「強制退院」の危機！70代夫の介護と自身の病気を抱えるあなたが、安心して新年を迎えるための緊急対策
「強制退院」の危機！70代夫の介護と自身の病気を抱えるあなたが、安心して新年を迎えるための緊急対策
この記事では、70代のご主人の介護とご自身の健康問題という、二重の困難に直面されているあなたへ、具体的な解決策と心の支えとなる情報をお届けします。年末年始を目前に控え、不安で押しつぶされそうになっているあなたの状況を理解し、一つ一つ問題を紐解き、安心して新年を迎えられるよう、具体的な行動プランを提示します。
主人(70歳代)が、5年ほど前から軽い認知症＋パーキンソン病で、要介護2でサービス付き高齢者住宅に入居していました。先月末に、そのサ高住の運営会社が、何の予告もなく急に変わり、家族には電話で「運営者が変わるが、ケアスタッフその他のサービスは全く変わりませんから引き続き入居可能です。」と説明がありました。確かにヘルパーさんなどは継続される方もある程度おられますが、馴染んでいたサービス責任者や施設長は変わり、主人が不安を強く訴え始めたため、新たな入居先を探している矢先に、肺炎の症状が出て救急でＴＳ会病院(総合病院)に入院しました。2週間ほど経ってコロナではない診断がおり、また症状も寛解したので、近いうちに退院の予定と主治医に言われました。
病院に入院したためケアマネージャーさんの提案で、一旦老健に入居してから次の特養などの入居先を(入院してすぐに介護認定を受けて3の見込みです)、探しましょうと言われて、新たなサ高住運営会社とは契約しなかった為、新会社からは退去を促されれています。
近所の老健に入居可能との事で手続き中に、病院から退院を急かされました。ケアマネさんが、日程が急ぐのなら、病院のソーシャルワーカーから老健にその旨を連絡してほしいと伝えて下さったのですが、ソーシャルワーカーと老健の打ち合わせで、医療(パーキンソン病の服薬)が必要という事で、老健の入居はできなくなりました。
病院側は、緊急ショートステイを使ってでも退院してほしいと、入院3週目に入った昨日から1日に何度も急かされます。けれども現在コロナ感染症対応のために、どこも「初利用のショートステイは断ることになっている」と言われます。
ソーシャルワーカーからは自宅でと、強く言われるのですが、私は60歳代後半ですが、今までに多重癌で4回入院して手術３回と放射線治療を受けており、現在も後遺症緩和のために受けた方が良い手術(悪性の疑いは低い部分)と、別に画像では乳房に小さな腫瘍(悪性かどうかは不明)の影があるのですが、細胞の採取自体が傷を伴うため、癌ならすぐ切除手術をしないといけなくなるので精密検査(細胞採取)は延期している状態です(それを主人の入院中の病院には伝えていますが、全く関係ないと一顧だにしてもらえません)。
病院の主治医は他の病院に診療情報を書くつもりはなく、書くなら元の主治医のいる病院にだけ書くとだけ言われて、その説明を私が病状説明の一環と思って大人しく拝聴した為に、『家族が退院を了解済みだ』ということにされています。元の主治医の所属病院はサ高住に往診して下さっていた病院ですが、現在は元のサ高住運営会社は撤退し、新運営会社はその病院との契約は無く、お願いもしにくい状態です。
他の病院の可能性をと思って2・3の病院に問い合わせてみたのですが、現在入院中の病院から診療情報がないと動けないと言われます。
パーキンソン病で受診している病院は、国立大学医学部付属病院で現在自治体から、コロナ重症患者のための病床を増やしてほしいと要請されている病院でもあり、パーキンソン病は薬でコントロールできていて、入院を要するほど酷い症状ではありませんから入院もできません。
強制退院をというほどの勢いで、現在入院中の病院の、医療介護連携室(ソーシャルワーカー)や、病棟の看護師長から責められるのですが、一体どうしたら良いのか、途方に暮れています。
市役所の長寿介護課に相談しても、話は親切に聞いてもらえますが、具体策は病院のソーシャルワーカーに相談して下さいと言われます。
入院中のＴＳ会病院は、約360床以上ある総合病院です（一般約250床、ICU10床、HCU8床、療養50床、地域包括ケア50床）。また同じ建物の最上階に老健もありますが、それは別に申し込んで下さいと言われます。
ケアマネさんは、病院と同じ法人なのだから繋いでくれるはずなのに、何もしないことはおかしいから、その件は彼らに仕事をさせて下さいと言われます。
＊病院側からは子供さんも近所なのにと言われますが、子供は息子と娘がいますが、娘は嫁いで共働き＋現在妊娠中で、息子は業種的に、勤務が不規則なハードワークだし、もし親の介護のために辞めたりしたら再就職は難しいと思います。
一番お尋ねしたいのは、まだ１月も経っていないのに『強制退院』などさせられることがあるのでしょうか？また、こういったトラブル(ケアマネと連携してくれないソーシャルワーカー・主治医)に関しては、どこに相談したら良いのでしょうか？年末も迫るので、不安でたまりません。どうぞよろしくお願いします。
1. 強制退院はあり得るのか？法的側面と現実的な対応
まず、ご質問の「強制退院」についてですが、これは非常にデリケートな問題です。病院には、患者の受け入れを拒否する権利がある一方で、患者を一方的に退院させることには、様々な制約があります。特に、ご主人のように、病状が安定していない、あるいは自宅での生活が困難な場合は、病院側も慎重な対応が求められます。
法的側面:
- 医療法: 医療法では、病院は正当な理由なく患者の診療を拒否してはならないとされています。しかし、患者の病状が改善し、治療の必要がなくなった場合などは、退院を求めることができます。
- 人権: 患者には、自己決定権があり、治療を拒否する権利もあります。しかし、ご本人が判断能力を欠いている場合、家族や成年後見人がその権利を代行することになります。
- 強制退院の条件: 病院が患者を退院させるためには、患者の病状が安定していること、自宅での療養環境が整っていること、本人の同意があることなどが求められます。これらの条件が満たされない場合、強制的な退院は難しいと考えられます。
現実的な対応:
- 弁護士への相談: 状況が深刻な場合は、弁護士に相談することも検討しましょう。弁護士は、法的観点から、病院側の対応が適切かどうかを判断し、必要な法的措置を講じてくれます。
- 医療紛争解決センター: 各都道府県には、医療に関する紛争を解決するための機関があります。ここに相談することで、中立的な立場で問題解決に向けたアドバイスを受けることができます。
- 情報公開請求: 病院側の対応について、情報公開請求を行い、詳細な記録を入手することも有効です。これにより、病院側の対応の経緯や、問題点を具体的に把握することができます。
2. ケアマネージャーとの連携とソーシャルワーカーへの効果的なアプローチ
今回のケースでは、ケアマネージャーとソーシャルワーカーとの連携がうまくいっていないことが、大きな問題となっています。この問題を解決するために、以下の点を意識して行動しましょう。
ケアマネージャーとの連携:
- 情報共有の徹底: ケアマネージャーには、ご主人の病状や、今後の希望について、詳細に伝えてください。また、病院側の対応についても、逐一報告し、連携を密にしましょう。
- 役割分担の明確化: ケアマネージャーには、退院後の生活に関する計画を立ててもらい、具体的な支援内容を明確にしてもらいましょう。
- 定期的な面談: ケアマネージャーと定期的に面談を行い、進捗状況を確認し、問題点があれば、早めに解決策を検討しましょう。
ソーシャルワーカーへの効果的なアプローチ:
- 感情的な訴えは避ける: ソーシャルワーカーに対して、感情的な訴えをするのではなく、事実に基づいた客観的な情報を伝えましょう。
- 具体的な要望を伝える: ソーシャルワーカーに、具体的な支援内容を要望しましょう。例えば、「〇〇の施設を探してほしい」「〇〇の手続きを手伝ってほしい」など、明確な要望を伝えることが重要です。
- 記録を残す: ソーシャルワーカーとのやり取りは、記録に残しておきましょう。面談の内容、電話での会話の内容、メールのやり取りなど、詳細に記録しておくことで、後々のトラブルを回避することができます。
- 上司との面談: ソーシャルワーカーの対応に納得がいかない場合は、上司との面談を申し込むことも検討しましょう。上司に状況を説明し、改善を求めることができます。
3. 医療連携の壁を乗り越える：情報収集と交渉術
現在の状況では、病院間の連携がうまくいかず、情報がスムーズに伝わらないことが、大きな障壁となっています。この壁を乗り越えるために、以下の点を意識して、情報収集と交渉を行いましょう。
情報収集:
- 主治医とのコミュニケーション: 主治医に、今後の治療方針や、退院後の生活について、詳しく説明してもらいましょう。また、他の病院への紹介について、相談することも重要です。
- セカンドオピニオン: 他の医師の意見を聞くことも、有効な手段です。セカンドオピニオンを受けることで、現在の治療方針の妥当性を確認し、より良い選択肢を見つけることができます。
- 関連機関への情報収集: 地域の医療機関や、介護施設に関する情報を収集しましょう。インターネット、地域の情報誌、市役所の窓口などを活用して、情報を集めることができます。
交渉術:
- 丁寧なコミュニケーション: 病院のスタッフに対して、丁寧な言葉遣いを心がけ、相手の立場を尊重しましょう。
- 明確な要望を伝える: 自分の要望を、明確かつ具体的に伝えましょう。曖昧な表現は避け、具体的な行動を求めることが重要です。
- 粘り強い交渉: 状況が改善しない場合は、諦めずに、粘り強く交渉を続けましょう。
- 記録を残す: 交渉の過程は、記録に残しておきましょう。後々のトラブルを回避するために、重要な情報となります。
4. 介護保険サービスの活用と、退院後の生活を支える準備
ご主人の退院後の生活を支えるためには、介護保険サービスの活用が不可欠です。また、ご自身の健康状態も考慮し、無理のない範囲で、介護体制を整える必要があります。
介護保険サービスの活用:
- 居宅介護支援事業所との契約: 居宅介護支援事業所と契約し、ケアプランを作成してもらいましょう。ケアプランに基づいて、様々な介護サービスを利用することができます。
- 訪問介護（ヘルパー）: 訪問介護を利用することで、食事、入浴、排泄などの介助を受けることができます。
- 訪問看護: 訪問看護を利用することで、医療的なケアを受けることができます。
- デイサービス: デイサービスを利用することで、日中の活動を確保し、家族の負担を軽減することができます。
- ショートステイ: ショートステイを利用することで、一時的に施設に入所し、介護を受けることができます。
退院後の生活を支える準備:
- 自宅の環境整備: ご主人の身体状況に合わせて、自宅の環境を整備しましょう。手すりの設置、段差の解消、バリアフリー化など、必要な改修を行いましょう。
- 介護用品の準備: 車椅子、歩行器、ポータブルトイレなど、必要な介護用品を準備しましょう。
- 家族との連携: 家族と連携し、介護体制を分担しましょう。
- 地域の支援: 地域の民生委員や、ボランティア団体などの支援も活用しましょう。
5. ご自身の健康管理：無理のない範囲での両立を目指して
ご自身の健康状態も考慮し、無理のない範囲で、介護とご自身の健康管理を両立することが重要です。以下の点を意識して、ご自身の健康を守りましょう。
定期的な健康チェック:
- 定期的な通院: 自身の定期的な通院を欠かさず行い、主治医の指示に従いましょう。
- 精密検査: 乳房の腫瘍の精密検査を、できるだけ早く受けることを検討しましょう。
- 心身のリフレッシュ: 趣味や休息の時間を確保し、心身のリフレッシュを図りましょう。
無理のない介護:
- 介護サービスの活用: 介護サービスを積極的に活用し、ご自身の負担を軽減しましょう。
- 家族との連携: 家族と連携し、介護を分担しましょう。
- 休息時間の確保: 睡眠時間を確保し、十分な休息を取りましょう。
- 専門家への相談: 介護に関する悩みや不安は、専門家（ケアマネージャー、ソーシャルワーカーなど）に相談しましょう。
今回のケースは、非常に複雑で、多くの困難が伴います。しかし、諦めずに、一つ一つ問題を解決していくことで、必ず道は開けます。焦らず、冷静に、そして積極的に行動していくことが大切です。年末年始は、心身ともに負担が大きくなる時期ですが、ご自身の健康を第一に考え、無理のない範囲で、ご主人とご自身の生活を支えていきましょう。
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6. まとめ：困難を乗り越え、穏やかな新年を迎えるために
今回のケースは、ご主人の介護、ご自身の健康問題、そして病院との連携の難しさなど、多くの困難が重なり合っています。しかし、諦めずに、一つ一つ問題を解決していくことで、必ず道は開けます。以下に、今回の問題解決のための重要なポイントをまとめます。
- 法的知識の活用: 強制退院の可能性や、病院側の対応について、法的知識を理解し、必要に応じて弁護士に相談しましょう。
- 関係者との連携強化: ケアマネージャー、ソーシャルワーカー、主治医との連携を強化し、情報共有を徹底しましょう。
- 情報収集と交渉: 地域の医療機関や介護施設に関する情報を収集し、積極的に交渉を行いましょう。
- 介護保険サービスの活用: 介護保険サービスを最大限に活用し、退院後の生活を支える準備をしましょう。
- ご自身の健康管理: ご自身の健康状態を最優先に考え、無理のない範囲で、介護と健康管理を両立しましょう。
年末年始は、心身ともに負担が大きくなる時期ですが、これらのポイントを意識し、一つ一つ問題を解決していくことで、必ず穏やかな新年を迎えることができます。困難な状況ではありますが、決して一人で抱え込まず、周囲の協力を得ながら、前向きに進んでいきましょう。
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