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介護する父親のモラルハラスメントに悩む!解決策と相談窓口

介護する父親のモラルハラスメントに悩む!解決策と相談窓口

介護している父のモラルハラスメントが止まりません。どうしたらいいでしょうか? 52歳の息子です。 83歳になる母が要介護(要介護度3)でいます。 私は親とは別に住んでいて、妻と高校生、中学生になる子の4人家族です。 今年の3月から母親が寝込み始め、手術などもあって廃用性症候群となり、自立歩行不可。 食事と排泄は自力でできますが、キチンと歩けないので、補助が必要なレベルです。 認知症も軽度で、時間に関する認識は弱いものの他はしっかりしています。 (場所や人の識別も完璧にできます) 81になる父と83の母のふたり暮らしで、父は全く問題なく元気です。 母が倒れて入院したことから、軽い老々介護状態となっていますが、世間で言うほどの重たい介護負担はないように思います。 とはいえ、母は長い入院生活で夜昼逆転の生活となり深夜に1時間おきにトイレや何やらでゴソゴソと起きだし、介護している父を起こします。 結果、父は慢性的な睡眠不足となり、イライラが募ってつっけんどんな対応とモラルハラスメントの暴言を幾度も母に投げつけるようです。 毎週、母親の元に行くと私に 「父の暴言がひどくて耐えられない」 「介護されている身だから、我慢しなくちゃいけないけど辛い」 「父と一緒に暮らしたくない」 といった愚痴とも訴えともとれることを母は言ってきます。 そのたびに 「介護で少し疲れて、イライラから心にもないことを言ってしまうんだよ」 「気にしてはダメだよ」 という対応で来ましたが、先週になって母から 「もう限界だから、助けてほしい」 というSОSの電話が来ました。 父にはこれまで何も言って来なかったのですが、 「モラルハラスメントは精神的な虐待でもある」 「そのうち暴力を伴う肉体的な虐待にエスカレートすることだってあるから、自重してほしい」 「警察や行政が介入するようになったら、家族間でのことではなくなる」 といったことを言って、なだめようとしたのですが、かえって逆上してしまい 「俺の介護に文句があるなら、金輪際、介護なんてやらない。」 「理想の介護とやらを、息子のお前がやればいい。」 「明日から(母の)面倒は見ないから、好きにやれ。俺は知らん。」 という返答に終始しました。 要するにネグレクトを宣言しているのですが、今のところは完全なネグレクトには至っていません。 ケアマネに相談するも、「そうですね~難しい問題ですね~」でおしまい。 さんざん、モラハラが始まったら本格的虐待(身体的、精神的)は時間の問題などと脅しておいて、難しい問題でおしまい。 ケアマネをあてにしてはいませんが、こうゆう状況の時はどこに相談、対応してもらうのが一番いいのでしょうか? 同居は現実問題としてできない状況なので、息子のあなたが仕事を休職して介護休暇を取得すればいいといった安易な回答は不要です。 詳しい方の御見識をいただければ幸いです。

ケーススタディ:老々介護とモラルハラスメントの連鎖

ご相談ありがとうございます。83歳のお母様と81歳のお父様の老々介護、そしてお父様のモラルハラスメントという、非常に困難な状況にあると拝察します。まず、ご自身を責める必要はありません。これは決してあなたの責任ではなく、複雑な状況が重なり合った結果です。 このケースでは、お父様の慢性的な睡眠不足が、モラルハラスメントという形で噴出していることが大きな問題です。お母様の夜間の行動が、お父様の精神的な負担を大きく増幅させているのです。 さらに、ケアマネージャーからの対応も不十分であった点が気になります。「難しい問題ですね」という曖昧な回答では、具体的な解決策を示してくれません。これは、介護のプロとして不適切な対応です。

この状況を打破するには、まず現状の把握と分析が重要です。 お母様の夜間の行動パターンを詳細に記録し、お父様の睡眠時間やストレスレベルを推測してみましょう。例えば、お母様の夜間のトイレ介助をスムーズに行うための工夫、あるいは、お父様の睡眠を確保するための対策を検討する必要があります。 具体的には、お母様の夜間頻尿対策として、水分摂取量のコントロール、夜間トイレへの誘導方法の改善、オムツの使用などを検討できます。また、お父様には、睡眠薬の服用や、昼間の休息時間の確保、趣味やリフレッシュ活動の推奨なども考えられます。

具体的な解決策:多職種連携と専門機関の活用

次に、専門機関への相談が不可欠です。ケアマネージャーだけでは不十分な場合、以下の機関に相談することをお勧めします。

  • 地域包括支援センター:介護に関する様々な相談に対応し、適切なサービスにつなげてくれます。老々介護に関する専門的な知識を持つ職員もいます。
  • 市町村の介護支援課:介護保険サービスに関する相談や、介護に関する様々な支援制度の情報提供を受けられます。
  • 精神保健福祉センター(精神科医):お父様のストレスや睡眠不足、そしてモラルハラスメントの背景にある精神的な問題について相談できます。必要であれば、カウンセリングや治療の案内も受けられます。
  • 弁護士:モラルハラスメントが深刻な場合は、法的措置を検討する必要があるかもしれません。弁護士に相談することで、法的リスクや対応策についてアドバイスをもらえます。

さらに、多職種連携も有効です。ケアマネージャー、訪問看護師、医師、理学療法士など、複数の専門職が連携することで、より包括的な支援体制を構築できます。それぞれの専門家の視点から、お母様の介護方法や、お父様のストレス軽減策を検討することで、より効果的な解決策が見つかる可能性があります。

成功事例:多職種連携による老々介護支援

以前、同様のケースで、70代のお父様が80代のお母様にモラルハラスメントを行っていた事例がありました。その際は、地域包括支援センターと連携し、訪問看護師による夜間のトイレ介助のサポート、精神科医によるお父様へのカウンセリング、そしてデイサービスの利用を促すことで、状況を改善することができました。 お父様は、カウンセリングを通じて自身のストレスや、お母様への対応の改善に努め、訪問看護師のサポートにより、睡眠不足も解消されました。結果的に、モラルハラスメントは大幅に減少しました。

チェックリスト:あなたの状況をチェック!

以下のチェックリストで、現在の状況を改めて確認してみましょう。

  • お母様の夜間の行動パターンを記録しているか
  • お父様の睡眠時間やストレスレベルを把握しているか
  • 地域包括支援センターなどに相談したか
  • 介護サービスの見直しや追加を検討しているか
  • 専門家(医師、精神科医など)に相談したか

これらの項目にチェックがつかない場合は、早急に専門機関への相談を検討することをお勧めします。一人で抱え込まず、周りの人に助けを求めることが大切です。

まとめ

老々介護におけるモラルハラスメントは、非常にデリケートで困難な問題です。しかし、適切な対応と専門機関の活用によって、状況を改善できる可能性は十分にあります。 まずは、現状を冷静に把握し、多職種連携による包括的な支援体制を構築することで、お母様と、そしてお父様のためにも、より良い解決策を見つけることができるでしょう。 決して一人で抱え込まず、専門家の力を借りながら、一歩ずつ解決に向けて進んでいきましょう。

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