介護福祉士パートの悩み！入浴介助専門化と不平等な待遇への対処法

介護福祉士パートです。介護福祉士歴１５年、以前は特養に勤務しておりました。住宅有料老人ホームで週４日、４時間のパートで働いています。面接時はフロアの見守りや入浴の誘導、食事介助など正職員のフォローのような仕事内容でした。最初は上記のような仕事内容だったんですが、最近入浴専門扱いで週５日のうち週４日入浴介助です。私には相談もなく入浴を主にやってもらうとからと話がありました。８時半から２時間で１８名を正職員1名と２人体制で２つの普通浴を使い、入浴介助に入ります。介護度は様々で独歩から寝たきりまで。トランスも多く腰が痛いです。スピードを求められ、２時間で終わらせなくてはいけません。フロアには正職員が２人見守りやお茶入れなどしています。満床で３５名です。入浴が終わったあとは離床介助から食事介助、トイレ誘導、口腔ケア、臥床介助をし、業務終了です。毎日入浴介助があり、そのあとの業務もあり、正職員よりもよっぽど仕事内容が多いです。１０時からのパートは入浴介助に入ることはありません。一週間のうち、入浴介助に入らない正職員もいます。私は入浴介助専門で応募したわけではない有資格者だが資格手当もない。入浴介助に入らないパートさんは無資格。かつ時給は一緒です。入浴介助等負担が多い仕事はみんなで分担して欲しい。入浴介助が嫌なわけではなく、入浴介助がない正職員もいる、不平等さが不満です。上司は頭がかたく、改善はしてくれません。実務経験あり、有資格者でもっと良い時給の求人はたくさんあるので転職も考えております。みんなさんの職場はどうですか？みなさんならどうしますか？

１．現状分析：あなたの置かれている状況を整理してみましょう

まず、あなたの現状を整理し、問題点を明確化することが大切です。あなたは15年の経験を持つベテラン介護福祉士でありながら、パートとして住宅型有料老人ホームで勤務されています。当初の仕事内容と異なり、最近では入浴介助が中心となり、しかもその負担はあなたに集中している状況です。さらに、無資格のパート職員と時給が同じであること、正職員の中には入浴介助を全く行わない者もいることなど、不公平感を抱くのも無理はありません。これは、労働条件の不平等と業務量の不均衡という２つの大きな問題を抱えていると言えます。慢性的な人材不足や、管理職の認識不足、職場環境の改善不足などが背景にある可能性も考えられます。

２．転職という選択肢：より良い条件の職場を探す

現状の改善が見込めない場合、転職という選択肢も現実的です。15年の経験と介護福祉士資格をお持ちであれば、より良い条件の職場を見つけることは十分可能です。転職サイトや転職エージェントを活用し、あなたの経験とスキルを活かせる職場を探しましょう。例えば、以下の点を考慮して求人を選びましょう。

時給：経験と資格を考慮した適切な時給が提示されているか
業務内容：入浴介助以外の業務もバランスよく行えるか
労働時間：ワークライフバランスを考慮した勤務体系か
福利厚生：資格手当などの待遇は整っているか
職場環境：風通しの良い職場かどうか、相談しやすい雰囲気か

転職活動においては、履歴書・職務経歴書を丁寧に作成し、あなたの経験とスキルを効果的にアピールすることが重要です。また、面接では、あなたのキャリアプランや仕事へのモチベーションを明確に伝えましょう。

３．現状維持と改善策：交渉と改善の余地を探る

転職の前に、まずは現状の職場での改善を模索することも可能です。ただし、上司が頑固で改善に耳を貸さない場合は、難しいかもしれません。それでも、以下の方法を試みる価値はあります。

具体的なデータに基づいた交渉：あなたの業務量と他の職員の業務量を比較し、具体的なデータを示して不公平さを訴える。
改善提案書の作成：具体的な改善策を提案した文書を作成し、上司に提出する。例えば、入浴介助の担当者をローテーション制にする、資格手当を導入するなど。
労働組合への相談：労働組合があれば、相談して支援を求める。
労働基準監督署への相談：労働条件に違法性がある場合は、労働基準監督署に相談する。

これらの交渉を行う際には、感情的にならず、冷静かつ客観的な事実に基づいて主張することが重要です。また、記録をしっかりと残しておくことも大切です。

４．ケーススタディ：類似事例からの学び

私のこれまでのキャリア支援経験から、似たようなケースをいくつか見てきました。例えば、ある介護福祉士の方は、過剰な業務量と不当な待遇に耐えかねて転職を決意し、より働きやすい環境でキャリアアップを実現しました。彼女は、転職活動を通じて自身のスキルを再評価し、より高い時給と充実した福利厚生を得ることができました。また、別のケースでは、労働組合を通じて職場環境の改善を訴え、業務量の軽減や資格手当の導入を実現した事例もあります。

これらの事例からもわかるように、現状を変えるためには、行動を起こすことが重要です。現状維持か転職か、あるいは改善交渉か、どの選択肢を選ぶかはあなた次第です。しかし、いずれの選択肢を選ぶにしても、自分の権利をしっかりと認識し、適切な行動をとることが大切です。

５．自己診断チェックリスト：あなたの状況に合った選択肢は？

以下のチェックリストで、あなたにとって最適な選択肢を検討してみましょう。

□　現在の職場での改善に期待できるか？
□　上司とのコミュニケーションは円滑にとれるか？
□　労働組合などの支援体制があるか？
□　転職活動に積極的に取り組む準備ができているか？
□　希望する条件の求人が見つかりそうか？

もし、上記の項目で多くの□にチェックが入った場合は、転職を検討するのも良いかもしれません。逆に、改善に期待できる場合は、交渉や改善提案を試みるのも良いでしょう。

６．まとめ

15年の経験を持つベテラン介護福祉士であるあなたは、多くの選択肢を持っています。現状の不公平な待遇に我慢する必要はありません。自分の価値を正しく認識し、あなたにとって最適な選択肢を選び、より良い未来を築いてください。転職活動に不安がある場合は、転職エージェントの活用も検討してみてください。彼らはあなたのスキルや経験を活かせる職場探しをサポートし、面接対策なども行ってくれます。

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