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認知症の母、ペースト食への変更と延命措置の選択…どうすればいいのか?

認知症の母、ペースト食への変更と延命措置の選択…どうすればいいのか?

母親は現在施設で暮らしています。まず認知症で話はまともに出来ません。食事はずっと極刻み食で、全介助で職員さんに食べさせてもらっていました。週2回の休みの日には夕食だけは僕が食べさせてもいました。ところが1ヶ月前くらいから、食べるときに傾眠傾向にあり、きちんと口を開けないということで、職員の皆で話あったら、ペースト状にすれば食べさせやすいという意見が出て、そうしたいと思うのですがどうでしょうかという相談が介護職員からお話があったので、余り良い気はしなかったのですが、食べないよりはいいかとか、実際に毎日食べさせてくれるのは職員さんなのだから、職員さんが食べさせやすいのなら仕方ないのかなと思い了承しました。僕が食べさせると少し苦労はしてもきちんと食べてたんですけどね。そして今日になって、5日ほど前からきちんとご飯を食べられていないということを言われました。食べられていないというより、食べてはいるのですが、嚥下が今までのように自らの意思で飲み込んでいるのでなく、口に食物(ペースト状の)を入れられるから、息が苦しいから仕方なく飲み込んでいるように見えると言うのです。本人は話せないからどうして食べないのかも聞くことは出来ません。そして更に言われたことは、入所時の話し合いで、「緊急事態の時のご家族のご希望はMAですよね?」と言われました。医学専門用語でいわれても素人にはわからないので、「何ですかMAって?」と聞いたら、待ってましたとばかりに「緊急時に延命措置を講じるということです」と言われました。自分の意思で咀嚼して食べられないようになったら、病院に移って点滴で栄養を採るなり、胃瘻(いろう=腹壁に管を通して直接食物を流し込む)をするしかないので、検討してくださいとまで言われました。待てよ。そこまで大事なのか、自らの意思で食べられないからといって命にかかわる緊急事態なのか?と思いながら話を聞いていました。思うにペースト状にすると、固めるための添加物を混ぜてペーストにするそうですから、味も変わるそうですよね。ここからが質問になります。①いくら話せないからといっても、いくら認知症だといっても、〝おいしくない〟と思う意思はあるわけですから、ペーストの状態だから食べないのではないでしょうか。自らの意思で咀嚼しようとしているのでなくて、無理に口に食物を入れられるから嫌々飲み込んでいるように見えるといいますが、まずいものは健康な人でも急いで飲み込みたいと思う時がありますよね。②それとなかなか食べないからといってペースト食に変えて、〝噛む〟行為をしないと身体は弱ってくると聞いたことがあるのですがそれは本当ですか。※今日の時点では僕からは極刻み食に戻せるなら戻して様子を見てくださいといいましたが、一人では判断出来ないので皆に聞いてみるとのことです。

ケーススタディ:認知症の母とペースト食、そして延命措置の選択

この記事では、認知症の母親の食事に関する問題と、それに伴う延命措置の選択について、具体的なケーススタディを通して解説します。ご自身の状況と照らし合わせながら、最適な対応策を見つけるためのヒントにしてください。

ご相談者のお母様は、認知症を患い、施設に入所されています。これまで極刻み食で対応されていましたが、最近、傾眠傾向や口を開けないことが増え、ペースト食への変更が提案されました。しかし、ペースト食に変更後、お母様は満足に食事を取らなくなり、嚥下機能の低下も懸念されています。さらに、施設からは「緊急時の延命措置(MA:Medical Assistance)」についての話があり、ご家族の意思決定が求められています。

この状況は、多くの高齢者とそのご家族が直面する複雑な問題です。まず、①ペースト食が原因で食事摂取量が減っている可能性について考えましょう。認知症であっても、味覚や食感への好みは残っています。ペースト食は、食感や味が変化するため、お母様にとって不快なものになっている可能性があります。食べているように見えるのは、息苦しさから仕方なく飲み込んでいるだけで、実際には美味しくないため、食べる意欲を失っているのかもしれません。

次に、②「噛む」行為の重要性についてです。ご指摘の通り、噛む行為は、口腔機能の維持、唾液分泌の促進、消化吸収の促進、そして全身の健康維持に非常に重要です。噛む行為が減少すると、口腔内の衛生状態が悪化し、誤嚥性肺炎のリスクが高まります。また、咀嚼筋の衰えは、全身の筋力低下にもつながり、寝たきりや要介護状態のリスクを高めます。そのため、ペースト食への変更は、安易に決定すべきではありません。

では、どうすれば良いのでしょうか?まず、極刻み食に戻すことを検討することは正しいアプローチです。お母様の状態を詳細に観察し、極刻み食に戻した際の反応を丁寧に記録することが重要です。もし、極刻み食でもうまく食べられない場合は、食事形態や調理方法を工夫する必要があります。例えば、

  • 少量ずつ、ゆっくりと与える
  • 好みに合わせた味付けをする
  • 食べやすい温度で提供する
  • 食事介助のスキルを向上させる
  • 栄養士や言語聴覚士などの専門家の意見を聞く

などの工夫が考えられます。また、お母様の口腔ケアを徹底することも重要です。口腔内の清潔を保つことで、食事への意欲を高めることができます。

そして、延命措置(MA)の決定については、慎重な検討が必要です。MAは、人工呼吸器や胃ろうなどの医療処置を行うことで、生命を維持しようとするものです。しかし、お母様の意思を尊重し、苦痛を伴う延命措置を続けることが本当に最善なのかを、ご家族でよく話し合う必要があります。お母様のQOL(生活の質)を最優先事項として、医療チームと連携しながら、意思決定を進めていくことが大切です。

具体的な意思決定のプロセスとしては、まず、お母様の現在の状態を正確に把握することから始めましょう。主治医や介護施設のスタッフと綿密に情報交換し、お母様の身体状況、認知機能、そしてご自身の希望(可能な範囲で)を理解することが不可欠です。次に、ご家族で話し合い、お母様の尊厳を保ち、苦痛を軽減するための最善策を決定します。この際、倫理的な側面にも配慮し、医療チームやケアマネージャーなどの専門家の意見を参考にすると良いでしょう。そして、決定した内容を文書化し、医療チームや施設に共有することで、円滑な連携を図ることができます。

成功事例として、あるご家族は、お母様の好きな食べ物を中心に、極力手作りで食事を提供することで、食事への意欲を高めることに成功しました。また、別のケースでは、音楽療法を取り入れることで、リラックスした状態で食事ができるようになり、摂取量が増加した事例もあります。このように、お母様の個性や好みに合わせたケアが、食事問題の解決に繋がることがあります。

専門家の視点から見ると、ペースト食への変更は、必ずしも最善策とは限りません。嚥下機能の低下や栄養状態の悪化を防ぐためには、可能な限り、咀嚼と嚥下を促すことが重要です。そのため、極刻み食への回帰や、食事形態の工夫、そして口腔ケアの徹底が、まず試みられるべき対応策です。延命措置の選択に関しても、安易な判断は避け、医療チームと十分に相談し、ご家族で納得できる結論を導き出すことが大切です。

最後に、ご自身のメンタルヘルスにも配慮してください。介護は負担が大きく、精神的なストレスも蓄積しやすいものです。必要に応じて、相談窓口や支援団体を活用し、ご自身もケアを受けることを忘れないでください。

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まとめ

認知症の母親の食事問題と延命措置の選択は、非常に複雑で困難な問題です。しかし、焦らず、専門家と連携しながら、お母様の状態を丁寧に観察し、ご家族でじっくりと話し合うことで、最善の解決策を見つけることができます。この記事が、その過程の一助となれば幸いです。 まずは、極刻み食に戻すことを試み、食事形態や調理方法、口腔ケアを工夫し、お母様のQOLを向上させる努力を続けましょう。そして、延命措置の決定については、医療チームと綿密に相談し、ご家族で納得できる結論を導き出すことが大切です。

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