要介護度4の母の夜間オムツ交換回数と介護負担軽減策｜転職コンサルタントが解説

要介護度4の母を持つものです。常時オムツをしています。介護職の方、このような人を介護している方にうかがいたいのですが、夜のおむつ交換は何回ぐらいなさっていますか？夜11時に寝るときに濡れていない場合は、再度夜1時にチェックします。その後5時～5時半に起きた時には、ほぼ毎日レンタルベッドのマットレスまでビッショリと濡れています。防水シートは一応しているんですけど・・・・。もう少し私も早く起きてあげればいいのでしょうが、私も母子家庭で働かないわけにはいかず・・・正直くたくた状態です。父もおりますが、手は貸してくれず動けぬ母を怒鳴ってばかりです。こんな父ですので（父も最近は相当ボケが・・・）、日曜以外毎日デイサービスを使っており限度枠もあまり余裕がありません。ケアマネさんに相談しても、ウチは深夜早朝の出張サービスはしていないと言われるばかりで・・・・・。何だかにっちもさっちもいかない状態で・・・・今は私が倒れたらどうしようもないという一心で動いています。オムツの件、その他・・・・何かアドバイスあれば戴きたいのですが・・・・よろしくお願いします。

ケーススタディ：夜間介護の現実と解決策

あなたは、要介護度4の母親の介護を一人で担い、心身ともに疲弊している状況です。夜間のオムツ交換の頻度、防水シートの限界、父親の協力不足、そして自身の疲労と、多くの問題を抱えています。これは決してあなただけの問題ではありません。多くの介護を担うご家族が直面する、現実的な課題です。

まず、夜間のオムツ交換回数ですが、夜11時、1時、5時～5時半と、現状では3回行っているとのこと。これは決して少なくありません。要介護度4の方の場合、頻度は個人差が大きく、1時間に1回以上交換が必要なケースもあります。しかし、あなたの状況を鑑みると、現状の頻度で、可能な限り睡眠時間を確保する努力をされていると推察します。

ポイント： 介護の負担を軽減するために、まずは現状を客観的に把握することが重要です。オムツ交換の記録をつけ、尿量の多い時間帯などを分析してみましょう。これにより、より効率的なケアプランを立てることができます。

次に、防水シートについて。マットレスまで濡れてしまうということは、防水シートの性能や、装着方法に問題がある可能性があります。より吸収力の高いオムツや、防水性の高いシーツの併用を検討してみましょう。また、ベッドの角度を調整することで、尿がマットレスに流れにくくする工夫も有効です。

専門家の視点： 介護用品の専門家やケアマネージャーに相談し、最適なオムツや防水シート、介護ベッドなどを選定してもらうことをお勧めします。最新製品には、吸収力や防水性に優れたものが数多くあります。

さらに、父親の協力が得られないこと、デイサービスの利用枠が限られていることなど、深刻な問題を抱えています。まず、父親への対応としては、介護の現状を理解させ、協力を促す必要があります。感情的な対立を避け、具体的な役割分担を提案し、少しずつ協力体制を構築していくことが大切です。

具体的なアドバイス： 父親に介護の一部を分担してもらうための具体的なタスクをリスト化し、一緒に話し合ってみましょう。例えば、食事の介助、身の回りの整理整頓など、父親の能力や体力に合わせて役割を割り振ることが重要です。専門機関の相談窓口を活用し、父親への介護指導を受けることも有効です。

デイサービスの利用枠については、ケアマネージャーと相談し、他の介護サービスの利用を検討しましょう。例えば、夜間対応の訪問介護サービス、ショートステイなどを利用することで、あなた自身の負担を軽減できます。また、地域包括支援センターや市町村の介護相談窓口に相談することで、新たな支援策が見つかる可能性があります。

成功事例： 私のクライアントの中には、夜間訪問介護サービスを利用することで、睡眠時間を確保し、日中の介護の質を向上させた方がいます。また、ショートステイを利用することで、定期的に休息を取り、心身のリフレッシュに成功した方もいます。

転職コンサルタントからのアドバイス：あなたのキャリアと介護の両立

あなたは母子家庭で働いているため、介護と仕事の両立に苦しんでいます。この状況を改善するためには、あなたのキャリアを見つめ直し、より働きやすい環境を構築することが重要です。

転職： あなたのスキルや経験を活かし、より柔軟な働き方ができる職場を探すことを検討しましょう。在宅ワークや時短勤務ができる企業、育児・介護休暇制度が整っている企業などを探すことが重要です。転職活動のサポートが必要な場合は、転職エージェントの利用を検討しましょう。
スキルアップ： 介護に関する資格を取得することで、より専門的な知識やスキルを身につけ、介護の質を高め、効率化を図ることができます。また、キャリアアップの可能性も広がります。
周囲への相談： 職場の上司や同僚、友人、親戚など、信頼できる人にあなたの状況を相談し、理解と協力を得ましょう。一人で抱え込まず、周囲のサポートを積極的に活用することが大切です。

重要なのは、あなた自身の心身の健康です。 介護は長期戦です。無理をせず、休息を取りながら、持続可能な介護体制を築くことが重要です。そして、必要に応じて専門家のサポートを積極的に活用しましょう。

まとめ

要介護度4の母の介護は、非常に負担の大きいものです。夜間のオムツ交換回数、防水シートの問題、父親の協力不足、そして仕事の両立など、多くの課題を抱えている状況は、多くの介護者にとって共通の悩みです。しかし、諦める必要はありません。現状を把握し、適切な介護用品を選び、介護サービスを有効活用し、周囲の協力を得ながら、少しずつ改善していくことが可能です。そして、あなたのキャリアについても、柔軟な働き方を模索し、持続可能な生活を築きましょう。

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