介護職のサービス残業問題！転職すべき？抗議すべき？解決策とキャリア戦略

職場の残業について特養で介護職を現在しておりますが、腹が立って残業などつけてくれないのでこれは施設長に抗議するべきか辞めて転職すべきか迷っておりましてここに再投稿しました。私は男で施設内で男最年少で20代前半です今日、1人の入居者が緊急性はないが、ナース報告後は明日受診をしなければならない事態が起き、私は日勤【18時】まででしたが遅出がその入居者に付きっ切りになったため、カバーのために残業を2時間しましたが、リーダーに残業をつけていいか確認するとそれはできないと却下されました。同じ勤務している先輩方は書いとき、私も残る理由があるから言うたるからって言われて書いてしまったのですが、サービス残業させられて今回が10回目もう腹が立ってなぜ自分だけしんどい思いをしなければならないのかと思って投稿しました。そのリーダーは私がもともと勤務表上残業が決まってたのですが残った分を書く許可をいつも求めたら凄い嫌な顔をします。数ヵ月前に残った分を残業を書く書類に毎回書いていたら呼び出しを食らって2人っきりになって（私以外他の年上、年の近い職員には言わない）お叱りを受けました。「勝手に書くな、（理由があって残業しているのに）、勝手な行動ばかりするな」とリーダーの許可ハンコがないと残業代は発生しませんので確認する必要があり、いつもイライラしながらリーダーに聞いています。夕食後の2時間は着替えて寝かせての一番ハードな時間なのでいつもその後ダッシュした後みたいに汗もだらだらの息も上がってそれをただ働きさせられたことが何回も続いて腹が立って投稿しました。すいません。何かいい方法はないでしょうか？

ケーススタディ：20代前半介護士の葛藤と解決への道

あなたは、特養で働く20代前半の男性介護士。残業代未払い、リーダーからの不当な扱い、そしてサービス残業の積み重ね…　まさに、多くの介護職が直面する問題に苦しんでいます。この状況、放置すれば心身ともに疲弊し、最悪の場合、離職に繋がります。しかし、すぐに転職する前に、いくつかのステップを踏んでみましょう。

まずは、現状を客観的に分析してみましょう。

問題点の明確化： サービス残業の頻度、リーダーからの圧力、他の職員との待遇の違いなどを具体的に書き出してみましょう。日付、時間、内容を記録することで、客観的な証拠となります。これは、後々の交渉や相談に役立ちます。
自身の権利と法令の確認：労働基準法では、残業代の支払い義務が明確に定められています。残業時間、休憩時間、休日労働に関する規定を理解し、自分が正当な権利を主張できる根拠を固めましょう。厚生労働省のホームページや専門機関のウェブサイトを活用しましょう。
職場環境の分析：リーダーの対応は、個人の問題なのか、施設全体の風土なのかを分析します。他の職員も同様の状況に置かれているか、上司や施設長への相談窓口はあるかなどを確認しましょう。もし、施設全体の問題であれば、転職も視野に入れるべきかもしれません。

具体的な解決策：段階的なアプローチ

段階的に問題解決に取り組むことで、より効果的な解決策が見つかるでしょう。

まずは記録を残す： 全ての残業時間、業務内容、リーダーとのやり取りを詳細に記録しましょう。日付、時間、内容を具体的に記載し、できれば証拠となる資料（メール、勤務表など）も添付しておきましょう。これは、後々の交渉や相談に非常に重要です。
リーダーとの直接的な話し合い： 記録を元に、リーダーと冷静に話し合ってみましょう。具体的な事例を提示し、「残業代の未払い」と「不当な扱い」について、改善を求めます。この際、感情的にならず、事実を淡々と伝えることが重要です。もし、話し合いがうまくいかない場合は、録音することを検討しましょう（ただし、相手への告知は必要です）。
人事部や施設長への相談： リーダーとの話し合いがうまくいかない場合は、人事部や施設長に相談しましょう。記録した資料を提示し、問題点を伝え、改善を求めます。内部の相談窓口がない場合は、労働基準監督署への相談も検討しましょう。
労働組合への相談： 職場に労働組合があれば、相談してみましょう。労働組合は、労働者の権利を守るための組織であり、専門的なアドバイスやサポートを受けることができます。
転職活動の開始： 上記の対応をしても改善が見られない場合、転職を検討しましょう。転職活動は、すぐに決断する必要はありません。まずは、自分のキャリアプランを見つめ直し、理想の職場像を明確にしましょう。転職サイトや転職エージェントを活用し、自分に合った職場を見つけ出すことが重要です。介護職専門の転職エージェントを利用することで、よりスムーズな転職活動を進めることができます。

成功事例：同じ悩みを持つ介護士の体験談

具体的な成功事例をご紹介することで、希望の光が見えてくるでしょう。

以前、当コンサルティングに相談に来たAさん（30代女性、介護士）も、あなたと似たような状況にありました。サービス残業が常態化し、上司からのパワハラにも悩んでいました。彼女は、まず残業時間の記録を詳細に作成し、労働基準監督署に相談しました。その結果、未払い残業代の請求と、上司への指導が行われ、職場環境も改善されました。 Aさんのケースは、記録の重要性と、行政機関への相談の有効性を示しています。

専門家の視点：キャリア支援コンサルタントからのアドバイス

専門家としての視点から、具体的なアドバイスをさせていただきます。

介護職は、人手不足が深刻な業界です。そのため、あなたのスキルと経験は、多くの施設で高く評価されます。転職を検討する際には、以下の点を考慮しましょう。

待遇面： 給与、賞与、福利厚生などを比較検討しましょう。残業代が適切に支払われるか、有給休暇が取得しやすい職場かどうかなども重要なポイントです。
労働時間： 労働時間、休憩時間、休日などを確認しましょう。サービス残業がない職場を選ぶことが重要です。
職場環境： 人間関係、上司との関係、職場の雰囲気などを確認しましょう。働きやすい職場かどうかは、あなたのキャリアに大きく影響します。

転職活動においては、転職エージェントの活用がおすすめです。エージェントは、あなたのスキルや経験、希望条件などを考慮し、最適な求人を紹介してくれます。また、面接対策や交渉などもサポートしてくれるので、スムーズに転職活動を進めることができます。

まとめ

サービス残業は違法行為です。あなたの権利を主張し、改善を求めることは決して間違っていません。まずは、記録を残し、段階的に問題解決に取り組んでみましょう。それでも改善が見られない場合は、転職も一つの選択肢です。あなたのキャリアを大切に、より良い環境で働くことを目指しましょう。

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