介護と仕事の両立…お金の不安と義母の認知症、どうすれば?
介護と仕事の両立…お金の不安と義母の認知症、どうすれば?
今回は、介護と仕事の両立に悩み、経済的な不安とご自身の心の健康について深く悩んでいる方からのご相談です。以下、ご相談内容を引用します。
認知症についいて最近、質問したものです。もう少し、質問させてください。
要支援、要介護の度数によって、介護保険のお金の支給は、違うのですか? 例えば、同じデイサービスに通っていても、要支援、要介護1の人では、1日にかかる金額が全然違うのですか?
義母は、要介護1なので、グループホームにも友人の母は、12万円ほどで入っていますが、要介護3なので、沢山介護保険が出るから実費12万円で済むんだと、主人が。うちは、要介護1だから、どんなにやすくても最低20万円実費なんだ、と。
介護がもっと進んだら、グループホームではなくいられなくなるので、また、他を探さないといけないとか?? そんなこと、あるんでしょうか?
看護しさん、ケアマネさんなど、全て主人が対応しています。私とは、ケアマネさん、看護し接触させて、くれません。いやがります。
デイサービスも、なんとなくはわかりますが、詳しい場所も・・・・私がいろいろと職員の人に相談するのがいやなんです。
3年前、義父がなくなりましたが、最後まで自宅で気管支?にくだをとうして、声を失うかわり、少しでも延命のためいろうで直接胃に流動食で2つを対応できる施設は関東で1つだけ、八王子だけと主人が主張し、だから、自宅でした脳梗塞で倒れ、6年でした。
介護の度数によって、同じサービスをうけても実費の金額が違うのでしょうか? ショートステイさえ、とてもできないと。
介護別居して半年がすぎますが、この半年のほうが、認知が進んだと思います。何でもしてくれる息子がいつもいるので安心なんですね~?でも、息子が暮らしていることはわかりません。
あの、しっかりした義母が最近、近所の知り合いにお金を借りにいったこと1万円かりて、1000円返してその人も生活のため70近くで、スーパーで働いていてそこに、よく義母は買い物に行き理性を失いかけているのでしょうか?
主人は、お金は大切だけど母の年金だし、母に月にして10万以上は渡しており使うより、どっかになくしそのたび、お金をわたし母の年金のお金は、紙くずだと思わないと自分がおかしくなる と言ってました。
私も、仕事していますが、パートで手取り10万円働くのはどんなに大変か・・・・・・毎日、ため息です。。二重生活で、以前ほどは主人から、お金をいれてもらえず身体にムチうって、パート時間をふやし何とか私と子供達、ぎりぎり生活している感じです。たまには、私の実家に頼ってしまいます。実家に物凄く、文句言われながら。毎日、泣きたいです。
ご相談ありがとうございます。介護と仕事の両立は、心身ともに大きな負担がかかりますよね。特に、経済的な不安や、ご家族の介護に関する問題は、精神的なストレスを増大させます。今回の記事では、介護保険制度の仕組み、経済的な問題への対策、そしてご自身の心の健康を守るための具体的なアドバイスを、ケーススタディ形式でご紹介します。ご相談者様の状況を理解し、少しでもお役に立てるよう、一緒に考えていきましょう。
ケーススタディ:美咲さんの場合
美咲さん(仮名)は、50代のパートタイマーです。義母の介護と、ご自身の仕事、そして家計のやりくりに日々奮闘しています。夫は義母の介護に熱心ですが、美咲さんとのコミュニケーションがうまくいかず、美咲さんは孤独を感じています。義母の認知症が進み、お金の使い方にも問題が出てきたことで、美咲さんの不安はさらに増大しています。
1. 介護保険制度の基礎知識:費用とサービスの利用
介護保険制度は、介護が必要な高齢者の生活を支えるための重要な制度です。しかし、その仕組みは複雑で、多くの方が理解に苦しむことも少なくありません。まずは、介護保険制度の基礎知識をおさらいし、疑問を解消しましょう。
1.1 介護度と利用できるサービス
介護保険サービスは、要介護度によって利用できるサービスや、利用できる金額の上限が異なります。要介護度は、介護認定審査会によって決定され、要支援1・2、要介護1~5の7段階に分かれています。要介護度が上がるほど、利用できるサービスの幅が広がり、介護保険から給付される金額も多くなります。
- 要支援1・2:日常生活の一部に支援が必要な状態。主に、生活援助や身体介護の一部が利用できます。
- 要介護1~5:日常生活の全般にわたって介護が必要な状態。介護度が高くなるほど、より多くのサービスを利用できます。
1.2 介護保険で利用できるサービスの種類
介護保険で利用できるサービスは多岐にわたります。主なサービスには、以下のようなものがあります。
- 訪問介護(ホームヘルプサービス):ヘルパーが自宅を訪問し、食事、入浴、排泄などの身体介護や、掃除、洗濯、買い物などの生活援助を行います。
- 訪問看護:看護師が自宅を訪問し、健康管理や医療処置を行います。
- 通所介護(デイサービス):日中に介護施設に通い、食事、入浴、レクリエーションなどのサービスを受けます。
- 通所リハビリテーション(デイケア):日中に介護老人保健施設などに通い、リハビリテーションを受けます。
- 短期入所生活介護(ショートステイ):短期間、介護施設に入所し、介護サービスを受けます。
- 特定施設入居者生活介護(グループホームなど):介護専用の住居に入居し、介護サービスを受けます。
- 福祉用具の貸与・購入:車いすやベッドなどの福祉用具を借りたり、購入したりできます。
1.3 介護保険の費用負担
介護保険サービスの利用料は、原則として利用者の自己負担が1割~3割です(所得に応じて異なります)。ただし、サービスの種類や利用時間、利用回数などによって、自己負担額は異なります。また、食費や居住費、おむつ代などは、別途自己負担となります。
ご相談者様が気にされているように、同じデイサービスを利用していても、要介護度によって1日にかかる金額が異なるのは、介護保険からの給付額が違うからです。要介護度が高いほど、介護保険から給付される金額が多くなるため、自己負担額が少なくなる場合があります。
2. 経済的な問題への対策:家計の見直しと制度の活用
介護と仕事の両立は、経済的な負担も大きくなります。収入が減ったり、介護費用が増えたりすることで、家計が圧迫されることも少なくありません。ここでは、経済的な問題を解決するための具体的な対策を提案します。
2.1 家計の見直しと節約術
まずは、家計の現状を把握し、無駄をなくすことから始めましょう。家計簿をつけたり、家計管理アプリを利用したりして、収入と支出を可視化することが重要です。
- 固定費の見直し:携帯電話料金、インターネット料金、保険料など、毎月固定でかかる費用を見直しましょう。格安SIMへの乗り換えや、不要な保険の解約なども検討しましょう。
- 食費の節約:自炊を増やしたり、まとめ買いをしたりすることで、食費を節約できます。冷凍保存や、食材の使い切りも意識しましょう。
- 光熱費の節約:節電や節水に努め、光熱費を節約しましょう。省エネ家電への買い替えも効果的です。
2.2 介護保険以外の制度の活用
介護保険だけではカバーできない費用もあります。その他の制度を活用することで、経済的な負担を軽減できます。
- 高額介護サービス費:1ヶ月の介護サービス利用料の自己負担額が上限を超えた場合、超過分が払い戻される制度です。
- 医療費控除:医療費控除は、1年間の医療費が一定額を超えた場合に、所得税が軽減される制度です。介護保険サービス利用料の一部も対象となる場合があります。
- 障害者控除:認知症の症状によっては、障害者控除が適用される場合があります。
- 生活福祉資金貸付制度:低所得者や高齢者などを対象とした、生活費や介護費用を借りられる制度です。
- 自治体の助成金:お住まいの自治体によっては、介護に関する独自の助成金制度がある場合があります。
2.3 専門家への相談
お金の問題は、一人で抱え込まずに、専門家に相談することも重要です。ファイナンシャルプランナーや社会福祉士に相談することで、適切なアドバイスを受けることができます。
3. 義母の認知症への対応:コミュニケーションと専門家のサポート
義母の認知症が進み、お金の使い方に問題が出てきたことは、美咲さんにとって大きな悩みです。認知症の方とのコミュニケーションは難しく、対応に困ることも多いでしょう。ここでは、認知症の方との接し方や、専門家のサポートについて解説します。
3.1 認知症の方とのコミュニケーションのコツ
認知症の方とのコミュニケーションは、相手の気持ちを理解し、寄り添うことが大切です。
- 穏やかな口調で話す:早口で話したり、大きな声で話したりすると、相手を不安にさせてしまうことがあります。ゆっくりと、穏やかな口調で話しましょう。
- 具体的な言葉で伝える:抽象的な言葉ではなく、具体的に話しましょう。例えば、「ご飯を食べましょう」ではなく、「今日はカレーライスですよ」などと伝えます。
- 相手の目を見て話す:相手の目を見て話すことで、安心感を与え、コミュニケーションを円滑にすることができます。
- 過去の記憶を共有する:昔の話をしたり、懐かしい写真を見せたりすることで、相手の心の安定につながることがあります。
- 否定的な言葉を使わない:「ダメ」「違う」などの否定的な言葉は、相手を傷つけたり、混乱させたりすることがあります。肯定的な言葉で伝えましょう。
3.2 お金の問題への対応
認知症の方のお金の問題は、ご家族にとって大きな悩みです。勝手にお金を使ってしまったり、お金をなくしてしまったりすることもあります。そのような場合は、以下のような対策を検討しましょう。
- お金の管理方法を見直す:預貯金を管理したり、少額のお金を渡したりするなど、お金の管理方法を見直しましょう。
- 成年後見制度の利用:判断能力が低下した方の財産管理や身上監護を支援する制度です。家庭裁判所に申し立てを行い、成年後見人を選任します。
- 家族信託の活用:家族間で財産の管理や承継について話し合い、契約を結ぶ方法です。柔軟な財産管理が可能になります。
- 専門家への相談:弁護士や司法書士などの専門家に相談し、適切なアドバイスを受けましょう。
3.3 専門家のサポート
認知症の方の介護は、ご家族だけで抱え込むのではなく、専門家のサポートを受けることが重要です。以下のような専門家がいます。
- 医師:認知症の診断や治療を行います。
- 精神保健福祉士:精神的なサポートや、社会資源の活用に関するアドバイスを行います。
- ケアマネジャー:介護に関する相談や、ケアプランの作成を行います。
- 訪問看護師:健康管理や医療処置を行います。
- 介護施設:デイサービスやグループホームなど、様々な種類の介護施設があります。
4. ご自身の心の健康を守るために
介護と仕事の両立は、心身ともに大きな負担がかかります。ご自身の心の健康を守ることも、非常に重要です。ここでは、ストレスを軽減し、心の健康を保つための方法を紹介します。
4.1 ストレスを軽減する方法
ストレスを感じたら、早めに解消することが大切です。以下のような方法を試してみましょう。
- 休息をとる:十分な睡眠をとり、心身を休ませましょう。
- 気分転換をする:趣味を楽しんだり、好きな音楽を聴いたり、軽い運動をしたりして、気分転換をしましょう。
- 誰かに話す:家族や友人、専門家などに悩みを聞いてもらうことで、心が軽くなることがあります。
- 専門家のサポートを受ける:カウンセリングや、精神科医の診察を受けることも有効です。
4.2 頼れる人を見つける
一人で抱え込まずに、頼れる人を見つけることが大切です。家族や友人、地域のサポート団体、専門家など、様々な人に頼ることができます。
- 家族:夫や子供など、家族と協力して介護に取り組みましょう。
- 友人:悩みを共有したり、気分転換をしたりすることで、心の支えになります。
- 地域のサポート団体:地域の交流会に参加したり、相談窓口を利用したりすることで、情報交換や、心のサポートを受けることができます。
- 専門家:医師、ケアマネジャー、カウンセラーなど、専門家のアドバイスを受けることで、問題解決の糸口が見つかることがあります。
4.3 仕事と介護の両立支援制度の活用
勤務先の制度を活用することも、仕事と介護の両立を支援する上で重要です。育児・介護休業法に基づき、多くの企業で介護休業や、勤務時間の短縮などの制度が設けられています。積極的に活用しましょう。
- 介護休業:介護が必要な家族を介護するために、最長93日まで休業できる制度です。
- 介護休暇:介護が必要な家族の介護や、世話をするために、年5日(対象家族が2人以上の場合は10日)まで取得できる休暇です。
- 勤務時間の短縮:短時間勤務や、時差出勤など、勤務時間を短縮できる制度です。
- テレワーク:在宅勤務をすることで、介護と仕事を両立しやすくなります。
これらの制度を利用することで、仕事と介護の両立がしやすくなり、ご自身の負担を軽減することができます。会社の制度について、人事担当者や上司に相談してみましょう。
美咲さんのように、介護と仕事の両立に悩む方はたくさんいます。一人で抱え込まずに、様々な制度やサポートを活用し、少しでも負担を軽減できるようにしましょう。
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5. まとめ:自分を大切に、無理のない範囲で
介護と仕事の両立は、非常に大変な道のりです。しかし、一人で抱え込まずに、様々な制度やサポートを活用することで、乗り越えることができます。介護保険制度の仕組みを理解し、経済的な対策を講じ、ご自身の心の健康を守ることが重要です。そして、何よりも、自分を大切にし、無理のない範囲で介護と仕事に取り組んでいきましょう。
今回の記事が、少しでもあなたのお役に立てれば幸いです。困難な状況ではありますが、諦めずに、一歩ずつ前に進んでいきましょう。
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