEのやり取り、写真、メール、夫の行動を記録した日記などが有効です。
- 夫の養育能力に関する証拠： 夫が子供の養育に適しているかどうかの判断材料となる証拠を集めましょう。例えば、夫が子供の世話をほとんどしていない、育児放棄をしている、経済的に不安定である、といった事実を証明できる証拠です。
- 子供との関係：
- 子供との良好な関係を維持： 子供との時間を大切にし、愛情を伝え、子供の気持ちに寄り添いましょう。子供があなたを信頼し、安心できる環境を作ることが重要です。
- 子供の意向の確認： 子供が十分に理解できる年齢であれば、子供の気持ちを聞いてみましょう。ただし、子供にどちらの親を選ぶか迫るようなことは避け、あくまでも子供の気持ちを尊重することが大切です。
- 経済状況：
- 安定した収入の確保： 離婚後の生活費を賄えるだけの収入があることを証明できるように準備しましょう。就職活動（転職活動）を始める、資格取得を目指すなど、具体的な行動を起こしましょう。
- 生活設計： 離婚後の生活費、住居費、教育費など、具体的な生活設計を立てておきましょう。専門家（弁護士、ファイナンシャルプランナーなど）に相談することも有効です。
- 周囲のサポート：
- 親族からのサポート： 実家や親族からのサポートが得られることは、親権獲得において非常に有利です。親族との連携を密にし、協力体制を築きましょう。
- 地域のサポート： 地域の母子支援制度、児童相談所、NPO法人など、利用できるサポートを調べておきましょう。
- 専門家への相談：
- 弁護士への相談： 離婚問題に詳しい弁護士に相談し、あなたの状況に応じたアドバイスを受けましょう。親権獲得の見込み、離婚条件、養育費などについて、専門的な視点からアドバイスを受けることができます。
- カウンセリング： 離婚による精神的な負担を軽減するために、カウンセリングを受けることも有効です。
2. 親権獲得の可能性：状況分析
ご相談内容から、あなたの親権獲得の可能性について、いくつかのポイントを分析します。
- 夫の行動：
- 不貞行為の疑い： 夫の風俗利用、朝帰り、連絡の不徹底は、離婚原因となり得る行為です。これらの事実を証明できれば、親権獲得に有利に働きます。
- 養育能力の欠如： 夫は、子供の世話を母親に任せきりであり、育児に対する意識が低いように見受けられます。また、経済的な不安定さも指摘できます。
- あなたの状況：
- 子供との良好な関係： あなたは、子供との良好な関係を築いており、子供の気持ちに寄り添っています。
- 実家からのサポート： 実家からの経済的、精神的なサポートが得られることは、非常に大きな強みです。
- 就労意欲： 離婚後、働きに出ることを考えており、自立しようとする意欲があります。
- 夫の親族：
- 義母の状況： 義母は、高齢であり、他の家族の介護も担っており、あなたの子供を預かることは現実的ではないと考えられます。
- 義兄家族の状況： 義兄嫁は育児を義母に任せきりであり、夫の親族全体で、子供の養育に対する意識が低いように見受けられます。
これらの状況を総合的に判断すると、あなたは親権を獲得できる可能性が高いと考えられます。しかし、最終的な判断は裁判官が行うため、弁護士と相談しながら、万全の準備を進めることが重要です。
3. 養育費を確実に受け取る方法
親権を獲得した場合、養育費は子供の成長にとって非常に重要な資金となります。養育費を確実に受け取るために、以下の点を押さえておきましょう。
- 離婚協議書・公正証書の作成：
- 離婚協議書： 離婚の条件（親権、養育費、面会交流など）を具体的に記載した離婚協議書を作成しましょう。
- 公正証書： 離婚協議書を公正証書にすることで、法的効力が高まり、万が一、夫が養育費を支払わない場合、強制執行が可能になります。
- 養育費の金額：
- 算定表の利用： 養育費の金額は、裁判所の養育費算定表を参考に決定します。夫の収入と子供の年齢に応じて、適切な金額を算定しましょう。
- 増額交渉： 夫の収入が増加した場合、養育費の増額を求めることができます。
- 養育費の支払い方法：
- 口座振込： 養育費は、毎月決まった日に、あなたの口座に振り込んでもらうようにしましょう。振込記録が、支払いの証拠となります。
- 支払い遅延への対応： 万が一、夫が養育費の支払いを遅延した場合、すぐに弁護士に相談し、適切な対応を取りましょう。内容証明郵便の送付、支払督促、強制執行などの手段があります。
- 未払い養育費の回収：
- 強制執行： 夫が養育費を支払わない場合、給与や預貯金などを差し押さえる強制執行を行うことができます。公正証書があれば、裁判を起こすことなく、強制執行が可能です。
- 弁護士への相談： 未払い養育費の回収は、専門的な知識が必要となります。弁護士に相談し、適切な手続きを進めましょう。
4. シングルマザーとしてキャリアを築くためのステップ
離婚後の生活は、経済的な自立が不可欠です。シングルマザーとして、どのようにキャリアを築いていくか、具体的なステップを解説します。
- 自己分析：
- 強みと弱みの把握： 自分のスキル、経験、興味関心、価値観を整理し、強みと弱みを把握しましょう。自己分析ツールやキャリアコンサルタントのサポートを受けることも有効です。
- キャリアプランの策定： どのような働き方をしたいのか、将来的にどのようなキャリアを築きたいのか、具体的な目標を設定し、キャリアプランを立てましょう。
- スキルアップ：
- 資格取得： 興味のある分野や、将来的に役立つ資格を取得しましょう。
- スキルアップ講座： 転職に有利なスキルや、現在の仕事で活かせるスキルを習得するための講座を受講しましょう。
- オンライン学習： オンラインで、様々なスキルを学ぶことができます。自分のペースで学習を進めることが可能です。
- 求人情報の収集：
- 求人サイトの活用： 転職サイト、求人情報サイトを活用し、自分の希望に合った求人情報を収集しましょう。
- 転職エージェントの活用： 転職エージェントに登録し、キャリア相談や求人紹介を受けましょう。
- 企業のホームページの確認： 興味のある企業のホームページをチェックし、求人情報を確認しましょう。
- 応募書類の作成：
- 履歴書・職務経歴書の作成： 自分のスキルや経験を効果的にアピールできる履歴書・職務経歴書を作成しましょう。
- 自己PRの作成： 自分の強みや、応募する企業で貢献できることを具体的にアピールしましょう。
- 添削サービスの利用： 応募書類は、第三者に添削してもらうことで、より効果的なものにすることができます。
- 面接対策：
- 面接練習： 面接対策として、模擬面接を行い、面接官の質問に対する回答を練習しましょう。
- 企業研究： 応募する企業の情報を収集し、企業の理念や事業内容を理解しておきましょう。
- 面接マナー： 面接時の服装、言葉遣い、態度など、基本的なマナーを身につけておきましょう。
- 就職後のキャリアアップ：
- 目標設定： 入社後の目標を設定し、キャリアアップを目指しましょう。
- スキルアップ： 積極的にスキルアップに取り組み、自分の市場価値を高めましょう。
- ネットワーキング： 社内外の人脈を広げ、情報交換や協力を得られるようにしましょう。
シングルマザーとして、仕事と子育てを両立することは、容易ではありません。しかし、計画的にキャリアを築き、経済的な自立を果たし、子供たちとの幸せな未来を切り開くことは可能です。
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5. まとめ：未来への一歩を踏み出すために
離婚は、人生における大きな転換期です。しかし、それは同時に、新たなスタート地点でもあります。今回の記事で解説したチェックリストを参考に、親権獲得、養育費の確保、そしてキャリア構築に向けて、一つずつ着実にステップを踏んでいきましょう。
困難な状況ではありますが、あなたは決して一人ではありません。あなたの周りには、あなたを支え、応援してくれる人々がいます。そして、あなた自身にも、未来を切り開く力があります。自信を持って、未来への一歩を踏み出してください。
最後に、あなたの今後のご健勝を心よりお祈り申し上げます。
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