寝たきり父のお金が施設で消失！警察への相談で解決できる？弁護士相談も視野に

お金を紛失されたこと、警察はどこまでしてくれますか？父の施設で、父のお金を預けていました。少なくとも私は預かって貰ってると思ってました。というのは、施設のＫさんが、個人で持つのはリスクだから金庫で預かっておきます！といったので。施設退所の時に財布を返して貰いましたが、空っぽでした。一円も使ってないのに… どういうことか聞くと、預かってませんでした、と… 父が自己管理するから預けないと言ったようです。が、それなら、預からなかったことや父が持ってることをＫは私に伝えるべきですよね？Ｋは、そこは忘れてたのでこちらのミスですが、結局お父様のお金は預かってないので弁償する責任はこちらにはありません！それに額もかくにんしてないから返せません！と… 個人が持つことはリスクがあると言ったのはＫだし、それを分かってて父に預けてる管理体制の無さも疑問です。父は寝たきりなので、お金をどこかに持ち出すことも出来ないので、部屋にあったはずです。盗難の可能性が高いですが、こちらがそれを言うと、Ｋは、お父様がゴミ箱にすてたんじゃない？と言います。ゴミ箱に札を何枚も捨ててたら判るはずだし、強引すぎませんか？で、当初、五千円以上あったので金庫で管理しますね、といったので、確認したら五千円だけでも帰してくれと言うと、遠目で見ただけで触ってかくにんしてないから返せません！と… 施設長と話させてくれ、と言っても、施設長たちと話し合ってこういう結論です、と。施設長からの話も聞きたいので電話かけてくれ、と頼むと、伝えてはおくけど施設長がかけるかはわかりません、と… かかってきませんし、Ｋは、もうこの件ではお話しすることはない、とのことで… 警察にいったら何かしてくれますか？被害届を出すだけで何もして貰えないですか？それとも民事だから、と不介入ですか？

この記事では、高齢者の施設における金銭トラブル、特に寝たきりのお父様の現金紛失事件について、警察への相談から民事上の解決策まで、具体的なステップを踏まえて解説します。ご自身の状況と照らし合わせながら、最適な対応策を見つけていきましょう。このケースは、残念ながらよくある高齢者施設でのトラブルの一例です。ご家族の不安や怒り、そして今後の対応に迷われていることと思います。この記事が、少しでも皆様のお役に立てれば幸いです。

1. 状況の整理と証拠集め：まずは冷静に事実確認を

まずは、冷静に事実関係を整理し、証拠を集めることが重要です。ご記載の内容から、以下の点が問題として考えられます。

施設職員Ｋさんの説明の矛盾：当初は金庫で預かると言いながら、実際には預かってなかったという発言の矛盾。
情報伝達の不備：お父様がご自身で管理されていることを、Ｋさんが相談者様に伝えていなかった点。
証拠の欠如：現金の金額、保管場所、紛失時期などが明確にされておらず、証拠が不足している点。
施設側の対応の不誠実さ：施設長との面談を拒否したり、曖昧な対応をしている点。

警察への相談の前に、以下の証拠を出来る限り集めておきましょう。

お父様の預金通帳や明細書：紛失した現金の額を特定するのに役立ちます。
施設とのやり取りの記録：メール、手紙、メモなど、Ｋさんや施設長とのやり取りを記録したものは全て保存しましょう。日付と時間、内容を明確に記録することが重要です。
証人：もし、お父様の現金について知っている人がいれば、証言を得ましょう。
写真や動画：お父様の部屋の様子、ゴミ箱の中身などを撮影した写真や動画があれば、証拠として有効です。

これらの証拠は、警察への相談、そして後述する民事上の解決においても非常に重要となります。証拠が揃っていないと、主張が認められない可能性が高くなります。

2. 警察への相談：盗難の可能性を視野に

警察への相談は、まず「被害届」を出すことから始めましょう。ご心配されているように、民事問題だからと警察が不介入ということはありません。今回のケースでは、盗難の可能性が強く疑われます。警察は、事件性の有無を捜査し、証拠に基づいて判断します。被害届を出すことで、警察が捜査を開始し、証拠を収集する可能性があります。また、施設側の対応に問題があった場合、警察が介入することで、施設側にも圧力がかかる可能性があります。

警察への相談では、以下の点を明確に伝えましょう。

紛失した現金の金額
紛失に気づいた日時
施設職員Ｋさんとのやり取りの内容
施設側の対応
盗難を疑う理由（寝たきりのお父様、Ｋさんの説明の矛盾など）

警察の対応は、事件の状況や証拠によって異なります。すぐに解決するとは限りませんが、捜査によって事実関係が明らかになる可能性があります。警察の捜査結果を待つ間も、証拠集めを継続することが重要です。

3. 民事上の解決：損害賠償請求の可能性

警察の捜査結果にかかわらず、施設側に損害賠償を請求することも可能です。これは民事上の問題となります。施設側に過失があったと認められれば、紛失した現金の弁償を請求できます。例えば、Ｋさんが金庫で預かると言ったにもかかわらず、実際には預かってなかったこと、情報伝達の不備、そして施設側の対応の不誠実さなどが、過失として認められる可能性があります。

損害賠償請求を行うには、弁護士に相談することが推奨されます。弁護士は、証拠を精査し、最適な戦略を立て、交渉や訴訟をサポートします。一人で抱え込まず、専門家の力を借りることが重要です。

4. 弁護士への相談：専門家の力を借りる

今回のケースは、複雑な法的問題を含んでいます。警察への相談と並行して、弁護士への相談を検討することを強くお勧めします。弁護士は、事件の状況を詳しく聞き取り、最適な解決策を提案してくれます。また、交渉や訴訟の手続きについてもサポートしてくれます。

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5. まとめ：冷静な対応と専門家の活用が重要

高齢者の施設における金銭トラブルは、非常にデリケートな問題です。感情的にならず、冷静に事実関係を整理し、証拠を集めることが重要です。警察への相談と弁護士への相談を検討し、専門家の力を借りながら、最適な解決策を見つけることをお勧めします。一人で抱え込まず、周囲の支援を受けながら、一歩ずつ解決に向けて進んでいきましょう。

※この記事は一般的な情報提供を目的としており、法律相談ではありません。個々の状況に応じた適切な対応については、弁護士などの専門家に相談してください。

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