自己愛性人格障害の姉との関係に苦しむあなたへ:距離を置き、穏やかな生活を取り戻すための具体的な対処法
自己愛性人格障害の姉との関係に苦しむあなたへ:距離を置き、穏やかな生活を取り戻すための具体的な対処法
この記事では、自己愛性人格障害の疑いがある姉との関係に悩み、その対応策を探しているあなたに向けて、具体的なアドバイスを提供します。介護、家族関係、そして自身の心の平穏を守るために、どのような方法があるのか、一緒に考えていきましょう。
迷惑な姉について
末期がんの父(在宅看護)・認知症の母・私の3人家族です。
車で1時間ほど離れた土地に別居中の姉が1人います(バツイチ独身)。
父の病気がわかってから約1年半になりますが、当初は姉が仕切っていました。
姉は両親の事は大事にしますが、私の事は嫌っていて家政婦兼運転手扱いです。
ものすごく強引な性格で、自分の思った通りに私達3人に電話で指示を出しますが、
自分は一切実家には来ず、ひたすら電話で仕切ります。
顔を合わせる時と言えば、たま~に病院の通院日に顔を見せる時と、父を玉川温泉に連れて行く時のみです。
確かに姉は一生懸命やってくれているのですが、私達にとって苦痛な事が多々あります。
・毎日職場から帰宅すると電話をしてきて、認知症の母に報告をさせ指示をする
(自分の言いつけを守らないと叱られる)
・食べきれないほどの食料を毎週送りつけて来る
(食べきれないのでいらないと言っても、自分の気持ちで送ってるんだから、いらなきゃ捨てろという)
・1カ月8万もする健康食品を送って来る
(高価だからいらないと言ってもやめてくれないので、親心なのか母が400万送金しました)
・病気で弱った父を無理矢理玉川温泉に連れて行く
(体力がもたないから行きたくないと行っても強制的に連れて行きます)
ようするにすべてが強引なのです。
確かに姉は一生懸命やってくれていますが、それが相手にとって負担ならば少し控えるべきなのに、
姉はがんとして『私の気持ちだから』と言って何ひとつ聞き入れません。
とうとう3人とも疲労困憊して、包括センターさん等の力も貸していただき姉から離れる事にしました。
縁を切るとかではなく、しばらくの間、静かにしてくれないかとお願いをしたのです。
それを聞いた姉は、だったら自分は手を引くと言いだし、
介護関係やその他姉が手配していたものをすべて解約しました。
そして私達とは縁を切るといい、1人づつに自分を捨てた事の謝罪と、今後迷惑をかけないという誓約書を書かせ速達で送らせました。
ところが、誓約書を書かせたにも関わらず、ちょうど母の通院日が近かった事もあり、
『50年も親子だったんだから最後に一目会いたい』と言いだし、母も会いに行きました。
すると今度は『月に1度の通院日には毎回同行したい』というのです。
さすがにおかしいだろという話になり、父がもう来ないでほしいと手紙を書いたのですが返事はなし。
(電話だと姉が強引に話を進めてラチがあかないため手紙)
返事はなくてもまさか来ないだろうと私と母はお墓参りにでかけたのですが、
姉はちゃっかり来たらしく、留守番をしていた父の元に現れ、強引にたくさんの食料を置いて行ったそうです。
そして『お父さんに玉川温泉の桜を見せたい』とまた言いだし、もちろん父は断ったのですがしつこく電話してきます。
あまりのしつこさに、姉の自宅と非通知は着信拒否にしたのですが、今度は公衆電話からかけてきます。
我が家の電話は、公衆電話を”拒否”はできず、”ナンバーリクエスト”にしかならないので、姉が適当に番号を押せばかかってしまうのです。
私達が無視していると親戚の電話番号などを使ってくるので思わず出てしまって・・・
私が思うに姉は自己愛性人格障害ではないかと思います。
いくら言っても自分の思い通りにしようとするので困っています。
こういう困った家族がいる場合、どう対処したらいいのでしょうか?
父は法務局に行けばなんとかなるんじゃないかと言うのですが、PCでいろいろ調べてもよくわからなくて。
どなたか姉を確実に遠ざける方法を教えてください。
1. 自己愛性人格障害の可能性と、その特徴
ご相談内容を拝見する限り、ご相談者様の姉には、自己愛性人格障害の可能性が疑われます。自己愛性人格障害とは、自己中心的で、他者の気持ちを理解することに困難を抱える人格特性です。具体的には、以下のような特徴が見られます。
- 自己中心的思考: 自分の欲求や願望を最優先し、他者の気持ちを考慮しない。
- 過剰な自尊心: 自分を特別な存在だと信じ、賞賛を求める。
- 共感性の欠如: 他者の感情を理解し、共感することが難しい。
- 対人関係の困難: 他者を利用したり、見下したりする傾向がある。
- 強引な行動: 自分の思い通りに物事を進めようとする。
ご相談者様の姉の行動は、まさにこれらの特徴と合致するように思われます。しかし、自己愛性人格障害の診断は専門家によるものでなければなりません。もし、姉との関係が非常に苦痛であるならば、専門家への相談を検討することも重要です。
2. 姉との距離を置くための具体的な方法
自己愛性人格障害の疑いがある相手との関係を改善することは、非常に困難です。そのため、まずはご自身の心と生活を守るために、距離を置くことを優先的に考えるべきです。以下に、具体的な方法をいくつか提案します。
2-1. 連絡手段の制限
姉からの連絡を減らすことは、精神的な負担を軽減するために非常に重要です。具体的には、以下の対策を講じましょう。
- 着信拒否: 姉の電話番号、および公衆電話からの着信を拒否設定にする。
- メール・SNSのブロック: メールやSNSでの連絡をブロックする。
- 手紙の受取拒否: 郵便物の受取を拒否する。
- 親戚への協力依頼: 姉からの連絡を避けるために、親戚に事情を説明し、協力を得る。
電話の着信拒否は、ご自身の精神的な平穏を守るために有効な手段です。また、親戚からの連絡を介して、姉からの情報が入ってくる可能性も考慮し、親戚にも事情を説明し、協力を仰ぐことが重要です。
2-2. 物理的な距離の確保
物理的な距離を置くことも、精神的な負担を軽減するために有効です。姉が実家に頻繁に来るのを防ぐために、以下の対策を検討しましょう。
- 訪問の拒否: 姉の訪問を明確に拒否する。
- 鍵の管理: 姉が勝手に家に入れないように、鍵の管理を徹底する。
- 近隣への注意喚起: 姉が勝手に家に入ろうとした場合に備えて、近隣住民に事情を説明し、注意を促す。
姉が自宅に勝手に立ち入ることがないように、鍵の管理を徹底することが重要です。また、近隣住民に事情を説明しておくことで、万が一の事態にも対応しやすくなります。
2-3. 法的な手段の検討
姉の行動がエスカレートし、ご自身の生活に著しい支障をきたす場合には、法的な手段を検討することも選択肢の一つです。ただし、法的な手段は、最終的な解決策であり、時間と費用がかかることを理解しておく必要があります。
- 接近禁止命令: 姉がご自宅に近づくことを禁止する命令を裁判所に申し立てる。
- 弁護士への相談: 弁護士に相談し、法的なアドバイスを受ける。
接近禁止命令は、姉の行動を制限するための有効な手段ですが、証拠の収集や裁判の手続きが必要となります。弁護士に相談し、ご自身の状況に合った最適な方法を検討しましょう。
3. 介護と家族関係における注意点
末期がんの父、認知症の母、そしてご自身の3人家族で、介護をされている状況は、非常に大変なものです。自己愛性人格障害の疑いがある姉との関係に加え、介護という重い負担が加わることで、心身ともに疲弊してしまう可能性があります。以下に、介護と家族関係における注意点をいくつか紹介します。
3-1. 介護サービスの利用
介護は、一人で抱え込まず、介護サービスを積極的に利用しましょう。介護保険制度を利用することで、様々なサービスを受けることができます。具体的には、以下のサービスが利用可能です。
- 訪問介護: ホームヘルパーが自宅を訪問し、食事、入浴、排泄などの介助を行います。
- デイサービス: 日中に介護施設に通い、入浴、食事、レクリエーションなどを行います。
- ショートステイ: 短期間、介護施設に入所し、介護を受けます。
- 訪問看護: 看護師が自宅を訪問し、健康管理や医療処置を行います。
- ケアマネージャーへの相談: ケアマネージャーに相談し、介護に関する様々なアドバイスやサポートを受けます。
介護サービスの利用は、ご自身の負担を軽減し、介護の質を向上させるために不可欠です。ケアマネージャーに相談し、適切なサービスを組み合わせて利用しましょう。
3-2. 家族間の協力
家族間で協力し、介護の負担を分担することも重要です。姉との関係が難しい場合でも、他の親族や友人、知人など、頼れる人に協力を仰ぎましょう。具体的には、以下の方法が考えられます。
- 役割分担: 介護の役割を分担し、負担を軽減する。
- 情報共有: 介護に関する情報を共有し、連携を密にする。
- 定期的な話し合い: 定期的に話し合い、問題点を共有し、解決策を検討する。
家族間の協力は、介護を継続していく上で、非常に重要です。積極的にコミュニケーションを取り、協力体制を築きましょう。
3-3. 自身の心身の健康管理
介護は、心身ともに大きな負担がかかります。ご自身の心身の健康を維持するために、以下の対策を講じましょう。
- 休息: 十分な睡眠を取り、休息する。
- 気分転換: 趣味や好きなことをする時間を作り、気分転換をする。
- 専門家への相談: 精神科医やカウンセラーに相談し、心のケアを受ける。
ご自身の心身の健康を維持することは、介護を継続していく上で、非常に重要です。無理をせず、休息を取り、専門家のサポートも受けながら、心身のバランスを保ちましょう。
4. 専門家への相談
自己愛性人格障害の疑いがある相手との関係、そして介護という状況は、非常に複雑で、一人で抱え込むには限界があります。専門家の力を借りることで、問題解決への糸口が見つかる可能性があります。以下に、相談できる専門家を紹介します。
- 精神科医: 姉の行動について、専門的なアドバイスを受けることができます。また、ご自身の心のケアも受けることができます。
- カウンセラー: 家族関係の問題や、ご自身の心の悩みについて、相談することができます。
- 弁護士: 法的な問題について、相談することができます。
- 介護支援専門員(ケアマネージャー): 介護に関する様々な相談や、介護サービスの利用に関するアドバイスを受けることができます。
専門家への相談は、問題解決への第一歩です。一人で悩まず、積極的に相談してみましょう。
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5. まとめ:穏やかな生活を取り戻すために
自己愛性人格障害の疑いがある姉との関係、そして介護という状況は、非常に困難なものです。しかし、適切な対処法を講じることで、穏やかな生活を取り戻すことは可能です。今回の記事で提案した方法を参考に、ご自身の状況に合った対策を講じてください。
- 自己愛性人格障害の可能性を理解し、その特徴を把握する。
- 連絡手段の制限、物理的な距離の確保、法的な手段の検討など、具体的な方法で姉との距離を置く。
- 介護サービスの利用、家族間の協力、自身の心身の健康管理など、介護と家族関係における注意点を守る。
- 精神科医、カウンセラー、弁護士、ケアマネージャーなど、専門家への相談を検討する。
困難な状況ではありますが、決して一人ではありません。周りの人々に助けを求め、専門家のサポートを受けながら、ご自身の心と生活を守り、穏やかな日々を取り戻せるよう、心から応援しています。
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