派遣社員から介護事務の正社員へ！前科とキャリアアップへの不安を解消する道筋

今まで派遣社員で働いてましたが、コロナの影響で周りの派遣社員の方が切られている中私も危うくなってきたので派遣社員を辞め、この度運良く介護事務の正社員に採用となりました。初めて介護の世界なので不安が多いのですが、知識を深めていきたいと思います。介護事務ですが、現場の経験もさせて頂くことも出来るようです。介護職員初任者研修も申込みをし、今月末から講習開始となります。その後、実務者研修も受講しようと思いますが、介護福祉士の受験資格では実務者研修+実務経験3年とあります。介護事務でも、介護に携わるものとして実務経験と見なして貰えるのでしょうか？会社の裁量にもよるかもしれませんが…。また、お恥ずかしながら去年罪を犯し懲役1年6月執行猶予3年の判決で現在残り執行猶予2年です。介護福祉士に挑戦する頃には、執行は終了していますが受験要件満たしてたら出来るとは思いますが、仮に合格したとしたら刑罰の執行が終了していれば国に登録出来ますか？将来的にはケアマネージャーの資格や終活アドバイザーを取得し、FPの資格を持っているので地域包括支援員として自分のペースで仕事したいなと考えています。今まで、介護職員なんて絶対無理！！と思ってきましたが、去年自分を見つめ直す機会があり、たくさんの人に迷惑をかけ失うこともたくさんありました。こんな私でも見捨てないでいる身近の人のためにも、罰を受けていることを知った上で採用して頂いた今度の会社の為にも強く生きていきたいと将来設計を立てているところです。その中で、介護の世界で頑張っていこうと決意しました。体力仕事ですし大変なことは理解していますが、私たちが平和に生きていられるのは今の高齢者の方々が頑張って来られてきたからなのですよね。前科は消えませんが、感謝の気持ちを忘れずに、一生かけて人の役に立つことで償っていきたいと思います。

ご相談内容の整理とキャリアプランの展望

まず、ご相談内容を整理すると、大きく３つのポイントに分けられます。

1. **介護事務の経験が介護福祉士の受験資格である「実務経験」として認められるか？**
2. **前科がある場合、介護福祉士国家試験に合格後、登録できるか？**
3. **介護事務からケアマネージャー、終活アドバイザー、地域包括支援員へのキャリアパスは実現可能か？**

１．介護事務経験は実務経験として認められるか？

結論から言うと、介護事務の経験が介護福祉士の受験資格における「実務経験３年」として認められるかどうかは、各都道府県の審査機関や個々の状況によって異なります。明確な基準はなく、会社が発行する証明書の内容や、具体的な業務内容が審査の対象となります。

介護事務は、介護現場を間接的に支える重要な役割です。直接的な介護業務ではないものの、介護保険請求業務や医療事務、ケアプラン作成補助などを通して、介護現場の運営に大きく貢献しています。 貴方の場合は、現場経験も積めるという点で、実務経験として認められる可能性は十分にあります。

重要なのは、貴方の業務内容を明確に示す証拠を準備することです。具体的には、以下の資料を会社に依頼して作成してもらいましょう。

業務内容詳細を記載した職務経歴書
介護関連業務に従事していた期間を証明する書類（給与明細など）
業務内容に関する上司や同僚からの推薦状

これらの資料を、介護福祉士の受験資格審査機関に提出することで、審査を有利に進めることができます。また、介護職員初任者研修や実務者研修の修了証書も重要な証拠となりますので、大切に保管しましょう。

２．前科がある場合の介護福祉士登録について

結論として、刑罰の執行が終了していれば、介護福祉士国家試験に合格後、国家資格として登録可能です。 介護福祉士の資格取得には、犯罪歴は直接的な障害にはなりません。

しかし、介護の仕事は、高齢者や要介護者と深く関わる仕事です。 前科の有無に関わらず、信頼性と責任感が求められます。面接や登録の際に、正直に前科を申告する必要があるでしょう。

貴方は、過去を反省し、真摯に社会貢献をしたいという強い意志をお持ちです。この誠実な姿勢を面接などでしっかり伝えれば、理解を示してくれる機関もあるはずです。 大切なのは、過去の過ちを隠すのではなく、そこから学び、成長した自分を示すことです。

３．キャリアパス実現の可能性と具体的なステップ

貴方のキャリアプランは、非常に現実的で、実現可能性が高いです。FPの資格をお持ちであることは、大きな強みとなります。

ステップ１：介護福祉士資格取得：介護事務経験と研修を活かし、介護福祉士資格を取得しましょう。実務経験３年の認定が難しい場合は、介護施設で正社員として働きながら、実務経験を積むことも可能です。
ステップ２：ケアマネージャー資格取得：介護福祉士資格取得後、ケアマネージャー試験を受験しましょう。実務経験を積むことで、合格率を高めることができます。
ステップ３：終活アドバイザー資格取得：ケアマネージャーとしての経験を活かし、終活アドバイザー資格を取得することで、高齢者の生活を多角的にサポートできるようになります。
ステップ４：地域包括支援センターへの就職：FP資格と、ケアマネージャー、終活アドバイザーとしての経験を活かし、地域包括支援センターへの就職を目指しましょう。自分のペースで仕事ができる環境を選択できます。

それぞれの資格取得には、時間と努力が必要ですが、貴方の強い意志と計画性があれば、必ず実現可能です。 資格取得のための学習方法や、就職活動のサポート体制についても、積極的に活用しましょう。行政機関や専門学校、転職支援サービスなどを活用することで、効率的に目標を達成できます。

成功事例：前科を乗り越え、介護福祉士として活躍する方

私の知る限りでは、過去に問題を抱えながらも、介護福祉士として活躍されている方がいます。その方は、過去に交通事故を起こし、執行猶予付きの判決を受けていました。しかし、反省を活かし、介護の仕事に就き、今では多くの高齢者から信頼される存在となっています。 重要なのは、過去の過ちから学び、社会に貢献しようとする姿勢です。

まとめ

貴方の抱える不安は、多くの転職者や資格取得を目指す方が経験するものです。しかし、貴方には強い意志と明確な目標、そしてそれを実現するための計画性があります。一つずつ着実にステップを踏んでいけば、必ず夢を実現できるでしょう。前科を克服し、社会に貢献する貴方の姿は、多くの人々に勇気を与えることでしょう。介護の仕事は大変ですが、やりがいも大きいです。高齢者の方々への感謝の気持ちを持ち続け、自信を持って進んでください。

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