コロナ隔離中の父親と家族のコミュニケーション：修復への道筋

現在、私はコロナで寝込んでいてリビングの隣の寝室に隔離されています。隔離といっても、壁ではなく開閉可能な引戸で隔壁していて、最後まで締め切っていないため隙間はあり、話し声やテレビの音は聞こえます（何が言いたいかというとリビングから私の存在は把握できるということ）本日の子供との一件についてですが、私は嫌われているのでしょうか？子供は娘で学生。今は夏休で家にいます。今日は朝起きて挨拶の一言のみで、それ以来会話がなし。お昼ご飯も自分の分のみ作って食べてました。何も作ってくれてなんて言わないから、一言『お父さん、お昼食べたの？』とか聞いてくれたらなと思いました。自分だったらお昼の用意してあげようと思うのに、娘はそうは思わないんだなと。これが母親の時は一転して看病に徹します。なので、嫌われてるんだなと感じます。父親が嫌いだから何かしてあげようという気にならないんだなと思いました。中3の息子も帰ってきても横のリビングでデカい音でスマホを見続けています。私を見かけても誰1人気にも留めないのです。病気になると家庭内でのより一層の孤独感でストレスを強く感じます。嫌われる要因は見当がついています。嫁姑が結婚当初から不仲なことです。私の母親は変わった人で思い込みが激しくヒステリックな人です。一度話出せば気の済むまで相手の意見などお構いなしでマシンガントークとなります。そして、本人にそのつもりはなくても人を傷つける行動や言動をしばしばしてしまいます。娘は姑に嫌な言葉をたくさん今まで言われてきたと言っていました。例えば、お父さんは周りがまだ遊んでる時期にも家族のために我慢して一生懸命働いてたんだよ。この言葉を娘は、私が生まれたからお父さんは我慢しなければいけなくなった。だから私は生まれてこなければ良かったと解釈してしまい落ち込んでしまいました。姑の本意としては、娘のためにお父さんは頑張ってきたんだよという頑張りを伝えたかったようで傷つけるつもりでは言っていませんでした。このことについて、娘に『おばあちゃんに2度とそういう事言わないでと注意するね。でもおばあちゃんはそういうつもりで言ったわけじゃないから』と言いました。この『でも』が余計だったと後から妻から聞きました。妻や子供と姑間でこのような不適切な言動からいざこざが2、3回あり、私はフォローする際に必ず『でも』と姑を擁護するような言葉も言ってしまっていました。姑との関係が悪くならないように言っていたつもりが逆効果となっていたようです。今では子供達は姑とどこか出掛けたりしたいという人は誰もおらず、そんな話をしたものなら静まりかえります。私の家に来た時も誰がインターホンで応答するかを押し付けあっているようです。姑に原因があるのはわかってますが、良いこともたくさんしてくれてます。資金の援助です。子供の学費、家のローン、車のローン無利子で貸してもらっています。姑の援助があるおかげで不安なく生活できているのは事実です。私は到底子供にしてあげられないような援助をしてくれているのにここまでの拒否は本当にかわいそうで、姑も嫌われてるのは勘づいているようで孫との生活が楽しめなかったと寂しそうな表情をみると悲しくなります。妻や子供が嫌っている姑を擁護している私も同じく嫌いになっているのでしょうか？私の立ち回りが上手くなかったのが1番の原因だと思います。長くて申し訳ありません。学生くらいの大きい子供でも親の食事まで気が回らないものなのでしょうか？皆さまの家庭ではどんな感じなのかお聞かせいただけますと幸いです。

この記事では、コロナ隔離中の父親が感じる家族とのコミュニケーションの断絶、特に子供たちからの距離感に焦点を当て、その原因と解決策を探ります。ご家族間の複雑な関係性、特に姑との摩擦が子供たちに与える影響、そして父親自身の対応について、具体的なアドバイスと事例を交えながら解説していきます。特に、思春期の子どもを持つ親御さん、そして嫁姑問題に悩むご家庭にとって役立つ情報が満載です。

1. コロナ隔離と家族関係：物理的距離と心理的距離

まず、コロナ隔離によって生じた物理的距離が、家族間の心理的距離をさらに拡大させている可能性が高いです。普段のコミュニケーションが制限されることで、家族の状況を把握しにくくなり、誤解が生じやすくなります。ご自身の体調不良に加え、隔離という状況が、家族の不安やストレスを増幅させている可能性も考慮する必要があります。

2. 子供たちの反応：思春期と家族の期待

娘さんや息子さんの反応は、思春期特有の自立心と、複雑な家族関係への反応が混ざり合っていると考えられます。「お昼ご飯も自分の分のみ作って食べてました」という状況は、必ずしも父親への嫌悪感のみを表しているとは限りません。自立心を育む過程で、親への依存度が低下し、自分のことは自分でできるという意識が強まっている可能性があります。また、姑との問題が、子供たちに無意識のうちにストレスや負担を与え、親への感情表現に影響を与えている可能性も否定できません。

中3の息子さんのスマホへの没頭も、同様の解釈ができます。思春期の子どもは、現実逃避やストレス解消のために、デジタル機器に依存する傾向があります。父親への無関心は、直接的な拒絶ではなく、自身のストレスや葛藤への対処方法の一つかもしれません。

3. 嫁姑問題の影響：世代間ギャップとコミュニケーションの歪み

ご質問の中心となる嫁姑問題は、家族関係に深刻な影響を与えていることは明らかです。姑さんの発言は、たとえ悪意がなくても、子供たちに大きな傷を与えてしまう可能性があります。「お父さんは周りがまだ遊んでる時期にも家族のために我慢して一生懸命働いてたんだよ」という言葉は、娘さんにとって「自分の存在が父親の犠牲を生んだ」という誤解を生んでしまったのです。これは、世代間の価値観の違いやコミュニケーションのずれが原因です。

そして、父親であるあなたが姑を擁護する「でも」という言葉を繰り返し使うことで、子供たちは父親が自分の気持ちに寄り添ってくれないと感じ、さらに距離を感じている可能性が高いです。これは、父親が姑との関係を優先することで、子供たちの感情を軽視しているように受け取られてしまうからです。姑への感謝と子供たちへの愛情のバランスが崩れている状態と言えるでしょう。

4. 解決策：コミュニケーションの改善と家族の再構築

現状を改善するためには、まず、家族間のコミュニケーションを改善することが重要です。そのためには、以下の点を意識してみましょう。

個別のコミュニケーション：子供たち一人ひとりと、じっくりと時間を取り、彼らの気持ちを丁寧に聞きましょう。一方的に話をするのではなく、彼らの意見や感情を尊重し、共感することが大切です。「最近どう？」「何か困っていることはない？」など、具体的な質問をすることで、彼らの気持ちを聞き出すことができます。
家族会議の開催：家族全員で集まり、それぞれの気持ちを共有する場を設けましょう。この際、互いに非難し合うのではなく、それぞれの立場や気持ちを理解し合うことを目的とします。ファシリテーターを立て、話し合いを円滑に進めることが重要です。専門家のアドバイスを受けるのも有効です。
姑との関係の見直し：姑さんとの関係についても、改めて見直す必要があります。直接的な対立を避けつつ、穏やかにコミュニケーションを取り、誤解を解く努力をしましょう。必要であれば、家族カウンセリングなどを検討するのも良いでしょう。姑さんの良い面を認めつつ、問題点についても率直に伝えることが重要です。ただし、子供たちの前で姑を批判することは避けましょう。
父親の役割：父親として、家族全体の調和を保つ役割を果たす必要があります。姑を擁護するのではなく、子供たちの気持ちに寄り添い、彼らの立場を理解することを心がけましょう。公平な立場で、家族間の問題解決に導くことが大切です。「でも」ではなく「そして」を意識し、姑の意見と子供たちの意見を繋げるように心がけましょう。
専門家の活用：どうしても解決できない場合は、家族カウンセラーや臨床心理士などの専門家の力を借りましょう。客観的な視点から、家族関係の問題点を分析し、具体的な解決策を提案してくれるでしょう。

5. 成功事例：家族関係修復のヒント

私のクライアントにも、似たような問題を抱える方がいました。その方は、長年続いた嫁姑問題と、それに伴う家族間の溝に苦しんでいました。しかし、家族カウンセリングを受け、家族会議を定期的に行うことで、少しずつ家族関係が修復されていきました。特に、父親が子供たちの気持ちに寄り添い、積極的にコミュニケーションを取るようになったことが、大きな転換点となりました。この事例からも分かるように、家族関係の修復には、時間と努力が必要です。しかし、諦めずに努力を続けることで、必ず良い結果が得られるでしょう。

6. まとめ：家族の絆を取り戻すために

家族関係の修復は容易ではありませんが、諦める必要はありません。コミュニケーションの改善、家族会議の開催、専門家の活用など、様々な方法があります。まずは、ご自身の気持ちと家族の状況を客観的に見つめ直し、具体的な行動計画を立ててみましょう。そして、一歩ずつ、着実に、家族の絆を取り戻していきましょう。

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※ この記事は、一般的なアドバイスであり、個々の状況に最適な解決策を保証するものではありません。より具体的なアドバイスが必要な場合は、専門家にご相談ください。

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