90歳のお母様の施設入所、どうすれば?介護離職と夫への想いを抱えるあなたへ
90歳のお母様の施設入所、どうすれば?介護離職と夫への想いを抱えるあなたへ
この記事では、90歳のお母様の介護と、遠方にいるご主人との関係で板挟みになっているあなたに向けて、施設入所に関する悩みと、その解決策を提示します。介護離職という大きな決断をされたあなたの心境に寄り添いながら、お母様とご自身の両方が納得できる選択をするための具体的なステップと、役立つ情報を提供します。介護問題は、一人で抱え込まず、専門家のサポートや第三者の意見を取り入れることが大切です。この記事が、あなたの心の負担を少しでも軽減し、より良い未来を描くための一助となれば幸いです。
私の母は90歳です。認知症が少しありますが、自力でトイレ、食事も致します。介護度は1です。足が弱り家中でも杖をついて歩いています。
私は、介護離職して遠方から夫を残して帰省しています。先の見えない介護で心身共に疲弊している事、遠方に残した夫の事も気がかりで、施設に入所を考えているのですが、母は私の事情もわかりながらもやはり自宅にいたいと施設への入所を渋っています。
皆さんはどうやって親御さんを説得しましたか?アドバイスを頂ければ幸いです。
補足
出来れば母を自宅で看取ってやりたいですよ。
ディサービスは週2回入浴と運動、訪看は週1回1時間で運動機能を高める時間を取っています。母は脳梗塞、心筋梗塞をやり、糖尿病です。(血糖値がMAX500)糖を尿に出す薬を飲んでいる為、尋常ではないくらいトイレに行きます。リハパンを履いていますが、勿体ないと言ってトイレットペーパーを挟んだりするので、尿路感染症にもなりました。家ではほとんど寝てばかりで、緊張感もないです。
施設に入れば、食事、服薬、運動等規則正しくやらざるを得ないとおもうのです。そんな事から、施設を考えているのです。
1. 現状の整理:あなたとお母様の状況を客観的に把握する
まず、現状を正確に把握することから始めましょう。これは、あなたとお母様の双方にとって最善の選択をするための第一歩です。以下のチェックリストを使って、現在の状況を整理し、問題点を具体的に洗い出しましょう。
チェックリスト:現状把握
- お母様の健康状態:
- 認知症の進行度合い
- 身体機能(歩行、食事、排泄など)
- 既往歴(脳梗塞、心筋梗塞、糖尿病など)
- 現在の服薬状況
- 定期的な通院の有無
- 現在の介護体制:
- 介護保険サービスの利用状況(デイサービス、訪問看護など)
- 介護者の負担(あなた、他の家族、ヘルパーなど)
- 介護時間の内訳(食事、入浴、排泄、移動など)
- ご自宅の環境:
- バリアフリーの状況
- 安全対策(転倒防止、温度管理など)
- 生活空間の広さ
- あなたの状況:
- 心身の健康状態
- 経済状況
- 遠方にいるご主人との関係
- 介護離職後のキャリアプラン
- お母様の希望:
- 自宅で過ごしたい理由
- 施設に対する不安
- 現在の生活で困っていること
このチェックリストは、あくまでも現状を把握するための一つのツールです。それぞれの項目について、具体的に記録し、現状を可視化することで、問題点が明確になり、より適切な解決策を見つけやすくなります。例えば、お母様の健康状態について、具体的な数値を記録することで、病状の進行度合いや治療の効果を客観的に評価できます。また、介護者の負担について、具体的な時間や内容を記録することで、負担の偏りや、どの部分に支援が必要かを把握できます。
2. 施設入所のメリット・デメリットを理解する
次に、施設入所のメリットとデメリットを客観的に理解しましょう。お母様の状況、あなたの状況、そしてそれぞれの希望を考慮しながら、総合的に判断することが重要です。
施設入所のメリット
- 専門的なケア: 24時間体制で、看護師や介護士による専門的なケアが受けられます。
- 健康管理: 定期的な健康チェック、服薬管理、食事管理など、健康維持のためのサポートが充実しています。
- 生活の質の向上: レクリエーションやイベント、他の入居者との交流など、生活に潤いを与える機会があります。
- 家族の負担軽減: 介護の負担が軽減され、精神的な余裕が生まれます。
- 緊急時の対応: 医療機関との連携があり、緊急時の対応が迅速に行われます。
施設入所のデメリット
- 費用の負担: 入居費用、月額利用料、その他費用がかかります。
- 環境の変化: 生活環境が変わり、慣れるまでに時間がかかる場合があります。
- プライバシーの制限: 個室であっても、ある程度の制限があります。
- 人間関係の悩み: 他の入居者との人間関係で悩むことがあります。
- 自宅で看取る事が難しい: 施設によっては、看取りに対応していない場合があります。
これらのメリットとデメリットを比較検討し、お母様とあなたの状況に照らし合わせて、どちらがより良い選択肢なのかを慎重に判断しましょう。例えば、お母様の健康状態が不安定で、専門的なケアが必要な場合は、施設入所のメリットが大きくなります。一方、お母様が自宅での生活を強く望み、ある程度の自立した生活を送れる場合は、在宅介護を継続することも選択肢の一つとなります。
3. 施設の種類と選び方:あなたに合った施設を見つける
施設入所を検討する場合、さまざまな種類があることを知っておく必要があります。それぞれの特徴を理解し、お母様の状況や希望に合った施設を選びましょう。
施設の主な種類
- 特別養護老人ホーム(特養): 介護度が重い方が優先的に入居できる施設。食事、入浴、排泄などの介護サービスが受けられます。
- 介護老人保健施設(老健): 治療やリハビリテーションに重点を置いた施設。在宅復帰を目指す方が利用します。
- 介護付き有料老人ホーム: 24時間介護体制で、食事や生活支援サービスが受けられます。
- 住宅型有料老人ホーム: 生活支援サービスが中心で、介護が必要な場合は外部の訪問介護サービスを利用します。
- グループホーム: 認知症の高齢者が少人数で共同生活を送る施設。
施設選びのポイント
- お母様の介護度: 介護度に対応した施設を選ぶ必要があります。
- 医療体制: 持病や必要な医療ケアに対応できる施設を選びましょう。
- 立地条件: アクセスの良さや、周辺環境も考慮しましょう。
- 施設の雰囲気: 見学に行き、施設の雰囲気やスタッフの対応を確認しましょう。
- 費用: 入居費用や月額利用料、その他費用を確認し、予算に合った施設を選びましょう。
施設選びでは、複数の施設を見学し、比較検討することが重要です。見学の際には、施設の設備、スタッフの対応、入居者の様子などを確認しましょう。また、事前に施設の情報を収集し、疑問点があれば積極的に質問しましょう。施設のホームページやパンフレットだけでなく、口コミサイトや、実際に利用している方の話を聞くことも参考になります。
4. お母様とのコミュニケーション:施設入所への理解を深める
お母様が施設入所を渋っている場合、まずはその理由を丁寧に聞き、理解することが重要です。そして、お母様の不安や疑問を解消し、納得して施設に入所してもらうために、丁寧なコミュニケーションを心がけましょう。
コミュニケーションのポイント
- 話を聞く: お母様の気持ちを理解しようと努め、話をじっくりと聞きましょう。
- 共感する: お母様の不安や寂しさに共感し、寄り添う姿勢を示しましょう。
- 情報提供: 施設のメリットや、現在の状況を説明し、理解を深めてもらいましょう。
- 選択肢を示す: 施設の種類や、在宅介護の選択肢など、複数の選択肢を示し、一緒に考える姿勢を示しましょう。
- 焦らない: すぐに結論を出そうとせず、時間をかけて話し合いましょう。
コミュニケーションを通じて、お母様の不安を解消し、施設入所への理解を深めることができれば、よりスムーズに話を進めることができます。例えば、お母様が「施設では寂しい」と不安を感じている場合は、施設のレクリエーションやイベントについて説明し、他の入居者との交流の機会があることを伝えましょう。また、お母様のこれまでの人生を振り返り、感謝の気持ちを伝えることも、心の距離を縮める効果があります。
5. 家族との連携:協力体制を築く
介護は、一人で抱え込むものではありません。家族や親族、専門家との連携を図り、協力体制を築くことが重要です。特に、遠方にいるご主人の理解と協力を得ることは、あなたの心身の負担を軽減するために不可欠です。
家族との連携のポイント
- 情報共有: お母様の状況や、施設入所に関する情報を、家族と共有しましょう。
- 役割分担: 介護や、手続き、費用の負担など、役割分担を決めましょう。
- 定期的な話し合い: 定期的に集まり、現状の課題や、今後の対応について話し合いましょう。
- 感情の共有: 介護に関する悩みや、不安を共有し、互いに支え合いましょう。
- 専門家の活用: ケアマネージャーや、ソーシャルワーカーなど、専門家のアドバイスを受けましょう。
家族との連携を密にすることで、介護の負担を分散し、精神的な支えを得ることができます。例えば、ご主人と定期的に電話やビデオ通話を行い、お母様の状況を報告し、相談に乗ってもらいましょう。また、兄弟姉妹がいる場合は、役割分担を決め、それぞれができる範囲で協力し合いましょう。介護に関する悩みや不安は、一人で抱え込まず、家族や専門家に相談し、解決策を一緒に探しましょう。
6. 経済的な準備:費用と制度の活用
施設入所には、費用がかかります。事前に経済的な準備を行い、利用できる制度を活用することで、費用の負担を軽減できます。
費用の内訳
- 入居一時金: 入居時に支払う費用。
- 月額利用料: 家賃、食費、管理費、介護サービス費など。
- その他費用: 医療費、おむつ代、日用品費など。
利用できる制度
- 介護保険: 介護保険サービスを利用することで、自己負担額を軽減できます。
- 高額介護サービス費: 介護保険の自己負担額が高額になった場合に、払い戻しを受けられます。
- 医療費控除: 医療費控除を受けることで、所得税を軽減できます。
- 生活保護: 経済的に困窮している場合は、生活保護の申請を検討できます。
事前に費用の内訳を把握し、予算を立てておくことが重要です。また、利用できる制度について、詳しく調べておきましょう。ケアマネージャーや、ソーシャルワーカーに相談し、制度の活用方法についてアドバイスを受けることもできます。費用の負担を軽減することで、安心して介護に臨むことができます。
7. 介護離職後のキャリアプラン:あなたの未来を考える
介護離職は、キャリアに大きな影響を与える可能性があります。しかし、介護離職を機に、自分のキャリアプランを見つめ直し、新たな一歩を踏み出すことも可能です。
キャリアプランの考え方
- 自己分析: 自分の強みや、興味のある分野を改めて見つめ直しましょう。
- 情報収集: 介護に関する知識や、スキルを活かせる仕事を探しましょう。
- スキルアップ: 資格取得や、研修受講など、スキルアップを目指しましょう。
- 転職活動: キャリアコンサルタントに相談し、転職活動を進めましょう。
- 起業: 介護に関する事業を立ち上げることも選択肢の一つです。
介護離職後、どのようなキャリアを歩むかは、あなたの選択次第です。自分の強みや、興味のある分野を活かせる仕事を探し、スキルアップを目指しましょう。キャリアコンサルタントに相談し、転職活動を進めることも有効です。また、介護に関する知識や、経験を活かして、起業することも可能です。あなたの未来は、あなたの努力次第で、大きく変わります。
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8. 在宅介護の選択肢:自宅での生活を継続する
お母様が自宅での生活を望み、それが可能な場合は、在宅介護を継続することも選択肢の一つです。在宅介護を続けるためには、適切なサポート体制を整えることが重要です。
在宅介護のサポート体制
- 介護保険サービス: デイサービス、訪問看護、訪問介護など、介護保険サービスを利用しましょう。
- 家族の協力: 家族や親族と協力し、介護の負担を分担しましょう。
- 地域のサポート: 民生委員や、地域のボランティア団体など、地域のサポートを活用しましょう。
- 介護用品: 介護ベッドや、車椅子など、介護用品を適切に利用しましょう。
- 住宅改修: バリアフリー化など、住宅改修を行い、安全な環境を整えましょう。
在宅介護を継続するためには、情報収集と、計画的な準備が必要です。ケアマネージャーに相談し、適切な介護保険サービスを組み合わせ、サポート体制を整えましょう。また、家族や地域のサポートを活用し、介護の負担を軽減しましょう。在宅介護は、お母様が慣れ親しんだ環境で、安心して生活できるというメリットがあります。しかし、介護者の負担が大きくなる可能性があるため、無理のない範囲で、サポート体制を整えることが重要です。
9. 専門家への相談:頼れるプロに相談する
介護に関する悩みや、問題は、一人で抱え込まず、専門家に相談することが重要です。専門家は、あなたの状況に合わせた、具体的なアドバイスを提供し、問題解決をサポートしてくれます。
相談できる専門家
- ケアマネージャー: 介護保険に関する相談、ケアプランの作成、サービス調整などを行います。
- ソーシャルワーカー: 介護保険以外の制度や、社会資源に関する相談、情報提供などを行います。
- 医師: 健康状態に関する相談、医療的なアドバイスを行います。
- 弁護士: 法律に関する相談、権利擁護などを行います。
- ファイナンシャルプランナー: 介護費用に関する相談、資産管理などを行います。
専門家への相談は、あなたの心の負担を軽減し、より良い選択をするための大きな助けとなります。ケアマネージャーは、介護保険に関する専門家であり、あなたの状況に合わせたケアプランを作成し、介護サービスを調整してくれます。ソーシャルワーカーは、介護保険以外の制度や、社会資源に関する情報を提供し、あなたの生活をサポートしてくれます。医師は、健康状態に関する相談に乗り、医療的なアドバイスをしてくれます。弁護士は、法律に関する相談に乗り、あなたの権利を守ってくれます。ファイナンシャルプランナーは、介護費用に関する相談に乗り、資産管理についてアドバイスしてくれます。積極的に専門家を活用し、問題解決を図りましょう。
10. 精神的なケア:心の健康を保つ
介護は、心身ともに大きな負担がかかります。精神的なケアを行い、心の健康を保つことは、介護を続ける上で非常に重要です。
精神的なケアの方法
- 休息: 睡眠をしっかりと取り、心身を休ませましょう。
- 気分転換: 趣味を楽しんだり、気分転換になるような活動を行いましょう。
- 相談: 家族や友人、専門家に悩みや不安を相談しましょう。
- サポートグループ: 同じような境遇の人たちと交流し、情報交換や、励まし合いをしましょう。
- カウンセリング: 専門家によるカウンセリングを受け、心のケアを行いましょう。
精神的なケアは、介護を続けるためのエネルギーをチャージするために不可欠です。休息を取り、趣味を楽しんだり、気分転換になるような活動を行いましょう。家族や友人、専門家に悩みや不安を相談し、心の負担を軽減しましょう。同じような境遇の人たちと交流し、情報交換や、励まし合いをすることも、心の支えになります。必要であれば、専門家によるカウンセリングを受け、心のケアを行いましょう。心の健康を保ちながら、介護に向き合うことが、あなたとお母様のより良い未来につながります。
まとめ:あなたと、お母様の最善の選択のために
この記事では、90歳のお母様の施設入所を検討しているあなたが抱える悩みに対して、現状の整理、施設入所のメリット・デメリットの理解、施設の種類と選び方、お母様とのコミュニケーション、家族との連携、経済的な準備、介護離職後のキャリアプラン、在宅介護の選択肢、専門家への相談、精神的なケアという10個のステップで、解決策を提示しました。介護問題は、一人で抱え込まず、専門家のサポートや第三者の意見を取り入れることが大切です。この記事が、あなたの心の負担を少しでも軽減し、より良い未来を描くための一助となれば幸いです。あなたとお母様にとって、最善の選択ができることを心から願っています。
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