パソコンの教え方で母と喧嘩…ギスギスした関係を修復し、穏やかな毎日を取り戻すには？【キャリアコンサルタントが教える解決策】
パソコンの教え方で母と喧嘩…ギスギスした関係を修復し、穏やかな毎日を取り戻すには？【キャリアコンサルタントが教える解決策】
今回の記事では、70歳のお母様との関係性で悩んでいる29歳の女性からのご相談にお答えします。パソコンの教え方に関する行き違いから喧嘩になり、関係がギクシャクしてしまっているとのこと。この状況をどのように改善し、再び穏やかな日々を取り戻せるのか、具体的なアドバイスをさせていただきます。
母70歳、娘の私は29歳。母と喧嘩をしました。
どちらが悪いと思いますか？また、今後どうすれば良いでしょうか。
喧嘩になった理由は、パソコンの教え方についてです。
半年前から母はEXITの兼近大樹のファンになり、YouTubeやテラサ、TVerの見方を教えました。
YouTubeとTVerはある程度覚えたのですが、テラサはあまり理解してくれなくて、テラサで見れる番組をTVerで見たりしてました。
母に「TVerはCMスキップできないの？」と聞かれ、「できないよ。この番組ならテラサで見ればいいじゃん。テラサならCM入らないから」と答えました。
母は「テラサにこの番組なかった」と言われ、私は「あるよ！！この前教えたじゃん！！EXITとか兼近大樹ってやって出なかったらロンハーって入れて検索すれば出るから！！！」と怒ってしまいました。
すると母は「もう金輪際パソコンはやりません」
私は続けて「何でそうなるんだよ？！メモとってよ！！何でメモとらないの？！メモしないから何回も同じとこわからなくなるんでしょ？！」とかなりきつめに言ってしまいました。
母は「お前のその怒った顔、話方、にくったらしい」
と言ってきました。
それからお互い口をきかず、その日の晩ご飯に鍋を作りました。
私は「鍋とサラダできたよ。私はあっちの部屋で食べるから」と言ったら「食べません」と言われ、母はその日夜はホットミルクだけ飲んで寝ました。
サラダはラップして冷蔵庫に入れたました。
次の日母は扉を閉めるときはバン！！っと大きい音を立てて閉めたり、私が作ったご飯には手をつけなくなりました。サラダも残ったままだったので捨てました。
喧嘩をしてお互い口をきかなくなり6日目、私は「まだ怒ってるのかい？」と聞いたら「永久に怒ってる」と返されました。
怒ってしまう私が悪いのでしょうか？
でも母にも覚える努力をしてほしかったです。
母と2人暮らしで、職場は自転車で通える範囲なのでなるべくなら家を出たくないですが、このままだとお互い一緒に暮らすのは良くないと思うので家を出るのも考えてはいますが迷っています。
どうしたらこの状況は良くなりますか。
1. 状況の整理と問題点の明確化
まず、ご相談内容を整理し、問題点を明確にしましょう。今回のケースでは、以下の点が主な問題点として挙げられます。
- コミュニケーションの行き違い: パソコンの使い方を教える際の娘さんの伝え方と、お母様の受け止め方にズレが生じ、それが怒りや反発を生んでいます。
- 感情的な対立: 娘さんのきつい言葉遣いと、お母様の「永久に怒っている」という感情的な反応が、関係を悪化させています。
- 相互理解の不足: 娘さんはお母様に理解してほしいという気持ちがあり、お母様は娘さんの言葉に傷ついている可能性があります。
- 生活への影響: 喧嘩により、食事を一緒に取らない、会話がないなど、日常生活に支障が出ています。
これらの問題点を踏まえ、具体的な解決策を検討していきましょう。
2. 怒りの感情への対処法
まずは、ご自身の怒りの感情にどう向き合うかを考えましょう。怒りは、相手への期待や、自分の思い通りにならないことに対するフラストレーションから生まれるものです。今回のケースでは、お母様にパソコンの使い方を理解してほしいという期待が、うまく伝わらないことへの苛立ちにつながっていると考えられます。
怒りの感情をコントロールするためには、以下の方法が有効です。
- 感情を認識する: まずは、「自分は今、怒っている」と自覚することが大切です。自分の感情を客観的に見つめることで、冷静さを取り戻しやすくなります。
- 深呼吸をする: 怒りを感じたら、深呼吸をして心拍数を落ち着かせましょう。4秒かけて鼻から息を吸い込み、6秒かけて口からゆっくりと吐き出すことを繰り返すと効果的です。
- 一時的に距離を置く: 感情的になっているときは、その場を離れることも有効です。別の部屋へ移動したり、散歩に出かけたりして、気持ちを切り替えましょう。
- リフレーミング: 状況を別の角度から見てみましょう。例えば、「お母様はパソコンの操作に慣れていないだけで、学ぶ意欲はある」と考えることで、イライラ感が軽減されるかもしれません。
これらの方法を実践することで、感情的な反応を抑え、冷静にコミュニケーションを取ることができるようになります。
3. コミュニケーションの改善策
次に、お母様とのコミュニケーションを改善するための具体的な方法を提案します。
- 言葉遣いを意識する: 相手を非難するような言葉遣いは避け、穏やかな口調で話すように心がけましょう。例えば、「なぜメモを取らないの？」ではなく、「メモを取ると、後で見返せるから便利だよ」のように、提案型の言葉遣いを意識します。
- 相手の立場に立つ: お母様の年齢や、パソコンに対する知識レベルを考慮し、理解しやすい言葉で説明しましょう。専門用語を避け、具体例を交えながら説明すると、より伝わりやすくなります。
- 褒める: できたことや、頑張っている点を積極的に褒めましょう。「YouTubeを見れるようになったね！すごいね」など、小さなことでも褒めることで、お母様のモチベーションを高め、良好な関係を築くことができます。
- 質問をする: 一方的に教えるのではなく、お母様に質問をして、理解度を確認しながら進めましょう。「この操作は、どう思う？」「何か困ったことはある？」など、相手の意見を聞く姿勢を示すことで、コミュニケーションが円滑になります。
- メモの取り方を工夫する: メモを取ることの重要性を伝えるだけでなく、お母様がメモを取りやすいように、具体的な方法を提案しましょう。例えば、箇条書きでポイントをまとめたり、図解を加えたりするのも効果的です。
- 時間と場所を選ぶ: 落ち着いて話せる時間と場所を選びましょう。忙しい時間帯や、疲れているときは避け、リラックスできる環境で話すことが大切です。
4. お互いの歩み寄りを促す具体的なステップ
関係修復のためには、お互いの歩み寄りが不可欠です。以下のステップを参考に、具体的な行動を起こしてみましょう。
- 謝罪の言葉を伝える: まずは、ご自身のきつい言葉遣いについて、お母様に謝罪の気持ちを伝えましょう。「あの時は言い過ぎてごめんね。あなたを傷つけるつもりはなかったんだ」など、素直な気持ちを伝えます。
- 感謝の気持ちを伝える: 普段の感謝の気持ちを伝えましょう。「いつもご飯を作ってくれてありがとう」「洗濯をしてくれて助かっているよ」など、具体的な言葉で感謝の気持ちを伝えることで、お母様の気持ちも和らぎます。
- 共通の話題を見つける: 共通の趣味や興味のあることを見つけ、一緒に楽しむ時間を作りましょう。EXITの動画を一緒に見たり、近所のカフェに一緒に出かけたりするのも良いでしょう。
- パソコン教室の検討: パソコン教室に通うことを提案してみましょう。専門家から教わることで、お母様の理解が深まり、あなたとの関係も改善される可能性があります。
- 第三者の意見を聞く: 信頼できる親族や友人に相談し、客観的な意見を聞くことも有効です。第三者の視点からアドバイスをもらうことで、新たな気づきが得られるかもしれません。
5. 関係修復のための具体的な行動例
具体的な行動例を参考に、関係修復に向けて一歩踏み出しましょう。
- 手紙を書く: 普段はなかなか伝えられない感謝の気持ちや、謝罪の言葉を手紙にしたためて渡してみましょう。手書きの温かさが、お母様の心に響くはずです。
- プレゼントを贈る: お母様の好きなものや、喜ぶものをプレゼントしましょう。例えば、EXITのグッズや、美味しいお菓子など、ささやかなプレゼントでも、気持ちが伝わります。
- 一緒に食事を作る: 一緒に料理を作ることで、自然な会話が生まれ、距離が縮まります。お母様の得意料理を教えてもらったり、一緒に新しいレシピに挑戦するのも良いでしょう。
- 外出する: 一緒に買い物に出かけたり、公園を散歩したり、気分転換になるような外出を企画しましょう。普段と違う環境で過ごすことで、リラックスした雰囲気の中で会話ができます。
- 家事の分担を見直す: 家事の分担を見直し、お互いの負担を軽減しましょう。例えば、あなたが料理を担当し、お母様が洗濯を担当するなど、役割分担を明確にすることで、お互いの不満を減らすことができます。
6. 家を出る選択肢について
最終的に、どうしても関係が改善しない場合は、家を出るという選択肢も視野に入れる必要があるかもしれません。しかし、すぐに決断するのではなく、以下の点を考慮しましょう。
- 本当に家を出る必要があるのかを再検討する: 状況が改善する可能性がないか、もう一度よく考えてみましょう。関係修復のための努力を最大限に行った上で、それでも改善が見られない場合に、家を出ることを検討しましょう。
- 経済的な準備をする: 家を出る場合は、家賃や生活費など、経済的な準備が必要です。事前に、必要な費用を計算し、貯蓄や収入源を確保しておきましょう。
- 住居を探す: 賃貸物件を探したり、シェアハウスを検討したり、住居を探す必要があります。希望する条件（家賃、場所、間取りなど）を明確にし、情報収集を行いましょう。
- 家族との話し合い: 家を出ることを決めた場合は、事前に家族と話し合い、理解を得るように努めましょう。なぜ家を出る必要があるのか、今後の関係性について、率直に話し合いましょう。
家を出ることは、最終的な手段です。まずは、関係修復のためにできる限りの努力をすることが大切です。
7. 専門家への相談
もし、ご自身だけで解決するのが難しいと感じたら、専門家への相談も検討しましょう。
- カウンセリング: 専門のカウンセラーに相談することで、客観的なアドバイスや、心のケアを受けることができます。
- 家族療法: 家族療法を受けることで、家族全体のコミュニケーションを改善し、問題解決を図ることができます。
- 弁護士: 法律的な問題が発生した場合（例えば、財産分与など）、弁護士に相談することができます。
専門家のサポートを受けることで、より効果的に問題解決に取り組むことができます。
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8. まとめと今後の展望
今回のケースでは、パソコンの教え方に関する行き違いから、母娘の関係がギクシャクしてしまっている状況でした。しかし、適切なコミュニケーションと、お互いの歩み寄りによって、関係を修復し、再び穏やかな日々を取り戻すことは可能です。
まずは、ご自身の感情をコントロールし、相手の立場に立ってコミュニケーションを取ることから始めてみましょう。そして、感謝の気持ちを伝え、共通の話題を見つけるなど、具体的な行動を起こすことで、関係は必ず改善に向かいます。
もし、どうしても解決が難しい場合は、専門家への相談も検討しましょう。あなたの努力と、適切なサポートによって、きっと良い結果が得られるはずです。焦らず、一歩ずつ、関係修復に向けて進んでいきましょう。
このアドバイスが、あなたとお母様の関係改善の一助となることを願っています。
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