「父を捨てる」という選択…31歳独身男性が抱える介護と人生の葛藤
「父を捨てる」という選択…31歳独身男性が抱える介護と人生の葛藤
この記事では、介護と自身の人生の間で揺れ動く31歳独身男性の苦悩に寄り添い、その選択が本当に「正しい」のか、そして、どうすればこの状況を乗り越えられるのかを、キャリアコンサルタントの視点から掘り下げていきます。介護問題は、個人の人生設計、キャリアプラン、そして人間関係に深く関わってくるため、多角的な視点からのアドバイスが必要です。この記事が、あなた自身の問題解決の一助となれば幸いです。
老いて回復の見込みのない父を精神病院に入れる決断をしました。
私は現在31歳の独身男性です。両親が高齢出産により私を産んだため、父は現在80歳、母は70歳です。兄弟はいません。
父が先月、元々悪かった心臓の心不全と、それに伴い腎不全も引き起こし倒れてしまい現在急性病院に入院をしています。ただ本人の性格から、心臓、腎臓の治療は父本人の強い意向で拒否をしたため、全く治療をしていない状態です。こちらは薬剤でなんとか持っている状態です。
しかしこちらも今入院させて頂いている病院での薬剤投与により、透析をしないといけない一歩手前の状態までは回復しました。しかしお医者様いわく一過性のものであり、薬剤が減った場合はすぐにもとに戻ってしまうとのことです。
そして現在入院が長期化したため、お医者様いわく認知症が進んでいるといった状態とのことです。
まだ自分で歩けはしますが、家に戻った場合透析を開始しなければならない可能性が高いことや、いつ治療していない心臓病が再発するかも不明。また後述させていただきますが非常に性格が歪んでしまっている人間のため、例えばこのような状況でも車の免許を返納しようとはせず確実に自分の気持ちの赴くままに車を運転しようとすることでしょう(前年に新車を購入してしまっています)。
また、母は身体は健康ですが、父にここ数年にわたり深夜帯に起こされて肩や腰、足を揉めといったことを繰り返されたことにより(父が治療を拒否してきたことも起因してます)、軽い認知症を発症してしまっている状態です。
私は父には学費(私立大学、都立高校、塾代など)はすべて出してもらい、金銭的には本当に助けてもらいました。その面においては本当に心から感謝をしています。
ただ、小さい頃から父が母に対して怒鳴りつける(それで自分は夫婦喧嘩を恐れるようになり毎晩泣き叫ぶようになり、いつの間にかHSPの気質になってしまいました)、少しでも考えが合わない他人を見下す、自分の受験前日に「お前には無理だ 受験料の無駄だ」といったことを言い放つ、自分が新卒からいた会社で軽いうつ状態になってしまって1ヶ月ほど実家で休もうと帰ったら「今すぐ出ていけ」と言われる、自分が結婚も考えている人を連れていったら「この家をのっとるつもりだな」と彼女の前で言われる、、など、これ以外にも本当に許せないことを沢山されました。父の人間性は本当にどうかと思っています。
私はこれから結婚もしたいですし、今は昨年なんとか異業種転職(エンジニア)して毎日何時間も勉強をしながら必死に食らいついている状況です。
でも母の認知症を進めないために、毎日夜は実家に帰り、母と必ず会話をして、帰れない日も必ず電話をして少しでも母の認知症を止めようとしてます。それでも母の盲言は止まらず辛いです。限界です。これ以上は、もう自分は何もできません。
これでもし、父親が家に帰ってきてしまったときのことを考えると、本当に恐怖でしかありません。
だから私は、父を捨てる選択をしました。
認知症が進んだことにより、今の病院の先生にも「言い方は悪いですが、認知症発症によりご家族の方が多少ハッピーになれる状況になりました」と言っていただき、認知症の患者が長期入院できる療養型の精神病院に転院させる運びとなりました。
ただ、その転院先の病院の口コミを見ると、本当に昭和の悪しき精神病院のようなところとのことでした。
退院支援の看護師の方にも相談にのっていただきましたが、精神病院でなく療養型の老人ホームなどは父の性格的に確実に入居者の方や職員の方に迷惑をかけてしまうとのことでした
父には小さい頃、いろんなところに連れていってもらったりなど悪い思い出ばかりではありません。感謝、尊敬している面もあります
父が精神病院に転院することで、確実に今の体調は悪くなり、なんの治療もないまま劣悪な環境で苦しみながら亡くなって行くと思います。
だから本当に今、複雑な気持ちです。子供として最低なことをしているのではないか。
父は今毎日家に帰りたがっているらしいです。それは容易に想像できます。でも帰ってきたら母の人生、自分の人生、そして赤の他人の方の人生さえも奪う危険があります。
今自分が行おうとしている父を捨てる選択が、本当に正しい選択なのか。この選択をしたことで自分は人間として最低なことをしてしまっているのか。自分の選択、自分の人間性を疑ってしまい、毎日訳がわかりません。
まとまっていない長い質問で本当に申し訳ありません。自分は人として正しいことをしているのでしょうか?自分は本当に人の子供として正しのか。本当にわかりません。どなたかアドバイスをいただけますと幸いです。
1. 状況の整理と感情の理解
まず、あなたの置かれている状況を整理しましょう。あなたは、高齢の父親の介護と、母親の認知症ケア、そして自身のキャリアと将来設計という、非常に多岐にわたる問題に直面しています。その上で、「父を捨てる」という表現を用いるほど、精神的に追い詰められていることがわかります。この状況は、誰にとっても非常に困難であり、あなた自身が「人として正しいのか」と自問自答してしまうのも当然です。
あなたの抱える問題は、大きく分けて以下の3点に集約されます。
- 介護問題:父親の病状悪化と、今後の対応(精神病院への転院)に関する葛藤。
- 家族関係:父親との複雑な関係性(感謝と憎しみ)、母親の認知症ケア、そして自身の精神的な負担。
- 自己肯定感:自身の選択に対する罪悪感、将来への不安、そして自己肯定感の低下。
これらの問題は、それぞれが複雑に絡み合い、あなたの精神的な負担を増大させています。まずは、この状況を客観的に理解し、あなたの感情を整理することが重要です。あなたは、介護と自身の人生の間で板挟みになり、孤独感を感じているかもしれません。しかし、あなたは決して一人ではありません。多くの人が、あなたと同じような葛藤を抱えながら、介護と向き合っています。
2. 選択の正当性と罪悪感の軽減
「父を捨てる」という言葉は、非常に強い表現ですが、あなたの置かれた状況を考えると、決して不自然なものではありません。父親の病状、本人の治療拒否、そして母親への影響を考慮すると、精神病院への転院という選択は、現実的な選択肢の一つと言えるでしょう。もちろん、転院先の環境に対する不安や、父親への罪悪感は理解できます。
しかし、あなたの選択は、以下の点において、ある程度正当化できると考えられます。
- 母親の安全と健康の確保:父親が自宅に戻ることで、母親の認知症が悪化し、介護負担が増大するリスクを回避できます。
- 自身の精神的な健康の維持:あなたが父親の介護に全面的に関わることで、心身ともに疲弊し、キャリアや将来設計に悪影響を及ぼす可能性を避けることができます。
- 他者への影響:父親が自宅で問題行動を起こした場合、近隣住民や介護サービス提供者など、他者に迷惑をかける可能性を減らすことができます。
もちろん、父親への感謝の気持ちや、幼少期の思い出など、様々な感情が入り混じり、罪悪感を感じることは当然です。しかし、あなたの選択は、家族全体の幸福と、あなた自身の将来を守るための、苦渋の決断であると理解しましょう。罪悪感を感じることは、あなたが人間として正しい心を持っている証拠でもあります。
3. 専門家への相談と情報収集
あなたの抱える問題は、非常に複雑であり、一人で解決するのは困難です。専門家への相談を通じて、客観的なアドバイスを得ることが重要です。具体的には、以下の専門家への相談を検討しましょう。
- ケアマネージャー:今後の介護プランや、利用できるサービスについて相談できます。
- 精神科医:父親の精神状態や、適切な医療機関についてアドバイスをもらえます。
- 弁護士:成年後見制度など、法的な手続きについて相談できます。
- カウンセラー:あなたの精神的な負担を軽減し、心のケアをしてくれます。
また、情報収集も重要です。インターネットや書籍、地域の情報誌などを活用して、介護に関する知識を深めましょう。他の介護者の体験談を読むことも、あなたの心の支えになるはずです。
専門家への相談や情報収集を通じて、あなたの不安を軽減し、より良い選択ができるようにサポートしてもらいましょう。
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4. キャリアと将来設計の両立
あなたは、異業種転職(エンジニア)に成功し、毎日勉強に励んでいるとのこと。これは、あなたの強い意志と、将来への希望の表れです。しかし、介護問題は、あなたのキャリアプランに大きな影響を与える可能性があります。
介護とキャリアの両立を目指すためには、以下の点を意識しましょう。
- 柔軟な働き方:リモートワークや時短勤務など、柔軟な働き方を選択できる企業を探しましょう。
- キャリアプランの再検討:介護の状況に合わせて、キャリアプランを柔軟に見直しましょう。
- スキルアップ:エンジニアとしてのスキルを磨き、市場価値を高めることで、より良い条件での転職や、柔軟な働き方を実現しやすくなります。
- 情報収集:介護と仕事の両立支援制度や、介護休暇など、利用できる制度について情報収集しましょう。
介護とキャリアの両立は、容易ではありません。しかし、あなたの努力と工夫次第で、実現可能です。あなたのキャリアを諦めることなく、将来の夢に向かって進んでいきましょう。
5. 母親との関係と心のケア
あなたは、母親の認知症ケアにも尽力し、毎日実家に通い、電話をかけているとのこと。これは、あなたの優しさの表れであり、母親への深い愛情を感じさせます。しかし、母親の盲言に悩まされ、辛い思いをしていることも事実です。
母親との関係を良好に保ち、心のケアを行うためには、以下の点を意識しましょう。
- 現実的な期待:母親の認知症は進行性であり、完全に止めることは難しいことを理解しましょう。
- コミュニケーションの工夫:母親の言葉に耳を傾け、共感する姿勢を示しましょう。
- 距離感の調整:適度な距離感を保ち、無理のない範囲でサポートしましょう。
- 自分の心のケア:カウンセリングや趣味など、ストレスを解消する方法を見つけましょう。
母親との関係は、あなたの心の支えとなることもあれば、大きな負担となることもあります。自分の心の状態を常に意識し、無理のない範囲で、母親と向き合いましょう。
6. 今後の具体的な行動計画
あなたの抱える問題は、多岐にわたるため、一度にすべてを解決することは難しいでしょう。まずは、優先順位を決め、具体的な行動計画を立てましょう。
以下は、具体的な行動計画の例です。
- 専門家への相談:ケアマネージャー、精神科医、弁護士、カウンセラーに相談し、具体的なアドバイスを得る。
- 情報収集:介護に関する情報を収集し、知識を深める。
- 介護サービスの利用検討:訪問介護やデイサービスなど、利用できる介護サービスを検討する。
- キャリアプランの検討:柔軟な働き方や、スキルアップについて検討する。
- 母親とのコミュニケーション:母親とのコミュニケーションを工夫し、心のケアを行う。
行動計画を立てる際には、目標を明確にし、達成可能な範囲で計画を立てましょう。また、定期的に計画を見直し、必要に応じて修正することも重要です。
7. 最後に:あなたの選択は間違っていない
あなたは、父親の介護と自身の人生の間で、深い葛藤を抱えています。そして、「父を捨てる」という選択が、本当に正しいのかと悩み、苦しんでいます。しかし、あなたの選択は、決して間違っていません。それは、家族全体の幸福と、あなた自身の将来を守るための、苦渋の決断です。
あなたは、父親への感謝の気持ちを持ちながらも、現実的な問題に向き合い、最善の選択をしようとしています。そして、母親の介護、自身のキャリア、そして将来設計という、多岐にわたる問題に、真剣に向き合っています。あなたは、本当に素晴らしい人です。
この困難な状況を乗り越えるためには、専門家への相談、情報収集、そして具体的な行動計画が必要です。そして、何よりも大切なのは、自分自身を大切にすることです。あなたの心と体を守りながら、一歩ずつ前に進んでいきましょう。あなたの未来が、明るいものでありますように、心から応援しています。
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