34歳主婦が目指す介護職への道！資格取得プランとキャリアアップ戦略

３４歳、４年制大学卒の主婦です。介護職の仕事と資格に興味を持ち始めました。どんなことでも良いのでアドバイスお願いいたします。長くなりますが、介護の資格に興味を持つようになった経緯を書きます。現在、主人の両親と同居をしています。義母６７歳が要介護１の認定を受け、昼間の時間帯に本人一人を在宅させることが不能になりました。（昼は在宅をしないとなりません）それに加え、４歳・１歳と子供が小さいのに、主人の収入だけでは生計が厳しいので、アルバイトを探していたところ、近くの老健で月に４～５回の夜勤アルバイトに採用していただきました。（現在何の資格も持っていません。）いきなり夜勤はできないということで、３週間ほど前から、義父に協力してもらい、現在は、慣れるまでということで週２回６時間、日勤の時間帯で食事・排泄・入浴の着脱介助などをしています。その後、実際に夜勤のバイトをすることになります。動機はまったく別でしたが、実際介護の現場で働いてみて大変な部分も多くありますが、やりがいもあるし、これから、義母をはじめ、義父・自分の両親を介護するにあたっても資格をとることは自分の為になるのではないか考え始めました。また、子供が大きくなったときの再就職にも有利なのではないかとも思っています。（もちろん、相当努力が必要だと思いますが）そこで、欲張りかも知れませんが、時間をかけてでも◎ヘルパー２級◎介護福祉士◎ケアマネ◎社会福祉士を視野に入れて、資格を取りたいと思っています。ただ漠然と資格をとりたいと思うより、長期的にプランをある程度立てたほうが、目標設定も明確にできるのではないかと思うのですが右も左もわからない状態ですので、このような状況な私がどんな感じのステップで進んでいったら良いか、経験者の方などアドバイス頂けますか？？※４年生大学を出ているので、１年の通信制などを使って社会福祉士も目指したいのですが費用がどのくらい掛かるかも知りたいです。大学等によって差がありますか？どうぞよろしくおねがいいたします。

ステップ１：現状の整理と目標設定

まず、ご自身の状況を整理し、明確な目標を設定することが重要です。現在、夜勤アルバイトをしながら日勤での介護業務も経験されているとのこと。これは大きな強みです。介護の現場を肌で感じ、やりがいを実感されていることは、今後の資格取得へのモチベーション維持に繋がります。

短期目標：まずはヘルパー2級資格取得を目指しましょう。これは介護の基礎を学ぶ上で最も重要な資格であり、取得期間も比較的短いため、モチベーションを維持しやすいです。夜勤アルバイトと育児を両立しながらでも、通信講座などを活用すれば十分可能です。
中期目標：ヘルパー2級取得後、介護福祉士国家試験に挑戦しましょう。介護福祉士は介護職のスペシャリストとして活躍できる資格です。国家試験のため難易度が高いですが、ヘルパー2級の経験を活かせば合格の可能性は高まります。働きながらの勉強は大変ですが、資格取得支援制度を利用できる職場を選ぶことも検討しましょう。
長期目標：ケアマネージャーや社会福祉士は、介護福祉士の経験を積んでから目指すのが一般的です。これらの資格は、介護現場全体のマネジメントや、利用者様の社会資源との連携など、より広い視野と経験が必要となります。子供たちが大きくなってからでも十分目指せる目標です。

ステップ２：資格取得プランと学習方法

それぞれの資格取得には、具体的な学習プランが必要です。

ヘルパー2級

* 学習方法：通信講座、通学講座、独学など様々な方法があります。ご自身の状況に合わせて最適な方法を選びましょう。通信講座は時間や場所を選ばずに学習できるため、育児や仕事との両立に適しています。
* 学習期間：数ヶ月～1年程度。
* 費用：講座費用、テキスト代、試験費用など、数万円～十数万円程度。

介護福祉士

* 学習方法：専門学校、通信講座、独学など。介護福祉士受験資格を得るためには、ヘルパー2級資格と一定の実務経験が必要です。
* 学習期間：1年以上。
* 費用：講座費用、テキスト代、試験費用など、数十万円程度。

ケアマネージャー

* 学習方法：専門学校、通信講座など。介護福祉士資格と一定の実務経験が必要です。
* 学習期間：1年以上。
* 費用：講座費用、テキスト代、試験費用など、数十万円程度。

社会福祉士

* 学習方法：大学院、通信制大学など。４年制大学卒業者であれば、1年程度の通信制大学などで取得可能です。
* 学習期間：1年以上。
* 費用：入学金、授業料、テキスト代、試験費用など、数十万円～数百万円程度。大学によって費用は大きく異なりますので、事前に各大学のホームページ等で確認が必要です。

ステップ３：費用と資金調達

資格取得には費用がかかります。ご自身の貯蓄状況や、国の支援制度などを活用し、無理のない範囲で計画を立てましょう。

* 国の支援制度：雇用保険の教育訓練給付金、育児休業給付金など、活用できる制度があります。
* 奨学金：資格取得のための奨学金制度も存在します。
* パート収入：夜勤アルバイトの収入を有効活用しましょう。

ステップ４：仕事と育児の両立

仕事と育児、そして学習の両立は大変ですが、工夫次第で乗り越えることができます。

* 時間管理：毎日のスケジュールを細かく立て、学習時間を確保しましょう。
* 家族の協力：ご主人やご両親に協力をお願いし、家事や育児を分担しましょう。
* 効率的な学習：集中して学習できる時間帯を見つけるなど、効率的な学習方法を工夫しましょう。

成功事例：同じ境遇から介護のプロになったAさん

Aさんは、30代後半で子育てをしながら介護の仕事を始めました。最初はヘルパー2級からスタートし、その後介護福祉士、ケアマネージャー資格を取得。今では介護施設でリーダーとして活躍し、やりがいを感じながら仕事と家庭を両立させています。Aさんの成功の秘訣は、明確な目標設定と、周囲の協力、そして継続的な努力です。

専門家の視点：キャリアプランの重要性

介護業界は人材不足が深刻なため、資格取得者は高い需要があります。しかし、資格取得だけがゴールではありません。キャリアプランを立て、長期的な視点でスキルアップを図ることが重要です。

まとめ

34歳、主婦、そして二児の母であるあなたは、介護の現場で働く中で、やりがいと将来への展望を見出しました。それは素晴らしいことです。今回提示したステップを参考に、まずはヘルパー2級取得を目指し、着実にキャリアを築いていきましょう。資格取得はゴールではなく、スタートです。常に学び続け、成長し続けることで、あなたは介護業界で輝ける存在になれるでしょう。将来、ケアマネージャーや社会福祉士を目指すことも視野に入れつつ、まずは目の前の目標に集中しましょう。

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