認知症の母との同居、仕事との両立… 揺れるあなたの心を軽くするヒント
認知症の母との同居、仕事との両立… 揺れるあなたの心を軽くするヒント
この記事では、認知症の母親との同居と仕事の両立という、非常にデリケートな問題に直面しているあなたへ、具体的なアドバイスと心の整理術を提供します。介護と仕事、そして自分の時間とのバランスに悩み、葛藤するあなたの気持ちに寄り添いながら、後悔しない選択をするためのヒントをお届けします。
実母は77才、私はひとりっ子の娘です。現在別居介護している母は、3年前脳出血をし、麻痺や失語はなかったものの、高次機能障害があります。うちから徒歩2分くらいの近くの家で一人暮らしをし、夕飯はうちに食べに来る毎日でした。でも、一昨年施設に預けていた父が亡くなってから急速に認知が始まり、妄想や幻聴が始まりました。訪問医療の先生と相談し、それを抑える薬を飲み始めて少ししてから、ボッーと宙を見つめる様な時間がますます増え、ある日当然歩けなくなりました。持病の骨粗鬆症で腰が曲がり、そのため腰痛で歩くのもソロソロでしたが、急に足に力が入らなくなり、立てなくなったため、薬が多すぎたのかもしれないと、急遽入院して薬の調整に入りました。
今入院1ヶ月です。コロナで会えませんが窓越しに見ていると、ソロソロ歩きですが何とかトイレくらいは行けるくらいまで歩けるようにはなったようです。ただ顔つきも混沌とした世界にいる様なボッーとした顔つきです。あと2ヶ月ほどで退院しなければなりませんが、転倒のことなど考えると(特に夜)、前の様に一人暮らしができるのか不安です。ケアマネージャーさんからは同居はしないのですか?と聞かれたことがあります。同居すべきなのかとても悩んでいます。
母は施設に入るお金は持っています。でもまだ若いので施設には入りたくないと思います。かと言って私も仕事をしていて家事と仕事で毎日クタクタのところに夜は母の介護となるとできるのか?と不安で仕方ありません。主人も高校生の子どもも今までと違う生活になります。ストレスがたまらないか、それも不安です。
でもそれは同居介護をやりたくない私の言い訳なのかもしれません。
3人の子育てが終わりに近づき、これからは自分の時間が取れると思っていました。休みには映画に行ったり旅行に行ったり、やりたいことをするんだ!と思っていました。
私のワガママだとは分かっていますが、今まで別居介護でやってきたので、24時間四六時中ずっと一緒というのに耐えられるか不安です。
変わってしまった母をずっと見るのも辛いという気持ちもあります。
子どもが小さい頃、私が仕事をしている為、母に子どものお迎えをしてもらったり、夕飯をくれたり、沢山お世話になってきました。それを考えると冷たい子どもだなと自分でも思います。
近くに叔母夫婦がいますが、施設に預けたらあれだけ若い頃世話になっていながら、冷たい娘だ。と思うだろうなと人の目を気にしている自分もいます。
私自身、育ててもらった恩を返さなくてはと思いますし、後でやっぱり家で診てやればよかったと後悔しないか?とか葛藤が耐えないのですが、なかなか決心がつきません。アドバイスがあればよろしくお願いします。
補足
リハビリも兼ねて老健に入れればいいのですが、母は骨髄の薬価の高い薬(ジェネリックがまだない)を飲んでいて、老健には入れないと言われたことがあります。なので退院後は自宅か、同居か、老人ホームを探すかになります。
1. 揺れる気持ち、それは当然のこと
まず、あなたが抱えている様々な感情は、決して「わがまま」でも「冷たい」わけでもない、ごく自然なものです。介護と仕事の両立、そして自分の人生設計との間で揺れ動くのは、多くの人が経験する葛藤です。特に、長年連れ添った親の介護は、心身ともに大きな負担を伴います。まずは、その複雑な感情を抱えている自分自身を認め、労わってあげてください。
2. 状況を整理し、選択肢を具体的に検討する
感情的な部分だけでなく、現実的な問題も整理していく必要があります。まずは、現状の選択肢を具体的に洗い出し、それぞれのメリットとデメリットを比較検討してみましょう。
2-1. 同居する場合
- メリット:
- 常にそばで見守ることができ、安心感を得られる。
- 介護保険サービスを利用しやすくなる。
- 経済的な負担を軽減できる可能性がある(施設費用と比較して)。
- 家族間の絆を深めることができる。
- デメリット:
- 仕事との両立による負担が増大する。
- 自分の時間が減り、ストレスが溜まりやすい。
- 家族間の生活リズムや価値観の違いから摩擦が生じる可能性がある。
- 介護に関する知識や技術が必要となる。
2-2. 施設入所の場合
- メリット:
- 専門的な介護を受けられる。
- 24時間体制でのケアにより、安心できる。
- 仕事や自分の時間を確保できる。
- 介護に関する負担を軽減できる。
- デメリット:
- 費用がかかる。
- 家族との距離が遠くなる。
- 環境の変化に母が適応できない可能性がある。
- 面会など、制限がある場合がある。
2-3. 在宅介護(訪問介護・デイサービス利用)の場合
- メリット:
- 住み慣れた家で生活できる。
- ある程度の自由な時間を確保できる。
- 専門的な介護サービスを利用できる。
- デメリット:
- 費用がかかる。
- 介護保険サービスの利用状況によっては、負担が大きい場合がある。
- 夜間や緊急時の対応が必要となる場合がある。
- 自宅の環境整備が必要となる場合がある。
3. 介護保険サービスの活用
どの選択肢を選ぶにしても、介護保険サービスを最大限に活用することが重要です。ケアマネージャーに相談し、あなたの状況に合ったサービスを検討しましょう。例えば、訪問介護、デイサービス、ショートステイなどを組み合わせることで、介護の負担を軽減し、仕事との両立を支援することができます。
- 訪問介護: ホームヘルパーが自宅を訪問し、入浴、排泄、食事などの介助を行います。
- デイサービス: 日中に施設に通い、食事、入浴、レクリエーションなどを行います。
- ショートステイ: 短期間、施設に入所し、介護を受けます。
4. 家族との協力体制の構築
介護は一人で抱え込まず、家族と協力して行うことが大切です。配偶者や子どもと話し合い、役割分担を決めましょう。例えば、配偶者に買い物や家事を手伝ってもらったり、子どもに簡単な身の回りの世話をお願いしたりすることができます。また、親戚や友人にも協力を仰ぐことも検討しましょう。
5. 自分の心のケアも忘れずに
介護は、心身ともに大きな負担を伴います。自分の心のケアも忘れずに行いましょう。趣味に時間を費やしたり、友人との交流を楽しんだり、リフレッシュできる時間を持つことが大切です。また、専門家(カウンセラーや精神科医)に相談することも有効です。一人で抱え込まず、誰かに話を聞いてもらうだけでも、心が軽くなることがあります。
6. 後悔しないための決断
最終的な決断をする際には、以下の点を考慮しましょう。
- 母親の意思: 母親がどのような生活を望んでいるのか、本人の意思を確認しましょう。
- 経済状況: 介護にかかる費用を考慮し、無理のない範囲で選択しましょう。
- 家族の状況: 家族全体の生活への影響を考慮し、全員が納得できる選択をしましょう。
- 将来の見通し: 母親の病状の進行や、将来的な介護の必要性について、専門家と相談し、長期的な視点で考えましょう。
どの選択肢を選んだとしても、後悔しないためには、自分自身が納得し、最善を尽くすことが重要です。そして、その過程で、自分を責めたり、無理をしたりしないようにしましょう。
7. 専門家への相談
介護に関する悩みは、一人で抱え込まず、専門家に相談することも有効です。ケアマネージャー、医師、社会福祉士など、様々な専門家がいます。彼らに相談することで、客観的なアドバイスを得ることができ、問題解決の糸口を見つけることができます。
8. 罪悪感との向き合い方
「冷たい」「ワガママ」といった罪悪感は、介護をする上で誰もが抱きやすい感情です。しかし、それは決して悪いことではありません。母親を大切に思う気持ちの表れであり、真剣に向き合っている証拠です。罪悪感を感じたら、それはあなたが母親のことを深く考えているからだと、自分自身を認めてあげましょう。そして、できる範囲で最善を尽くすことが大切です。完璧を求めず、自分を責めすぎないようにしましょう。
9. 変わってしまった母を受け入れる
認知症が進み、母親の姿が変わっていくことは、非常に辛いことです。しかし、それを受け入れることも、介護をする上で重要なことです。変わってしまった母親を否定するのではなく、今の母親を理解し、受け入れる努力をしましょう。そして、母親とのコミュニケーションを大切にし、穏やかな時間を過ごすことを心がけましょう。
10. 仕事を続けることの重要性
仕事を続けることは、経済的な安定だけでなく、あなたの心の健康にも良い影響を与えます。仕事を通じて社会との繋がりを保ち、自己肯定感を高めることができます。介護と仕事を両立することは大変ですが、あなたの生活の質を向上させるためにも、可能な限り仕事を続けることを検討しましょう。
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11. 介護離職という選択肢
介護と仕事の両立がどうしても難しい場合、介護離職という選択肢も視野に入れる必要があります。介護離職は、決して悪いことではありません。あなたの心身の健康を守り、母親の介護に専念するために必要な選択肢となることもあります。介護離職をする場合は、事前にしっかりと準備をし、今後の生活設計を立てておくことが大切です。
12. 最後に
介護は、長い道のりです。時には辛く、苦しいこともあるでしょう。しかし、あなたは一人ではありません。あなたの悩みは、多くの人が経験することです。そして、必ず解決策は見つかります。焦らず、じっくりと向き合い、あなたにとって最善の選択をしてください。そして、あなた自身を大切にすることを忘れないでください。
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