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70代の義母の異変…うつ病?認知症?専門家が教える原因と適切な対応

70代の義母の異変…うつ病?認知症?専門家が教える原因と適切な対応

この記事では、70代の義母の異変に悩むあなたに向けて、その原因として考えられる可能性と、専門家として私がお勧めする具体的な対応策を提示します。義母の症状がうつ病なのか、認知症なのか、あるいは他の原因によるものなのかを判断するために、どのような点に注目し、どのような検査を受けるべきか、詳しく解説します。また、ご家族がどのようにサポートしていくべきか、具体的なアドバイスを提供します。

70代の義母についてです。ここ最近の義母の様子がおかしく、この症状は、うつ病なのか、痴呆症なのか、何に当てはまるか意見を聞きたいです。

昨日、義実家でご飯を食べていたら、「聞いて❗️ばあちゃん頭がおかしくなっちゃったの」と始まりました。何が❓と聞くと、「夜になるとイライラして眠れないから睡眠薬を飲んでるんだ。1つの錠剤を半分にして飲んでるんだけど、気がついたら、その半分が床に落ちていて、飲んだか飲まないんだか分からなくなってそれを飲んだら、頭おかしくなっちゃって。」

これを飲んでも1粒なので1錠分です。

そして、身体がおかしくなったから、二階にいる義父に、「じーちゃん来て!」と呼んだらしく。なぜか、今からご飯食べるから下に来て!と言ったそうです。下の部屋に来ても部屋はガチャガチャ。気がついたら朝6時になってた。と言われました。

それは何時の出来事だったのか❓と聞いても覚えていないと。多分、自分は夜中だと思います。

義父が異変を感じ、病院行くぞと言っても、義母は大丈夫だからと拒否。

この、「頭がおかしくなっちゃった」の発言は、3〜4回目です。以前にも、夜中の2時に息子の携帯に電話が来て、「昼間、じーちゃんと刺身買いに行って頭がおかしくなっちゃったの」と急に変な事言われた時ありました。

多分、この電話の事も覚えていないと思います。

そして、何でもネガティブで、「私は何歳まで生きられるかな。もう先は長くないから。」と暗い発言ばかりです。

主人は、歳だから、寝ぼけたんだろうと言いますが、私は違うような気がしてなりません。

もし、病院に行くならどこの科で何の検査を受けた方が良いのでしょうか。

1. 義母の症状から考えられる原因

70代の義母様の症状から、いくつかの原因が考えられます。以下に、それぞれの可能性と、その特徴を詳しく解説します。

1.1 うつ病

高齢者のうつ病は、見過ごされがちですが、非常に深刻な問題です。主な症状としては、以下の点が挙げられます。

  • 気分の落ち込み: ほとんど毎日、気分が落ち込んでいる状態が続きます。
  • 興味や喜びの喪失: 以前は楽しんでいたことに対して、興味や喜びを感じなくなります。
  • 睡眠障害: 不眠または過眠の症状が現れます。義母様の場合、夜間のイライラや睡眠薬の使用、睡眠時間の変化などが関連している可能性があります。
  • 食欲の変化: 食欲不振または過食が起こります。
  • 疲労感: 常に疲労感を感じ、体がだるい状態が続きます。
  • 集中力の低下: 物事に集中できず、決断力も低下します。
  • 自責感: 自分を責めたり、無価値観を感じたりします。
  • 思考の遅延: 考えがまとまらず、話すスピードが遅くなることがあります。
  • 自殺念慮: 死について考えたり、自殺願望を抱いたりすることがあります。義母様の「私は何歳まで生きられるかな。もう先は長くないから。」という発言は、この兆候である可能性があります。

高齢者のうつ病は、身体的な症状を伴うことも多く、認知症と誤診されることもあります。早期発見と適切な治療が重要です。

1.2 認知症

認知症は、記憶力や思考力、判断力などが低下する病気です。認知症にも様々な種類がありますが、高齢者に多いのはアルツハイマー型認知症と血管性認知症です。主な症状としては、以下の点が挙げられます。

  • 記憶障害: 最近の出来事を忘れやすくなります。義母様が「いつのことだったか覚えていない」というのも、記憶障害の可能性があります。
  • 見当識障害: 時間や場所、人などが分からなくなることがあります。
  • 実行機能障害: 計画を立てたり、手順通りに行動したりすることが難しくなります。
  • 言語障害: 言葉が出てこなかったり、話の内容が理解できなくなったりします。
  • 注意障害: 集中力が続かなくなります。
  • 性格・行動の変化: 怒りやすくなったり、疑い深くなったり、徘徊するようになったりすることがあります。
  • 睡眠障害: 睡眠のリズムが乱れることがあります。

認知症の初期症状は、うつ病と似ていることもあり、区別が難しい場合があります。専門医による正確な診断が必要です。

1.3 薬の影響

睡眠薬の服用が、義母様の症状に影響を与えている可能性も考慮する必要があります。睡眠薬の種類や量によっては、以下のような副作用が起こることがあります。

  • 錯乱: 意識が混濁し、現実と区別がつかなくなることがあります。
  • 記憶障害: 一時的に記憶が曖昧になることがあります。
  • 転倒: ふらつきやすくなり、転倒しやすくなります。
  • 日中の眠気: 昼間に眠気を感じることがあります。
  • paradoxical reaction(逆説反応): 興奮や攻撃性、不安が増すことがあります。

睡眠薬の服用量やタイミング、他の薬との相互作用なども確認する必要があります。医師に相談し、適切な薬の調整を行うことが重要です。

1.4 その他の原因

上記以外にも、以下のような原因が考えられます。

  • 身体疾患: 脳卒中、脳腫瘍、甲状腺機能低下症など、精神的な症状を引き起こす可能性のある病気。
  • 栄養不足: ビタミンB12欠乏症など、認知機能に影響を与える栄養不足。
  • 環境の変化: 住環境の変化や人間関係の変化など、精神的なストレス。

2. 病院に行くなら何科?検査内容は?

義母様の症状を正確に診断するためには、専門医の診察と検査が必要です。以下に、受診すべき科と、主な検査内容を説明します。

2.1 受診科

まずは、以下の科を受診することをお勧めします。

  • 精神科または心療内科: うつ病やその他の精神疾患の診断と治療を行います。
  • 神経内科: 認知症や脳神経系の病気の診断と治療を行います。
  • かかりつけ医(内科): 身体的な病気の有無を確認し、必要に応じて専門医への紹介を行います。

2.2 検査内容

医師は、問診や身体検査に加えて、以下のような検査を行うことがあります。

  • 問診: 症状の経過、既往歴、服用中の薬、生活習慣などを詳しく聞き取ります。ご家族からの情報も重要です。
  • 身体検査: 血圧測定、神経学的検査などを行います。
  • 血液検査: 貧血、甲状腺機能、ビタミンB12などの栄養状態、血糖値などを調べます。
  • 尿検査: 感染症や代謝性疾患の有無を調べます。
  • 認知機能検査: MMSE(Mini-Mental State Examination)や長谷川式簡易知能評価スケールなどを用いて、認知機能を評価します。
  • 画像検査: CTスキャンやMRI検査を行い、脳の構造的な異常や、脳血管の状態を調べます。
  • 脳波検査: 脳の電気的な活動を測定し、てんかんなどの異常がないか調べます。
  • 睡眠検査: 睡眠の質や睡眠中の異常を調べます。

3. 家族としてできること

義母様の症状に対して、ご家族としてできることはたくさんあります。以下に、具体的な対応策をまとめました。

3.1 早期の受診を促す

義母様が病院に行くことを拒否する場合、まずは、ご本人の不安を取り除くことが重要です。

  • 優しく話を聞く: 義母様の気持ちに寄り添い、話を聞いてあげましょう。
  • 一緒に病院に行く: 病院に行くことへの抵抗感を減らすために、一緒に同行しましょう。
  • 専門家の意見を伝える: 医師の診断を受けることの重要性を、穏やかに伝えましょう。
  • 家族のサポート体制を整える: 家族全体で協力し、義母様を支える姿勢を見せましょう。

3.2 義母様のサポート

病院での治療と並行して、ご家族は以下のようなサポートを行うことができます。

  • 安心できる環境作り: 落ち着いて過ごせる環境を整え、安心感を与えましょう。
  • コミュニケーション: 積極的にコミュニケーションを取り、孤独感を和らげましょう。
  • 生活習慣の改善: 規則正しい生活リズムを保ち、バランスの取れた食事を心がけましょう。
  • 趣味や活動の支援: 義母様の興味のあることや、できる範囲での活動を支援しましょう。
  • 服薬管理: 医師の指示に従い、正しく服薬できているか確認しましょう。
  • 専門家との連携: 医師やケアマネージャーなど、専門家と連携し、適切なアドバイスを受けましょう。

3.3 介護保険サービスの活用

必要に応じて、介護保険サービスを利用することも検討しましょう。

  • ケアマネージャーへの相談: ケアマネージャーに相談し、介護保険サービスの利用について検討しましょう。
  • 訪問介護: 訪問介護サービスを利用し、食事や入浴などの生活援助を受けましょう。
  • デイサービス: デイサービスを利用し、日中の活動や交流の機会を増やしましょう。
  • ショートステイ: ショートステイを利用し、ご家族の負担を軽減しましょう。

3.4 家族のケア

ご家族も、義母様の介護で疲れてしまうことがあります。

  • 休息を取る: 自分の時間を作り、休息を取りましょう。
  • 相談できる相手を持つ: 家族や友人、専門家などに相談し、悩みを共有しましょう。
  • 情報収集: 認知症や介護に関する情報を収集し、知識を深めましょう。
  • 専門家のサポート: 精神科医やカウンセラーなどの専門家のサポートを受けることも検討しましょう。

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4. 成功事例

実際に、適切な対応によって症状が改善した事例をいくつか紹介します。

4.1 うつ病と診断されたAさんのケース

75歳のAさんは、長年、夫の介護をしており、次第に気分の落ち込みや不眠、食欲不振に悩むようになりました。精神科を受診した結果、うつ病と診断され、抗うつ薬とカウンセリングが開始されました。薬物療法と並行して、趣味の編み物を再開し、デイサービスに通うことで、徐々に症状が改善し、笑顔を取り戻すことができました。

4.2 認知症と診断されたBさんのケース

80歳のBさんは、物忘れが多くなり、同じことを何度も尋ねるようになりました。神経内科を受診した結果、アルツハイマー型認知症と診断され、認知症治療薬が処方されました。また、ケアマネージャーのサポートを受け、デイサービスや訪問介護を利用することで、生活の質を維持し、家族の負担も軽減されました。

4.3 薬の影響が疑われたCさんのケース

72歳のCさんは、夜間に興奮し、奇妙な行動をとることが多くなりました。医師に相談した結果、服用していた睡眠薬の副作用が疑われ、薬の種類と量を調整したところ、症状が改善しました。

5. まとめ

70代の義母様の異変の原因は、うつ病、認知症、薬の影響など、様々な可能性があります。まずは、専門医の診察を受け、正確な診断を受けることが重要です。ご家族は、義母様の気持ちに寄り添い、安心できる環境を整え、適切なサポートを提供しましょう。介護保険サービスや専門家のサポートも積極的に活用し、ご家族の負担を軽減することも大切です。早期発見と適切な対応によって、義母様の症状は改善し、より豊かな生活を送ることができる可能性が高まります。

この情報が、あなたの助けになることを願っています。何かご不明な点があれば、お気軽にご相談ください。

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