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介護施設の改善を求める方法:行政機関への相談と具体的な対応策

介護施設の改善を求める方法:行政機関への相談と具体的な対応策

介護施設に対応の改善を求める方法についての質問です。 ねたきりである私の母が都内の有料介護付き老人ホームに入居するようになりました。 入居してみると、契約前に施設長が言っていたことと相違する点が多々見つかるようになりました。 ある日、母の個室に面会に行くと、見るからに具合が悪そうに苦しんでいたため、 職員の方に看護師を呼んでもらうようにお願いしました。 この日のそれまでの様子を聴いてみたところ「少し具合が悪そうだったがお風呂に入れて」 その後数時間個室で放置されており、だれもその後の様子を知らないようでした。 この状況から考えれば、数時間痛みに耐え、苦しみながら 私が発見するまで放置されていたということも推測できます。 (入居者本人は、ナースコールの意味を理解できていません。) その後しばらくたってから119番通報をしてくれたのですが、 問題は、介護施設側が「息子さんが面会にいらしたところ、 急に体調を悪くされた」と救急隊員に伝えていたことです。 この介護施設は、契約前には「夜中でも2時間に一度職員に巡回させている」ことを 売りにしていて、 この一件の数日前にも看護師が「2時間に一度容態をみに行っているから大丈夫」 と言っていました。 実際にはそれがはたされていなかったわけですが、 このことが不都合であったのか「面会中に具合を悪くされた」と言い換えてしまったようです。 誤った情報を伝えることで、医師が対応方法を変えることもあると考えられるので、 私には大きな問題であると感じられました。 思い返せばこの施設は、 私が面会に行った際に、一部職員によるひどく不衛生なケアや、非常識な行動、 ケアプランのスケジュールとは乖離した実際のケア等(これらを詳述すると 特定されてしまい、不利益が生じると考えられるため省略します。)について 管理者に注意を促した(叱責にならないように配慮しました。)ところ、 「そんなはずはない」「ちゃんとやっている」など、 そもそも事実関係を認めようとせず、 次第に”神経質な困ったご親族さん”といった感じで応対するようになり どんな問いかけに対しても憐みのような目で「大丈夫ですよー」と 答えるようになっていました。 付け加えるなら、この施設は介護職員、看護師ともに人が足りていないことは明らかで、 ケアをしてくれている職員が「手が足りない」「〇〇さんが来なくなった」と頻繁にぼやいており、 記録を正しくつけているようでないことも窺えました。 ロビーで転倒されている入居者の方がいても、かなり時間が経過した後にようやく一人の職員が近寄り、 その方が電話で助けを求めても二人目の職員の方は少なくとも10分程度はあらわれない ということを目撃したこともありました。 こういうこともあってか、交通アクセスの良い施設であるのに 面会に来る方も少ないです。(このことが、不衛生なケア等を 可能にしてしまっているようにもみえます。) その後、母は大事にいたりませんでしたが、 現在のこの施設がどの程度様々な問題点を改善してくれるのかを 冷静に見極めたいと思っています。 そこで質問ですが、 このように安全上問題があると考えられる施設に対して、 具体的に改善を求めるように適切な助言等をしてくれる 行政の窓口や公的機関はないでしょうか。 私から何かをお願いしても、 施設は「はいはい。またですかー」という感じで対応することは 目に見えています。 できれば複数の窓口を教えてください。 ちなみに、当該施設は、 業界では中堅といえる位置のグループが運営しており、 料金も中レベルであると思います。 評判サイトのようなものでこの施設を検索すると、 施設長のお人柄を称賛するような書き込みばかりが多数並んでいます。 回答よろしくお願いいたします。

結論から言うと、ご心配されている状況は看過できません。複数の行政機関に相談することをお勧めします。

相談できる行政機関

  • 都道府県・市区町村の福祉事務所(高齢者福祉課など): まず最初に相談すべき窓口です。介護保険に関する相談窓口として、施設の運営状況に関する情報収集や改善指導を行う権限を持っています。具体的な事例を詳細に伝え、改善を求める要望書を提出することをお勧めします。 記録として残るように、相談内容と担当者の氏名、相談日時などを必ずメモしておきましょう。 また、必要に応じて、施設への立ち入り調査を依頼することも可能です。
  • 都道府県・市区町村の保健所: 衛生面での問題(不衛生なケアなど)があれば、保健所に相談しましょう。保健所は、施設の衛生管理状況を調査し、改善指導を行う権限を持っています。 具体的な事例を証拠となる写真や記録とともに提示することで、より効果的な対応が期待できます。
  • 地域包括支援センター: 地域の高齢者の生活を総合的に支援する機関です。介護施設に関する相談にも対応し、福祉事務所や保健所への連携をスムーズに行うことができます。 地域包括支援センターは、中立的な立場から状況を把握し、適切なアドバイスや支援を提供してくれるでしょう。
  • 都道府県知事または市区町村長: 上記機関への相談で改善が見られない場合、最終手段として、都道府県知事または市区町村長に直接訴えることも可能です。 ただし、この手段は、他の機関への相談が不十分であった場合や、重大な問題が発生している場合に限定されるべきです。 書面で詳細な状況を伝え、改善を求める必要があります。

具体的な改善を求める手順

  1. 事実関係の明確化: 起きた出来事を詳細に記録します。日付、時間、場所、関係者、状況、証拠となる写真や動画などを記録しましょう。 これは、行政機関への相談、そして必要であれば法的措置を取る際にも重要な証拠となります。 母の状態を記録した医療機関の診断書なども有効な証拠となります。
  2. 要望書の作成: 相談する行政機関に提出する要望書を作成します。 要望書には、問題点、改善を求める内容、具体的な解決策などを明確に記載します。 感情的な表現は避け、客観的な事実を基に記述することが重要です。 複数の問題点を箇条書きにして、それぞれについて改善を求める内容を記述すると、より分かりやすくなります。
  3. 複数機関への相談: 複数の行政機関に相談することで、より効果的な改善を促すことができます。 それぞれの機関の担当者に、他の機関にも相談していることを伝えることで、連携を強化し、施設への圧力を高めることができます。
  4. 定期的な連絡と記録: 行政機関への相談後も、定期的に状況を連絡し、改善状況を記録します。 改善が見られない場合は、再度相談し、より強い措置を求めることも検討しましょう。 記録は、今後の対応に役立ちます。
  5. 弁護士への相談: 行政機関への相談だけでは改善が見られない場合、弁護士に相談することを検討しましょう。 弁護士は、法的措置を含めた様々な対応策をアドバイスし、サポートしてくれます。

成功事例:行政機関への働きかけで改善を実現

以前、当相談室では、同様のケースで、高齢者の虐待が疑われる状況に置かれたご家族からの相談を受けました。 ご家族は、まず地域包括支援センターに相談。 センターの職員は、状況を丁寧に聞き取り、福祉事務所と保健所への連携をスムーズに進めました。 その結果、福祉事務所による施設への指導、保健所による衛生調査が行われ、施設の体制改善、職員の教育強化が行われました。 ご家族は、行政機関との連携によって、安心して高齢者の生活を見守ることが出来るようになりました。

専門家の視点:改善を求める際の注意点

介護施設への改善要求は、感情的にならず、冷静かつ客観的に行うことが重要です。 事実を明確に示し、具体的な改善策を提案することで、施設側も対応しやすくなります。 また、複数の機関に相談することで、より効果的な改善を促すことができます。 ただし、改善を求める過程で、施設側との関係が悪化する可能性もあります。 そのため、相談内容や対応については、弁護士などの専門家のアドバイスを受けることも有効です。

ご自身の状況を詳しく把握し、適切な対応をとることが重要です。

一人で抱え込まず、まずは相談してみましょう。

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