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母の突然の認知症と介護:41歳娘が直面する現実と、今できること

母の突然の認知症と介護:41歳娘が直面する現実と、今できること

この記事では、73歳のお母様が突然認知症を発症し、介護に直面されている41歳女性の方からのご相談にお答えします。介護保険の手続き、施設選び、そしてご自身の将来への不安など、具体的な問題に対するアドバイスを提供します。介護は、精神的にも体力的にも負担の大きいものです。この記事が、少しでもあなたの心の支えとなり、具体的な行動へと繋がることを願っています。

母が1日で完全な認知症になってしまいました。母73歳、私は41歳です。認知症12日目です。介護に詳しい方アドバイスください。

恥骨骨折で歩けなくなり、(状態としては歩けるし治療は必要ないそうです)痛みがとれて、一人で歩いてトイレに行けるようになるまで、2,3日入院しようとなりました。その時は朦朧としてましたが、通常の会話でした。

次の日、病院に行くと妄想の話ばかりで、布団を見ては白装束の人が折り重なってて自分も重ねられるとか、姉がヤク中で老婆のような顔で警察に捕まってる、など。自分の家と病院がごちゃごちゃのようで、3分で場所が変わります。

2日目まではトイレ行きたいと自分から行ったり、オムツでオシッコをしていたのに、3日目くらいから看護婦さんからの反抗心からかオムツを脱いでベッドでオシッコしてるらしく、毎日タオルとパジャマが汚れて着替えさせられてます。3日目くらいから歩けもしないのに徘徊するため柵をつけられたり拘束されるようになりました。

また、元々トラブルメーカーでよっての暴言が多く、酔っぱらっては喧嘩、骨折をし(そのたびに自分が世話をしてきました)そのくせ偉ぶるので、実の兄弟達からも縁を切られ、私も母のそんな性格がストレスでコンプレックスだったので近年、母をさけてました。

以前から大腿骨を骨折したり腰を圧迫骨折したりで、一人暮らしですが、要支援2でヘルパーさんに来ていただいてました。認知症の兆候はありましたが、酔っぱらってることが多く、今思うと見過ごしてたと思います。

今まで一日で完全な認知症になると思っておらず何の準備もありません。ヘルパーさんにお願いし、5月1日には要介護認定出来るように手配してもらってます。また、市町村の違うところで住んでいたので、母の住所から直ぐに介護保険を自分の市町村に移したほうがいいでしょうか?

また、こんな母を受け入れてくれる施設で月15万位以内で賄える施設はありますか?私のパート代や母がまだ73歳と若いことから、将来が心配です。

リハビリ病院へ転院が決まってますがすぐ追い出されたら、歩けないのに徘徊する母を制せる自信がありません。アドバイスお願いします。

1. 状況の整理と初期対応

まず、ご相談内容を拝見し、大変な状況の中、冷静に状況を把握し、対応を進めようとされていることに、心から敬意を表します。お母様の突然の認知症発症、そしてそれに伴う様々な問題に、あなたは一人で立ち向かおうとしています。まずは、現在の状況を整理し、優先順位を立てて対応していくことが重要です。ここでは、初期対応として行うべきことを具体的に解説します。

1.1 介護保険の手続きと住所変更

まず、介護保険の申請状況についてですが、ヘルパーさんと連携し、要介護認定の手続きを進めているとのことですので、これは非常に重要な第一歩です。5月1日に認定が受けられるように手配されているとのこと、素晴らしいですね。認定結果が出るまでには時間がかかる場合がありますので、並行して、以下の点を確認しましょう。

  • 介護保険の住所変更:お母様の住所が、あなたの住む市町村と異なる場合、介護保険のサービスを利用するにあたり、手続きが煩雑になる可能性があります。原則として、介護保険は住民票のある市町村で利用することになります。ご自身の市町村に住所を移す手続きは、速やかに行うことをお勧めします。これにより、介護サービスに関する相談や手続きがスムーズに進み、情報も得やすくなります。
  • ケアマネージャーとの連携:要介護認定の結果が出たら、ケアマネージャー(介護支援専門員)を選任し、今後の介護プランを一緒に作成していくことになります。ケアマネージャーは、介護に関する専門家であり、あなたの状況に合わせて、適切なサービスを提案してくれます。

1.2 医療機関との連携

お母様はリハビリ病院への転院が決まっているとのことですが、認知症の症状が進行しているため、病院での対応が難しい場合も考えられます。転院前に、以下の点を確認しておきましょう。

  • 認知症専門医との連携:認知症の専門医がいる病院であれば、お母様の症状に合わせた治療やケアを受けることができます。認知症の進行を遅らせる薬物療法や、行動・心理症状に対する対応など、専門的な知識と経験を持つ医師のサポートは不可欠です。
  • 情報共有:お母様のこれまでの病歴、性格、生活習慣、そして現在の症状を、病院の医師や看護師に詳しく伝えましょう。特に、過去のトラブルや暴言癖、徘徊の傾向など、具体的な情報を伝えることで、病院側も適切な対応を取りやすくなります。
  • 面会とコミュニケーション:可能な限り、頻繁に面会し、お母様とのコミュニケーションを図りましょう。顔を見せることで、お母様の安心感が増し、精神的な安定に繋がります。また、病院での様子を直接確認し、疑問点や不安な点を医師や看護師に相談することも重要です。

2. 施設選びと経済的な問題

次に、施設選びと経済的な問題について考えていきましょう。お母様の介護を続ける上で、施設への入所は現実的な選択肢の一つです。しかし、施設の種類や費用は様々であり、ご自身の経済状況や、お母様の状態に合わせて最適な施設を選ぶ必要があります。

2.1 施設の種類と特徴

施設には、様々な種類があります。それぞれの特徴を理解し、お母様に合った施設を選ぶことが大切です。

  • 特別養護老人ホーム(特養):原則として、要介護3以上の人が入所できる施設です。食事、入浴、排泄などの介護サービスを提供し、終身利用が可能です。費用は比較的安価ですが、入居待機者が多く、入所までに時間がかかる場合があります。
  • 介護老人保健施設(老健):病状が安定し、リハビリテーションを必要とする人が入所する施設です。在宅復帰を目指すためのリハビリや医療ケアが提供されます。
  • グループホーム:認知症の高齢者が少人数で共同生活を送る施設です。認知症ケアに特化した専門的なサービスが提供され、家庭的な雰囲気の中で生活できます。
  • 有料老人ホーム:様々な種類の有料老人ホームがあり、介護付き、住宅型、健康型などがあります。介護付き有料老人ホームは、介護が必要な人が入居でき、24時間介護サービスが提供されます。住宅型有料老人ホームは、自立した生活ができる人が入居し、必要に応じて外部の介護サービスを利用します。健康型有料老人ホームは、自立した高齢者が健康管理や生活支援を受けながら生活する施設です。

2.2 費用と経済的な問題

施設を選ぶ上で、費用は重要な要素の一つです。月15万円以内で賄える施設を探すことは、現実的な目標です。しかし、施設の費用は、施設のタイプ、地域、サービス内容などによって大きく異なります。以下の点を考慮しながら、施設を探しましょう。

  • 費用の内訳:施設利用料には、家賃、食費、介護サービス費などが含まれます。それぞれの内訳を確認し、ご自身の予算に合うかどうかを検討しましょう。
  • 補助金制度:低所得者の方向けに、介護保険制度による補助金や、自治体独自の補助金制度があります。これらの制度を利用することで、費用の負担を軽減することができます。
  • 資産の活用:お母様の資産(預貯金、不動産など)を、介護費用に充てることも検討しましょう。
  • 家族との協力:ご兄弟がいらっしゃる場合は、介護費用について相談し、協力体制を築くことも重要です。

施設を探す際には、複数の施設を見学し、施設の雰囲気やサービス内容を確認することをお勧めします。また、ケアマネージャーや地域包括支援センターに相談し、情報収集することも有効です。

3. 精神的なサポートと将来への備え

介護は、精神的にも体力的にも負担の大きいものです。あなた自身が心身ともに健康でいることが、介護を続ける上で最も重要です。ここでは、精神的なサポートと将来への備えについて解説します。

3.1 精神的なサポート

介護は孤独な戦いになりがちです。一人で抱え込まず、周囲のサポートを積極的に活用しましょう。

  • 相談窓口の活用:介護に関する悩みや不安は、専門機関に相談しましょう。地域包括支援センター、介護保険相談センター、NPO法人などが、相談窓口を設けています。
  • 家族や友人との連携:家族や友人に、あなたの状況を伝え、協力を求めましょう。話を聞いてもらうだけでも、心が軽くなることがあります。
  • 休息時間の確保:介護から離れる時間を作り、心身を休ませることも重要です。レスパイトケア(一時的な介護サービス)を利用したり、趣味や好きなことに時間を費やしたりすることで、ストレスを軽減しましょう。
  • カウンセリング:専門家によるカウンセリングを受けることも有効です。心のケアを受けることで、精神的な負担を軽減し、前向きな気持ちで介護に取り組むことができます。

3.2 将来への備え

介護は、長期にわたる可能性があります。将来を見据え、経済的な備えをしておくことも重要です。

  • 就労支援:パート代だけでは、介護費用を賄うのが難しい場合、就労支援サービスを利用することも検討しましょう。ハローワークや、民間の転職エージェントなどが、あなたの希望に合った仕事を探すサポートをしてくれます。
  • キャリアプランの検討:介護と仕事の両立は大変ですが、キャリアアップを目指すことも可能です。資格取得やスキルアップなど、将来を見据えたキャリアプランを立てましょう。
  • 資産形成:将来の介護費用に備え、資産形成をすることも重要です。NISAやiDeCoなどの制度を活用し、計画的に資産を増やしましょう。
  • 相続対策:お母様の相続について、事前に準備をしておくことも重要です。弁護士や税理士に相談し、適切な対策を立てましょう。

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4. 具体的な行動計画

ここまで、様々な情報を提供してきましたが、最も重要なのは、具体的な行動を起こすことです。以下に、あなたが今すぐできること、そして今後行うべきことをまとめました。

4.1 今すぐできること

  • 介護保険の手続き状況の確認:ヘルパーさんと連携し、要介護認定の手続きがスムーズに進んでいるか確認しましょう。
  • 市町村への住所変更手続き:お母様の住所を、あなたの住む市町村に変更する手続きを行いましょう。
  • 医療機関との連携:リハビリ病院の医師や看護師に、お母様の状況を詳しく伝え、今後の対応について相談しましょう。
  • 情報収集:地域の介護サービスに関する情報を集め、ケアマネージャーや地域包括支援センターに相談しましょう。

4.2 今後行うべきこと

  • ケアマネージャーの選定:要介護認定の結果が出たら、ケアマネージャーを選任し、介護プランを作成しましょう。
  • 施設の見学:複数の施設を見学し、お母様に合った施設を探しましょう。
  • 経済的な準備:介護費用に関する情報を集め、ご自身の経済状況と照らし合わせながら、資金計画を立てましょう。
  • 精神的なサポートの確保:相談窓口や、家族、友人との連携を図り、精神的なサポートを確保しましょう。
  • キャリアプランの検討:介護と仕事の両立について、将来を見据えたキャリアプランを立てましょう。

5. まとめ:困難を乗り越えるために

今回の相談は、突然の認知症発症という、非常に困難な状況から始まりました。あなたは、お母様の介護と、ご自身の将来への不安を抱えながら、一人で立ち向かおうとしています。しかし、一人で抱え込まず、周囲のサポートを積極的に活用し、情報収集を行い、具体的な行動を起こすことで、必ずこの困難を乗り越えることができます。

介護は、決して一人でするものではありません。専門家や、家族、友人との連携を密にし、あなたの心身の健康を第一に考えながら、一歩ずつ進んでいきましょう。この記事が、あなたの心の支えとなり、少しでもお役に立てれば幸いです。あなたのこれからの道のりが、穏やかで、希望に満ちたものとなることを心から願っています。

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