介護職の辛い経験から、転職を成功させる方法｜元介護士の体験談とキャリア支援

介護職についてです。私は半年前に介護職を辞めました。高校卒業後は介護士になりたいと思い介護の専門学校へ行き、その後就職しました。その職場は職員が30人ほどおり、年輩の方や、5つか6つ違う歳の近い先輩、そして私と一緒の日に入った新人の子が1人でした。最初は年輩の方や5つ上の先輩に仕事内容を一緒に行動し教えてもらいました。私もメモ用紙に分からないことや覚えておくことを書き、少しでも早く職場に慣れようと努力しました。4ヶ月たち仕事にも慣れた頃でした。何故かその頃から年輩の方に無視されたり、陰口を聞こえるように言われたりしました。しかしある時、仕事で初めてする業務があり分からなかったため年輩の方に聞いたところ「前も教えたでしょ!?何回も同じ質問してこないで！」と言われました。初めて怒鳴られてしまい、とてもショックでしたが、そんなこと思っていては行けないと思い、先輩の方に聞いて教えてもらいその業務は無事にこなすことが出来ました。しかし日に日に怒鳴られる回数は増えていき、年輩の方に聞くのが怖くなってしまい、私はそれから分からないことがあれば先輩方に質問するようにしました。しかし、先輩方も質問は返してくれるのですが、聞く度に嫌な顔をされ素っ気ない態度で、「あ～、それもう適当でいいよ。」と言われるようになりました。適当でいいと言われるので、どうしたらいいか結局分からず自分なりに考えて行動をすると今度は年輩の方に怒鳴られてしまいました。年輩の方に怒鳴られていると先輩方がそれを見ておりクスクスと笑っていました。そこから先輩方にも話しかけるのが怖くなりました。同僚の子も何故か年輩、先輩と一緒に私のことを笑っておりヒソヒソと一緒になって陰口を言っていました。するとある時入居者様を入浴させる際に時計をなくしたと大騒ぎになりました。全部の車椅子後ろのポケットを探してみたり、他の入居者様が間違って持っていったりしてないか確認をしたりと、1日探し回りました。すると先輩の1人がその入居者様を連れていく際に時計をベッドに置き忘れそのまま布団と一緒にくるまっていたとの事でした。見つかって良かったと思い、その話は終わるはずでした。しかし仕事が終わり帰り際に年輩方がコソコソと「誰かさんが盗んで、大騒ぎになったもんだからこっそりベッドに戻したんじゃないの？」と言ってるのが聞こえてきました。次の日ビクビクしながら職場へ行きました。年輩方や先輩方はまだ来ていませんでしたが、男性職員がタイムカードを押していたので私は挨拶をしました。するとにこやかに挨拶を返してくれたため、ホッとし、下駄箱の方へ行こうとする際にその男性職員が後ろの方で聞こえるか聞こえないかのような声で「泥棒」と言いました。気のせいかと思いたかったです。その日から本当に苦しかったです。お昼ご飯前になり利用者様を食堂へ迎えに行った際に「あんたには頼まない！他の人に起こしてもらうから出ていけ！」と言われました。ショックで立ち尽くしていると、そこの居室に年輩の方が入られたので、なにか手伝おうと行くと中から「(私の名前)は前に他のおばあちゃんを乱暴に扱って怪我させたことあるからね！あの子が来ても絶対に断ってね！」と聞こえてきました。でもお昼時で忙しいのに自分だけ突っ立ってるのはと思い、急いで他の入居者様を起こしに行きました。でも他の方も同じように怒鳴ってきました。なので寝たきりの方の移乗を手伝おうと男性職員の方に私も手伝いますと言い、移乗を行っていると後ろから「力もないやつがでしゃばるなよな泥棒が」「またこの居室の物が無くなるかもな」とケラケラと笑っていました。食事を運ぼうとすると先輩から「あいつ、何も手伝ってないよね。サボりが。」と。年輩や先輩や男性職員からも吐かれ、もう訳が分からずにいました。仕事も上手くいかず誰からも暴言を吐かれ、挙句時計も犯人扱い。私は施設長へと相談しました。すると施設長も「君は全く仕事をしなかったそうだね。主任や職員が業務を教えてるのに全く覚えず、サボってばかりで。挨拶もろくにしなかったとか？時計の件も君が盗んだんじゃないの？そんな人、うちには必要ないよ。」と。もうただただ泣くしかありませんでした。私はその日を最後にその職場を辞めました。私は今は飲食店で働いています。しかし、専門学校学校にも高いお金を払い、せっかく取った介護士免許。母はもう一度介護の仕事に就いてみたら？と進めてくるのですが、私はもう介護はしたくありません。今の飲食店も店長から正社員を進められるのですが前の仕事が原因でパートどまりです。自分の中でも、やっぱりお年寄りと接したいし、介護の仕事も憧れてなったのだから、また1から頑張りたいと思うのですが……やっぱり怖いです…。

この度は、辛い経験をされたとのこと、心よりお見舞い申し上げます。介護職はやりがいのある仕事ですが、同時に精神的な負担も大きい仕事です。あなたの経験は決してあなただけの問題ではなく、多くの介護職従事者が抱える課題を浮き彫りにしています。このQ&Aでは、あなたの経験を踏まえ、介護職からの転職、そして将来のキャリアパスについて具体的なアドバイスをさせていただきます。

1. 過去の経験の整理と分析

まず、過去の職場での出来事を客観的に分析してみましょう。あなたの記述からは、パワハラ、モラルハラスメント（モラハラ）の疑いが強くあります。年配職員や先輩職員からの無視、陰口、暴言、そしてあなたを犯人扱いするなど、許容できる範囲を大きく超えています。施設長も適切な対応を取らなかった点も問題です。

パワハラ・モラハラの証拠集め：もし可能であれば、具体的な言動を記録しておきましょう。日付、時間、発言内容、状況などをメモに残しておくことで、今後の対応に役立ちます。
客観的な視点：あなたの行動に問題があった部分もあったのかもしれません。しかし、それらはパワハラ・モラハラを正当化する理由にはなりません。客観的に見て、職場環境に問題があったと認識することが大切です。
自分の感情の整理：過去の辛い経験を振り返ることは、心の傷を癒す上で重要です。しかし、それに囚われすぎず、前を向くことも大切です。信頼できる友人や家族、専門機関に相談するのも良い方法です。

2. 転職活動における戦略

介護職への未練がある一方で、過去のトラウマから躊躇している気持ちも理解できます。そこで、転職活動においては、慎重な戦略が必要です。

職場の雰囲気調査：転職サイトや口コミサイトを活用し、気になる施設の雰囲気を事前に調査しましょう。従業員の定着率や離職率、口コミの内容などをチェックすることで、ブラック企業を避けることができます。求人票だけでは分からない情報も得られるので、積極的に活用しましょう。
面接での対応：面接では、過去の経験について正直に話すことが大切です。ただし、ネガティブな感情に偏らず、そこから何を学び、どのように成長したのかを伝えることが重要です。例えば、「以前の職場では、コミュニケーション不足によるトラブルを経験しました。その経験から、チームワークの重要性や、円滑なコミュニケーションのスキルを磨く必要性を痛感しました。」といったように、前向きな姿勢を示しましょう。また、「どのような職場環境を求めているか」を明確に伝えることで、あなたに合った職場を見つけることができます。
キャリアカウンセリングの活用：転職活動に迷う場合は、キャリアカウンセラーに相談してみましょう。専門家のアドバイスを受けることで、自分の強みや弱みを客観的に把握し、最適なキャリアプランを立てることができます。ハローワークや民間企業のキャリアカウンセリングサービスなどを活用しましょう。

3. 介護職以外の選択肢

介護職への未練がある一方で、過去の経験から躊躇している気持ちも理解できます。介護のスキルや経験を活かせる他の職種も検討してみましょう。

訪問介護：利用者宅を訪問して介護を行うため、職場環境によるストレスを軽減できる可能性があります。独立開業も目指せるため、将来のキャリアプランも広がります。
デイサービス：通所介護サービスを提供するデイサービスでは、利用者とのコミュニケーションを重視した働き方ができます。チームワークを重視する職場も多いので、人間関係の面でも安心できる可能性があります。
介護関連の事務職：介護施設や介護事業所で働く事務職員は、直接介護業務に関わらないため、精神的な負担が軽減されます。介護の知識や経験を活かしながら、安定した職場で働くことができます。
福祉関連の相談支援：介護に関する相談業務を行うことで、間接的に介護に関わりながら、自分のペースで仕事を進めることができます。専門性を活かしつつ、人間関係のストレスを軽減できる可能性があります。

4. 具体的な転職ステップ

1. 自己分析：過去の経験を踏まえ、自分の強みや弱み、キャリア目標を明確にしましょう。
2. 情報収集：転職サイト、求人情報誌、ハローワークなどを活用し、自分に合った求人を探しましょう。
3. 応募書類作成：履歴書、職務経歴書、面接対策をしっかり行いましょう。
4. 面接：自信を持って、自分の経験やスキル、キャリアプランを伝えましょう。
5. 内定承諾：条件などを確認し、納得の上で内定承諾を行いましょう。
6. 入社準備：新しい職場で活躍できるよう、準備を行いましょう。

5. 成功事例

私はこれまで多くの介護職の方々の転職を支援してきました。中には、あなたと似たような辛い経験をされた方もいらっしゃいます。しかし、適切な転職活動と新しい職場の選択によって、やりがいのある仕事を見つけ、充実した日々を送っている方々も数多くいます。

例えば、以前、パワハラに苦しんだ介護士の方が、私のサポートを受け、少人数制の訪問介護事業所に転職しました。新しい職場では、温かい雰囲気の中で仕事ができ、利用者の方々との信頼関係を築きながら、やりがいを感じているそうです。

まとめ

介護職からの転職は、決して簡単な決断ではありません。しかし、適切な準備と戦略、そして専門家のサポートを受けることで、必ず成功させることができます。過去の辛い経験をバネに、あなたに合った職場を見つけ、幸せなキャリアを築いていきましょう。

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