グループホームの退去と特養への転居:専門家が教える円満解決への道
グループホームの退去と特養への転居:専門家が教える円満解決への道
今回の相談は、グループホームに入所中の義母の特養への転居に関する問題ですね。義父の逝去に伴い経済状況が厳しくなり、特養への転居を検討するも、義母の拒否やホーム側の対応に困惑されているとのこと。さらに、ホームで働く隣人の不適切な行動も問題となっています。この状況を打開し、義母が安心して新しい生活を始められるように、具体的な解決策を提示します。
グループホームに入所している義母のことで相談です。身体障害者手帳が1級で、認知症が要介護3です。7歳年下で長生きする予定だった(表現は悪いですが)義父が急死してしまい、義父の年金が全額給付される事が前提の入所だったため、グループホームに入所を続ける事が資金的に厳しくなりました。そこで、社協に相談し、特養に移してもらう事にしたのですが、入所予定の特養の事前訪問を、「義母が特養への転居を嫌がっている」といって拒否してしまい、ほぼ決定していた特養への入所ができなくなってしまいました。
もともと、そこのグループホームに勤めている隣人の紹介で入所したようなのですが、その隣人が、義父がなくなった直後に勝手に家に入り(もともとあまり鍵をかけない家だったので)、貴重品等を持ち出して、親族が到着した時点では、家の中はもぬけの殻の状態で、また、義父が亡くなってからは義父所有の家作の家賃も同じ集落ということで、勝手に受領して、ホームの費用に充てるといってホームの方に入金してしまいました。事後に、ホームの方から資金に充てますと一報がありましたが、腑に落ちません。
さらに、もともと「物採られ妄想」がある義母に対して、親族の悪口を吹き込み、不安をあおって、自宅の鍵は隣人である自分が預かるなどと言いはじめ、義母が不安がっているので、全ての預金通帳と貴金属をホームで預かるので持って来てほしいとホームのケアマネさんからも連絡がありました。
預金類は相続手続きの為に、凍結していますし、貴金属類は義母の持ち物ですから、持って行くのは構わないのですが、通常そういった施設では貴重品は預からないと聞いていたので、この施設は少しおかしいのではないかと思い始めました。
前置きが長くなってしまいましたが、本題です。グループホームの所長さんとケアマネさんには、経済状況をお話しし、特養への移転とそれに伴う事前訪問の受け入れは了承してもらっています。その上で、認知症の義母が「行きたくない」といっているという理由で、事前訪問を拒否したりする権限がホームにあるのでしょうか?
また、ホームで働いている隣人が義母の不安を煽り、精神状態も大変悪化しているようなので、退所させたいと思っているのですが、看取りまで預かるという事で他の方を断ってまで入所させたのに、とその隣人や施設の他の職員がみんなで義母を責めているようです。ホームのほうでは、こちらが何を言っても「本人がここにいたいと言って言っている」の一点張りです。
もともと、義父母は一代で成り上がった成金(表現が悪いですが)で、隣近所に現金をバラまくような暮らしをしていたようです(バラまいていたのは財布のひもをしっかり握っていた義母)。ホームに入所後も、職員に3000円、5000円とチップをあげていたようです。なので、こちらもそれなりに蓄えがあるだろうと思っていたのですが、義母が施設に入ってから、義父はそれまでの鬱憤を晴らすかのように散財し、1年位の間に2000万くらいつかったようです。そのため、本当に経済的に苦しい状況なのですが、本人も周囲もそうは思っていないようです。
長文申し訳ありません。最終的な質問内容は、施設は貴重品を預けろといったり、特養の事前訪問を拒否したりできるのでしょうか?それをふまえて、特養に移すには、どのようにしたらよいのか?ということです。
ご相談ありがとうございます。ご家族の介護に関する問題は、精神的にも体力的にも大きな負担となります。特に、認知症の義母のケアと、ホーム側の対応、経済的な問題が複雑に絡み合い、非常に困難な状況であると推察します。この状況を打開するために、法的な側面、施設との交渉術、そして義母の心情への配慮という3つの観点から、具体的な解決策を提示します。
1. 法的な側面からの考察:施設の権限と対応
まず、施設側の対応が法的に問題ないかを確認しましょう。
1-1. 事前訪問の拒否について
特養への入所を検討するにあたり、事前訪問を拒否できるかどうかは、施設の運営方針や契約内容によります。一般的に、入所者の意思を尊重する姿勢は重要ですが、認知症の症状によっては、本人の判断能力が十分でない場合もあります。この場合、ご家族の意向や、医師の意見を参考に、施設側も柔軟に対応すべきです。
今回のケースでは、義母が「行きたくない」と言っていることが、事前訪問拒否の理由となっています。しかし、義母の認知症の症状や、隣人の影響を考慮すると、本人の真意を確認する必要があります。施設側が、義母の意思を一方的に尊重し、ご家族の意見を聞き入れない場合は、問題があると言えるでしょう。
具体的な対応策
- 施設との話し合い: 施設の管理者やケアマネージャーと改めて話し合い、義母の状況や、特養への転居の必要性を説明しましょう。その際、義母の意思確認の方法や、事前訪問の重要性について、丁寧に説明し、理解を求めましょう。
- 第三者の介入: 必要に応じて、弁護士や、介護に関する専門家(ケアマネージャー、社会福祉士など)に相談し、アドバイスを求めましょう。第三者の意見を伝えることで、施設側の対応が変わる可能性があります。
1-2. 貴重品の預かりについて
施設が貴重品を預かることは、原則として義務ではありません。多くの施設では、貴重品の管理は、自己責任で行うようになっています。ただし、施設によっては、金庫を設置し、預かる場合もあります。
今回のケースでは、施設側が預金通帳や貴金属を預かることを求めています。これは、義母の不安を解消するためという理由ですが、隣人の影響や、施設の運営体制に疑問がある場合は、慎重に対応する必要があります。
具体的な対応策
- 預ける必要性の確認: 施設側に、預金通帳や貴金属を預かる必要性や、管理体制について、詳しく説明を求めましょう。預けることによるメリットとデメリットを比較検討し、本当に預ける必要があるのかを判断しましょう。
- 預ける場合の注意点: 預ける場合は、預かり証の発行や、管理方法の確認など、必要な手続きを行いましょう。また、定期的に、預かり品の確認を行い、不正がないかを確認しましょう。
- 弁護士への相談: 施設の対応に不信感がある場合は、弁護士に相談し、アドバイスを求めましょう。弁護士は、法的な観点から、施設側の対応が適切かどうかを判断し、必要な手続きをサポートしてくれます。
1-3. 隣人の問題について
隣人の行動は、明らかに不適切であり、義母の精神状態を悪化させている原因となっています。義父の死後、勝手に家に入り、貴重品を持ち出した行為は、法的にも問題がある可能性があります。また、義母の不安を煽り、自宅の鍵を預かるなどの行為も、看過できません。
具体的な対応策
- 証拠の収集: 隣人の不適切な行動に関する証拠(写真、録音、目撃者の証言など)を収集しましょう。
- 警察への相談: 隣人の行為が、犯罪に該当する場合は、警察に相談しましょう。
- 施設への抗議: 施設側に、隣人の不適切な行動について、抗議し、改善を求めましょう。施設側が、隣人の行動を放置する場合は、法的措置を検討することも必要です。
2. 施設との交渉術:円満な解決を目指して
次に、施設との交渉術について解説します。
2-1. 感情的にならないこと
施設との交渉では、感情的にならないことが重要です。冷静に、論理的に、問題点を伝え、解決策を提案しましょう。感情的になると、相手も感情的になり、交渉が難航する可能性があります。
2-2. 記録を残すこと
施設とのやり取りは、記録に残しましょう。面談の内容、電話での会話、メールのやり取りなど、詳細に記録することで、後々のトラブルを回避することができます。
2-3. 専門家との連携
弁護士や、介護に関する専門家(ケアマネージャー、社会福祉士など)と連携し、アドバイスをもらいながら、交渉を進めましょう。専門家の意見は、交渉を有利に進めるための強力な武器となります。
2-4. 譲歩点を見つけること
交渉では、お互いに譲歩点を見つけることが重要です。全てを自分の希望通りにすることは難しいかもしれませんが、義母の最善の利益を考え、妥協点を探しましょう。
3. 義母の心情への配慮:安心できる環境づくり
最後に、義母の心情に寄り添い、安心できる環境を整えるための方法を説明します。
3-1. コミュニケーションの重要性
義母とのコミュニケーションを密にしましょう。義母の不安や、希望を聞き、寄り添うことで、信頼関係を築き、特養への転居に対する抵抗感を和らげることができます。
3-2. 情報の提供
特養に関する情報を、義母に提供しましょう。特養の施設概要、入居者の生活、イベントなど、具体的な情報を伝えることで、義母の不安を軽減することができます。
3-3. 事前訪問への工夫
特養の事前訪問を、義母が安心して受け入れられるように、工夫しましょう。例えば、義母の好きなものを持参したり、一緒に食事をしたり、職員の方と事前に顔合わせをしたりするなど、様々な工夫が考えられます。
3-4. 家族のサポート
家族が協力し、義母をサポートしましょう。義母が不安を感じたときには、話を聞き、励まし、支えましょう。家族の温かいサポートは、義母の心の支えとなります。
これらの対策を総合的に行うことで、グループホームからの退去と、特養への円滑な転居を実現できる可能性が高まります。
4. 特養への転居を成功させるための具体的なステップ
上記の対策を踏まえ、特養への転居を成功させるための具体的なステップをまとめます。
- 情報収集と準備: 特養に関する情報を収集し、入居条件や費用などを確認します。義母の現在の状況(健康状態、認知症の程度など)を把握し、必要な書類を準備します。
- 施設との相談: ケアマネージャーや、施設の管理者と相談し、特養への転居の必要性や、義母の状況を説明します。
- 義母とのコミュニケーション: 義母と話し合い、特養への転居に対する不安や、希望を聞き、寄り添います。
- 事前訪問の実施: 義母が安心して事前訪問を受けられるように、工夫を凝らします。必要に応じて、家族や、ケアマネージャーが同行します。
- 入居手続き: 特養への入居が決まったら、必要な手続きを行います。
- 転居後のサポート: 転居後も、義母の生活をサポートし、定期的に面会し、状況を確認します。
5. 専門家への相談を検討しましょう
今回のケースは、非常に複雑であり、様々な問題が絡み合っています。ご自身だけで解決しようとせず、専門家への相談を検討しましょう。
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相談すべき専門家
- 弁護士: 法的な問題(隣人の行動、施設の対応など)について、アドバイスを求め、必要な手続きをサポートしてもらいます。
- ケアマネージャー: 義母の介護に関する相談や、特養への転居に関する手続きをサポートしてもらいます。
- 社会福祉士: 介護保険制度や、福祉サービスに関する相談に対応し、必要な支援を提供してくれます。
6. まとめ:最善の選択をするために
今回の問題は、グループホームの運営、隣人の不適切な行動、義母の認知症、経済的な問題など、様々な要素が複雑に絡み合っています。まずは、現状を正確に把握し、問題点を整理することが重要です。その上で、法的な観点、施設との交渉術、義母の心情への配慮という3つの観点から、解決策を検討しましょう。
最終的には、義母の最善の利益を考え、ご家族にとって最良の選択をすることが重要です。専門家のアドバイスを参考にしながら、一つ一つ問題を解決し、義母が安心して新しい生活を始められるように、サポートしていきましょう。
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