海外在住のあなたが抱える、認知症の母親への深い悩み:今できることと、心のケア
海外在住のあなたが抱える、認知症の母親への深い悩み:今できることと、心のケア
まず、ご相談内容を拝見し、心よりお見舞い申し上げます。海外在住でありながら、認知症の疑いがあるお母様のことで、深い苦悩を抱えていらっしゃる状況、大変お辛いことと思います。ご自身の心労に加え、ご兄弟との関係性、そして日本の制度とのギャップなど、多くの困難に直面されていることと推察いたします。
母の認知症(疑い)について深刻にこの先どうすべきか悩んでいます。
私は海外に嫁いで11年目、・日本の地方の実家に住む母は父が他界してから23年たちますが一人暮らしをしています。その一人暮らしの母の異変に気がついたのは4年前、私が子供と里帰りをお正月にした時です。やけに怒りっぽく、急に孫の前でも怒鳴ったり、ずっとこたつから出ずになにをするわけでもなくボーッとしていたり、元々は活発で心が広く、明るい母、真面目でプライドが高く、礼儀正しく、人に迷惑をかけることが嫌いな人です。だからこそ無理が脳にいってしまったんではないかと思っています。以前は多趣味で習い事を父が亡くなった後やっていましたがすべてやめてしまいました。「もう全てやりつくしたと言ってあとは棺桶にはいるだけ!」と帰国した初日、母の激怒に私は衝撃を受けてしまいました。その里帰り数ヶ月まえに近所に住む父方の祖母が他界し、そのショックなどもあるのかもしれないと当時は思っていたんです。私と子供が3週間の日本滞在を終え、去ってからも電話やスカイプなどで被害妄想的なことを数々発言するようになりました。「悪口がきこえる、近所のみんなが私を陥れようとしている、ヤクザや宗教団体も混ざってきた、写真を撮られた、盗聴されている」など・・・話をいろいろきいていくうちにおかしいと感じ、ネットで調べ認知症ではないかと疑うようになりました。現実ではあり得ないことを母は私に繰り返し言います。幻聴や幻覚があるようです。自分の人格感情の変化や幻覚をみているという自覚症状がないようです。病気ではないかと確信して地元の高齢者福祉サービス*地域包括サービスセンターへ相談しましたが受診のすすめなどは行っていないとのこと、そして定期的な訪問は可能だが、母が近所のトラブルまたは怪我、病気などなにかわかりやすい事件がない限り深く関われないと言われてしまいました。すぐに帰国して説得して連れて行きたい気持ちがありますが あることがきっかけで母から「もう家族じゃない、あなたの家族はそちら(海外)でしょ!精神病者はあなたです!放っておいて!」と突き放されてから心が折れてしまいました・・><そう言い放たれるきっかけとなったのが都心に兄がおりまして兄に母の異変について電話で相談したところ、「母の異変を感じたので受診ができるように付き添ってもらえないだろうか」と相談をしましたが、兄の反応が冷たく、「仕事と子育てで忙しい!」と言われてしまい、兄がその後すぐ母へ単刀直入に電話で私が相談した内容をすべて話をしてしまいました。><兄からすぐに「おかあさん、普通の対応でどこも問題なかったぞ?!俺は忙しいんだから!」と兄は頼りになりませんでした。兄には母の異変がわからないのは当然であまり普段から電話などしません。母も兄には気を使い理性が働くようで取り乱したりしません。普段の愚痴も言いません。なので普通の対応だったのでしょう。帰国し母を説得し受診をさせるのが一番良いと頭では思っていても、兄と違い私には理性がなく言いたいことをさらけ出しているので、受診の説得時に、お互いを傷つけ、母を興奮させ、玄関先で追い返されるのも暴言をはかれるのも承知の上で動く覚悟がまだできません。受診をうけ、脳のスキャンをとり、診断結果がでてから治療と介護などの第一歩でそこからがスタートラインです。と、介護のサイトでみますが受診を受けてもらうまでのステップが壊されちゃったような結果になり、他の方法が今は見つからず壁にぶち当たっています。文章がよくまとまっておらず申し訳ございません。何かアドバイスをいただけたらと思っております。よろしくお願いいたします。
今回の記事では、認知症の疑いがあるお母様を支えるために、あなたが今できること、そして心の負担を軽減するための具体的な方法について、比較検討を交えながらアドバイスさせていただきます。
1. 現状の整理と問題点の明確化
まず、現状を客観的に整理し、問題点を明確にすることが重要です。以下に、具体的なステップと、それぞれのポイントをまとめました。
- お母様の症状の把握:
- どのような症状があるのか、具体的にメモを取りましょう。いつ、どのような状況で症状が現れるのか、頻度や程度も記録しておくと、今後の対応に役立ちます。
- 例えば、「物忘れ」「徘徊」「暴言」「被害妄想」など、具体的な症状を詳細に記録します。
- 関係者の状況の把握:
- ご自身、お母様、ご兄弟、親族、近隣住民など、関係者の状況を把握します。
- 特に、ご兄弟の協力が得られるかどうか、近隣住民との関係性、地域のサポート体制などを確認します。
- 利用可能なサービスの確認:
- 地域の高齢者福祉サービス、地域包括支援センター、介護保険サービスなど、利用できるサービスを調べます。
- 具体的には、訪問介護、デイサービス、ショートステイ、配食サービスなど、お母様の状況に合わせて利用できるサービスを検討します。
これらの情報を整理することで、問題点が明確になり、具体的な対策を立てやすくなります。また、関係者との情報共有にも役立ちます。
2. 帰国しての対応 vs. 海外からのサポート:比較検討
帰国して直接サポートする場合と、海外からサポートする場合、それぞれにメリットとデメリットがあります。それぞれの選択肢について、比較検討してみましょう。
2-1. 帰国して直接サポートする場合
- メリット:
- お母様の様子を直接確認できるため、異変に気づきやすい。
- 受診や介護サービスの利用手続きなどをスムーズに進められる。
- お母様とのコミュニケーションが密になり、安心感を与えられる。
- デメリット:
- 海外での生活を中断する必要がある。
- 経済的な負担が増える可能性がある。
- ご自身の心身への負担が大きい。
- ご兄弟との関係が悪化している場合、対立が深まる可能性がある。
2-2. 海外からサポートする場合
- メリット:
- 海外での生活を継続できる。
- 経済的な負担を抑えられる可能性がある。
- ご自身の心身への負担を軽減できる。
- デメリット:
- お母様の様子を直接確認できないため、異変に気づきにくい。
- 受診や介護サービスの利用手続きなどを、遠隔で行う必要がある。
- コミュニケーションが不足し、お母様に不安感を与えてしまう可能性がある。
- ご兄弟や親族の協力が不可欠となる。
どちらの選択肢を選ぶかは、ご自身の状況や、お母様の状態、ご兄弟との関係性などを総合的に考慮して決定する必要があります。焦らず、じっくりと検討しましょう。
3. 海外からできる具体的なサポート方法
海外からでも、できることはたくさんあります。以下に、具体的なサポート方法をいくつかご紹介します。
- 情報収集と情報共有:
- お母様の症状や状況について、定期的に情報収集を行いましょう。
- ご兄弟や親族、近隣住民などと連携し、情報を共有することで、早期発見や適切な対応に繋がります。
- 地域包括支援センターや、介護保険サービスの情報を集め、利用を検討しましょう。
- コミュニケーション:
- 定期的に電話やビデオ通話を行い、お母様とのコミュニケーションを密にしましょう。
- お母様の話をよく聞き、共感することで、安心感を与えられます。
- 認知症の症状によっては、コミュニケーションが難しくなることもありますが、根気強く接することが大切です。
- 専門家への相談:
- 認知症専門医や、介護支援専門員(ケアマネージャー)など、専門家に相談しましょう。
- オンラインでの相談も可能です。
- 専門家のアドバイスを受けることで、適切な対応方法や、利用できるサービスについて知ることができます。
- 経済的な支援:
- 介護保険サービスや、その他の介護サービスの利用にかかる費用を支援しましょう。
- 必要に応じて、金銭的な援助を行うことも検討しましょう。
- 心のケア:
- ご自身の心のケアも大切です。
- 信頼できる人に相談したり、趣味やリフレッシュできる時間を持つなど、ストレスを解消する方法を見つけましょう。
4. ご兄弟との関係性改善に向けて
ご兄弟との関係性が悪化している場合、お母様のサポート体制を構築する上で、大きな障壁となります。関係性を改善するための具体的なアプローチをいくつかご紹介します。
- 冷静な話し合い:
- 感情的にならず、冷静に話し合いましょう。
- お互いの立場や考えを理解しようと努め、建設的な対話を目指しましょう。
- まずは、お母様の状況について、共通認識を持つことが重要です。
- 役割分担の明確化:
- お互いの負担を軽減するために、役割分担を明確にしましょう。
- 例えば、あなたが情報収集や、専門家との連携を行い、ご兄弟が、お母様の訪問や、必要な手続きを行うなど、それぞれの得意分野を活かした役割分担を検討しましょう。
- 第三者の介入:
- 関係性が改善しない場合は、第三者の介入を検討しましょう。
- 弁護士や、専門のカウンセラーなど、中立的な立場の人に相談し、アドバイスを求めるのも有効です。
- 感謝の気持ちを伝える:
- ご兄弟が、お母様のサポートをしてくれている場合は、感謝の気持ちを伝えましょう。
- 感謝の言葉は、関係性を良好に保つ上で、非常に重要です。
5. 認知症の受診を促すためのアプローチ
お母様に、認知症の受診を促すことは、非常に難しい場合があります。しかし、適切なアプローチを行うことで、受診へのハードルを下げることができます。以下に、具体的なアプローチをいくつかご紹介します。
- 受診の必要性を伝える:
- 認知症の早期発見・早期治療の重要性を伝えましょう。
- 「病気を治すため」という表現ではなく、「今の状態を良くするため」「これからの生活をより良くするため」など、前向きな言葉で伝えましょう。
- 不安を取り除く:
- 受診に対する不安を取り除くために、受診の流れや、検査内容を説明しましょう。
- 「怖い検査はしない」「痛いことはしない」など、安心できる言葉で伝えましょう。
- 受診に同行し、お母様の不安を和らげることも有効です。
- 第三者の意見を活用する:
- かかりつけ医や、親しい友人など、信頼できる第三者から、受診を勧めてもらうのも有効です。
- 第三者の意見は、お母様にとって、説得力を持つ場合があります。
- 段階的なアプローチ:
- いきなり受診を勧めるのではなく、まずは、かかりつけ医に相談することから始めるなど、段階的なアプローチを試してみましょう。
6. あなた自身の心のケア
認知症の疑いがあるお母様の介護は、心身ともに大きな負担がかかります。あなた自身の心のケアも、非常に重要です。以下に、具体的な方法をいくつかご紹介します。
- 休息とリフレッシュ:
- 十分な睡眠を取り、休息を心がけましょう。
- 趣味や、リラックスできる時間を持つなど、ストレスを解消する方法を見つけましょう。
- 相談できる相手を持つ:
- 信頼できる人に、悩みや不安を打ち明けましょう。
- 家族、友人、カウンセラーなど、誰でも構いません。
- 話を聞いてもらうだけでも、心が軽くなることがあります。
- 専門家のサポート:
- 専門家のサポートを受けることも検討しましょう。
- カウンセリングや、セラピーなど、専門家のサポートを受けることで、心の負担を軽減することができます。
- 情報収集:
- 認知症に関する情報を積極的に収集しましょう。
- 認知症に関する知識を深めることで、不安を軽減し、適切な対応ができるようになります。
- 自分を責めない:
- 「もっとできることがあるのではないか」など、自分を責めないようにしましょう。
- ベストを尽くしている自分を認め、労わることも大切です。
これらの方法を実践することで、心の負担を軽減し、長期的なサポートを続けることができます。
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7. まとめ:あなたを支えるために
認知症の疑いがあるお母様を支えることは、非常に困難な道のりです。しかし、あなた一人で抱え込まず、様々なサポートを活用することで、乗り越えることができます。この記事でご紹介した情報が、少しでもあなたの助けになれば幸いです。
最後に、あなたの置かれている状況は、非常に複雑で、困難を伴うものです。しかし、あなたは決して一人ではありません。あなたの愛情と努力は、必ずお母様に届き、支えになるはずです。そして、あなた自身も、大切にしてください。困難な状況の中でも、希望を失わず、前向きに進んでいくことを願っています。
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