グループホーム選びで後悔しない!施設選びの不安を解消するチェックリスト
グループホーム選びで後悔しない!施設選びの不安を解消するチェックリスト
この記事では、認知症のお母様のグループホーム選びで直面する様々な不安を解消し、最適な選択をするための具体的な方法を解説します。施設の選択、ケアマネージャーとの連携、そして入居後の生活まで、後悔しないためのチェックリストと、専門家のアドバイスを通じて、あなたをサポートします。
認知症の母をグループホームに入れようと思っています。
要介護2で物忘れが物凄くあり5分前の会話も忘れ新規記憶は全然ですが、日常生活は送れるレベル。デイサービスも楽しく行っており、この前ショートステイに行った時も直ぐに馴染めたようで、施設職員さんからも問題なかったと聞きました。社交的な性格です。
今回グループホームを考えてるのは、今の状態だと新しいところにスムーズに適応出きるのでは、と言う思いからです。
認知症の進行具合は一年前からすると明らかで足腰がしっかりしている分、今後徘徊やら、昼夜逆転やらが起きてくると対応が難しいのではと思っています。
また、私がイライラしてしまいケンカも多いです。離れる方がいい関係が保てるのではと思っています。
そこで、見学に行っていたホーム1が空いたので入所出来ると言われました。施設長は丁寧に話を聞いてくれました。施設は古くあまりキレイではないですが、早く入った方がいい。直ぐにでもってことで施設指定のクリニックで検診も受けました。ケアマネにも話さなきゃって言うと、別に話さなくてもいいと言われました。
コロナで入居者の様子はみせてもらってません。
ホーム2
ここは見学の時の感じや施設長の印象は完璧で、こちらだと迷わずに決めていると思えるところです。空きは1つ出そうとのことですが確約はなく「待ち」になります。
見学の時は入居者の様子は通りすがりで見ましたが雰囲気良かったです。
ホーム1を迷ってる理由は今後主治医になるクリニックの医師の感じが悪く、また入居者の様子を見れていないこと、施設が古いこと、ケアマネに言わなくていいと言われたことなどあります。あと何かが引っかかる。
でも次いつ空くか分からないし、決定的に悪いところもありません。実際少しか関わったスタッフさんは印象良かったです。
途中でホームを変わるのはありか?聞いたら、構わないけど、環境を変えるのは認知症にはあまり良くないと言われました。これほ納得出来ます。
ホーム2が全く空きそうにないのであれば迷わないのですが、空きそうだと言われており期待があります。
ホーム1は検診も受けたし後戻りは出来ない。でも嘘をついて断ろうかなど、迷惑なことも考えてしまいます。最悪2が空いたら移動しようかな。
この先長くお世話になるところなので慎重に行きたいと思うと本当に迷います。
距離は1は車で15分、2は車で10分かかりません。両方近いです。
補足
ケアマネさんに連絡してみました。ケアマネさんのお話だと、1は、管理なさってるのはご夫婦でとても感じが良く、イベントも多いとのこと。市内では一番お勧めだそうです。今までも何人か担当してる人が入所したそうです。連絡しなくていいって言うのは私の受け取り方の問題だったのかもしれません。
2の方の話しもして、私的にはそこがいいと考えてると言ったら、そこもご夫婦でやっておりいいそうですが、スタッフに外国の人も多く話が通じないこともあるのが気になると。(差別的ですいません)
聞きにくいのですが、ケアマネと施設のパイプがあり特定のとこを勧めることはないのか?とも質問させてもらい、それはない。感想くらいは言うことはあるけど、とのことでした。
医師のことも聞きました。訪問診療もなさってて、無愛想かもしれないけど対応は柔軟でいいそうです。
何を悩んでいたんだろうと決心がつきました。次はいつ空くか分からないので入所します。
先ほど施設に電話をしたところスタッフさんが対応して下さいましたが、とても感じが良かったです。
認知症のお母様のグループホーム選びは、ご本人にとっても、そしてご家族にとっても非常に重要な決断です。今回の相談者様のように、様々な要素が絡み合い、本当にこれで良いのかと悩むのは当然のことです。この記事では、グループホーム選びで後悔しないために、具体的なチェックリストと、それぞれの項目に対する詳細なアドバイスを提供します。
1. 施設の基本情報と環境チェック
まずは、施設の基本的な情報と環境について、以下のチェックリストで確認しましょう。
- 施設の住所とアクセス: 自宅からの距離、交通手段、周辺環境を確認します。
- 施設の定員と運営体制: 入居者の人数、スタッフの配置、運営母体(法人、個人など)を確認します。
- 施設の設備: バリアフリー設計、共有スペース、個室の広さ、トイレの設備などを確認します。
- 周辺環境: 散歩コース、買い物ができる場所、医療機関へのアクセスなどを確認します。
アドバイス:
- 施設の公式サイトやパンフレットだけでなく、実際に足を運んで見学することが重要です。
- 見学時には、入居者の様子やスタッフの対応を観察し、施設の雰囲気を肌で感じましょう。
- 可能であれば、入居者やその家族の声を聞く機会を設けましょう。
2. 医療・介護体制の確認
次に、医療と介護体制について、以下の点を確認しましょう。
- 協力医療機関: 定期的な健康診断や緊急時の対応について確認します。
- 看護師の配置: 常勤の看護師がいるか、日中の対応は可能かを確認します。
- 介護スタッフの質: 資格保有者の割合、研修制度、経験年数などを確認します。
- 認知症ケア: 認知症ケア専門のスタッフがいるか、認知症ケアに関する取り組み(回想法、音楽療法など)があるかを確認します。
- 看取りケア: 終末期のケアに対応しているか、看取りに関する方針を確認します。
アドバイス:
- 事前に、お母様の現在の健康状態や必要な医療ケアを整理しておきましょう。
- 見学時に、看護師や介護スタッフに直接質問し、対応能力を確認しましょう。
- 緊急時の対応や、夜間の対応についても確認しておきましょう。
3. 食事と生活環境の確認
食事と生活環境は、入居者のQOL(Quality of Life:生活の質)に大きく影響します。以下の点を確認しましょう。
- 食事: メニューの内容、栄養バランス、食事形態(刻み食、ミキサー食など)を確認します。
- 食事時間と場所: 食事時間、食事の場所(個室、食堂など)を確認します。
- レクリエーション: レクリエーションの内容、頻度、参加者の様子を確認します。
- イベント: 季節のイベントや行事の有無、内容を確認します。
- 個室の環境: 広さ、日当たり、収納スペース、プライバシーへの配慮などを確認します。
- 共用スペース: 共有スペースの広さ、清潔さ、雰囲気などを確認します。
- 洗濯: 洗濯サービスがあるか、洗濯物の管理方法を確認します。
アドバイス:
- 可能であれば、食事を試食してみましょう。
- レクリエーションやイベントに参加している入居者の様子を観察しましょう。
- 個室の環境は、入居者の生活の質に大きく影響します。事前に確認しておきましょう。
4. 費用と契約内容の確認
費用と契約内容についても、しっかりと確認しておきましょう。
- 入居金: 入居時に必要な費用(入居一時金など)を確認します。
- 月額費用: 家賃、食費、管理費、介護保険自己負担分、その他費用(医療費、おむつ代など)の内訳を確認します。
- 契約内容: 契約期間、解約時の取り扱い、退去時の費用などを確認します。
- 支払い方法: 支払い方法、支払い期日などを確認します。
アドバイス:
- 複数の施設を比較検討し、費用対効果を考慮しましょう。
- 契約内容は、必ず事前に確認し、不明な点は質問して解決しておきましょう。
- 解約時の取り扱いについても、しっかりと確認しておきましょう。
5. ケアマネージャーとの連携
ケアマネージャーは、入居後の生活を支える重要な存在です。以下の点を確認しましょう。
- ケアマネージャーとの連携: 施設との連携状況、情報共有の頻度などを確認します。
- ケアプラン: 個別ケアプランの内容、作成プロセス、変更の可否などを確認します。
- 相談体制: 困ったことがあった場合の相談窓口、相談方法などを確認します。
- 面会: 面会の頻度、時間、方法などを確認します。
アドバイス:
- ケアマネージャーとのコミュニケーションを密にし、お母様の状況を共有しましょう。
- ケアプランは、定期的に見直し、お母様の状況に合わせて変更しましょう。
- 困ったことがあれば、遠慮なくケアマネージャーに相談しましょう。
6. 入居後の生活への備え
入居後の生活をスムーズに送るために、以下の準備をしておきましょう。
- 持ち物の準備: 衣類、日用品、思い出の品など、必要なものを準備します。
- 家族との連携: 家族間で役割分担を決め、情報共有を徹底しましょう。
- 定期的な訪問: 定期的に施設を訪問し、お母様の様子を確認しましょう。
- コミュニケーション: 施設スタッフとのコミュニケーションを密にし、情報交換を行いましょう。
- 問題発生時の対応: 問題が発生した場合の対応策を事前に考えておきましょう。
アドバイス:
- お母様が安心して生活できるよう、事前に必要なものを準備し、環境を整えましょう。
- 家族間で協力し、お母様を支えましょう。
- 定期的に施設を訪問し、お母様の様子を確認し、何か困ったことがあれば、すぐに相談しましょう。
7. 相談者様のケースへの考察とアドバイス
相談者様のケースを考慮し、具体的なアドバイスをします。
相談者様は、お母様のグループホーム選びで、ホーム1とホーム2のどちらにするか迷っています。ホーム1は、施設が古く、医師の印象も良くなく、ケアマネージャーからも強く勧められていない点が不安要素です。一方、ホーム2は、施設長の印象が良く、雰囲気も良いものの、空きが出るかどうかわからない状況です。
アドバイス:
- ホーム1のメリットとデメリットを再評価する: 施設が古いことや医師の印象が良くないことは、確かに不安要素ですが、ケアマネージャーが「市内では一番お勧め」と言っていること、イベントが多いこと、スタッフの対応が良いことなど、メリットも存在します。これらの点を考慮し、総合的に判断しましょう。
- ホーム2の可能性を考慮する: ホーム2が空きそうであるという期待がある場合、待つという選択肢も検討できます。しかし、確約がないため、ホーム1に入居し、ホーム2の空きを待つという方法も考えられます。
- ケアマネージャーとの連携を強化する: ケアマネージャーは、施設の状況や、お母様の状況をよく知っています。積極的に相談し、アドバイスを求めましょう。
- 入居前に、お母様と一緒に施設を見学する: お母様が、施設の雰囲気に馴染めるかどうか、事前に確認しましょう。
- 入居後のサポート体制を整える: 入居後も、定期的に施設を訪問し、お母様の様子を確認し、問題があれば、すぐに施設スタッフやケアマネージャーに相談しましょう。
相談者様は、最終的にホーム1に入居することを決断されました。これは、良い選択だと思います。入居後も、お母様が安心して生活できるよう、積極的に施設スタッフやケアマネージャーと連携し、サポート体制を整えていきましょう。
今回のケースでは、ケアマネージャーとの連携が非常に重要であることがわかります。ケアマネージャーは、施設の状況や、入居後の生活を支える上で、頼りになる存在です。積極的に相談し、情報交換を行いましょう。
また、入居前に、お母様と一緒に施設を見学し、施設の雰囲気に馴染めるかどうかを確認することも重要です。お母様が安心して生活できる環境を整えることが、最も大切です。
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8. まとめ
グループホーム選びは、多くの情報と判断が必要となり、大変な作業です。しかし、この記事で紹介したチェックリストとアドバイスを参考に、一つ一つ丁寧に確認していくことで、必ず最適な施設を見つけることができます。そして、お母様とご家族が、安心して笑顔で過ごせる日々を築いていきましょう。
グループホーム選びは、決して一人で抱え込む必要はありません。ケアマネージャー、医師、施設スタッフなど、様々な専門家と連携し、サポートを受けながら、最適な選択をしてください。
この記事が、あなたのグループホーム選びのお役に立てれば幸いです。
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