最愛の家族との別れと、医療現場への疑問:私たちができること
最愛の家族との別れと、医療現場への疑問:私たちができること
この度は、大変つらい経験をされましたこと、心よりお見舞い申し上げます。最愛のご家族を亡くされた悲しみは、計り知れないものと思います。そして、その過程で様々な疑問や不信感を抱かれたこと、本当に苦しいお気持ちだったでしょう。今回の記事では、ご相談内容を拝見し、医療現場で起こりうる状況と、私たちがどのように向き合っていくべきか、キャリア支援の専門家としての視点から考察していきます。
拙い文章と長文失礼致します。85歳の元気で焼肉やお寿司が大好きで、なんでも食べられてお酒を飲むこともできる、歩くのも自転車も好きで足腰もしっかりしている、カラオケも好きな祖父が倒れてから12日後に亡くなりました。昨年、祖母を亡くし一人暮らしの家で下痢をして倒れていました。2階の部屋は41度、熱は41度ありました。長男が気づいた為、救急車を呼び病院へ搬送されました。救急隊からは下痢をしており脱水症状がひどいと言われました。しかし助かったよありがとうなどの会話ができたようです。次の日も38度ほどの熱がありましたが、午後には微熱になりました。看護師さんからも典型的な熱中症ですね、と言われていました。5日目から何故か腕が動かなくなり、トイレに行けなくなったと連絡を受けました。6日目にようやく主治医に会わせてもらえました。すると、本当にこの人は一人で生活していたの?こんなに何もできないのに、一人で生活をしていたなんて理解できない、私にはただのボケ老人にしか見えない。高齢だから死ぬってこういうことですよ、私なら若ければ馬乗りになってでも助けるけどもう高齢だからね、一週間が山だと思って下さいと言われました。しかし検査結果は脳の異常や体も全て正常だと分かりました。強いて言えば、筋肉の数値が少しだけ高かったことくらいです。その時点で、延命とかします?呼吸器とかでもしますか?などとも聞かれていました。主治医との会話後、面会が少しだけできました。いつも通り元気に話せるように戻っていました。お腹が空いたとか、水を飲みたいと笑いながら言っていました。喉が乾いてるみたいなのですがと看護師さんに聞いてみると、自動販売機で買ってきて下さいと言われました。しかし置いておいて薬と一緒に飲ませるので今は飲ませないでと言われましたので、仕方なくその場に置いておきました。7日目も電話をしたところ、昨日と変わりないと言われました。しかし8日目になり、母兄が面会に行ったところ(面会はこのご時世でなかなかできない為、毎日行けず)昨日と変わりないと言っていたけど、カリウムの点滴以外にも、急に色んなもの繋がれちゃっててかなり元気がなくなっているよと報告を受けました。また祖父も、何も飲ませてもらえないし食べさせてもらえないから俺はここから出られないかもしれないなあとボヤいていたようです。また、それに対し看護師さんに聞くと水は飲みたいって言ってるから沢山飲ませてますと言っておりました。翌日になり、容体が変わりないと言っていたのにも関わらず連絡ないまま呼吸器もつけられていました。私どもとしてはこの少しでも意識があるときに声をかけてあげたかったという思いです。その翌日、突然容体が急変し一度心臓が3分ほど止まるという危篤状態となりました。蘇生し、一命は取り留めました。また、昨日は看護師さんから水を飲ませていると言われましたが、主治医からは一切飲ませていないと言われ辻褄が合いませんでした。その日に血圧が下がっており、輸血をすると言われました。この時点で自発呼吸は0でした。翌日も同じような状況が続き、透析も進められましたが断りました。鼻から輸血した血が大量に溢れ返っており見ていられませんでした。そのような追加の処置はその場で言ってくれず、全て私たちが帰った後に電話で言われました。2日間、みんなで交代しながら声をかけ続けて叫び続けました。その翌日、主治医やいつもいた看護師さんはその日は全員上の階にいると言われ、何の説明されないまま血圧がどんどん下がっていき息を引き取りました。熱中症当日に亡くなるなどは聞いたことあるのですが、数日後にこのように亡くなることもあるのでしょうか?辻褄が合わなかったり、言い方も助けるような発言が一切なく、寿命ってこういうことですよなどとも言われ、どんどん見ていないうちに様々な処置が進んでいたことと、口コミにもかなりひどいことが書かれていたのでやりきれない思いでいっぱいです。来年式を挙げる予定でしたので、花嫁姿も見せたかったです、成人した弟を連れて飲みにも連れて行きたかったです。無念でなりません。こういうケースもあるのでしょうか、、、あるのならもう少し煮え切るのかもしれないのですが、、、何か分かることがあれば教えていただけると幸いです。もちろん自分自身ももっと様子が見れればなど反省点は山ほどあります。コロナで会いに行けなかったこと悔やんでも悔やみきれず、何度も遺体に向けて謝りました。謝っても済まされませんが。
ご相談者様の置かれた状況を考えると、以下のような点が大きな心の負担となっていると推察されます。
- 突然の出来事と、その後の急変:元気だったおじい様が、熱中症で倒れ、数日後に亡くなるという急展開に、深い衝撃を受けられたことでしょう。
- 医療現場への不信感:主治医や看護師の対応、説明の食い違い、そして「寿命」という言葉に、不信感とやりきれない思いを抱かれたことと思います。
- 最期を看取れなかった後悔:コロナ禍で面会が制限され、十分な時間を共に過ごせなかったこと、そして、もっと何かできたのではないかという自責の念。
- 未来への希望の喪失:結婚式や弟様との将来の夢が叶わなかったことへの深い悲しみ。
これらの感情は、ごく自然なものです。大切な人を失った悲しみ、そして医療現場への不信感は、心に大きな傷を残します。しかし、この経験を通して、私たちが学び、将来に活かせることも必ずあります。以下、いくつかのポイントに分けて、ご相談内容への回答と、私たちができることを考えていきましょう。
1. 熱中症と、その経過について
まず、熱中症についてですが、高齢者の場合、特に注意が必要です。体温調節機能が低下していること、そして、水分摂取が不足しがちなことから、重症化しやすい傾向があります。熱中症は、初期には吐き気や頭痛、めまいなどを引き起こしますが、進行すると意識障害や臓器不全を引き起こし、死に至ることもあります。ご相談者様のおじい様の場合、熱中症による脱水症状がきっかけとなり、様々な合併症を引き起こした可能性が考えられます。
熱中症の経過は、人によって異なります。早期に適切な治療が行われれば、回復することもありますが、重症化すると、多臓器不全や敗血症などを併発し、命を落とすこともあります。ご相談内容から、おじい様は熱中症による身体的負担に加え、様々な合併症を発症し、それが死因につながったと考えられます。死亡診断書に記載されていた「多臓器不全、敗血症、感染性腸炎」という病名は、その裏付けとなるものです。
2. 医療現場でのコミュニケーションと、私たちができること
次に、医療現場でのコミュニケーションについて考えてみましょう。ご相談内容からは、主治医や看護師との間で、コミュニケーション不足があったことが伺えます。説明の食い違いや、患者や家族への配慮に欠ける言動は、患者や家族の不安を増大させ、不信感を抱かせる原因となります。
医療現場では、医師や看護師が多忙を極め、十分な説明や患者への寄り添いが難しい状況があることも事実です。しかし、患者や家族にとっては、病状や治療内容について、理解し、納得することが、心の安定につながります。私たちは、医療現場とのコミュニケーションにおいて、以下の点を意識することが重要です。
- 積極的に質問する:病状や治療内容について、疑問に思うことは遠慮なく質問しましょう。専門用語が分からなければ、分かりやすく説明してもらうように頼みましょう。
- 記録を取る:医師や看護師からの説明をメモしたり、録音したりすることで、後で見返すことができます。
- セカンドオピニオンを求める:他の医師の意見を聞くことで、治療方針への理解を深めることができます。
- 情報収集をする:信頼できる情報源から、病気や治療に関する情報を収集しましょう。ただし、インターネットの情報は、必ずしも正確とは限りませんので、注意が必要です。
- 感情を伝える:不安や疑問、不満な点があれば、率直に伝えましょう。
ご相談者様の場合、コロナ禍で面会が制限されていたため、十分なコミュニケーションを取ることが難しかったかもしれません。しかし、電話やオンライン面会などを活用し、積極的に情報収集し、医療チームとのコミュニケーションを試みることもできたはずです。もちろん、これは結果論であり、ご自身を責める必要はありません。今後に活かせる教訓として、心に留めておきましょう。
3. 医療訴訟について
医療現場での対応に不信感を抱いた場合、医療訴訟を検討することもできます。しかし、医療訴訟は、時間と費用がかかり、精神的な負担も大きいため、慎重に検討する必要があります。医療訴訟を検討する前に、以下の点を考慮しましょう。
- 事実関係の確認:医療記録やカルテなどを確認し、事実関係を正確に把握しましょう。
- 専門家への相談:弁護士や医療専門家など、専門家のアドバイスを受けましょう。
- 証拠の収集:医療記録、写真、音声データなど、証拠となるものを収集しましょう。
- 訴訟のメリット・デメリットの検討:訴訟にかかる費用、時間、精神的な負担などを考慮し、訴訟を起こすことのメリットとデメリットを比較検討しましょう。
医療訴訟は、必ずしも勝訴できるとは限りません。また、訴訟を起こすことで、さらに精神的な負担が増すこともあります。ご自身の状況を冷静に判断し、専門家のアドバイスを受けながら、慎重に検討しましょう。
4. 遺族としての心のケア
最愛の人を亡くした悲しみは、時間が経っても消えるものではありません。しかし、悲しみを乗り越え、前向きに生きていくことは可能です。遺族としての心のケアとして、以下の点を意識しましょう。
- 感情を表現する:悲しみや怒り、不安など、自分の感情を抑え込まずに、表現しましょう。
- 周囲の人に話す:家族や友人、専門家などに、自分の気持ちを話しましょう。
- 休息を取る:心身ともに疲れているときは、十分な休息を取りましょう。
- 趣味や好きなことに取り組む:気分転換になるような趣味や好きなことに取り組みましょう。
- 専門家のサポートを受ける:必要に応じて、カウンセリングや精神科医のサポートを受けましょう。
- 故人を偲ぶ:故人の思い出を語り合ったり、写真を見たりすることで、故人を偲びましょう。
- 自分を責めない:後悔の念に駆られることもあるかもしれませんが、自分を責めないようにしましょう。
ご相談者様は、おじい様の最期を看取れなかったこと、そして医療現場への不信感から、強い後悔の念を抱いていらっしゃると思います。しかし、ご自身を責める必要はありません。ご自身ができることは、精一杯やったはずです。そして、おじい様は、きっとあなたの愛情を十分に感じていたはずです。悲しみを乗り越え、前向きに生きていくために、自分を大切にし、周囲の人に支えられながら、少しずつ前に進んでいきましょう。
5. 今後のキャリアと、心の整理
今回の経験は、あなたの人生観や価値観に大きな影響を与えたことでしょう。そして、今後のキャリアや人生について、改めて考えるきっかけになったかもしれません。キャリア支援の専門家として、この経験を活かし、今後のキャリアをどのように考えていくか、いくつかのアドバイスをさせていただきます。
- 自己分析:今回の経験を通して、自分が何を大切にしたいのか、どのような価値観を持っているのかを改めて見つめ直しましょう。
- キャリアプランの再構築:自分の価値観に合ったキャリアプランを立て、目標に向かって進んでいきましょう。
- スキルアップ:自分のスキルを磨き、キャリアアップを目指しましょう。
- 情報収集:様々な情報を収集し、自分のキャリアに役立てましょう。
- 周囲とのコミュニケーション:家族や友人、同僚など、周囲の人とのコミュニケーションを大切にし、支え合いながら生きていきましょう。
今回の経験は、あなたにとって大きな心の傷となりましたが、同時に、人間としての成長を促す貴重な経験でもあります。この経験を活かし、今後のキャリアや人生をより豊かに、そして意味のあるものにしていきましょう。
また、今回の経験を通して、医療現場の現状や課題について関心を持った方もいらっしゃるかもしれません。もし、医療現場で働く人々を支援するような仕事に興味があるのであれば、医療系のNPOや、患者支援団体などでボランティア活動をすることもできます。また、医療関連の企業で、患者サポートや医療機器の開発などに携わることもできます。あなたの経験と、これからのキャリアを重ね合わせることで、社会に貢献することも可能です。
最後に、今回の経験を乗り越え、前向きに生きていくためには、心のケアが不可欠です。専門家のサポートが必要だと感じたら、遠慮なく相談してください。あなたの心の痛みが少しでも和らぎ、穏やかな日々が訪れることを心から願っています。
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6. まとめ:未来への一歩を踏み出すために
今回の経験は、計り知れない悲しみと、医療現場への不信感を抱かせるものでした。しかし、この経験を通して、あなたは多くのことを学び、成長することができました。今後は、この経験を活かし、自分の価値観に基づいたキャリアを築き、より豊かな人生を送ってください。そして、もし可能であれば、医療現場の改善に貢献できるような活動に参加することも、素晴らしい選択肢となるでしょう。
最後に、あなたの心の痛みが癒え、穏やかな日々が訪れることを心から願っています。そして、あなたが未来に向かって、力強く一歩を踏み出せることを応援しています。
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