訪問介護のストレス、罵詈雑言を浴びせられる…どうすれば？転職も視野に解決策を探る

訪問介護の仕事をしています。ストレスでこちらの調子が悪くなるくらい、罵詈雑言浴びせてくる利用者に対して、どうやっていけばいいでしょう？罵詈雑言浴びせる相手が欲しくてか、私のサービスを減らしてくれません。他の会社のヘルパーは断ったのに、私の部分まで減らせなんて言ってないといってきています。顔も見たくない。そのくらい嫌ですが、仕事はもちろんやるべきことやってます。お話を聞いてます。サービスを１日一回にしろ！と言うのでそのようにケアマネさんはしましたが、私がくる日は二回だろ！と言い始めてます。具合が悪くなってきました…。少しだけストレスが減ると思っていたのですが…。このことで土曜日は１日中泣いてました。今も動悸がして涙も出て、もう出勤しないとなのに、体が鉛のように重くて起き上がれません。着替えや食事は済ませたから出るだけなのに。ケアマネさん通して、怒鳴ったり大きな声ださないでもらえないか相談してもいいのでしょうか？

訪問介護の現場で、利用者からの罵詈雑言に苦しんでいる、というご相談ですね。非常に辛い状況だと想像できます。毎日、心身ともに疲弊している状態では、このままでは心身の健康を損なってしまう可能性もあります。まずは、ご自身の心身の健康を第一に考えましょう。

この状況を改善するためには、いくつかのアプローチが必要になります。単に「我慢する」のではなく、積極的に問題解決に取り組むことが重要です。今回は、以下の３つの観点から、具体的な解決策を提案します。

１．現状分析と具体的な問題点の整理

まず、現状を客観的に分析し、問題点を明確にしましょう。

利用者からの罵詈雑言：具体的な言葉遣いや頻度、状況などを記録しましょう。これは、ケアマネージャーや上司への相談、そして今後の対応策を考える上で重要な証拠となります。
サービス提供時間の変更：ケアマネージャーとの連携状況を確認しましょう。利用者の要望と、介護計画との整合性が取れているか、そして、その計画があなたの負担を軽減する方向に適切に調整されているかを確認する必要があります。サービス提供時間だけでなく、内容についても検討が必要です。
利用者の心理状態：利用者の背景や、なぜそのような言動をとるのかを理解しようと努めることが重要です。認知症や精神疾患の可能性も考慮し、ケアマネージャーに相談して、専門家の意見を仰ぐことも有効です。
あなたの感情と身体症状：動悸や涙、倦怠感といった症状は、深刻なストレスのサインです。無理をせず、休息をとることを優先しましょう。必要であれば、医療機関を受診し、医師に相談することをお勧めします。

これらの情報を整理することで、問題の核心が見えてきます。例えば、利用者の言動が、認知症による症状なのか、それとも意図的なものなのかを区別する必要があります。

２．具体的な対応策と関係者への相談

問題点を明確にしたら、具体的な対応策を考えましょう。

ケアマネージャーへの相談：これは非常に重要です。現状を詳細に伝え、利用者の言動、あなたの苦痛、そして改善策について相談しましょう。ケアマネージャーは、介護計画の見直し、利用者への対応方法の助言、そして他のヘルパーとの連携調整など、様々なサポートをしてくれます。ケアマネージャーを通し、利用者本人にも、怒鳴ったり大きな声で話さないようにお願いするのも有効です。具体的な言葉遣いを指示してもらうのも良いでしょう。例えば、「〇〇さん、お気持ちは分かりますが、もう少し穏やかな言葉遣いでお話していただけませんか？」といった具体的な表現を提案してもらいましょう。
上司や同僚への相談：職場の上司や同僚にも相談しましょう。彼らはあなたの状況を理解し、サポートしてくれるはずです。相談することで、一人で抱え込まずに済むだけでなく、職場全体で問題解決に取り組む体制を作ることができます。もしかしたら、同じような経験をした人がいて、アドバイスをもらえるかもしれません。
専門機関への相談：状況によっては、専門機関への相談も検討しましょう。産業医や精神科医などに相談することで、心のケアを受け、適切なアドバイスを得ることができます。介護職はストレスの多い仕事です。専門家の力を借りることをためらわないでください。
記録の保持：利用者からの暴言や、対応内容、ケアマネージャーや上司とのやり取りなどを記録しておきましょう。これは、今後の対応や、必要に応じて法的措置をとる際にも役立ちます。

これらの対応策を並行して進めることで、状況の改善が期待できます。

３．転職の可能性も視野に入れる

現状が改善しない場合、転職も視野に入れるべきです。あなたの健康と心の平穏を守るためには、それが最善の選択かもしれません。

転職活動の準備：転職活動の準備を始めましょう。自分のスキルや経験を整理し、求人サイトなどを活用して、自分に合った職場を探しましょう。訪問介護以外の職種も検討してみるのも良いかもしれません。
キャリアカウンセリングの活用：転職活動は一人で抱え込まず、キャリアカウンセラーに相談しましょう。彼らはあなたの強みや弱みを客観的に分析し、最適なキャリアパスを提案してくれます。また、面接対策などもサポートしてくれます。
新しい職場の選び方：新しい職場を選ぶ際には、職場の雰囲気や、上司や同僚との関係性、そして、ストレス対策などがしっかりとしているかなどを確認しましょう。求人情報だけでなく、口コミサイトなども参考にすると良いでしょう。

転職は大きな決断ですが、あなたの健康と幸せを守るためには必要な選択かもしれません。

まとめ

訪問介護の仕事はやりがいのある仕事ですが、同時にストレスの多い仕事でもあります。今回のケースのように、利用者からの暴言に苦しむことは決して珍しくありません。しかし、一人で抱え込まず、周囲の力を借りながら、積極的に問題解決に取り組むことが重要です。ケアマネージャー、上司、同僚、そして必要であれば専門機関に相談し、適切なサポートを受けましょう。そして、現状が改善しない場合は、転職という選択肢も視野に入れてください。あなたの健康と幸せを第一に考えて行動することが大切です。

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