特別養護老人ホームでの仕事は、給与もやりがいも充実！
0
読み込み中...特別養護老人ホームで働くことには多くの魅力があります。介護職に適した職場であることから、多くの人がこの職場に就くことを望んでいます。本記事では、特別養護老人ホームでの仕事の内容、メリット、注意点について紹介します。また、転職エージェントについても触れます。
目次
特別養護老人ホームでの仕事の内容と適性
特養で働くメリット4選
2-1. 給料相場が比較的高い
2-2. 福利厚生が充実している
2-3. 幅広い経験を積める
2-4. 利用者さんとじっくり関係を築ける
注意点
その仕事をしている人の体験談
この仕事に転職したいときにおすすめの転職エージェント
よくあるQ&A
特別養護老人ホームでの仕事の内容と適性
特別養護老人ホームは、要介護3以上の高齢者が生活する施設です。施設に入所している利用者さんに対して、食事、入浴、排泄などの介助や、身体介護、生活支援、健康管理などの業務を行います。また、利用者さんとコミュニケーションをとり、利用者さんが生きがいを感じられるような活動を提供することも重要な仕事です。
特別養護老人ホームでの仕事に適性がある人は、コミュニケーション能力や優しさ、忍耐力、責任感がある人が求められます。また、体力にも自信があることが望ましいです。初めての人でも安心して働けるよう、先輩職員から指導を受けることができるため、介護職に興味がある方はぜひチャレンジしてみてください。
特養で働くメリット4選
2-1. 給料相場が比較的高い
特別養護老人ホームでの介護職員の給料は、ほかの介護施設と比較して高い傾向にあります。厚生労働省が公表した介護職員の平均給与額データによると、特別養護老人ホームで働く常勤職員・非常勤職員の平均月給は下記の通りです。
常勤職員：345,590円
非常勤職員：202,950円
（出典：厚生労働省「令和3年度介護従事者処遇状況等調査結果」/ https://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/kaigo/jyujisya/21/dl/r03kekka.pdf）
特別養護老人ホームで働く介護職員の給料相場は、介護保険施設（特別養護老人ホーム、介護老人保健施設、介護医療院）の中でも最も高いことが分かっています。また、特別養護老人ホームでは介護福祉士といった介護資格を取得していなくても働くことができます。介護資格を取得してスキルアップを図れば、さらなる給与アップも期待できます。数ある介護施設の中でもトップクラスに高い収入が期待できるという点は、特別養護老人ホームの最大の魅力の1つです。
2-2. 福利厚生が充実している
特別養護老人ホームは、社会福祉法人や地方自治体といった公的機関が運営母体であり、国からの補助金を受けやすくなっています。加えて、介護保険が適用される施設であることから入居を望む高齢者が多く、経営自体が安定している傾向にあります。したがって、働く職員の福利厚生も充実しているといえます。
特別養護老人ホームでは、社会保険や厚生年金、健康保険などが加入でき、有給休暇や慶弔休暇、年金、退職金なども支給されます。また、介護職員だけでなく、管理職や事務職なども求められており、経験や能力に応じて昇給や昇格も可能です。さらに、特別養護老人ホームでは、施設内での研修や勉強会なども積極的に行われており、スキルアップを目指すこともできます。
2-3. 幅広い経験を積める
特別養護老人ホームでは、高齢者の介護だけでなく、生活支援や健康管理など幅広い業務に携わることができます。また、認知症や身体障害のある方など、多様な状況に対応することが求められます。そのため、介護職員としてのスキルアップや成長を目指すことができます。また、特別養護老人ホームでは、医療機関や地域の支援機関との連携も大切です。そのため、外部とのコミュニケーションや調整能力も身に付けることができます。
2-4. 利用者さんとじっくり関係を築ける
特別養護老人ホームでの仕事は、高齢者との関わりが非常に深く、利用者さんと長期間にわたって接することができます。そのため、利用者さんの性格や趣味、好き嫌いなどを理解し、個別のケアを提供することができます。また、利用者さんとのコミュニケーションを通じて、介護職員自身も成長することができます。
注意点
特別養護老人ホームでの仕事は、高齢者との接し方や、介護技術を身に付けることが求められます。そのため、初めての方は少し戸惑うこともあるかもしれません。また、夜勤や休日出勤などもあるため、働き方についても考えておく必要があります。介護職員は、身体的・精神的な負担が大きいという側面もあります。十分な休息をとり、ストレスをため込まないように心がけることも重要です。また、高齢者の方々の状態が日々変化することもあるため、柔軟な対応力が求められます。介護職員は、医療や福祉などの分野で働く人たちと連携しながら、高齢者の生活を支えていく役割があります。そのため、専門知識やチームワーク、コミュニケーション能力も必要とされます。
この仕事に転職したいときにおすすめの転職エージェント
介護業界の転職に特化した転職エージェントに相談することで、自分に合った職場の情報や求人情報を収集することができます。また、転職に関するアドバイスや面接対策などのサポートも受けることができます。代表的な転職エージェントとしては、介護のお仕事やエン転職があります。自分に合った転職エージェントを選び、転職活動を始めることをおすすめします。
よくあるQ&A
Q. 特別養護老人ホームで働く際、介護職員の経験や資格は必要ですか？
A. 特別養護老人ホームで働く際、介護資格は必須ではありませんが、介護福祉士や社会福祉士、看護師などの資格や経験があると優遇される傾向があります。また、施設によっては、研修制度や資格取得支援制度が整っていることもあります。
Q. 特別養護老人ホームでの仕事は、男性でも働きやすいですか？
A. 特別養護老人ホームでの仕事は、男性でも働くことができます。男性介護職員の需要も増えてきており、性別に関係なく、適性や能力がある方であれば活躍できる職場といえます。
Q. 特別養護老人ホームで働くと、ストレスがたまることはありますか？
A. 特別養護老人ホームでの仕事は、身体的・精神的な負担が大きいため、ストレスを感じることもあります。しかし、職員同士が助け合い、支え合いながら働くことができるため、ストレスを共有することもできます。また、定期的な休暇や研修制度、心理的なサポートも整っている施設もありますので、ストレスをため込まずに、適切にケアすることが重要です。
最近のコラム
>> キャリアアップ必須！介護職員初任者研修（旧ホームヘルパー、訪問介護員）で仕事に差をつけよう！取得の魅力と需要を徹底解説