「もう辞めるしかない…」心身の不調で悩むあなたへ。働き方を諦めない、新しいキャリアの選択肢
「もう辞めるしかない…」心身の不調で悩むあなたへ。働き方を諦めない、新しいキャリアの選択肢
この記事は、知的障害者施設での勤務中に心身の不調をきたし、働き方について悩んでいるあなたに向けて書かれています。これまでの経験、現在の状況、そして今後のキャリアについて、一緒に考えていきましょう。
私は知的障害施設で働いて10年近くになります。フルで勤務していますが、パートです。昨年の4月から職員が一人も居なくなり（無意味な異動、補填なし）で、私以外は新人だった事から責任者の仕事を私が受け持つことに。社員が来る間だけの約束で、出来る事と出来ない事もはっきりとさせたうえでの事でした。
そこから、パソコンなど触ったことも無かったのですが、覚えろと言われ何とかやってきました。覚えろと言う割に教える人がパソコン苦手で、自力で覚えました。そこからどんどん忙しくなり、出来無いと言っていた事もやらなくてはいけなくなり、結局朝9時から18時までが定時でしたが、朝は7時30分には職場に入り、夜は最終バスの22時を過ぎることもあり、定時で帰った記憶はここ最近ではありません。
ただ、この時は利用者さんへの思いだけが私を突き動かしていて、動けてしまっていた為疲れるなとは思いつつ働いてました。この頃動けてはいても、体はサインを出していました。毎朝家から出ることに大変な労力を要し、駅まではえづきながら何とか通勤してました。そんな事も大丈夫とわかっててみないふりしてました。
しかし、そんなツケがきたのか、今年の6月に急に起き上がれなくなる、めまい、不眠などで体調を崩し心療内科へ通い、9月までの3ヶ月間療養していました。9月半ばからは復帰しましたが、フルだったのを週2日の勤務に変えてもらいました。しかし、中々思う様に体調のコントロールが出来ず週2日も行けない時もあるのが今の現状です。
職場の上司は今までパートながら責任者の仕事を押し付けたり、サービス残業（情熱勤務というらしい）を強要してきたこと、私の体調不良に対して負い目があるらしく、急に優しくなりました。
朝が特に辛いならお昼から事務だけしに来ても良いよと言ってくれたことがとてもありがたかったのですが、申し訳なくて、介護の方で仕事してました。しかし、最近薬が強くなった副作用からまた、よりコントロールが難しく、午前中に動けないことが多くなり、休みがちになり、週2日も仕事できない自分が情けなくなり、追い込まれていきました。そこでふと、以前言われたお昼から勤務の事を思い出し相談しました。
最近また体調コントロール出来ず、休みがちになり穴あけてご迷惑おかけしてしまって、申し訳ありません。ご相談がありまして連絡しました。最近薬を変えてから午前が特に不調で、午後あたりになると穏やかになるというのが多く、以前お話頂いていたお昼からの事務をお試しでさせて頂けたらと思っています。全てこちらの都合でご迷惑おかけすることには変わりないのですが、少しでも休まずに勤務できる方法がないかと考えています。
↑これに対しての答え
コントロール出来ないのは、辛いだろうけど、支援（介助）も人がいないんだよね。お昼からにしても来れないかもしれないよね。
といった感じのやり取りをしました。すこし予想はしていたものの、社交辞令として気を使っての話だったのに、何真に受けちゃってるのといった反応だったので、ちょっと相談したこと後悔してます。
やはり仕事が出来ない以上は辞めるしかないのでしょうか。
1. 現状の整理：心と体の声に耳を傾ける
まずは、これまでのあなたの状況を整理し、抱えている問題点を明確にしましょう。あなたは、知的障害者施設で10年近く勤務し、責任者の役割も担う中で、心身の不調をきたしてしまいました。週2日の勤務に調整したものの、体調が安定せず、仕事と体調管理の両立に苦労している状況です。
- 過重労働と責任： 職員不足の中で、責任者の役割を担い、長時間労働やサービス残業を余儀なくされました。
- 体調不良： めまい、不眠、気分の落ち込みなど、心身に様々な症状が現れ、療養期間を経て、復帰後も体調が安定しません。
- 職場環境： 上司の対応の変化や、周囲の理解不足を感じ、孤立感を深めています。
- 自己肯定感の低下： 体調不良により、思うように仕事ができない自分を責め、自己肯定感が低下しています。
これらの問題は、あなたの心身に大きな負担を与え、現在の働き方を続けることを困難にしています。まずは、ご自身の状況を客観的に把握し、何が問題なのかを明確にすることが、解決への第一歩です。
2. 働き方の選択肢を広げる：多様な働き方の可能性
「仕事ができない以上は辞めるしかないのでしょうか」という問いに対して、私は「いいえ」と答えます。あなたの状況に合わせて、働き方の選択肢はたくさんあります。諦める前に、様々な可能性を検討してみましょう。
2-1. 現在の職場での働き方の見直し
まずは、現在の職場で、あなたの希望する働き方を実現できる可能性を探ってみましょう。
- 勤務時間の調整： 午前中の体調不良が問題であれば、お昼からの勤務や、週2日以下の勤務など、柔軟な勤務時間を交渉してみましょう。
- 業務内容の調整： 事務作業など、体調に合わせてできる業務内容を増やしてもらうように相談しましょう。
- 上司とのコミュニケーション： 自分の体調や希望を率直に伝え、理解と協力を求めましょう。
- 労働環境の改善： 休憩時間の確保、業務量の調整など、労働環境の改善を交渉しましょう。
上司とのコミュニケーションを通じて、あなたの状況を理解してもらい、働きやすい環境を整えることができれば、現在の職場で働き続けることも可能です。
2-2. 転職という選択肢
現在の職場での働き方の見直しが難しい場合、転職も選択肢の一つです。
- 転職先の選定： あなたの経験やスキルを活かせる職場を探しましょう。例えば、事務職、医療・福祉系の事務職など、体力的な負担が少ない職種も検討できます。
- 求人情報の収集： 転職サイト、ハローワーク、企業のホームページなどを活用し、求人情報を収集しましょう。
- 情報収集： 転職エージェントに相談し、あなたの希望や条件に合った求人を紹介してもらいましょう。
- 面接対策： 転職エージェントのアドバイスを受けながら、面接対策を行いましょう。
転職は、新しい環境で、あなたの希望する働き方を実現するチャンスです。あなたの経験やスキルを活かせる職場を探し、新しい一歩を踏み出しましょう。
2-3. 働き方の多様性：アルバイト、パート、フリーランス、副業
正社員として働くことだけが、働き方の全てではありません。あなたの状況に合わせて、様々な働き方を選択することも可能です。
- アルバイト・パート： 勤務時間や日数を自由に調整できるため、体調に合わせて働きやすい働き方です。
- フリーランス： 自分のスキルを活かして、自由に仕事を選べる働き方です。
- 副業： 本業を持ちながら、自分の興味のある分野で副業をすることも可能です。
これらの働き方は、あなたのライフスタイルや体調に合わせて、柔軟に調整できます。様々な働き方を検討し、あなたに合った働き方を見つけましょう。
3. 体調管理を最優先に：心身の健康を保つために
どんな働き方を選ぶにしても、体調管理を最優先に考えることが重要です。心身の健康を保つために、以下のことを実践しましょう。
- 休息の確保： 十分な睡眠時間を確保し、心身を休ませましょう。
- バランスの取れた食事： 栄養バランスの取れた食事を心がけ、規則正しい食生活を送りましょう。
- 適度な運動： 軽い運動を習慣化し、心身のリフレッシュを図りましょう。
- ストレスの解消： ストレスを感じたら、趣味やリラックスできる時間を作り、ストレスを解消しましょう。
- 専門家への相談： 医師やカウンセラーに相談し、適切なアドバイスを受けましょう。
- 服薬管理： 処方された薬をきちんと服用し、自己判断で薬の量を変更しないようにしましょう。
体調管理は、あなたの生活の質を向上させるだけでなく、仕事のパフォーマンスにも影響します。心身の健康を保ちながら、無理のない範囲で働きましょう。
4. 具体的なステップ：新しい一歩を踏み出すために
ここからは、あなたが新しい一歩を踏み出すための具体的なステップを紹介します。
4-1. 自己分析：自分の強みと弱みを理解する
まずは、自己分析を行い、自分の強みと弱みを理解しましょう。
- これまでの経験： 10年近く知的障害者施設で働いてきた経験は、あなたの大きな強みです。責任者の役割を担った経験も、あなたのリーダーシップや問題解決能力を示すものです。
- スキル： 介護、事務、パソコンスキルなど、あなたの持っているスキルを整理しましょう。
- 興味関心： どのような仕事に興味があるのか、どのような働き方をしたいのかを考えましょう。
- 価値観： 仕事を通して何を大切にしたいのか、どのような価値観を持っているのかを明確にしましょう。
- 弱み： 体調不良や、苦手なこと、改善したい点を認識しましょう。
自己分析を通して、あなたの強みや弱みを理解し、自分に合った働き方を見つけましょう。
4-2. 情報収集：求人情報や働き方の情報を集める
次に、求人情報や働き方の情報を集めましょう。
- 求人サイト： 転職サイトや求人情報サイトで、あなたの希望に合った求人を探しましょう。
- ハローワーク： ハローワークでも、求人情報や職業相談を受けることができます。
- 転職エージェント： 転職エージェントに登録し、あなたの希望や条件に合った求人を紹介してもらいましょう。
- 企業のホームページ： 興味のある企業のホームページをチェックし、求人情報を確認しましょう。
- セミナーやイベント： 転職に関するセミナーやイベントに参加し、情報収集や人脈作りを行いましょう。
様々な情報源から情報を収集し、あなたに合った働き方を見つけるための準備をしましょう。
4-3. 行動：面接対策、応募、そして決断
情報収集が終わったら、実際に行動に移しましょう。
- 応募書類の作成： 履歴書や職務経歴書を作成し、応募書類を準備しましょう。
- 面接対策： 面接対策を行い、自己PRや志望動機を準備しましょう。
- 面接： 面接に臨み、あなたの熱意や能力を伝えましょう。
- 内定： 内定を得たら、条件や待遇を確認し、納得した上で決断しましょう。
- 退職： 現在の職場を退職する際は、円満に退職できるように、手続きを進めましょう。
行動することで、あなたのキャリアは大きく変わります。積極的に行動し、新しい一歩を踏み出しましょう。
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5. 周囲のサポート：一人で抱え込まない
あなたの悩みは、一人で抱え込む必要はありません。周囲のサポートを積極的に活用しましょう。
- 家族や友人： 困ったことがあれば、家族や友人に相談しましょう。
- 専門家： 医師、カウンセラー、キャリアコンサルタントなど、専門家に相談しましょう。
- 職場の上司や同僚： 職場の同僚に、あなたの状況を理解してもらい、協力を求めましょう。
- 地域の相談窓口： 地域の相談窓口で、様々なサポートを受けることができます。
周囲のサポートを借りながら、あなたの問題を解決していきましょう。
6. ポジティブなマインドセット：未来への希望を持つ
心身の不調や、仕事への不安から、ネガティブな気持ちになることもあるかもしれません。しかし、未来への希望を持ち、ポジティブなマインドセットを保つことが大切です。
- 目標設定： どんな働き方をしたいのか、どんな生活を送りたいのか、目標を設定しましょう。
- 自己肯定： 自分の良いところを認め、自己肯定感を高めましょう。
- 感謝： 周りの人に感謝し、感謝の気持ちを伝えましょう。
- 楽観的思考： 困難な状況でも、楽観的に考え、前向きな気持ちで取り組みましょう。
- セルフケア： 自分の心と体を大切にし、セルフケアを心がけましょう。
ポジティブなマインドセットを持つことで、あなたは困難を乗り越え、あなたの望む未来を実現することができます。
7. まとめ：諦めないで、あなたのキャリアを切り開こう
この記事では、心身の不調で悩むあなたが、働き方を諦めずに、新しいキャリアを切り開くための方法を解説しました。
あなたの状況を整理し、多様な働き方の選択肢を検討し、体調管理を最優先に考え、具体的なステップを踏むことで、あなたのキャリアは必ず開けます。
周囲のサポートを借りながら、ポジティブなマインドセットを持ち、諦めずに、あなたの望む未来を実現してください。あなたのこれからの活躍を心から応援しています。
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