認知症の母親への怒りが止まらない…薄情な私を救うには?【キャリアコンサルタントが解説】
認知症の母親への怒りが止まらない…薄情な私を救うには?【キャリアコンサルタントが解説】
この記事では、認知症の母親の介護に直面し、怒りや葛藤を抱えるあなたに向けて、感情をコントロールし、より良い関係を築くための具体的な方法を提案します。キャリアコンサルタントとしての視点から、仕事と介護の両立、そしてあなた自身の心のケアに焦点を当て、具体的なアドバイスと実践的なヒントを提供します。
認知症の母親について。
私は薄情で心が狭いのでしょうか?
医者からは軽度の認知症と診断されている母ですが日常生活は酷いもので
「物がなくなる事を周りのせいにする、家族の誰かが盗んだと言い切る」
「取り乱すと鬼の形相で周りを責め立てる 30分~1時間続く事も」
「金への執着心が異常に強い、私のお金は一切使うなと主張」
「家族に嘘をつく、隠す、誤魔化す」
「自分がお願いする時は猫なで声で機嫌をとってくる」
「物がなくなった事を人のせいにして、見つかった時も謝らない
それを注意すると黙り込んだり、話を反らそうとする」
書き出したらキリがないぐらい沢山あります。
私はそういう母に疲弊し、時には手が出そうになりますが
「悪気はないんだ。これは病気の症状だ」となんとか我慢しています。
病気の母に対して腹を立てて殴りそうにまでなる自分が未熟なのかと悩みます。
一時期は振り回され過ぎて頭の毛が薄くなりました。
(今は少し毛量がマシになった気がします。)
施設に入れる話も出ましたが本人が強く拒絶したのと、経済面の心配もあり自宅で暮らしています。
自分を育ててくれた母親。遊びも贅沢も我慢して全てを家庭に、育児に捧げてきたであろう母親ですから、私は全てを受け入れ母親が死ぬまで支えてあげなければと頭では思うんです。
しかし母の声を聞くだけでイライラし、何かおかしな発言、おかしな行動をする度に抑え切れない程の怒りが沸いてくるのです。
父と母は同居。私は車で15分の場所に住んでいます。
父も同居しているだけで大きなストレスを感じ、話す事もほとんど無い(それを避けている)ようです。それは仕方ないと思います。私もそうですから。
もう何が言いたいのか、ただの愚痴になっていますが
私のように 親の認知症でどうしようもない状況の方
怒りの感情は沸いてきませんか?
どのように気持ちを静めていますか?
親の介護は、多くの人にとって非常に困難な経験です。特に認知症の親の介護は、感情的な負担が大きく、日々の生活に大きな影響を与えます。今回の相談者様のように、怒りや罪悪感、無力感といった複雑な感情に苛まれることは珍しくありません。しかし、決してあなただけではありません。多くの人が同じような悩みを抱え、懸命に乗り越えようとしています。
1. 認知症介護における感情の理解
まず、あなたが抱える感情は、決して「薄情」や「未熟」からくるものではないことを理解してください。認知症の症状は、本人の人格や行動を大きく変えてしまうため、介護者は戸惑い、怒り、悲しみといった様々な感情を抱くのは当然のことです。これらの感情を否定せず、受け止めることが、第一歩となります。
- 怒りの感情: 認知症の症状による言動は、時に理不尽で理解しがたいものです。それが、怒りや苛立ちを引き起こすのは自然な反応です。
- 罪悪感: 怒りを感じることに対して、「こんなことを思ってはいけない」と罪悪感を抱くこともあります。しかし、感情はコントロールできるものではなく、感じることは悪いことではありません。
- 悲しみ: 認知症によって、以前の親との関係性が失われることへの悲しみも感じるでしょう。
これらの感情を認識し、自分を責めすぎないことが重要です。あなたは、最善を尽くそうと努力しているのです。
2. 怒りの感情をコントロールするための具体的な方法
怒りの感情をコントロールするためには、具体的な方法を実践することが重要です。以下に、いくつかの方法を紹介します。
2-1. 認知行動療法(CBT)の活用
認知行動療法(CBT)は、思考パターンを変えることで感情をコントロールする心理療法です。認知症介護においても、CBTの考え方を応用することができます。
- 思考の再構築: 認知症の親の言動に対して、「なぜこんなことをするんだ」と考えるのではなく、「これは病気の症状だ」と捉え直すように努めましょう。
- 行動の分析: 怒りを感じたときに、どのような状況で、どのような思考パターンになっているのかを記録し、客観的に分析します。
- 代替思考の獲得: 怒りの感情を引き起こす思考パターンを特定し、より建設的な考え方に置き換える練習をします。例えば、「また嘘をついている」ではなく、「物忘れをしてしまったんだな」と考えるようにします。
2-2. 感情を言葉にする
感情を言葉にすることは、感情を整理し、客観的に見つめるために有効です。日記を書いたり、信頼できる人に話したりすることで、心の負担を軽減することができます。
- 日記: 毎日、自分の感情や出来事を記録します。
- カウンセリング: 専門家との対話を通じて、感情を整理し、問題解決の糸口を見つけます。
- サポートグループ: 同じような境遇の人々と交流し、共感し合うことで、孤独感を解消し、心の支えを得ます。
2-3. ストレスマネジメント
介護は、心身ともに大きなストレスがかかります。ストレスを適切に管理することも、怒りの感情をコントロールするために重要です。
- 休息: 十分な睡眠を取り、休息時間を確保します。
- リラックス法: 深呼吸、瞑想、ヨガなど、自分に合ったリラックス方法を見つけ、実践します。
- 趣味: 好きなことに時間を使うことで、気分転換を図ります。
- 運動: 適度な運動は、ストレス解消に効果的です。
2-4. 環境調整
介護環境を整えることも、怒りの感情をコントロールするために重要です。
- 情報収集: 認知症に関する知識を深め、症状や対応方法を理解します。
- 専門家の活用: 医師、ケアマネジャー、ヘルパーなど、専門家のサポートを受けます。
- 家族との協力: 家族と協力し、介護の負担を分担します。
- 一時的な避難: 状況が辛い場合は、一時的に距離を置くことも必要です。
3. 仕事と介護の両立
仕事と介護の両立は、多くの人にとって大きな課題です。しかし、適切な工夫とサポートがあれば、両立は可能です。
3-1. 職場の理解と協力
まずは、職場で介護の状況を伝え、理解と協力を求めましょう。
- 上司への相談: 介護の状況を正直に伝え、勤務時間や業務内容について相談します。
- 同僚への協力: 必要に応じて、同僚に協力を求めます。
- 介護休暇・時短勤務: 会社の制度を活用し、介護と仕事の両立を図ります。
3-2. 介護サービスの活用
介護サービスを積極的に活用し、負担を軽減しましょう。
- ケアマネジャー: ケアマネジャーに相談し、適切な介護サービスを提案してもらいます。
- 訪問介護: ヘルパーに自宅での介護をサポートしてもらいます。
- デイサービス: 日中の時間をデイサービスで過ごしてもらい、介護者の負担を軽減します。
- ショートステイ: 短期間、施設に入所してもらい、介護者の休息時間を確保します。
3-3. タイムマネジメント
仕事と介護を両立するためには、タイムマネジメントが重要です。
- スケジューリング: 介護と仕事のスケジュールを明確にし、時間管理を行います。
- タスクの優先順位付け: 重要なタスクに集中し、効率的に業務をこなします。
- スキマ時間の活用: 移動時間や休憩時間を有効活用します。
4. 成功事例と専門家の視点
多くの人が、認知症の親の介護と仕事の両立に成功しています。以下に、成功事例と専門家の視点を紹介します。
4-1. 成功事例
Aさんは、母親の認知症介護とフルタイムの仕事を両立しています。彼女は、職場で介護の状況を説明し、理解と協力を得ました。また、ケアマネジャーと連携し、適切な介護サービスを活用することで、負担を軽減しています。彼女は、「一人で抱え込まず、周りの人に頼ることが大切です」と語っています。
Bさんは、父親の認知症介護をしながら、在宅ワークで仕事をしています。彼女は、柔軟な働き方をすることで、介護と仕事の両立を実現しています。彼女は、「自分のペースで仕事ができるので、介護とのバランスが取りやすいです」と話しています。
4-2. 専門家の視点
精神科医のC先生は、次のように述べています。「認知症介護は、非常に精神的な負担が大きいものです。介護者は、自分の感情を大切にし、無理をしないことが重要です。専門家のサポートを受けながら、自分自身の心のケアも忘れずに行ってください。」
ケアマネジャーのDさんは、次のように述べています。「介護サービスを積極的に活用し、介護者の負担を軽減することが大切です。一人で抱え込まず、周りの人に頼ることも重要です。」
5. まとめ:あなたを支えるために
認知症の親の介護は、困難な道のりですが、決して一人ではありません。あなたの感情を理解し、適切な方法で対処することで、より良い介護生活を送ることができます。そして、その過程で、あなた自身も成長し、強くなることができます。
以下に、今回の記事のポイントをまとめます。
- 感情の理解: 怒りや罪悪感は、自然な感情であることを受け入れましょう。
- 感情コントロール: 認知行動療法、感情を言葉にすること、ストレスマネジメント、環境調整などを実践しましょう。
- 仕事と介護の両立: 職場の理解と協力を得て、介護サービスを活用し、タイムマネジメントを行いましょう。
- 専門家のサポート: 専門家のアドバイスを受け、自分自身の心のケアも忘れずに行いましょう。
あなたが抱える悩みは、決して特別なものではありません。この記事で紹介した方法を参考に、少しでも心が軽くなり、前向きな気持ちで介護に取り組めることを願っています。そして、あなた自身を大切にしてください。
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