介護現場の暴力行為と上司の対応に悩む…転職すべき？相談窓口はどこ？

私は現在老人ホームで介護を行っています。介護を行うとすると職員に殴る蹴るなどする利用者様がいます。（酷い時は顔を見ただけでも）その方は認知症の方で足を骨折され歩けない為車椅子対応をしています。会社の偉い人（現場を知らない）に暴力行為を伝えどうにかしてほしいと頼みましたが、声掛けのしかたで変わるや職員の声掛けが足りてないからじゃない？と言われました。確かに少し足りてない所もありましたが、声掛けを行うとして怒りだし大声を出され他の利用者様の事も考えての事です。この事を伝えても、それでも介護者に落ち度があると言われます。文章だけでは状況やどんな風に接しているか等分かりづらいと思いますが、私含め職員共々しっかりと声掛けを行い対応している為、介護者に落ち度があるという上司に嫌気が差しています。皆様のご意見が聞きたいです。賛同してくれる方がいたら出るとこ出たいと思っていますので、どこに言えば言いかを教えてほしいです。ps語彙力足りなくてすいません

介護職は、尊厳と安全を第一に、利用者の方々を支えるやりがいのある仕事です。しかし、現実には、今回の相談者様のように、認知症による暴力行為や、現場の状況を理解しない上司との摩擦に苦しむ方も少なくありません。この状況、本当につらいですよね。まず、相談者様の気持ちを理解し、共に解決策を探っていきましょう。

ケーススタディ：介護現場の暴力と、その対応策

相談者様は、認知症の利用者様からの暴力行為に苦しみ、上司からの理解も得られない状況です。これは、介護現場で残念ながら珍しくない問題です。多くの介護施設では、認知症による徘徊、暴言、暴力といった問題を抱えています。これらの行為は、利用者様の意思表示であるケースが多く、職員の対応に課題がある場合もありますが、必ずしも職員の落ち度とは限りません。

まずは、具体的な事例を整理してみましょう。例えば、

どのような状況で暴力行為が発生するか？(時間帯、状況、利用者様の状態など)
どのような声掛けを試みたか？(具体的な言葉遣い、声のトーン、身体的距離など)
他の職員はどのような対応をしているか？
暴力行為発生時の施設の対応は？(緊急時の連絡体制、記録方法など)

これらの情報を整理することで、上司への説明がより具体的になり、理解を得やすくなります。また、客観的な記録を残すことが重要です。日付、時間、状況、対応内容、結果などを詳細に記録しておきましょう。これは、今後の対応策を検討する上でも役立ちます。

専門家の視点：介護現場の暴力への対処法

介護現場における暴力行為への対処は、専門的な知識とスキルが必要です。専門機関や研修を通して、以下の知識・スキルを身につけることが重要です。

認知症の理解：認知症の症状、行動の特徴、原因などを理解することで、利用者様の行動の背景を理解し、適切な対応ができます。
非暴力的コミュニケーション：怒りや不安を感じている利用者様への声掛けや、落ち着かせるための具体的なテクニックを習得する必要があります。これは、研修や専門書で学ぶことができます。
脱力法や回避法：身体的な暴力を回避するための技術を習得することも重要です。これは、専門の研修で学ぶことができます。
記録・報告の重要性：発生した暴力行為を正確に記録し、上司や関係機関に報告することで、適切な対応や支援体制の構築に繋がります。

相談窓口：どこに相談すれば良いのか？

上司からの理解が得られない場合、以下の機関に相談することをお勧めします。

労働組合：もし所属している場合は、組合に相談し、支援を求めましょう。労働組合は、労働者の権利を守るために活動しています。
ハローワーク：労働相談窓口として、職場環境の問題や、転職に関する相談に対応しています。
都道府県労働局：労働基準監督署は、労働に関する法律違反を調査・指導する機関です。パワハラやセクハラ、過重労働など、労働条件に関する相談ができます。
弁護士：法的措置を検討する場合、弁護士に相談することをお勧めします。
公益財団法人日本ケアマネジメント学会：介護に関する相談窓口として、専門家のアドバイスを受けることができます。

これらの機関に相談することで、客観的な意見やアドバイスを得ることができ、今後の対応策を検討する上で役立ちます。相談内容を具体的に説明し、証拠となる資料（記録など）を提出することで、より効果的な支援を受けることができます。

転職の検討：新しい職場を探す

現状が改善しない場合、転職も一つの選択肢です。転職活動を行う際には、以下の点を考慮しましょう。

求める条件：どのような職場環境を求めているのか、明確にしましょう。例えば、認知症ケアへの理解がある職場、職員間の連携が良好な職場、適切な研修制度がある職場などです。
転職サイトの活用：転職サイトを利用して、自分に合った求人を探しましょう。介護職専門の転職サイトも存在します。
面接対策：面接では、これまでの経験やスキル、今後のキャリアプランなどを明確に伝えましょう。また、前職での問題点についても、客観的に説明することが重要です。

転職は大きな決断ですが、自分の健康と精神状態を優先することも大切です。新しい職場では、より働きやすい環境で、やりがいを持って仕事に取り組むことができるかもしれません。

まとめ

介護現場での暴力行為は、決して相談者様だけの問題ではありません。多くの介護職員が同様の悩みを抱えています。まずは、客観的な記録を残し、適切な機関に相談することで、状況を改善する糸口を見つけることが重要です。それでも改善が見られない場合は、転職という選択肢も視野に入れ、自分にとって最適な環境を探しましょう。あなたの頑張りは、必ず報われるはずです。

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