高次脳機能障害と身体障害、作業所での葛藤:自分らしい働き方を見つけるためのチェックリスト
高次脳機能障害と身体障害、作業所での葛藤:自分らしい働き方を見つけるためのチェックリスト
この記事では、脳出血による身体障害と、作業所での高次脳機能障害者としての扱いに違和感を抱いている方の悩みにお応えします。障害者手帳の取得や作業所での活動を通して、ご自身の状態と周囲の認識のずれに直面し、どのように対処すれば良いのか模索しているあなたへ、具体的な解決策と、自分らしい働き方を見つけるためのヒントを提供します。
私の利用している授産施設、作業所は高次脳機能障害者支援NPOがバックボーンとなっています。
私は脳出血で障害者となりました。半身麻痺の中途身体障害です。
作業所での訓練を通じて社会復帰を目指そうと、かなり真面目に考えていました。
とはいえ、どこから手をつけていいのか?わからない、身体的なこともあり移動もうまくいかない。
恥ずかしいことにバスに乗るのさえ不安の塊だったのです。
幸いなことに手元にはスマホ、ネット環境もあり、さらにそれらを使う能力が残っていました。(脳出血でのダメージではそれらが出来なくなっている可能性がありました。実際、失語症に近い状態です。)
障害者支援団体に連絡を取り、なんとか作業所探しにこぎ着けました。これらは退院後、半年くらいの事です。
実は、そのうち何らかの動きがあるのだろうなぁ、と思っていたのです。日本が税金の請求以外は申請主義だったことを忘れていました。
あるとき、ケアマネに聞いたら「自分から連絡とらなきゃ動きないですよ。連絡先はここですから取ってみたら?」と、チラシみたいなものを渡されました。正直、呆気に取られました。
その頃は「障害者なんだから周りがセットアップしてくれるのだろう」と甘えた意識があったのです。
どうしたものか?自分で連絡を取る?まさか、会話を成立させるのも辛いのに電話をするとは!できるはずかない。記憶にも自信が持てない、話の内容を把握できるだろうか、悩みました。
そこを救ってくれたのがネット。メールならレスポンスも早いし、残るし。(半身麻痺は利き手側だったので、手紙を書くのは不可能です)
見学の結果、脳外傷という事で一番近いのが高次脳機能障害だったので決めたのです。他の作業所はほぼ精神障害のところで身体障害の人がほとんどいなかった。知的なところは、周囲もあまり勧めなかったし。
高次脳機能障害、のことを知らなかったのですが作業所に通いはじめて「自分もそうではないのか?」と思い始めました。症状に近いものがあったし、
作業所の関係者は私のことを高次脳機能障害者としていましたし、一度検査を決受けてみようと思いました。(あとで言われたことなのですが、自分から検査を受けようという意識がある時点で高次脳機能障害ではない、と判断されるらしいですが)
専門医のチェック、あれ?これってIQテストじゃん?ん?ん?ん?手の問題を考慮にいれた結果で高次脳機能障害ではない、と結果が出ました。なんかほっとしたものです。ここが大事なところです。
医学的な結果が出ているということです。
さて、そんな私が今年、精神障害手帳を取りました。障害年金の申請のためには手帳がないといけない、なおかつ二級以上の度数がないと難しい。
クリアしました。このときの障害者手帳申請の為に診断書と意見書を書いてくれた医師の話では「高次脳機能障害ではない、脳出血で失語症他の症状があるので脳血管障害と思っていい」とありました。
それが、作業所に行くと「高次脳機能障害者の人」となっている、というか「手帳出てよかったね。高次脳機能障害者としての意識を持った方がいいよ。」と言われ「え?去年の検査で違うと結果が出たのだけど」という思いがあります。
年金申請以降、面談などで高次脳機能障害の話を前提に言われると納得いかないです。なんか、そのように仕向けられている感じます。
別にどっちでもいいや、と軽く流してきているのですが、でもなにかと「高次脳機能障害」と括られると不愉快な気分を覚えるようになりました。
これって、おかしいのかな?
乱筆乱文申し訳ありません。失語症の影響でうまく文章をまとめられません。
ざっくりまとめます。
- 脳出血で障害が残った
- 作業所に通い始めた
- 高次脳機能障害の検査を受けた→否定された
- 障害年金の条件で精神障害手帳を取った
- 作業所で身体障害者より高次脳機能障害者として見られることになった
身体障害の方が現実的には問題が大きいので解決したい、のでその事を優先して考えてほしいのだが、作業所視点は高次脳機能障害の身体障害者とされている。なんだか主客逆転している。
ついでに作業所でボランティアの読み聞かせがあるのだが、あれって何らかの意味合いがあるのだろうか?といつも思うのです。
なぜかというと、反対意見があるのを私は知っているのです。利用者(身体障害者)は「子供じゃないんだから特に興味ない」、作業所のボランティアの一人「ここの代表がどっかで聞いた読み聞かせ効果あり、をそのまま受けて始めたが、あれって誰も聞いてないの見ればわかる、やめてしまえ」
私も反対ほどではないが、特に意味があるとは思えない。悪い影響がないから文句を言わないだけ。
正直、読み聞かせサークル?の会員の自己満足の時間になってるなー、って感じです。
これは私の姿勢の問題でしょうか?高次脳機能障害に読み聞かせは効果あるのでしょうか?
はじめに:抱えている問題の整理
ご相談ありがとうございます。脳出血による身体障害と、作業所での高次脳機能障害者としての扱いに、違和感を感じているのですね。医学的な診断結果と、作業所での認識のずれ、そしてご自身の抱える課題に、どのように向き合えば良いのか悩んでいる状況、大変お察しします。
まず、現状を整理しましょう。
- 身体障害:脳出血による半身麻痺
- 高次脳機能障害:検査結果は陰性
- 精神障害:精神障害者手帳取得
- 作業所での認識:高次脳機能障害者として扱われる
- 悩み:身体障害への配慮が少ない、高次脳機能障害者としての扱いに違和感、読み聞かせの効果への疑問
この状況を踏まえ、この記事では以下の3つのステップで、あなたの抱える問題の解決をサポートします。
- 自己理解を深める:ご自身の障害と向き合い、現状を客観的に把握する
- 作業所とのコミュニケーション:作業所との認識のずれを解消するための具体的な方法
- 自分らしい働き方を探す:障害を理解し、あなたの強みを活かせる仕事を見つける
ステップ1:自己理解を深めるためのチェックリスト
まずは、ご自身の状態をより深く理解することから始めましょう。以下のチェックリストは、あなたの障害特性を把握し、自己理解を深めるためのものです。各項目について、当てはまるものにチェックを入れてみてください。
1. 身体機能に関する項目
- 半身麻痺による移動の困難さ
- 手指の動きの制限
- 日常生活動作(食事、着替え、入浴など)の介助の必要性
- 疲労感の強さ
- その他の身体的な症状(痛み、しびれなど)
2. 認知機能に関する項目
- 記憶力の低下(新しい情報を覚えにくい、過去の出来事を思い出しにくいなど)
- 注意力の維持の困難さ(集中力の欠如、気が散りやすいなど)
- 実行機能の障害(計画を立てる、段取りを組む、複数のタスクを同時にこなすのが難しいなど)
- 思考の柔軟性の低下(一つの考えに固執しがち、臨機応変な対応が難しいなど)
- 言語能力の障害(言葉が出てこない、言葉の意味が理解できないなど)
- 空間認知能力の障害(物の位置関係が把握しにくい、道に迷いやすいなど)
3. 精神・心理面に関する項目
- 気分の落ち込み、意欲の低下
- 不安感、焦燥感
- 怒りやすさ、感情のコントロールの難しさ
- 社会的な孤立感
- 自己肯定感の低下
4. コミュニケーションに関する項目
- 言葉での表現が難しい
- 相手の言葉を理解しにくい
- コミュニケーションの際に疲れやすい
- 相手の意図を読み取ることが難しい
このチェックリストの結果から、ご自身の障害特性を具体的に把握できます。当てはまる項目が多いほど、より多くのサポートが必要となる可能性があります。この結果を基に、次のステップに進みましょう。
ステップ2:作業所とのコミュニケーション:建設的な対話のために
作業所との認識のずれを解消するためには、建設的なコミュニケーションが不可欠です。ここでは、作業所との対話を進めるための具体的なステップと、その際に役立つ表現方法を紹介します。
1. 目的の明確化
まず、作業所との対話の目的を明確にしましょう。あなたの目的は、
- 身体障害への配慮を増やすこと
- 高次脳機能障害者としての扱いに違和感があることを伝えること
- 作業所での活動内容について、より納得して取り組めるようにすること
の3点に集約されるでしょう。これらの目的を意識して、対話に臨みましょう。
2. 事前準備
対話に臨む前に、以下の準備を行いましょう。
- 自分の考えを整理する:チェックリストの結果を参考に、ご自身の状況を具体的に説明できるように準備しましょう。
- 伝えたいことをまとめる:話したい内容を箇条書きでまとめ、話の順序を整理しておくと、スムーズにコミュニケーションを進められます。
- 相手の立場を理解する:作業所のスタッフが、なぜあなたを高次脳機能障害者として扱っているのか、その背景を想像してみましょう。
- 必要な資料を用意する:医師の診断書や検査結果など、客観的な情報を示す資料を用意しておくと、説得力が増します。
3. 対話の進め方
対話は、以下のステップで進めましょう。
- 挨拶と自己紹介:まずは、丁寧な挨拶と自己紹介から始めましょう。
- 現状の説明:ご自身の障害の状況を、具体的に説明しましょう。チェックリストの結果や、日常生活での困りごとなどを伝えます。
- 違和感の表明:高次脳機能障害者としての扱いに違和感があることを、穏やかな口調で伝えましょう。
- 例:「以前、高次脳機能障害の検査を受けましたが、結果は異なりました。現在の診断は脳血管障害です。」
- 例:「身体的なサポートも必要ですが、高次脳機能障害としてのサポートも受けており、少し混乱しています。」
- 要望の提示:身体障害への配慮を求めること、作業所での活動内容について、より納得して取り組みたいことなど、具体的な要望を伝えましょう。
- 例:「移動の際に、もう少しサポートがあると助かります。」
- 例:「作業内容について、もう少し詳しく説明していただけると、理解が深まります。」
- 意見交換:相手の意見を聞き、互いに理解を深めましょう。
- 合意形成:お互いの意見を尊重し、具体的な解決策について話し合い、合意を目指しましょう。
- 今後のアクションプラン:合意した内容に基づいて、今後のアクションプランを立てましょう。
4. 役立つ表現例
対話の際に、以下の表現を参考にしてください。
- 自分の気持ちを伝える:「~と感じています」「~について、少し困っています」
- 相手の意見を尊重する:「おっしゃることは理解できます」「~という視点もあるのですね」
- 具体的な提案をする:「~していただけると助かります」「~について、相談させてください」
- 感謝の気持ちを伝える:「いつもありがとうございます」「ご協力に感謝いたします」
これらのステップと表現を参考に、作業所との建設的なコミュニケーションを図りましょう。もし、対話がうまくいかない場合は、第三者(家族、支援者、専門家など)に相談することも検討しましょう。
ステップ3:自分らしい働き方を探す:強みを活かせる仕事を見つける
作業所での活動を通して、ご自身の強みや興味関心を見つけ、自分らしい働き方を探しましょう。ここでは、障害を理解し、あなたの強みを活かせる仕事を見つけるための具体的なステップと、役立つ情報を提供します。
1. 自己分析
まずは、ご自身の強みと弱みを客観的に分析しましょう。これまでの経験や、作業所での活動を通して得られた気づきを参考に、以下の項目について考えてみましょう。
- 得意なこと:どんな作業が得意ですか?どんなことに興味がありますか?
- 苦手なこと:どんな作業が苦手ですか?どんなことにストレスを感じますか?
- 興味のある分野:どんな仕事に興味がありますか?どんなスキルを身につけたいですか?
- 働く上での希望:どんな働き方をしたいですか?(時間、場所、内容など)
自己分析の結果を基に、あなたの強みを活かせる仕事の方向性を見つけましょう。
2. 職業選択肢の検討
自己分析の結果を基に、具体的な職業選択肢を検討しましょう。あなたの障害特性や、興味関心に合った仕事を探すことが重要です。
以下に、いくつかの職業選択肢の例を挙げます。
- 事務職:パソコンスキルや、正確な事務処理能力を活かせる。
- 軽作業:集中力や、手先の器用さを活かせる。
- 在宅ワーク:自分のペースで、自宅で仕事ができる。
- IT関連:プログラミングや、デザインなど、専門スキルを活かせる。
- クリエイティブ職:文章を書く、イラストを描くなど、表現力を活かせる。
これらの選択肢以外にも、あなたの強みや興味関心に合った仕事はたくさんあります。様々な情報を収集し、自分に合った仕事を見つけましょう。
3. 情報収集と準備
興味のある仕事が見つかったら、以下の情報を収集し、準備を進めましょう。
- 求人情報の収集:求人サイト、ハローワーク、障害者専門の求人情報などを利用して、求人情報を収集しましょう。
- 必要なスキルの習得:仕事に必要なスキルを習得するために、職業訓練や、資格取得などを検討しましょう。
- 就職支援サービスの利用:障害者就業・生活支援センター、ハローワークの専門窓口、障害者専門の転職エージェントなどを利用して、就職に関する相談や、求人紹介を受けましょう。
- 履歴書・職務経歴書の作成:あなたの強みや、これまでの経験をアピールできる履歴書・職務経歴書を作成しましょう。
- 面接対策:面接での受け答えや、自己PRの練習を行いましょう。
4. 働き方の選択肢
障害のある方が働き方を選ぶ際には、いくつかの選択肢があります。
- 一般就労:企業に雇用され、他の従業員と同様に働く。
- 障害者雇用:障害のある方を対象とした雇用枠で働く。
- 就労継続支援A型/B型:障害のある方が、就労に必要な知識や能力を習得するための支援を受ける。
- テレワーク:自宅や、サテライトオフィスなどで働く。
- 起業・フリーランス:自分で事業を始めたり、フリーランスとして働く。
それぞれの働き方には、メリットとデメリットがあります。ご自身の状況や、希望する働き方に応じて、最適な選択肢を選びましょう。
自分らしい働き方を見つけるためには、自己分析、情報収集、準備、そして行動が不可欠です。焦らず、一歩ずつ進んでいきましょう。
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読み聞かせの効果について
ご相談の中で、作業所で行われている読み聞かせの効果について疑問を抱いているとのことですね。読み聞かせの効果については、様々な意見があります。高次脳機能障害の方に対する効果も、一概には言えません。
読み聞かせの効果として、以下のようなものが挙げられます。
- 言語能力の向上:言葉を聞くことで、語彙力や表現力が豊かになる。
- 集中力の向上:物語に集中することで、注意力を高める。
- 感情表現の豊かさ:登場人物の感情に触れることで、共感力や感情表現が豊かになる。
- 認知機能の活性化:物語の内容を理解し、記憶することで、認知機能を活性化する。
- リラックス効果:落ち着いた雰囲気の中で、リラックスできる。
しかし、高次脳機能障害の方の場合、以下のような課題も考えられます。
- 集中力の維持:注意力の障害により、物語に集中することが難しい場合がある。
- 理解力の問題:言葉の意味が理解しにくい、物語の内容を把握するのが難しい場合がある。
- 興味関心の問題:物語の内容に興味を持てない場合がある。
作業所での読み聞かせの効果を最大限に引き出すためには、以下の点に配慮する必要があります。
- 対象者に合わせた内容:対象者の興味関心や、理解度に合わせて、物語の内容を選ぶ。
- 分かりやすい表現:難しい言葉を避け、分かりやすい表現で読み聞かせる。
- 視覚的な工夫:絵本や、イラストなど、視覚的な情報も活用する。
- 無理強いしない:興味のない人には、無理に聞かせない。
ご相談者様が、読み聞かせの効果に疑問を感じているとのことですので、作業所のスタッフに、読み聞かせの目的や、効果について質問してみるのも良いでしょう。そして、ご自身の意見を伝えて、より効果的な方法について話し合うことも、建設的なアプローチと言えるでしょう。
まとめ:自分らしい働き方を見つけるために
今回の相談を通して、以下の3つのステップで、自分らしい働き方を見つけるための道筋を示しました。
- 自己理解を深める:チェックリストを活用して、ご自身の障害特性を把握し、自己理解を深めましょう。
- 作業所とのコミュニケーション:建設的な対話を通して、作業所との認識のずれを解消し、より良い関係性を築きましょう。
- 自分らしい働き方を探す:自己分析、情報収集、準備、そして行動を通して、あなたの強みを活かせる仕事を見つけましょう。
障害を抱えながら、自分らしい働き方を見つけることは、容易ではありません。しかし、諦めずに、一歩ずつ進んでいくことで、必ず道は開けます。この記事が、あなたのキャリアを切り開くための一助となれば幸いです。
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