33歳、理学療法士養成学校除籍の過去を持つ私が介護職を目指しても大丈夫？転職コンサルタントが徹底解説

こんな経歴の私でも介護職を目指していいものなのか・・・お世話になります。他でも同じ質問をしているのですが、いろいろな方の意見を聞きたいと考えています。以下に、私のキャリアを書きますので、その上でヘルパー2級を取得して介護職に就業するのは他の人からみて、どう見えるのかお聞きしたくて質問しました。当方、もうじき33歳になる、独身男性です。高卒後、一浪して国立大学に入学しましたが、2年で中退。その後、2年のフリーターを経て、夜間４年制の理学療法士養成学校に入学。入学してからの成績は、赤点をたくさん取りながらも、何とか進級していたのですが、４年次の長期実習の時に、自分でもわからないのですが、うつ病のような症状で、何とかやらないととは思ってはいても、体が動かず、卒業したかったのですが、４年次を２回やった上で、トータル５年通った所で除籍処分となりました。これが28歳の時です。その後、郵便局でバイト等をしながら、ＩＴスクールに通い、ＩＴ資格を取得後にトータルで3年ほどＩＴ業界を経験しましたが、今年の3月に、案件が終了と同時に契約満料で失職。もう少し、ＩＴ業界で働きたいと考え、いろいろと探してみたのですが、年齢のわりに経験が少ない事がネックで現在、どこも見つかっておりません。ここで、選択肢として、ヘルパー2級を取得して、介護職に就く、という事を考えるようになりました。本来であれば、仕事が無いから介護、という形で介護には行きたくなかったです。ある程度、自分に自信がついてから介護職に就きたいな、とは昔から思っていたのですが・・・ここまでのキャリアを見てもらえればわかる、と思うのですが、自分は弱い人間です。周りの人は、いろいろあったけどみんな自分のことを助けてくれているのですが、その期待に答えられていない事を思うといつも一人で泣いている様な毎日です。でも、介護職に行きたいな、と思うのは、夜間の学校に通っていた時に昼間働いていた、老人保健施設での勤務が、自分の中の経験としてあったからです。（寮母・寮父ではなく機能訓練指導員としてですが・・）長文になってしまって申し訳ありません。聞きたい事は、夜間の医療系専門学校を除籍されているのに、介護職を志望するというのは、採用担当の方から見るとどう見えるのか？という所です。別に、回答者様が採用担当の方でなくてはいけない、と言う事ではありません。皆さんからの意見を聞きたいです。それではよろしくお願いします。

結論：過去の経験は必ずしもマイナスではない！介護職への転職は十分可能です。

33歳、理学療法士養成学校除籍というご経歴をお持ちの方から、介護職への転職についてのご相談ですね。結論から申し上げますと、過去の経験は決して無駄ではなく、むしろ介護職への転職を有利に働く可能性があります。 重要なのは、過去の失敗から何を学び、どのように成長してきたか、そして介護職への強い意志をどのように面接で伝えられるかです。

ケーススタディ：過去の失敗から学ぶ成功への道

あなたの経験は、決してネガティブなものではありません。国立大学中退、理学療法士養成学校除籍、IT業界での経験…これらの経験は、あなたが多様な分野に挑戦し、学び、成長しようとしてきた証です。採用担当者は、あなたの履歴書に書かれた事実よりも、その背景にあるあなたの人間性や成長力に興味を持っています。

例えば、理学療法士養成学校除籍については、「うつ病のような症状で苦しんだ経験」を正直に説明することが重要です。その上で、「そこからどのように立ち直り、克服しようとしたのか」「その経験から何を学び、成長できたのか」を具体的に説明することで、あなたの真摯な姿勢や成長力をアピールできます。単なる失敗談ではなく、「困難を乗り越える力」「自己成長への強い意志」を伝えるストーリーに変えましょう。

IT業界での経験も、問題解決能力やコミュニケーション能力を磨いた経験として活かせます。介護の現場では、利用者の方々や同僚との良好なコミュニケーションが不可欠です。IT業界で培ったスキルや経験は、介護の現場でも役立つ場面が多くあります。

介護職への転職：成功のための３つのステップ

介護職への転職を成功させるためには、以下の３つのステップが重要です。

ステップ１：強みを明確化し、アピールする

老人保健施設での勤務経験は大きな強みです。そこで得た経験やスキル、そして介護職への関心を具体的に説明しましょう。
IT業界での経験から得た問題解決能力やコミュニケーション能力も、介護の現場で活かせます。これらのスキルをどのように活用できるかを具体的に説明しましょう。
過去の失敗から学んだこと、そして成長した点を明確に伝えましょう。正直に話しながらも、前向きな姿勢を示すことが大切です。

ステップ２：ヘルパー2級資格取得に励む

ヘルパー2級資格は、介護職への転職において必須ではありませんが、あなたの意欲を示す上で非常に有効です。資格取得に向けて積極的に取り組み、面接でその過程や成果を説明しましょう。

ステップ３：面接対策を徹底する

面接では、あなたの経験やスキル、そして介護職への情熱を熱意をもって伝えましょう。事前に想定問答集を作成し、練習することで自信を持って臨むことができます。
自己PRでは、あなたの個性や強みを際立たせ、なぜ介護職を目指したいのかを明確に伝えましょう。過去の経験を踏まえ、将来のビジョンを語ることで、採用担当者の心を掴むことができます。
質問には正直に答え、誠実な態度で臨むことが大切です。あなたの真摯な姿勢が、採用担当者に好印象を与えます。

専門家の視点：介護業界のニーズとあなたの可能性

現在、介護業界は深刻な人材不足に直面しています。経験豊富な人材はもちろん、あなたの様な意欲のある人材も必要とされています。年齢は問題ではありません。重要なのは、「介護への情熱」「利用者の方々への思いやり」「成長意欲」です。あなたの過去の経験は、必ずしもマイナスではありません。むしろ、多様な経験から培ったスキルや人間性は、介護の現場で大きな武器となります。

成功事例：過去の失敗をバネに活躍する介護職

私のクライアントにも、過去に挫折経験を持ちながらも、介護職として活躍している方が多くいます。例えば、飲食店で失敗した経験を持つ30代女性は、その経験から「お客様を大切にする心」を学び、介護の現場で利用者の方々から高い評価を得ています。また、営業職で挫折した経験を持つ40代男性は、その経験から「コミュニケーション能力」を向上させ、チームワークを重視する介護施設でリーダーシップを発揮しています。

自己診断チェックリスト：介護職に向いているか確認しよう！

あなたは介護職に向いていますか？以下のチェックリストで確認してみましょう。

高齢者と接することが好きですか？
人の役に立つ仕事がしたいですか？
困難な状況でも諦めずに努力できますか？
チームワークを大切にできますか？
責任感がありますか？
成長意欲がありますか？

もし、これらの項目に多く「はい」と答えられたなら、あなたは介護職に向いている可能性が高いです。

まとめ

あなたの過去の経験は、決して無駄ではありません。むしろ、それらはあなたの成長を促し、介護職としての成功を支える力となります。大切なのは、過去の経験から学び、成長し、介護職への強い意志を面接で伝えることです。自信を持って、介護職への転職に挑戦してください！

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